何回観ても楽しい、それが忍ミュのサイコーなところ!/ 忍ミュ第11弾再演感想

忍ミュ11弾再演観てきました!!初演(昨年10月)は役者さん一人も知らない状態で見てたのでストーリーに関する感想メインで書いたのだけど、「2.5は中の人について検索し出したら終わり」というフォロワーの予言どおり、終わってしまったので、キャストの感想中心に書いてみたいと思います。

 

f:id:chanaoi214:20210504170709j:plain

↑普段マスクしてるとこしか見ないので、このポスターで「みんなこんな顔なんや」としみじみ 笑

 

最初に言いたいんだけど、忍ミュのいいところって

・短い

・ストーリーに起承転結がありわかりやすい

・チケットが取れる

・チケット買ったらもれなく千秋楽配信も見れる

などの点、心から素晴らしいと言える。チケット激戦のわりに最近脚本が意味不明ワールドに突入している刀ミュ刀ステや、チケ代2倍払う代わりにいらんグッズ*1を大量に押し付けられるヒプステに泣かされてきた身としては、舞台に集中できるし心が浄化され、安らかな気持ちになります。

休憩なしで、本編2時間で終わるの、見やすいし、十分満足感得られて幸せ。

 

全体コメント。

めっちゃそもそもなんだけど、忍者って霊払えるの?って急に思った。笑 どこからきた設定なんでしょうか?でも呪文(?)唱えて除霊する六年生はかっこいいので、なんかまあいいや…という気持ちになる。

気になった点としては、貧乏神のシーン全部切っても成立する脚本だな…て初演のときから思ってたので、終盤の貧乏神との別れのシーンがなんと追加されててびっくりした。いらない時間では?それに付随して、小梅さんの演技がtoo muchと感じるところが何回かあり(この人いい人なんです、のところとか)、2.5の難しいとこだとなと感じる。基本的にキャラクターを見に行ってるので、脇役が必要以上に前に出ようとしてると本筋の邪魔に感じてしまうのだが、そのへんのバランス感覚が製作陣と合わないと結構ストレスだなーと思った。脇役の方がベテランなので「あんまり脚本以上のことしないでください」って言うの難しいのかな〜とか思っちゃったり(全部想像ですが…)。ただまあ私は忍ミュを最近見はじめた身だし、2.5次元舞台にキャラクターを見に行くか演劇を見に行くかの観劇者のモチベの差だよなとは思います。

終盤に長次vs小平太の戦闘シーンが追加されてたのはすっごいよかった!!6人の絆もある六年生だけど、やっぱり、長次を救うのは小平太であってほしい…よね。六ろのふたりに言葉はいらない…と理解してたので、長次が最後「すまない」って謝る追加シーンはいらないのではと思ったけど、まぁ最後小平太に「細かいことは気にするな」って言わせたかったんだろうな、と思った。

化物屋敷へ行け!の歌が乱太郎センターで終わるのほんとにいい。そして、恐怖の荒れ屋敷〜♩の歌、ウルトラミラクルハイパー振付かわいいので、全員の定点カメラほしいよう!!ここも立ち位置変わってましたよね。

 

 

 

キャスト感想いきまーす!

 

 

なんでみんな同じ型の制服着てるのに六年生6人集まってると「うわー華やか!!」って思うんだろうね…

 

 

でも四年生は本当に「キラキラしてる」。すごい。アイドル学年の名は伊達じゃない!!

 

 

 

 

初演を観たときから、物語の中心にいるのは長次なんだけど今回の話って六ろふたりが主役なんだなぁと思ってて、今回もとにかく小平太のかっこよさをしみじみ噛みしめました。

今回は同室以外の六年生同士の関係性も見えて楽しかったなー!小平太が文次郎のこと「もんちゃん!」って言うの、わかる言いそう!ってなったり、仙蔵に怒られた文次郎が伊作の後ろに隠れるのとか、伊作が仙蔵に「置いてかないでよおーー!!」って甘えギレしてるのとか、全部よかった。

 

 

ナチュラルに壁ドンする小平太…

 

いつも長次のほうが大人っぽくて小平太を諭すような関係だけど、小平太の性格や生き様が長次の道を照らす光なのもすごくすごくわかる…六ろは、言葉やセリフではなく、エピソード自体が二人の関係性をいちばん雄弁に物語ってるなあと思ってて、今回のミュもそのひとつの解だと思った。

悪霊に取り憑かれて、仲間がわからなくなって武器を振り回す長次の目だけを見続ける小平太。花形の体育委員長で誰よりも恵まれた戦闘能力を持つのに、長次に対して自分は武器を取らない、そういうことができるのが小平太の強さであり特別性だと何度も思いました。

 

パーソナルスペースの狭さもだけど、この「目」が小平太だよなって思います。捕食者の目だよな。この瞳に射抜かれたら絶対嘘つけないと思わせられる、力強い目。

 

11弾を観てて、小平太って誰がどう見ても”特別な男の子”であって、そんな小平太にとって長次は特別なんだなーて思うのでした。小平太のことは一言でうまく描写するのが難しく、本能型の戦士だと思うときもあれば、太陽の子供だと思うときもある。抜群の身体能力というひとつの才能が突出してて、前に進むことにしか関心がないひと。天才だし、唯一無二の存在すぎて、長次は小平太を尊敬する気持ちがずっとあるんだろうな。でも六ろってどこまでも対等で、お互いを思い合う優しさがあり、お互いをリスペクトしてて、誰が見ても特別な関係なんだとわかる、そんなコンビですごいなあと思う。大親友すぎてすごい。ずっと二人で歩んできたんだね。

 

24期63話『細かいことは気にしないの段』で小平太が金吾に「体育委員なら前に進むことだけ考えろ!」って言ってたのが私はとても好きで、小平太の本質ってそこだよなって思います。”細かいことは気にするな”が彼の代名詞だけど、11弾終盤で長次が自我を取り戻すのに全身全霊をかけ、戻ってきたらもう何も聞かない、そういうの、小平太の強さであり優しさですよね。強すぎて優しいのよな。

 

「泣かないで 大丈夫 私がついているよ どこにいても一緒さ ずっと」本当にいい歌詞だな〜って思います!初演のとき、生徒の過去描写ってタブーじゃないん!?と思ってビクビクしたけど、今回の六ろの回想シーンは原作者の尼子先生も脚本に参加したと知って、じゃあもうほぼほぼ二人の間に本当にあったことなのか…と思って…じーんとしました。*2

まさたかくんの美しい手で長次の傷をなぞる仕草、すごくよかった。武士にとって顔の傷は名誉だけど、長次にとって顔の傷は小平太との絆の証であり、幼い頃に交わした約束の名残みたいなものなのかも。

 

スタイル良すぎるんじゃ…

 

私、小平太は小柄で機動力高い体躯なんだろうなと夢見てるのですが、まさたかくんの演じる、生まれつきの背の高さゆえの余裕を感じる小平太はそれはそれとして大好き。小平太はただでさえガチ恋の化身なのに、まさたかくんがガチ恋力高すぎて、ほんとにガチ恋ボルテージが大変なことになっています。 

 

二人ともウインクキメ顔できる体育すごい!!さすが花形だわ。まさたかくん、ホネホネしたガチ恋の手をしてるけど、りゅうとくんも男の子の手だな〜ときめき。

今回、小平太と滝夜叉丸が会話するシーン全然ないんだけど、みんなで文献を探すシーンで小平太が座ってる滝夜叉丸の肩を上からギューっとしてるの、二人の関係性をよく表してて好きでした!笑 細かいとこまで演技プラン練ってくれてて感謝。中の人たちが年齢差逆なの、舞台観てるだけだと全然わからないからすごい。

 

 

体育会計はTwitter営業がうますぎる。口座番号教えてください!!

(私も持ち上げてください!っていう三木ヱ門も、かっこよく持ち上げられない文次郎も解釈一致すぎて怖)

 

 

これは長次のかわいさをわかっている人のツイートです。

EDできり丸から長次をぎゅーってしてるの本当かわいかった…この二人だいすき。

 

 

 

初演のとき、仙蔵あんま似てないなって思った気がするんだけど(仙蔵にしては顔立ちが濃いって思ったのかな)、もう今となってはめちゃ仙蔵に見える。目かな?けんちゃんの天然エピソードが好きすぎて忘れてたんだけど、板の上に立つけんちゃんが完璧に仙蔵で感動した。他のキャストに比べて動きに無駄がなく落ち着いてるとこが仙蔵だなって思う。歌もうまい。ラブです。

 

「文次郎は少し黙っててくれないか!」って怒るとこ超すき。「長次はすでに自分の意思で動いていない可能性がある」「そうなる前に…手を打たねば」など、渦中にいる人物の中で他の子よりも”最終手段”も頭にあるようなセリフがあるのが仙蔵なのがとてもよかった。小説版でも仙蔵が一番、目の前にある事象から導き出すべき冷静な判断を下していたのが印象的だったので、六いはどっちも学年のリーダーポジションだけど、どちらかというと仙蔵のほうが現場判断が得意なんだろうな、と夢見ています。

 

なんかそういう…*3

 

 

六いは仲良くて最高です。

かずさん演じる文次郎は、かっこよくてかわいくてずっと見てたい。今回、六いは少し俯瞰して状況を見てるなぁと思う場面がちょくちょくあり、仙蔵が「やはり竹虎の亡霊が…」長次の異変を最初に伝えるのは文次郎なんやなってことにどきどきしたりしました。

 

 

そりさんに伊作成分はかけらもないのに*4、舞台の上だと優しくておっとりした伊作にしか見えないのがすごい。語尾のニュアンスが伊作だな〜って思う。すべてがかわいい。顔があまりにもかっこいい。

長次がいなくなった!ってなって、すぐ飛び出すのが文次郎と留三郎で、「武器とってくる」ってなるのが仙蔵と伊作なのすごいわかる。

 

留三郎は本来もう少しかっこつけててしっかり者なんじゃないか?と思うのですが、ゆうたくんがあまりにも天然不思議ちゃん系なので、留三郎がボケにまわりすぎててウケた。生まれたての鹿クォリティ高すぎるの何w

留三郎だけお化けに全然気づかないのおもしろいですよね。わかる、霊感なさそう。

文次郎に「お前のようなやり方じゃ下は育たん」って言われてケンカするシーン好きです!!犬猿って中身ほぼ一緒なのに後輩への接し方が真逆なとこ大好き。

 

 

 

 

 

現実の四い(現実の四い?)とは関係性が全然違うりゅうとくんとかずとくん。こういうサービス精神や自撮りのたびに毎回違う決めポースを見せてくる滝夜叉丸に対し、全部の写真が同じ顔な綾部、ぽい。笑

 

りゅうとくん、初演のときから似てるな〜と思ってたけど、改めて、ほんとに似てる。顔の彫りが深くて立ち姿に華があるとこ、滝夜叉丸度高い!!ダンス未経験だったと後から聞いてかなりびっくりした(うまいなと思ってた)。元から運動神経よかったんだろうなという気もする。

 

綾部の「タカ丸さんのせいにしてる?タカ丸さんのせいにしてる〜」のところ本当に大好き。

綾部はかずとくん含めて過去キャスト3人くらい見たことあるけど、見た目も演技も完璧に似てる!!って思ったひとまだいないな。歴代綾部の中でベストと言われてる人は誰なんだろうと思った。ひょうひょうとした美少年、って2.5次元俳優なら得意なひといそうだけど、なかなか難しいんだろうか。いつかすっごい綾部と感じる綾部に出会ってみたいものだ。

 

四ろキャストのじゅんぺーくんと岬くん、初演のときあんまTwitter営業しないタイプなんかなと思ってたので、今回同室芸多すぎてどきどきしました。いつからこんなに仲良くなったんだろ〜!!って思うのと同時に、本物の四ろ(本物の四ろ?)もいつの間にかめっちゃ仲良くなってそうな感じあるので、幻覚見える。

三木ヱ門と守一郎、お互いに初めての友達って感じがかわいいんだけど、二人見てると、ほんと仲良しだな四ろは〜!!って気持ちになれてサイコーです。

なんでもない日が特別な日になるのは、二人が親友だからだよ…

 ろ組の僕の相方(ろ組の僕の相方)…

 

 みき……(??????)

ありがとうな。。

 

じゅんぺーくん、さすが元アイドルっていうか、オタクの心を掴むツイートがうまくてえらい。「夜もギンギンに頑張っていきましょう!」が出てくるのえらすぎる。夜公演のこと言ってるんだけど、いつも委員会で徹夜してる会計だからダブルミーニング

そんで、会計の身長差、ほんとかわいい…

作中で「そんな大事なこと早く言え!!!!!!」て文次郎が三木ヱ門の首根っこ掴んで「すみません…」て言うところ、会計の軍隊みが凝縮されてて大好きなシーン。

 

 「輪子ちゃんもまぁなかなかだけど」って言葉が出てくるのまじえらい…。じゅんぺーくんの笑うと目が細くなるところ、アイドル力感じて、三木ヱ門だなって思う。

 

 

ようしゅんくん、ほんとにちゃらそうなのと、鬼コミュ強そうなところも含めて、ハマり役だな〜って思います。声を似せるのが上手いのと、タカ丸っぽいおっとりしたしゃべり方も、間の取り方もうまい!彼のタカ丸さんで久々知くんとしゃべってるところが早く見たいなぁと思います。

「みんなで化け物屋敷行って絆を深めよう」って提案するのも、先輩の勘ちゃんに「肝試しは二人1組で行くものだよね」ってさりげなく誘導する感じとか、モテ男なタカ丸さんがにじみ出てて笑っちゃう。

 

タカ丸ウインクうっっっま…!と思った1枚。

滝夜叉丸と三木ヱ門がウインク上手いのは必然として(?)、タカ丸さんがウインク上手かったらそれは反則でしょう!!!

ところで、滝夜叉丸が並行二重で三木ヱ門が末広二重なの、めっちゃわかる。

 

 

私が観に行った回でサイコーのアドリブかましてくれた勘ちゃん! 

五年生キャストがすっごい仲良しと知って(私は五年生メイン回を映像でしか見たことがありません) 、今回役作り難しかっただろうな〜と思ったり、早く肉眼で五年生たちを見たいと期待高まったり。この丸い童顔な感じも勘右衛門に見えてきた…。

 

コロナ禍で飲み会行ったりすることもできなくなった分、同室キャストはよく電話してたってエピソードが本当にきゅん…。私の最推しである六いのおふたりは本当によく電話してたらしい*5。きゅんです。

 

 

初演からキャストのこと知りはじめて、学園祭見て、チコちゃんコラボ配信も見て、再演を現場でも見れて、役者さんの配信コンテンツもちょくちょく見たりして、ここ半年くらい忍ミュを好きになって楽しいことたくさん増えてうれしかったー! 

千秋楽が無観客配信になってしまって、自分のことのように辛かったけど、、でも、いっぱいいっぱい幸せもらったと思える。

 

次は何があるんだろうなー、楽しみ楽しみ。

 

 

おまけ。公演期間に湧いたツイート。

 

 

11弾初演の感想はこちら。

aonticxx.hateblo.jp

 

忍たま関連記事はこちら。

aonticxx.hateblo.jp

 

aonticxx.hateblo.jp

 

aonticxx.hateblo.jp

 


 

 

 

linktr.ee

marshmallow-qa.com

 

 

 

 

 

*1:消費者センターとかに取り締まってほしいレベルでいらん

*2:

spice.eplus.jp

*3:要は、エルヴィンタイプが文次郎で、リヴァイタイプが仙蔵なのかなっていう謎妄想なんですが…

*4:そりパでじゅんぺーくんも言ってました 笑

*5:かず茶のけんちゃんゲスト回で話してた