六年ろ組は大親友すぎてすごい/忍ミュ 第11弾 忍たま恐怖のきもだめし観てきました!

 忍たまハマったタイミングで忍ミュもやってたので、せっかくだから観に行ってみるか♩と軽い気持ちで観に行った忍ミュが楽しすぎたので感想書きます!

 

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忍たまにも2.5次元ミュージカルがあることはおぼろげに知ってたんですけど、全然観たことがなく。dアニメストアで5弾だけ観て、まあめっちゃ面白いってわけでもないしレベルが高いわけでもないけど、大きいお友達向けの優しいコンテンツだな〜♩くらいの感じで思っていたのですが、生で観た11弾、めちゃくちゃおもしろかったし、舞台装置や脚本もすごい完成度高くなっててびっくりしました。子役のレベルにも左右されてそう。笑

 

前情報なんにもなして観たので、中盤から「うわあ、これ六年ろ組が主人公なんだ…」って気づいたときどきどきしました。今回の主役は長次と小平太!

 

 

「六年生がいちばんかっこいい」が絶対的価値である忍たまの世界観

 

忍たまのおもしろいとこ、「良い意味で縦社会が絶対」ってとこだと思っていて、後輩は先輩に頼ってるところ、先輩は後輩を絶対に見捨てないところ、がどんな性格の生徒であっても共通してるのが好きなとこなんですけど、ミュはそれを5割増しにしてくれてるなぁと思いました。大人のオタクとしては「こういうのが見たかった」を見せてくれるコンテンツだな〜…感謝…としみじみ。

アニメの中で五年生と六年生の関係性は結構如実に描かれてる気がするけど、案外四年生と六年生の「学年同士の意識」みたいなのってわからないので、ミュで四年生が「どうせ六年生がかっこよくキメちゃうんでしょー!」みたいにぷりぷりしてるのかわいかったな。

最初に四年生が5人で出てくるところ、さすがアイドル学年…!!と唸るような華やかさと個性でキラッキラなんですけど、そのあと六年生が出てきたときの「真打登場!!」感がすごくて、この感覚ってアニメ観てるときもいつも思うから、いついかなるときでも「いちばんかっこいい」と思わせてくれる六年生ののことが本当にだいすき!って改めて思いました。

お化けが現れたときにとっさに「四年生!一年生を!」って託して自分たちが戦う判断を下す六年生。これが忍たまの六年生なんだよなあ。

 

四年生が5人でいるときのかわいさ何

 

編入生を2人抱えている個性派学年の四年生の魅力爆発な脚本で楽しかった!滝夜叉丸と三木ヱ門がずっと喧嘩してるとこ、綾部が滝夜叉丸に天然な態度をとること、タカ丸さんの「ボケなのに年上」という特殊な立場などなど、見所もりだくさん!

タカ丸さんが編入してくる前の3人だった頃、一体どうやって学年でつるんでたのかまったく想像できないんですが、タカ丸さんと守一郎が入ってからは「とにかくバラバラで団結力が皆無」と言われてるわりには5人で仲良く行動もしてるっぽいのが超かわいいなって思います。滝夜叉丸、綾部、三木は単体だとボケなのに、タカ丸さんと守一郎がさらにボケなので3人がツッコミ役に回らざるをえなくなる感じもかわいい。もうなんでもかわいい。

 

ひそかにずっと気になっていた「六年生とタカ丸はお互いになんて呼んでいるのか」を知れて楽しかったです。潮江くぅ〜ん、立花くぅ〜ん…!

タカ丸さんが5人におかっぱの変装仕掛けるのは、『学園長対四年生の段』のオマージュですよね?たぶん。

 

なんで五年生から尾浜くんだけ出たの!?笑

 

勘ちゃんのこと好きだけど、それはそれとして、五年生からこの脚本で1人だけ出すとしたら勘ちゃんなんだ〜!?っていう。。笑 特に四年生と絡みあるイメージもないし、タカ丸さんと同じ委員会の久々知くんとか、後輩の面倒見良さそうな竹谷くんとか、長次の委員会の後輩である雷蔵でも成立しそうと思ったけど、キャストさんの関係とかかな?過去作の流れを知らんけど、歌も踊りも上手だなぁと思いながら見てた。六年生には超低姿勢で、四年生の前ではしっかり者の顔になるという点で、このポジションに勘ちゃんはバランスが良いよね。

勘ちゃんが文次郎にビビリすぎてるのかわいすぎ!笑

 

原作では描かれない「生徒の過去」に踏み込むことに緊張

私、アニメ忍たまと忍ミュのものすごく大きな違いのひとつは、「生徒の過去や未来に踏み込むか否か」なんじゃないかと思います(落乱ではどうなんだろう?)。上級生が下級生だった頃とか、きり丸が学園に入る前具体的にどういう生活をしていたかなど、生徒の過去については想像の余地にまかせるのが忍たまの暗黙の了解なのかなぁとなんとなーく思っていたので、六年ろ組の一年生時代を回想シーンで挟むことにめちゃくちゃ緊張しました。どのくらい原作者の尼子先生が内容に関与しているのかよく知らないけど、これを公式と捉えるかどうかは個人的にはぼんやりさせておこうかな…と思いました。笑

だってだって、「長次の顔に傷ができたのはいつなのか」「そのとき小平太はどこにいたのか」「顔に傷をおった長次に小平太はなんと声をかけたのか」「長次は自分の顔の傷についてどう思ってるのか」なんて、ものすごくものすごく重大情報すぎて、こんなもんここで公開しちゃっていいの〜〜〜!?!?!ってなりません!?その一方で、マジで見たい部分でもあったので、回想シーン始まったときはマスクの下で唇を噛み締めたもんです。長次のソロ曲の中にある「いつかは言える 傷は名誉だと」という言葉がやたらと印象に残っています。

 

あと「タカ丸は将来忍者と髪結いどっちになる気なのか」みたいなのも、なにげに、アニメでは踏み込まないとこだよなぁと思いました。「僕としてはどっちでもいいんだ〜♩」とか言うタカ丸さんは解釈一致すぎる。

 

六年ろ組の”大親友”感、本当にすごすぎる

 

アニメでも六年ろ組って本当に”大親友”って感じがすごいな…といつも思っていて、*1今回の脚本はそんな長次と小平太の唯一無二の友情をものすごく描いてくれて大感動でした!!デュエットソング始まったとき何事かと思っちゃった。。「明るい君と優しい君」って、言葉にしちゃうと、うわ、そうだよね六年ろ組…ってなる。なっちゃう。

六年生は、い組もは組も名コンビだけど、ろ組って一番「大親友」って感じするんだよな。性格は真逆だけど、どこまでも対等で、お互いにお互いのことを一番大好きで、一番信頼してて、お互いに認め合ってる、そんな男の子たち。

ぱっと見、いけどんな小平太と見守る長次に見える2人だけど、今回の話は、長次がいなくなったと知った途端に武器も持たずに1人で駆け出したり、「長次を連れていかないでください!」と頭を下げ続けたり、取り憑かれた長次に首元に刀を振り下ろされてもよけずに目をそらさなかったりなどの、小平太側の深い愛にしみじみと泣かされました。無口で無表情の長次の気持ちが小平太にはわかる、っていうの、特に言語化されてないけど、アニメやミュのいろんなシーンで感じることがあって、そういう2人の絆の深さをものすごく感じて心臓が痛かったです。

最後の「山が綺麗だな」は、月が綺麗ですねと同じ文脈かなぁと思いました。2人で乗り越えた試練だったと思います。

 

小平太の役者さんが運動神経の塊!って感じで動きがめちゃくちゃ小平太だった。苦無をくるくる回すところかっこいい!小平太って本当にガチ恋ですよね…

ろ組は2人とも歌がうまくて、デュエットソング超〜〜よかった!!

 

他の4人も「あなたたちにも仲間がいるように僕たちもずっと一緒に過ごしてきた大切な仲間なんです!」って命がけで助けにいくの、六年生の絆だなぁと思って最高でした!六年生が6人でいるとき本当に最強だなぁ。

 

勇気100%一番爆笑したんですけど

ヘタミュ観たときも思ったんですけど、「原作の代表曲を舞台のカーテンコールで流す」という胸熱演出が大好きなので、忍ミュも勇気100%するんだぁ!!ってすごいわくわくしたのですが、サビで客席が一斉に踊り出したの、マジで知らんくてめちゃくちゃびっくりしました!笑

振り覚えたいのに、権利関係かなんかで配信では見れなくて超残念… でも四方八方肘鉄砲はやってくれてハッピーハッピーでした。いい歌だなぁ〜

 

印象的だったキャストさんの感想!

役者さんひとりも知らなかったんですけど、全体的にみんな歌も踊りもうまくて見応えありました!!忍者たちなので、基本みんな動きにキレがあってかっこよかったなー。

 

個人的MVPはタカ丸さん!タカ丸さんはあの甘く震えるような浪川ボイスがキャラの魅力を200%増しにしてると思ってるんですけど、役者の坂下さん、びっくりするくらいタカ丸さんの声でびっくりした…!「斉藤が読むとおとぎ話に聞こえる!!」ってセリフは笑った。

ついでにTwitter営業もお見事。残業代あげたい。 

 

 

なんか本当にタカ丸さんが使ってそうな絵文字の使い方ですごい。室町時代の男に「絵文字の使い方」の幻覚を見てるの意味わからんけど私は概念の話をしているんですよ!!!

ライブシーン?かなにかで、指ハートつくるシーンがタカ丸すぎてすごかった…あと最後の挨拶でみんなが頭下げるとこでタカ丸だけおじぎせず手を振ってるとことかもキャラ解釈うますぎる。

 

滝夜叉丸のひとは歌がうまいなと思いました。さすが学年1位…(?)

 

 

なんとなく立ち姿がきれいで華があるところ、滝夜叉丸っぽい。キャラ的に四年生5人でいるとき大体滝夜叉丸がセンターになるので、ハマってるなと思った。

 

文次郎の役者さんは顔が似てる!なんか、目のギラギラ感が文次郎。

 

 

 

 

 

良い幻覚をありがとうございます。

 

飛沫対策でみんなマスクしてたんですが、忍者装束だから違和感なくてよかったです。しかしこれって、学年みんな同じ衣装の舞台で顔を隠すってことなので、「客席全員が、眉毛とウィッグだけでキャラを見分ける能力を身につけていること」を前提とした対策なのがすごいなって思いましたwww 

 

あとは、舞台上に全学年揃ってるときは気づけば委員会ごとに近くにいてわちゃわちゃしたりのファンサもばっちりで目が足りなかったです!多分今回、直接会話するセリフはなかった小平太と滝夜叉丸もしっかりわちゃわちゃ芸してくれててありがたかった… 会計・作法・体育の六年四年コンビは、会話してなくても近くに寄っていくだけで高まるから強すぎる。そして最後に土井先生がきり丸を姫抱っこしたとき叫びました。

 

シアターGロッソ、初めて入ったんですけど、舞台が3段あるので後ろの方の席でもなんだか近く感じてすごくいい劇場だなーって思いました!コロナになって、舞台もライビュや配信でも見れるし私は十分配信でも楽しめるほうだと思ってたんですけど、忍ミュは生で観た方が断然楽しいと感じました。メインで喋ってる人以外の演技も細かいし、推しがたくさんいるから全体を全部観たいし、ほんとに久々にこんな生観劇でわくわくできたな。。

 

ちなみに、初見感想としては、ドクタケの登場時間この半分でよくない?笑 ってことと、子役もうちょい上手い子キャスティングできんのかなってことがどうしても気になるんですが、ずっと観てる人は特に気にならないのかなあ…どうなんでしょ。今回の貧乏神とかいなくても話成立するよなぁと思いながら観ていた。観にきてる人の9割はメインキャラクターを観たくて来てるのが2.5だとも思うので、難しいとこですよねー。なんか、まあ場合によるんですけど、アンサンブルが盛り上がりすぎちゃってる舞台って観てる側にはわかっちゃうし、気が散るので、個人的にはこういうの気になっちゃう。。笑

 

とか、思うとこもありましたが、全体的に多幸感すごすぎました、本当に観に行ってよかったです!!10月仕事忙しすぎて、公演開始時間直前まで仕事の電話してるようなギリギリ観劇だったのですが、忍ミュ観たあとずーっと体がぽかぽかしてて、なんとか10月を切り抜けられたので、まさに「趣味のおかげで人生頑張れる状態」になれました。

最後にこれだけは言いたいんですけど、観劇チケットに千秋楽の生配信と1ヶ月アーカイブの権利がついてくるっていうのホスピタリティすごすぎんか!?!?!他の2.5次元舞台をそこまで見ているわけじゃないけど、ここまでしてくれるのは個人的には初ですごくありがたいコンテンツだと思いました!

忍ミュ、過去のも全部見たいのでシアターコンプレックスの配信サービス入っちゃおっかな〜♩と思っています。

 

忍たま好きになって2ヶ月が経ったけど、平日毎日アニメあるし、ミュも観れたし、ほんとに毎日楽しいです♩

 

 

 

忍たまにハマった経緯の話(書いててよかったな〜と思う、いま読み返すとキャラへの認知が薄すぎておもろい)

aonticxx.hateblo.jp

 

 

最近観た2.5次元舞台の感想はこちら 

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*1:『六年ろ組の挑戦の段』は神回