世界の中心は女の子、それがバービーランド!…それで終わっていいんだっけ?/新時代のガールズムービー、映画『バービー』感想
日本公開日前までに書こうと思っていたのだが普通に間に合わなかった。後回し癖どうにかせんかい。
映画バービー観てきました!!一言で言うと「最高〜‼️😂👏」なのですが、一応書いておくと、私は公式ツイッター騒動 が起きる前にこの映画を鑑賞しております。なので純粋な気持ちでこの映画を観ることができたラッキーな人間であり、なるべくそのときの気持ちを思い出しながら書きますが、#baebenheimer についての北米滞在中日本人としての見解もちょっとだけ後述したいと思います。
もくじ
- 映画の感想(※大ネタバレあり)
- 社会現象としての映画バービー
- #baebenheimer とバービー公式Twitterの騒動について(※オッペンハイマーの大ネタバレあり)
- アジア圏での映画バービーの受け止められ方、一緒に観た韓国人やベトナム人の女友達と話したことなど
映画の感想(※大ネタバレあり)
もうとにかく、マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングが最高of最高of最高すぎる。優勝!!!!!て感じです。予告見た時点でもうこれは勝ち確キャスティングと世界中の人が思ったと思うけど、本編見たらさらにその上、The perfect casting ever...‼️て思いました。
特に冒頭シーンのマーゴット・ロビーはリアルバービーそのもの。この世界観のシーンだけ永遠に見ていたい!と思えるほど!そもそもマーゴット・ロビーが完璧なルックスの持ち主ってのもあるんだろうが、衣装、ヘアメイク、そしてマーゴット・ロビーのドール風の動き、圧倒的なハッピーオーラなどなど、もう本当にすべてがかっちりハマってうっとり。女の子の憧れの世界そのもの。はぁ、もう、大大大好きにきまってるやん、女の子に生まれてよかった〜!!て感じです。最高!!
ライアン・ゴズリングも負けず劣らず最高で、まずケンのキャラクター設定として、バービーが好きで、中身が特になく、バービーに見てもらえた日以外はハッピーではないっていう、な〜んかしょうもないけどキュートな男感がうますぎ。これ言語化むずい!でも観たらみんな笑っちゃうと思うし大好きになっちゃうと思う。ライアン・ゴズリングは私の中ではラ・ラ・ランドの人というイメージだったから、こんなにコメディ演技も上手いのかと感服しました。
キャスティングといえば、まずこの映画の勝ち確設定として、バービー=マーゴット・ロビー、ケン=ライアン・ゴズリングっていうキャスティングではなく、「この世界にいる女の子はみんなバービー、男の子はみんなケン」っていう設定にしたことだと思います。言われてみれば確かにそうだなとも思えるし、とはいえ0からその発想にたどり着いたのはやはりすごい。監督と脚本家のクリエイティビティやな〜!と思う。
さらに、アフリカ系のバービー、アジア系のケン、車椅子に乗ったバービー、プラスサイズのバービー、妊娠中のバービーなどなど、これでもかというほど多様性をもったキャスティングをしており、ポリコレクリアのためにそうしました◎◎◎...なのかと思いきや、そもそもマテル社がそういうバービー人形・ケン人形を既に出しているっていうとこまでメタ的で面白い。EDで明かされるんだけど、映画の作中で出てくるたくさんのバービーたちは実際に発売されたルックを再現しているようだ!こういうのファンには嬉しい〜
さらに、大統領のバービー、宇宙飛行士のバービー、医者のバービー、工事現場のバービーなど、バービーたちの職業もさまざま。これも、ポリコレクリアするための映画オリジナル設定ではなく、実際にマテル社が出している"You can be anything(あなたは何にでもなれる)"コレクションの再現っていうのがおもしろい。
じゃあ、人種や身体的特徴、職業に多様性のあるバービーがたくさん出て、私たちは平等🎶なんにでもなれる🎶ハッピー!!🎶っていうメッセージの映画になるかっていうと、そんなの安直すぎと言わんばかりのストーリー展開になるとこがこの映画のいちばん面白いところだと思います。私がこの映画を「アメリカさすがにすげ〜〜!2023年のガールズムービーってこんなことできるんだ」と思った一番の理由は、「金髪碧眼白人スタイル抜群のバービーは、現実社会を生きる女の子に画一的で不自然な"美の基準"を刷り込むという批判があったこと」「批判を受けてマテル社は人種や体型、職業が多様な人形を販売していること」は、すでに見る人全員が知っている前提で、それをメタ的にネタにし、「じゃあその先は?」って展開に持っていってるところです。
特に、大統領から宇宙飛行から医者から工事現場作業員まで麗しい女の子が担当する社会・バービーランドを「現実社会(男性中心社会)の真逆の世界」っていう立ち位置に捉えるの本当に面白いと思った。んなわけないよね〜wwwっていう。冒頭の「バービーランドでは女の子の悩みはすべて解決したのでバービーはいつもハッピーです🎶」みたいなとこからパンチ効いてる!!笑
バービーがいないと自分の存在価値すらあやふやになってしまうケンが、現実社会(男性が中心の社会!!)と出会い、父権主義に目覚めるっていう展開、腹立つけどおもろすぎ。てか、こんな大衆受けど真ん中みたいなエンタメムービーで Patriarchy(家父長制)って単語が連発されること自体が、さすがにアメリカは進んでんなと思わざるを得なかった。ここ日本語吹替で正しいニュアンスで翻訳されるかどうかすら個人的にはハラハラする。観た人いたら教えてください!笑
feminismやら patriarchyやら、日本では(というか多分アジアでは)、単語を聞くのも嫌だみたいな感じで拒否感を持つ人が多い概念を、映画鑑賞者全員が前提知識として持っていると信頼できること、その上でそれをユーモアでぶっ放すクリエイティビティがあることが、アメリカという国の力であり、かつ、この映画を作った人たちの力だな〜と本当に思いました。
要所要所でぶち込まれるジェンダー論あるあるがおもしろい。
・「みんな私をモノみたいに見てくるの!😫」ってバービーが言うシーン、これは実際に街中などで女性が男性からモノを見るような目でジロジロ見られることがあることの表現ではあるが、実際にモノ(玩具)であるバービーが言っている面白さもある
・バービーランドでは大統領も女性だが、途中ケンがアメリカの成り立ちを知るシーンで流れるように、女性米大統領なんて過去に1人もいない
・フェミニストであろうとする男性、「私も女性から生まれた」とか言いがちwww (間違ってはないけど、「ゲイの友人がいるので私はLGBTQ差別をしない」みたいな、なんじゃそりゃ理論に聞こえる)
・女性向け商品/サービスの会社も、経営層は男性が占めがち(マテル社もなんかーい!)
・男、戦争始めがち(全世界あるある)
こういう社会背景を、皮肉のきいたユーモアでバンバン出してくるところがさすがやな〜って思いました。
バービーを映画化するっていう企画の時点で、「多様性のあるバービーたちが協力しあう」ってだけでも1つの話は作れただろうけど、この映画のさらにおもしろいポイントとして、バービーの所有者である人間の母娘がメインキャラとしてがっつり出てくるところだと思います。
Z世代の娘(そして非白人!)は「あなたを見ていると自分が美しくない、完璧じゃないって感じる。だからあなたが嫌いなの」と、いかにも、多様性の大切さが提唱され始めた世代っぽい意見を述べるのに対し、その母親は「1人で寂しかったとき、いつもあなたが遊んでくれた」と、永遠の友達の象徴としてバービーを今も大切に思う気持ちを持っている。バービーはアメリカ社会においてその2つの側面を持つ玩具であり、この映画を観る多くの人、特に子供の頃バービーで遊んだことのある女の子は、そのどちらか、あるいは、どちらもの気持ちを持つ人が多いのではと思う。その両方の気持ちを肯定するような、バービー人形と、それで遊んだかつての少女たちに対する愛情深いまなざしも感じました。
バービーなんて!と言っていた娘の方が「今度は私たちが彼女を助ける番じゃない?」と母を諭す場面はとてもすてきなシスターフッドだと思います。バービー同士の友情ってだけじゃなく、人間側がバービーのために何かしてあげようとする、そんな展開想像もしなかった。
お母さんがバービーたちの前で演説ぶちかますシーンがめちゃくちゃよくて、このメッセージを入れられるのは制作陣の信念だと思った。「女性は美しくありなさいと言われる、でも男性を変な気持ちにさせるほど美しくなりすぎてはいけないとも言われる。素敵な母親でありなさいと言われるし、社会に出て一生懸命働きなさいとも言われる。女性に要求されるすべてのダブルスタンダードを満たせる完璧な女性になんてなれっこない」...これは実社会を生きる私たちへの力強いメッセージでもあるし、同時に、「ステレオタイプなバービーが”イコール悪”なのではなく、そもそもたった1人の女性像がすべての女性のレプリゼンテーションになどなれるはずがない」という、バービー人形に対する再解釈の可能性も感じられてとても良かったです。
また、バービーと、バービーを最初に生み出した創業者が対話するシーンもとても素敵なシスターフッド展開だなと思いました。時代の要所要所で批判も受けてきたバービー人形ではあるが、そもそもは女の子の幸福を願って作られたおもちゃである、というところに立ち返ってみせたのも、映画制作陣(女性監督)から、バービー創業者の女性へのリスペクトの気持ちが感じられてとてもよかったです。
娘の名前バーバラにちなんでバービーと名付けたのよ...のシーンはじーんとしたし、そしてバーバラさんご本人がとても素敵なカメオ出演しているのもすっごくよかったなと思います。
バービーが最後、人間になるという選択をするのは、そんなんアリ?!って思ったけど、言われてみれば確かにバービーは人形なので、それで遊んだ女の子の数だけ物語を作ることができ、"あなたはなんにだってなれる"が昨今のバービーのテーマなんだから、これはこれでありえるのか...と思ったり。「ケンのアイデンティティを探そう」のくだりは蛇足だなと思ったんですけどwww(こんなに父権社会を皮肉って、最後には「男の子のこともちゃんと気にしてあげよう🥺」で終わるの、どーなん??て思ったwww)あのシーンアメリカの人にはどう写ってんのかな。
ラストのバービーの一言が大オチとして完璧なので必見です!!!ちなみに私は英語がわからず「オチが...わからん!!」という悲しい結末になったのもいい思い出(後から英語話者の友達に教えてもらいました🤣爆笑)
あと全体として、バービーを無理にGirlBossにしなかったのも凄いなと思った。トイ・ストーリー4のジェシーとか、映画マリオブラザーズのピーチ姫とか、昔からいる、いわゆる女の子らしいヒロインを現代版に落とし込む時に「戦うヒロイン」にアップデートされることが多くて、それはそれで1つの解だとは思うんだけど、バービーを金髪碧眼白人スタイル抜群美女のまま、ファッションとヘアメイクが抜群に可愛くて、特に仕事してるわけでもなくマイノリティ性を持ち戦ってるわけでもない女の子のお人形さんとしてそのままヒロインに持ってきて、それでもフェミニズムのコンテクストを多大に織り交ぜた作品に仕上げることはできるという、そこの企画性の高さや発想の豊かさがすごいと思いました。物語をより面白くする方にポリコレやフェミニズムを組み込める創造性ってやっぱりアメリカはレベル高いな〜と思います。
社会現象としての映画バービー
前提を書いておくと私が今滞在しているのはカナダであり、アメリカではない。周りにいるのはカナダ人で、アメリカ人の友達はおりません。ただ、これはカナダの特種な側面だと思ってるんだけど、政治的なこと・歴史的なことを語るときは「カナダはアメリカとは違う」という論調なのに対し、映画やポップカルチャーについて語るときは「北米ではさ〜」とナチュラルに自分たちとアメリカ人を同化して喋る人ばかりなので(笑)、まあ、映画バービーに関してカナダで私が見聞きしたことと大体似たようなことがアメリカでも起こっとるのでしょう、という仮定の下話します。
バービーの公開日後、特に最初の週末は、街ゆく人に明らかにピンクの服装が増えていて、バービー観てきたんだなって人は見た目でわかる、とみんなが話してるほどだった!ただの映画というより、ひとつのムーブメントを目撃してる気持ちでした。
商業施設に入っても、すべてのブランドがバービーとタイアップしてるんかと錯覚するほどあちこちでバービーグッズを見かけたし、


特にタイアップしてなくてもなぜかピンク色のものを展示してるテナントも増えてました。まさに社会現象!!


公開初週にピンクの格好してた人たちはお互いにバービーを見る人ってわかってるから、「Hiバービー!」って声かけあったりしてたらしいwww 陽キャの国だ...
最大手の本屋さんindigoがバービーのポップアップストアをしてたので覗いてきました。


まず、"The most diverse doll line"ってキャッチコピーがおもしろい。そこが売りなんだ感。
映画にも出てきた車椅子バービー始め、ダウン症のバービー、歯科矯正中のバービー、義足のケン、まだら肌のケンなど、人種だけじゃなく身体的ハンディキャップを持つドールもかなり発売されている。これってほんとアメリカならではだよな〜としみじみ思います。なんか、「メディアに出るものに自分を投影することができるかどうか」という概念、要はレプリゼンテーションの重要性が、日本よりずっとずっと高い文化圏だなと感じる。
You can be anythingコレクション。The女の子向けドールっぽい、美容師さんやメーキャップアーティストもいるけど、医師・救急救命士・音楽家のバービーが売られていた。ただ横にいたアジア系カナダ人の友達が「ほらやっぱり、音楽家バービーはアジア系。アジア人は楽器が弾けるってステレオタイプがあるからね」って言ってたの興味深かった。よく聞くステレオタイプだよね〜
少し前にNY自由の女神を観光してきたのですが、自由の女神は戦時中はアメリカの愛国心を高めるプロパガンダとしてイメージを利用されてきたが、戦後はポップカルチャーとコラボすることも多く、今もなおアメリカ社会を象徴する存在である... みたいな展示があって、そこにバービーもいたことを思い出すなどした。バービーはただのおもちゃの域を超えた、アメリカ社会のカルチャーアイコンなのだなと改めて思いました。だからここまで映画も注目されたんでしょうね。
#baebenheimer とバービー公式Twitterの騒動について(※オッペンハイマーの大ネタバレあり)
まず大前提として、アメリカではバービーとオッペンハイマーが同日公開であり、この2作品が両方ともS級ハリウッドスターや超大物監督が携わった大作であること、かつ、内容が真逆すぎるということから、ネット上で「どっちを見る?」と比較するようなコンテクストやミームが大量に生まれた現象のことを #baebenheimer といいます。明確な誰かが言い始めたわけではない。私の周囲のカナダ人の子も何人もこの映画たちの話題を出してました!
ちなみに私はオッペンハイマーも観てまして、まじで1ミリも内容が理解できなかったため、このミームが1番好きです。
ざっくり一般化しちゃうと、バービーが「典型的な女性向け映画(ピンク!ハイヒール!ファッション!ドール!)」、オッペンハイマーが「典型的な男性向け映画(戦争!兵器!愛国!名誉!)」と、本当に真逆すぎるため、その落差が面白いよねっていうブラックユーモアが #baebenheimer です。2つのイメージを組み合わせ、バービーの背後で核爆弾が落ちているファンアートが生まれているのも、要はネット上で匿名だからできる"不謹慎ギャグ"だと私は捉えています。
※余談だけどオッペンハイマーに女性の登場人物は2人しか登場しない上に、2人ともオッペンハイマーの恋愛相手でしかなく(政治や戦争に関わる働きをしない)、そしてその内の1人は大半が裸っていう、ほんとにバービーと真逆もいいとこのThe 男映画です。バービーが退屈だった男の子、必見。当然ベクデルテストはパスしてません。さらにいうと近代史ものだから仕方ないとはいえ登場人物のほぼ全員が白人という、クリストファー・ノーラン監督だから許されたんちゃうかと思うほど、2023年においてもはや逆に珍しい作品となっております。
どれくらいバービーとオッペンハイマーがセットで語られているかというと、先程のミームもそうですが、
例えば「映画バービーを観に来た人は一目でわかる」現象をネタにしたこの動画でも
キャプションに「明らかにオッペンハイマーを見に来た私たち」ってついてたりとか笑、
最近離婚発表したカナダのトルドー首相が、離婚発表後にツイートしたのがこれ
We’re team Barbie. pic.twitter.com/bdwhuTUHxM
— Justin Trudeau (@JustinTrudeau) August 6, 2023
Balancing things out: Oppenheimer with Ella. pic.twitter.com/MdcZlhDwaG
— Justin Trudeau (@JustinTrudeau) August 9, 2023
1番のアピールポイントは「離婚後も私たち家族は仲良しですよ!」てことなんだろうけど、息子とバービー、娘とオッペンハイマーを観るっていうパフォーマンスがさすがトルドーというか、パフォーマンスってわかっててもこれをやれることがカナダの首相の役割なんだなと思わされる。とまあ、首相がこの2作品を並列で語るくらい、北米の人にとって、なぜかなんの関係もないこの2作品がセット扱いされるのが普通になってるという事実があります。
で、アメリカ側にはその文脈があるため、「(こんな大作が同時公開され、みんなの話題はこれで持ち切りな2023年夏は)忘れられない夏になりそう!」と言っちゃう気持ちは、まあわからんでもないというか、そりゃそっちにとってはそうよな、という気持ちにはなる。背景文脈が全然違うってことです。
一方で、日本にとっての夏、そしてそこに原爆が絡むとなると、忘れられない夏っていうのは8月6日の広島であり、8月9日の長崎であるのも、それはそうであり、「ジョークのネタにしないで」と思う気持ちは私は正しいと思ってます。どんな国にも茶化されたくない負の歴史はあり、そこを踏みにじられたときに怒る権利は私たちにはある。まして、原爆落としたのおたくですからね?っていうね。夏にウチらに何したか忘れたんか?ってなるのは、国民感情としては自然だと思う。
ただ、なぜか日本だけオッペンハイマーはおろかバービーも日本も公開されてなく、映画の中身を殆どの人が知らない状態だったので、日本が巻き込まれた騒動でありながら、ガワでしか判断できない状況だったのも良くなかったなと思います。
で、それで「絶対にこんな映画観ない、売上に貢献したくない」って人の意見も少なからず見たし、わかる気もするし、その行動を止めることはできないけど、私の見解としてはこれは不幸な事故の側面が大きいな...と思っています。SNS担当者はたしかに軽率で無神経ではあったが、その一言によって映画バービー製作陣全員が日本の原爆投下を軽んじてるといえるかというと、決してそうではないし、そもそもバービーとオッペンハイマーは共同プロジェクトではない。バービー観たいけどあの一件がな〜ともし引っかかってる人がいたら、私は胸を張って映画バービーをおすすめできるし、むしろ全体の議論に参加するためにも観てみるといいんじゃないかな、などと思ったのでした。
アジア圏での映画バービーの受け止められ方、一緒に観た韓国人やベトナム人の女友達と話したことなど
私と一緒に映画を観た韓国人の女友達いわく、「公開したばかりなのにすでに韓国のネットでは低評価がついてた!!韓国の男は本当にフェミニズムが大嫌いだから、だから低評価つけてる。...ってことは、良い映画ってことね!!!!!👍👍👍」と言っていた😂笑
まあでも日本のFilmarksを流し見する感じ、日本も似たようなものだよなと思う。ベトナム人の女友達も、ベトナムは未だに長男信仰があって女の子は望まれないとか、父親や祖父が家族の中で一番偉いとか話してくれて、バービー映画を通じてアジア各国の男女格差の話とかできたの興味深かったな。
当たり前ですが北米にもまだまだ女性差別、ジェンダーにまつわる諸問題は依然としてあるし、意識の個人差もめちゃくちゃあるんだけど、じゃあこの映画バービーみたいな作品を私たちの国に作れるか?っていうと、まだまだ難しいよなと感じたりもするのであった。
最後に最近見て面白かった動画を紹介します。
中国で映画バービーがめちゃくちゃ流行ってる理由として、この映画が「ボーイフレンド・テストになる」っていう話です。中国では、映画バービーの鑑賞途中で席を立つ男性が多く見られたり、登場人物や監督の女性に強い不満や反発意見を持つ男性が見られたりして、そのことから、「あなたのボーイフレンドが映画バービーにどんな反応をするかどうかで、良い彼氏かどうかわかる」って言われてるんだってwww もし彼がこの映画の言おうとしてることを半分でも理解できてるなら、あなたの彼氏はまあ普通。でももしやたらと否定しようとするなら.....この話、個人的にはすごいわかると思ってます。
明らかなガールズムービーの世界観だし、ピンクのドレスコードで映画館に行こうムーブメントがもし日本でもあるとしたら絶対に女友達と行く方が楽しい映画だと思うけど(この映画にこめられたジェンダー論要素を、絶対に女同士の方が理解できるというのも含め)、あなたのボーイフレンドと観に行ってみることで、あなたの彼が、自分と同じ解像度で社会のことを見れているかが判明する良いテストになると思います。ぜひ一緒に観に行ってみてはいかがでしょうか?
いろいろ書きましたが、とにかくエンタメとして単純にめちゃくちゃ面白いし、一方でたくさんの社会問題を組み込んで練り上げた上質な作品でもあるので、鑑賞後に対話を生む映画だと思います。リカちゃん人形との比較とかも色々考えたんだけど、とりあえずこのへんで!
【どう思った?】黒人の友達といっしょに実写版リトルマーメイドを観てきた
よかったわよぉ~~~!!!!!涙涙涙
もくじ
”黒人のアリエル”に対する私のスタンス
まず、この映画を観る前の私のスタンスですが「日本生まれ日本育ちの日本人*1は、この議論に関しては蚊帳の外なんだろう」というものです。
最初にアリエルをバイレイシャルの役者が演じると知ったときは正直マジか~と思ったのですが、その後色々な議論を追っているうちに意見も変わってきました。特に私の意見を決定づけたのは、日本で生まれ育った黒人ハーフの女の子たちのこのYoutubeを見てから。
ありちぇるちゃんたちのYoutubeは以前からたまに観ていて、彼女たちの明るいキャラや面白トーク、独特の着眼点が魅力的でもともと好きだったんだけど、この議論に関する彼女たちの意見は、現状世に出てる論点をほぼすべて抑えてるし、非常に芯を食ってるなと思いました*2。
彼女たちの語った以下の言葉(14:27~)がすべてだなと思っています。
ちぇる「考えてみて、その、ずっと小さいころからね、小さいころから、しかもこれディズニーに関係なくだからね?ディズニーのアニメに関係なく、いろんな映画とかドラマとかCMでも、全部黒人だったらって考えてみてくださいwww」
あり「wwwww 笑っちゃったwwwwww」
ちぇる「笑っちゃうでしょ!?wwwww なんだなんだってなるじゃないですか!!」
あり「うん…w」
ちぇる「テレビをつけたら、黒人。携帯でYoutubeを観てたら、あっCMが入った…黒人。この商品のパッケージ、黒人。みたいな。そういう環境にずっと育ってきたと考えて、21歳になりました。21歳になって、あ、ディズニー/ピクサー、実写化の映画するらしいよ~、予告を観たら…」
2人「日本人!!!!!!!wwwwww」
あり「そういうことだよねwwwww」
ちぇる「感動的じゃない!?!?!wwwww」
あり「感動的だよお!しかもたとえばそれが、アニメでは黒人のキャラクターだけど、実写になります、予告編観ます、」
2人「日本人……!!!!!wwwww」
ちぇる「ウソ!?!?!wwwww」
ありちぇるちゃんたちはまた欧米諸国に生きる黒人とは違う立場だと思いますが、日本人がかなり想像しやすい例えを出してくれてるなと思います。いわく、「テレビや映画の中で“自分みたいな人”を今までほぼ観たことがない人たち」にとって、このキャスティングがどういう意味を持つかということ。逆説的に私は日本生まれ日本育ちの日本人で、テレビや映画で目にする人はほぼみんな日本人という社会で生きてきたので、そういうことについて考えたこともなかった、つまり、このキャスティングに文句を言う資格はない属性に属してるんだなと思ったのでした。「別に私はアリエルに日本人女優が起用されたとしても嬉しくないし」とか日本育ちの日本人が思うのは、別にアリエルじゃなくても自分と同じ属性の人を山ほどメディアで観てるからそれはそうなのであって(ヒーローもヒロインもヴィランも、歴史ドラマも現代ドラマも、働く大人も学生も、登場人物みんな日本人なTVドラマが普通の世界で生きてる)、論点が違うというか、良くも悪くもこの議論が必要とされている場にそもそも立っていない、という認識(自認)でいます。日系アメリカ人の方や、アメリカに住む日本人の方とはそもそも置かれてる状況が違う。東京ディズニーランド/シーのハロウィン期間に「コスプレしたいけど私はアジア人だからムーランしかしたらダメだよな…」と思ったことある日本人なんてこの世に1人もおらんだろ(むしろムーランは中国のプリンセスなので自分たちとルーツを同じくするキャラクター!という意識、日本人にはあんまりないと思う)。これが良い悪いとかいう話ではなく、日本はほとんどの割合が同じ人種/民族で構成された国*3で、そういう社会なんだ、という話です。
アメリカなど多民族国家では社会の構成要素として黒人が結構な割合をしめるにもかかわらずメディアの中心にいるのは常に白人、というのは確かに問題だなとわかるし、そういうムーブメントの果てにアリエルを非白人が演じるとなった背景については想像できると思いました。
※あと日本人は、日本のアニメを日本の俳優が演じる実写映画化でも、大抵「なんでこんな原作改変すんねん」「似てなさすぎ!事務所のゴリ押しでキャスティング決めないで!!」みたいな悲劇がまあまあの確率で起こるため、”アニメの実写化はなるだけビジュアルが似てる人にやってほしい”っていう願望が結構あるんだと思うし、私もその1人なのですが、今回はこの議論については割愛します。黒執事実写化に剛力彩芽を出す国に生きてんだ*4、俺たちは
映画の感想
私的にはアースラがMVP!!Poor Unfortunate Soulsすごすぎて拍手しそうになった。彼女の歌と芝居がこの作品のクオリティを底上げしていると思ったほど。
ハリー・ベイリーは、Part of your worldのシーンを観ながら、このために選ばれた子なんだな~としみじみ思って、アリエルは人魚姫なので抜群に歌がうまい人である必要があり、そう納得させる圧巻の歌声だった。そして歌だけではなく、純真で好奇心旺盛で勇気がある少女…という、プリンセスの素養を持ってる雰囲気も感じられた。個人的な感想としては「もうアリエルにしか見えない!」とまでは思わなかったけど、これはたぶん肌の色っていうか顔立ち自体があんまりアニメのアリエルに似てない(ハリーはかなり丸顔なのと目が離れ気味な顔立ち)からかなぁと思ったりもしたけど、そう思った理由のひとつは、アースラとトリトン王とエリックはアニメのキャラデザそのまんま生き写しみたいなルックだったってのがあるwww 全員まじでそっくり。似すぎ。なんか、アリエルは魂で選んでるのに他はビジュアルで選ぶんかーい!ってのも含めておもしろかった。けど、アリエルをハリーが演じたことに何も文句はないし、とてもかわいくピュアで魅力的なアリエルだった!!
お姉ちゃんたちの設定変更も個人的には好きでした。お母さんは全員同じってことでいいんだよな…?笑
実写版あるある、設定の深堀も今回とてもうまかったと思います。エリックの育った背景に関して追加の設定が加えられたことで、お互いただの一目惚れではなく、惹かれ合う理由がわかったし、エリックがただ“王子だから”いいんじゃなくて、魅力的な男の子にちゃんとなってたと思います!エリックソロ曲追加もよかったね~
私はリトルマーメイドは実は「父娘の話」なんだよなってとこが好きで、お父さんがアリエルのためにアースラと契約してしまうシーンでいつも泣いちゃう。そして、アリエルに足を与えるラストシーンも…。私はいろんな物語の中で、頑固者だと思ってた父が娘のために自分の大事な何かを躊躇いなく犠牲にするとか、娘の新たな人生を父が背中を押すみたいなシーン出てくるとめっちゃ泣いちゃうのであった。
父の理想どおりに娘は育たず、それどころか理想を超えた道を歩み出す瞬間があるのよね
— チャイ王🌈✨ (@aonticxx) September 22, 2021
インザハイツのニーナとパパもそうだったけど、コーダのルビーとパパといい、父親が娘の人生の背中を押す瞬間、鉄板でじーんとしちゃう
— チャイ王🌈✨ (@aonticxx) February 12, 2022
お父さんが娘の生き方を肯定する描写にほんとに弱い…
— チャイ王🌈✨ (@aonticxx) September 12, 2018
八重の桜でもお父さん(なんと松重豊さん)が死ぬ間際に「おなごが、すすだらけで…やっぱりお前に銃を教えたのは間違いだった。……八重、お前はわしの誇りじゃ」って言うシーンがあって、死ぬほど泣いたの今でも覚えてる
そして、ガチのカニ・魚・鳥になっていたセバスチャン、フランダー、スカットルですが、声優陣がさすがの出来栄えでwww 音楽でリン=マニュエル・ミランダが参加してるし、ダヴィード・ディグス*5とオークワフィナだしで、正直観る前から期待してたけど、やっぱりセバスチャンとスカットルでラップ始めたときは「きたーーーー!!!www」と思ってニヤニヤしまくりでした(客席も結構笑ってたw)。私はオークワフィナが好きなんですが、オークワフィナ節炸裂で、まさに彼女の得意分野だよねえって感じでした!*6原作でスカットルはオスだと思うんだけど、実写版でsheって言われてた気がするから性別自体変更になったのかな?それとも男の子のキャラをオークワフィナが演じてたのかな?自信ないw
最後にアリエルがお父さんとハグしながら涙を流すシーンがあったけど、冒頭にアンデルセンからの引用で「人魚は涙を流さないのでそのぶんもっと痛みを感じている」みたいな言葉があってそれに対するアンサーなのかなと思った。たしかにアリエルは自分のコレクションをお父さんに壊されたシーンでさえ涙は流してなかったから、パパとの別れで涙を流したのは彼女が人間になったからこそのシーンなのかなと思いました。
いっしょに観た友達(黒人)と話したこと
さてブログタイトルにもありますが私はこの映画を黒人の友達と見てきました。彼は日本語を10年近く勉強していて、私より日本のアニメやポップカルチャーに詳しいガチオタで、私と仲良くなったのも、言語学習者が使うアプリで「櫻井孝宏のスキャンダルってその後どうなってるの?冨岡義勇は降板になってしまうのか?」といきなりメッセージが来たことがきっかけだった(知らねーーよ!!!!www)。その後彼がなぜか暴太郎戦隊ドンブラザーズをとても熱心に観ていることが判明し、彼も彼でドンブラザーズの話を直接できる人間(私)と世界で初めて会ったということで大感動してくれて、そんなこんなで今も定期的に遊ぶ友達となった。まさに縁ができたな!!状態である。
映画を観終わったあと彼とめちゃくちゃ感想語り合ったんですがそのディスカッションがおもしろかったので残しておきたいと思います。
“黒人アリエル”が叶えたもの、奪ったもの
「ハリー・ベイリーは完璧にアリエルだった、もう彼女に文句を言う人はいないと思う」というのが彼の個人的な感想だったけど、「今も不満がある人がいるとしたらginger hair(赤毛)の人たちのコミュニティだろうね。ハリー・ポッターのロン・ウィーズリーいるでしょ?あんなふうに赤毛の人っていうのは物語の中では主役になりづらく、脇役でちょっとからかわれやすいポジションっていうのがステレオタイプだから、そういう人たちにとってアリエルはとても重要なキャラクターだったの。実写アリエルは赤っぽい髪の毛ではあったけど黒人のトレッドヘアだから、赤毛の人たちは自分たちの大切なキャラクターを奪われたと思う気持ちはあるだろうね」と言ってた。私は単にアリエルは“白人”でなければいけないという議論があるもんだとばっかり思っていて、その中でも“赤毛の人”じゃないと!っていう意見があることまで知らなかったため勉強になった(アリエルの赤髪は現実のginger hairというよりアニメキャラの赤髪っていう印象だった)。
今回のキャスティングの背景にある、アメリカにずーーーっとある社会問題は何
散々言われてきたことだけど、今回のキャスティングが何のために行われたかというと、「メディアの中にいる人は常に白人」っていうのが問題視されてきたから。彼は30代だけど、子供の頃はウィル・スミスくらいしかメディアに登場する黒人がいなくて、実際の社会に黒人は結構な割合いるのにメディアの中に黒人はほぼ出てこず、出てくる黒人と言えば「強い」か「面白い」のどちらかのステレオタイプに当てはまるキャラクターしかいなかったらしい。これは「自分たちは社会のメインストリームにいない」と思ってしまうだけではなく、「黒人ってのははこうあるべき」というステレオタイプを実社会で助長させる原因にもなってしまってたとのこと。例えば彼は黒人だけど、全然典型的な黒人ってタイプではない。What’s up bro!?って感じじゃないし、アニメ大好きでHIP HOPとか全然聞かない。でもアニメ好きとかだと、黒人の友達たちからも「お前は黒人じゃない。外側は黒人だけど中身が白人、OREOだ」とか言われるらしい(同様に、白人みたいな中身のアジア人はバナナって揶揄されるらしい)。
「黒人のプリンセス映画を別に作ればいい」というわけではないのはなぜ
黒人アリエルの議論の中で、「別にアリエルを黒人が演じなくても、黒人プリンセスの映画を別で作ればいいんじゃないか?」って意見もあるんだけど、それだとなぜ意味がないかという話で、先にもあったように、「黒人はメインのキャラクターになれない」「黒人は白人のメインキャラクターをサポートする立場でしかない」っていう描かれ方が多すぎる現状を改善する必要があるから。また、「黒人の映画は黒人のものと思われてて黒人しか見ない。白人の映画は全員が見る」という現状があり(これはジェンダー関連でも同様の議論があり、女性主人公の映画は女性のものと思われて男性は観ないが、男性主人公の映画は男女関係なく観る、という傾向がある)、だからこそ、リトル・マーメイドという老若男女・人種問わずすべての人が自分と関係ある物語と思っているTHEメインストリームな作品の主人公を非白人キャストが演じることに意味があった。リトルマーメイドだったら、どんな人種の人が演じてようが観なきゃ!てみんな思う、そういう力のある作品でこういったキャスティングをする必要性があった。
FRIENDSという超有名なドラマがあるが、このTVドラマは今もみんなに愛されてるくらい巨大コンテンツだけど、実はFRIENDSより前に黒人たちによるかなり似たプロットの“In Living Color”というドラマ(※6/14修正 本当にすいません。我々の会話のうろ覚えで、正しくは”Living Single”というドラマでした。下記のリンクも修正しています)があったらしい。話や雰囲気はほぼ同じなのに、このドラマのことは誰も知らない!「黒人が主人公のドラマは黒人しか見ない」の典型例。
”黒人クレオパトラ”は、黒人アリエルと同じ土俵の議論なのか?
そっから少し話は飛んで、最近話題になっていた「黒人クレオパトラ」の話になった。
私は、「アリエルを黒人が演じるのはわかるけど、クレオパトラを黒人が演じることにエジプト人が怒る理由はわかる」という立場で、彼も「クレオパトラは黒人だった、を“ドキュメンタリー”と言ってしまうことは問題」という立場だった。クレオパトラがもし黒人だったら…?というifの話をエジプト人がフィクションとわかってて作る、とかとはまた質の違う話だと思っていて(日本では結構、戦国武将の○○女体化みたいなコンテンツは存在するけど、それはあくまでも全員が“これはフィクションで正史は別にある”という事実を共有できてるからこそ可能なエンタメだと思う)、あの話をアメリカ人が勝手に作って「黒人の女王の話を語るのは私たちのコミュニティにとってとても意味のある事!!」とか言えちゃうのは、いくらなんでもアメリカ人すぎる…と私は思う。彼のスタンスも「あれをドキュメンタリーと言ってしまうのが問題だと思う。クレオパトラは黒人だったという歴史的な証拠はたぶんないはず。それなのにあれは“これはドキュメンタリーです”とだけ語っていて何も証拠的なものは出していないから…」と言っていた。
ただ彼は私よりその背景についてもう少し詳しくて、「あのNetflix作品を作った人の中にジェイダ・ピンケット・スミス(ウィル・スミスの妻)もいるんだけど、彼女は“アフロセントリズム”という、古代ギリシャやエジプトなどの歴史は黒人から始まったという考えを支持している人で、だからああいう作品を作ったんだよね。黒人のなかでもアフロセントリズムは主流の考えというわけではないんだけど、黒人は他の人種に比べて“自分のルーツを知りたい”という気持ちが強いのは、傾向としてある。アフリカに住んでる黒人は別だよ、でも北米にいる黒人はその傾向がある。例えば、僕の苗字は○○っていうんだけど、実はこれは先祖代々の苗字じゃなく、奴隷制があったときに奴隷のオーナーだった白人の苗字なんだよね」と説明してくれ、ここまで聞いた私は心から「マジで!?!?!?!」と言った。「そう、だから、北米に住む黒人は自分のルーツがどっかで途切れてるから、過去のことを知りたいって思うんだよね。黒人の中で日本の歴史とかにすごく興味がいる人がいる理由は、日本の歴史は何百年前のものであろうと今の社会と地続きで本物であることが明確だから。だからとても昔のことまではっきりわかってる日本の歴史をおもしろいと感じる。アフリカに住んでいる黒人に同じことは起きてない、彼らはちゃんと自分たちの文化や歴史を継承してるから。でも北米にいる黒人にはそういう現状があるんだよね」と言ってた。
アニメであっても、アニメキャラクターと同じ人種の役者が声優をやるべきか?
「キャラクターと同じ人種の役者が声優をやるべきか?」という話になり、私は「基本的にはそうだと思う。最近のディズニーは、例えばモアナはポリネシア(ハワイ、サモア、ニュージーランドなど)ルーツの声優を使ってたし、実写ライオンキングもアフリカルーツの声優、ミラベルもコロンビアルーツの声優を使ったりしてたけど、大正解だと思う。けど日本のアニメではまだそういう議論は少ないかな~、まあ日本の学園アニメに人種の多様性とかそういう概念自体がないってのがあるから」とかいう話をした。ディズニー映画の声優と日本アニメの声優を同列に語ることはできない…と私は思う。
彼から出た事例として、「シンプソンズって有名なアニメがあるんだけど、その中にインド系のキャラクターが出てくるの。でもその声優は白人で、インド訛りを真似して演じてたわけ。で、それは最終的にインド系コミュニティが抗議したんだけど、そしたらなんとシンプソンズは声優を交代するんじゃなくそのキャラクターをもうアニメに出さないことに決めたわけ。これはこれで問題だよな」と言ってた。
日本のアニメにたまに出てくる黒人のキャラクター、実写版で黒人の役者が演じない問題
その話から、「日本のアニメにたまに黒人のキャラクター出てくるけど、実写版で黒人の役者が演じないじゃん、あれは日本では問題になってないの?」と聞かれた。例えば“約束のネバーランド”のシスター・クローネは明らかに黒人のキャラクターだが、実写版で渡辺直美が演じている。私は直美ちゃんを好きだけど、言われてみれば彼女はコメディアンで、「黒人のキャラをコメディアンに演じさせる」と判断しちゃった製作委員会の考え方は実はかなりステレオタイプ的で配慮に欠けた危険なキャスティングだったんじゃ…と思った。一方で、エマ/レイ/ノーマンという名前からして主人公たちももはや非日本人であるはずだから、彼女たちを日本人が演じている中でシスター・クローネだけ黒人?っていうのもそもそもちぐはぐだし、日本で日本語が話せて演技ができる黒人の役者がどれくらい候補としているのかなと思ったりもした。探したらいそうな気もするが…*7
同様にBLEACH実写化でチャドはメキシコのクォーターという設定なのにキャスティングは普通に日本人だったのも彼としてはどうなの?と思っていたらしい。
私が「あなたの言いたいことはわかるし正しいと思う、本当はキャスティングに人種も反映すべきだよね。だから今私が危惧してるのはゴールデンカムイの実写化なんだけど、アシリパさんはじめアイヌのキャラクターは本当はアイヌルーツの役者が演じるべきだと思うんだけど、いま日本の芸能界のメインストリームにアイヌルーツの人がほとんどいないから、みんな、どうせアシリパさんは橋本環奈が演じるんだろうなと思ってるよ」と言ったら苦笑していた。
日本のポップカルチャーに対する黒人アニメファンの意外な反応
黒人のアニメ好き中には、肌の色が白くないキャラが出てくると「黒人だーーー!!」と言い出す人が結構いるらしい。例えばBLEACHの夜一とか、黒子のバスケの青峰とか。彼は「名前からしてどう見ても日本人でしょ!!!!www」って思うらしいけど、そう主張する人は意外といるんだって。私は「それは日本の中では“褐色キャラ”っていうんだよね~www」という話をした。特に大人数の学園モノとかだと単に見た目のバラエティをつけるために1人くらい褐色キャラっていうのは存在するもんだが、意外なところで黒人の人たちから好意的な反応を得ているようだった。
ボーボボも黒人から見ると黒人キャラに見えるって本当?と聞いたら本当だよと笑っていた。ボーボボが自分と同じ属性だったとして何が嬉しいんだよというのも含めて笑える。けどアフロで肌が黒くて唇が厚いから言われてみれば黒人っぽいんだよな。
ドラゴンボールのフリーザも黒人から見たら黒人に見えるらしくて「肌の色、白と紫じゃん」って言ったら(※6/12修正 本当にすいません。黒人から見て黒人に見えるDBのキャラクターは、ピッコロだそうです。大変失礼致しました。上記の画像も差し替えています)「そうなんだけど~、なんかあるんだよ、黒人ぽい特性っていうかさあ…」って言ってた。なんかあるらしい。でもなんか、フィクションに出てくる肌が青とか緑のキャラクターは実写版だ黒人が演じがちみたいなの、なんかある気がする(実写アラジンのジーニー、実写ウィキッドのエルファバとか…)
だが実はこの反応には重要な背景もあって、要は、実写アリエルの話とかともつながってくるんだけど、「自分と似た見た目の人をメディアの中でほぼ見ない」と感じてる人たちにとって、肌の色が暗いキャラが自分の大好きなアニメに出てて、しかもそのキャラがかっこよかったり魅力的な性格だったりすると、めちゃくちゃめちゃくちゃ嬉しいと思うらしい。その気持ちはなんだかわかるかもなあと思ってしまった。
さらにこれは『黒人とコスプレ文化』の議論にもつながるのだが、北米のアニメファンの中で、白人がアジア人キャラのコスプレを、アジア人が白人キャラのコスプレをしても成り立つけど、黒人のアニメ好きにとって「自分がコスプレできるキャラ」と感じるキャラクターはとても少ないらしい。もちろん黒人が日本人キャラ(鬼滅の刃とか)のコスプレをしてもいいし、実際する人もいるんだけど、そういう人はまわりからいいコスプレだねと言われにくいというか、「写真撮っていいですか!?」と声をかけられることが少ないらしい。実際、私は彼とアニメイベント行ったときにいろんな人のコスプレを撮らせてもらったけど、言われてみれば白人かアジア人の写真ばかり撮ってたな…とドキッとした。彼は北米のアニメイベントで一度だけコスプレをしたことがあるけどそのコスプレは戦隊ヒーローのスーツで、「肌を隠すコスチュームだから、誰からも文句を言われないと思った」と言っていた。
そういう現状もあり、アニメに褐色キャラがいるとめっちゃ嬉しいんだって。
日本のアニメに出てくる、実際に黒人であるキャラって誰がいたっけ?って話になって、進撃の巨人のオニャンコポンと、TIGER&BUNNYのネイサンとかかな…となった。
褐色キャラについて、「日本の漫画家は(肌の色に多様性を!とか)そこまで考えてないとは思う」という話をした。けど進撃の諌山先生は、黒人(ぽい)キャラ・アジア人(ぽい)キャラを出してるのもあるし、同性を好きなキャラや、ジェンダー不明なキャラがいるなど、作品の本筋とは別のとこで、実社会の縮図みたいに多様なキャラクターを作ってそれを作品に反映させてる感覚はあるよねという話をしたら共感していた。進撃の巨人自体が”人類と差別”を取り扱った物語だからってのがあるんでしょうね。
ディズニーの過去作にも黒人の主役キャラクターはいるのだが…
『黒人とコスプレ文化』の話の流れで私が、「アリエルを黒人が演じたことの意義ってそれもあるのかもね。たとえばディズニーランドに行くとき、小さい子供がプリンセスの衣裳を着ることとかあるけど、今って黒人の女の子にはティアナしか選択肢がなかったけど、これからはアリエルの格好したい!って自然に思えるようになるってことだもんね」と言ったら、そしたら彼が「実は“プリンセスと魔法のキス”はあまり好きじゃない… この作品と、PIXARの“ソウルフルワールド”はどちらも黒人が主人公なんだけど、共通するひとつの問題があるんだよね、何かわかる?」と聞かれた。
私「えー?“音楽が好き”がステレオタイプすぎる?」
友「違う」
私「ブルーカラーの仕事をしてる」
友「違う。正解は…作中、人間じゃない姿に変えられて、黒人のまま画面に映ってる時間がとても短いことwww」
私「た、たしかにーーーーー!!!!!」
「黒人は黒人のまま映画に出れないのか?っていうね。だから別に黒人たちの中でプリンセスと魔法のキスがとても評価されてるってことはないんだよね」と言ってた。目からうろこ。知らんかった。私が「あの映画他にも問題あるよね。金持ちの白人の家の女の子キャラ(シャーロット)が出てくるじゃん、実際には上下関係があったはずなのに、ティアナと対等な友達みたいな描かれ方されてるよね」って言ったら「そうそうー、ホワイトウォッシュの一部かもね」と言ってた。
私が今年フロリダディズニーに行ったとき、まじであちこちでティアナを見かけた(ショーの中とか、プリンセスグリーティングとか)印象で、ディズニー側からしたらティアナをvisibleにすることで人種の公平性を保とうとしてるんだろうなという強めな意図を感じたけど、別にティアナがいるから万事OKってことにはならないよなと改めて思った。
また話は飛んで、実在した”黒人のサムライ”の話
“黒人がコスプレしてもいい○○”の話から、「弥助って知ってる?」って話になった。織田信長に仕えたという黒人。ブラックパンサーでおなじみのチャドウィッグ・ボーズマンが演じる予定で映画の話が進んでたみたいだけど彼が亡くなってしまったので今どうなってるか知らないんだが、その話題を出してみたら「知ってる!!映画観てみたかった。僕はサムライが好きだからさあ…黒人がサムライになれるなんて、とても夢のある話」って反応が返ってきて、なんだかじーんとしてしまった。日本人にとって弥助は日本史の中の少し不思議なエピソードの一つという位置づけだけど、今まで散々語ったように自分たちのルーツが謎になってしまってる黒人の人たちが現実にいて、その中には日本のアニメが好きだったり、その影響で日本のサムライや忍者に憧れがある人たちもいて、そういう人たちにとって、日本のサムライの格好をして、そして日本史の中でもかなりメインストリームな人物である織田信長に仕えて、しかも忠義者という性格で、そういう黒人の人が歴史上本当に存在していて、弥助の物語を実際に黒人の著名なハリウッドスターが演じることができていたとしたら、私たちが考える以上に意味のある作品になってたのかもしれない。今頓挫してしまってるかもしれないけど、いつかこの話を観れたらいいなあと思った。
おわりに
彼の話はどれも新鮮でおもしろく勉強になることばかりで私はこの夜とても感動したんだけど、むしろ彼の方から「本当に感謝してる、日本の歴史のことを知りたがる人は多いけど、黒人の歴史や文化的背景についてこんなに人と話せたことはない。興味を持ってくれてありがとう」みたいなことを言ってくれて、こちらこそありがとうの気持ちでいっぱいだった。
アメリカの抱える罪と痛みと向き合って作られた本作を、私なりに結構考えながら観れたので、充実の映画体験となりました。それではまた。
※6/12補足
本当に多くの方に読んでいただき驚いています。肯定的なコメント、否定的なコメント、どちらもとても興味深く拝見しております。彼ともシェアしたいと思います。この記事を書いた時点で自分の中でそこまで言語化できていなかった感情や意見もみなさんからのコメントを読むことで形になっていき、「もっとこう書けばよかったな~」と思うことばかりです。少しだけTwitterに補足したことがあるのでここにも貼っておきます。
私の言語化力が足りず、貰ったコメント見ながらなるほどな〜と思ったことが多々あるんだけど、私としては、日本人が実写アリエルに違和感を感じること、そしてそれがレイシズム感情から来るわけではないと私たち的には思っていることを「それはそう」と思っているんだよね
— チャイ王🌈✨ (@aonticxx) June 10, 2023
アニメ大国日本で、アニメの実写映画化や2.5次元舞台化に慣れている私たちは、「キャラクターとビジュアルが似てる俳優にやって欲しい」って願望を持つのが普通。けどアメリカには映画産業に存在するそれ以前の大問題があって、そこを解決しないと社会として前に進めない。彼らには彼らの事情がある
— チャイ王🌈✨ (@aonticxx) June 10, 2023
🇺🇸側の事情を理解することでなぜ日本人の私たちはアニメにそっくりなアリエルを望んでいたかが初めて言語化できると思うんだよね。もし"多様性について考えてない日本は遅れてる!"とか言われたときに、「そもそも国の成り立ちから違う私たちには異なる観点があり、そこに優劣は無い」と言えるかどうか
— チャイ王🌈✨ (@aonticxx) June 10, 2023
アニメにそっくりなアリエルで観たかったよな〜〜!わかる。それはそうなんだよ。けどディズニーってアメリカそのものだからさ。今のアメリカにはもっと向き合わなきゃいけない課題があったんだろうね。無理に受け入れる必要はないけど、そういう事情があるんだねと知ることに意味はあるはず
— チャイ王🌈✨ (@aonticxx) June 10, 2023
メディアの中どころか、学校や会社など実生活の中でもほぼ同じ民族とだけ暮らす私たちにはどうしても想像しづらい社会問題が別の国にはあり、それでも私がディズニー映画を見たり彼が日本のアニメを見たりすることで、よその国の事情をわかりたいと思う、その気持ちはフェアなのだと信じたいです。
この記事ではそもそもディズニーは他国の文学作品を勝手に自分たちのものにしてる問題や、ハリー以外の役者がスペインやイギリス(歴史の中で宗主国側だった国)出身なのはいいんかい問題、実写版で追加されたカリブ海・スペイン商船という設定に対し、フォークの使い方を知らない黒人の女の子が白人の王子に見初められるアンバランスさ等、多くの別の問題を内包することについては触れておらず、私自身、他の方の批評や感想を読んでなるほどね~と学ぶことが多いですが、私のこの記事を通して、「すべてに共感することができないとしても、『少なくとも当事者側にはそういう事情があるのね』と知る第一歩につながった」といった反応を多くいただき、十分すぎるほど、書いてよかったと思いました。色々コメント読めておもしろかったです!
※6/15追記
あとこれ本当に記事に入れればよかったと思ってるんだけど!この歴史を知ってるかどうかでも感じ方変わると思う
— チャイ王🌈✨ (@aonticxx) June 15, 2023
1940年にアフリカ系俳優で初めてオスカーを獲った女優の方、オスカー受賞者なのに製作チームと同じテーブルにも座らせてもらえなかったっていう(人種隔離政策で)https://t.co/0qfPrIDHsU
比喩じゃなくマジで文字通り、「アフリカ系は業界のメインストリームから排除されてた」歴史があって、だから今、多少無理してでもどうにか人種による差別をなくさなきゃって🇺🇸の業界全体でもがいて、議論して、実際に形に残そうとしてる
— チャイ王🌈✨ (@aonticxx) June 15, 2023
今回私のもとに寄せられた有識者コメントの数々は私のTwitterで紹介しているので興味ある方はご覧ください!本当におわり。
*1:※6/14補足 本当に今更すぎるんですが、私たちの属性について、私を「日本人」と国籍名で書き、彼を「黒人」と人種名で書いたことについて、雑すぎました。黒人の日本人だっているだろ!と書いてから思いました。身バレされないよう自分の所属や属性は明言しない癖がついているのと、彼が英語で話すときにBlack, Japaneseという言い方をすることもありそれを訳するような感覚で書いたこと、記事内の”日本人は~”の部分を全部”大和民族は~”と書くのは(個人的な感覚として)右翼が書いた文章っぽすぎる…と思ったことなどからこのようにおおざっぱな書き方をしてしまいましたが、私がこの記事で「日本人」と書いた人は、「日本で生まれ育った、大和民族の人(日本国内の人種的マジョリティの人)」という意図で書いています。ハーフやアイヌの事例を出しているのに注釈などもつけず、配慮に欠けた書き方でした。アイヌや琉球民族などの少数民族の方、ハーフなどミックスルーツを持つ方、元は外国籍だったが帰化した方など、「日本人」という定義の中に人種/民族的に異なるルーツを持つひとたちがいることは理解しているということだけは補足させてください。
*2:ていうかこの彼女たちの意見に賛同できない人はたぶん私とも意見合わないと思う。一回このYoutubeをTwitterでシェアしたときに、とんちんかんな意見で引用RTされてかなりムカついた
*3:※6/12修正 この部分に「ほぼ単一民族国家で」と書いていたのですが、コメントによる指摘をふまえ言い回しを修正しました
*4:いつの事例やねんという話ではあるが、この衝撃を超えるキャスティングはそうそうない
*5:リン=マニュエル・ミランダ製作の傑作ミュージカル『ハミルトン』のオリジナルキャストで、初めてDisney+で観たときラップうますぎてぶったまげた
*6:余談だけど一緒に観た友達はオークワフィナがあまり好きじゃないらしく、なぜかというとオークワフィナは黒人アクセントでしゃべってるらしくてそのことを文化の盗用なのではという批判があるかららしい。オークワフィナだけでなくマイリー・サイラスなどにも似た批判はあり、「有名になるために黒人の文化を真似して、有名になったらもう黒人の真似はしない人」っていう著名人は今までにもいて、現在はオークワフィナがそういう批判の対象になっているとのこと
*7:アメリカやカナダは本当に多民族国家なので、日本とは本当に状況が違うなとよく思う。日本の芸能界では逆に、ハーフの役者が、演じられる役が少ないという問題にぶちあたる…と城田優が以前どこかで言ってた気がする。
【衝撃】コナン映画が観れない悔しさをChatGPTに語ってもらいました
コナン映画が観れない。そんなことがあるのか。あるのである、そう、北米に滞在している場合なら…
先日のエントリにも書きましたが訳あってカナダで修行中の我が身。ONE PIECE FILM REDも、鬼滅の刃-上弦集結、そして刀鍛冶の里へ篇-*1も映画館で観れたのに、まさか名探偵コナンが観れないとは。
正直、カナダに行くことを決めた時点で、次のコナン映画は観れないとわかっていた。というか、コナン映画以外にも山ほど諦めたものはあり、ここ2年程の間にあんなに人を好きになったことないってくらい恋していたしょーごくんが出る江ミュがこんなすぐ来ると思ってなくてマジで観たかったし、あんなに流行っていた映画スラムダンクも観れなかったし、舞台天使にラブソングできぃちゃんがシスターメアリーロバートするのも観たかったし、友達からカウコンに誘われててもし行けてたらセクゾのラストライブをリアルタイムで観れてたかもだし、SK∞の舞台第2部なんて最初チケット取れてたのがコロナで流れてリスケしたやつだから超観たかったし、ヘタミュと忍ミュの新作も日本にいたら観てただろうし、ここ2年くらい自分のメインジャンルと思ってる吸血鬼すぐ死ぬの舞台化も観れないし、てか最新刊とファンブック2巻も読めてないし*2、大好きな1789の再演、しかも(みんな観たかった)こっちゃん主演!も観れないし、キングダムもここ数巻読めてないから桓騎の過去知らないままだし、ドンブラザーズキャストの最終公演も観たかったし、ヒプマイの新しいDRBも観たかったし、舞台ファントムでまたきぃちゃんのクリスティーヌを観たかったし、OGジェンヌの刀ステも映画刀剣乱舞も観れなかったし、そういえば忍たまのコンビ投票企画回も観れなかったし、…いや、オタク視点でしか失ったものないんかい。それはないけど、でも、「日本にいたら行ってただろうな~」と思う舞台やライブ、映画など、たくさんのものを諦め、そしてこれからも諦めることが確定している。もちろんそれと引き換えに得ているものがあるとわかってるし、人生の中のほんのわずかな時間だから仕方ない、また日本に帰ったときに楽しめるさと基本的には思っているのだが…
なぜか、映画コナンだけ、気が狂うほどつらい。そもそも12月に特報が出た時点で、カナダで映画コナンを観る方法を調べまくり、周りにいるカナダ人のオタク全員に聞き、その結果マジで観る方法がないと知ったとき「知らないの?4月になったら日本人は全員コナンを観るの。mandatoryなんだから!!!」と言って大暴れしたのだが、北米では名探偵コナンの知名度がない*3という衝撃の事実を知り、途方にくれたものである。
しかも一応4月に一時帰国したらいくらかかるか調べ、片道23万だったので、交通費46万+映画チケット代1,800円→映画鑑賞費461,800円?とか計算して頭を悩ませていた。この話をカナダで会った韓国人に話したら「本気で言ってる?」と真剣に頭を心配されました*4。
そして予告公開された今年の3月、もう予告観ただけでボロ泣きして、も~~~100兆パーおもしろいやつやん(涙涙涙)となった。なんといっても赤井と安室が久々に映画で共演するし、今回の安室さんは組織側(どーいう立ち回りで出んの!?)し、バーボンとベルモットのファビュラスコンビ*5のカットも美しいし、というかそもそも久々に黒の組織ガッツリメイン回だし、なんといっても哀ちゃんヒロイン回だし、絶対にコ哀回だし!!!!!予告だけで今回の映画まじでオールキャストじゃんと思うほどの豪華さに感動し、初期からいるメンバー総動員だし、そしてなんといっても、この予告を観たときの私の一番の感想は「阿笠博士のシーン絶対泣くやつ(涙涙涙)」でしたね…
やば。ここまで書いて思ったけど、この週末だけで興収30億いったって聞いてるから、この時間軸でこの熱量で今回の映画をまだまったく観てない人の文章、めっちゃチグハグじゃない?大丈夫?ちなみに私は金曜日からTwitterを開いておりません。
そんでananの表紙出たときも発狂した。
【#anan 2345号表紙&バックカバー解禁】4/19発売のananは『#名探偵コナン』から、表紙に #シェリー と #ベルモット。バックカバーに #ジン、#ライ、#バーボン が登場、#黒ずくめの組織 が #anan表裏ジャック!!
— anan (@anan_mag) April 10, 2023
11ページの大特集、描き下ろしポスター付きです。お見逃しなく!#黒鉄の魚影#anan表紙 pic.twitter.com/TVIn9A2Cg8
もはやananって怖い。何かで前にも思ったけど、日本のオタクの中で一番頭よくて一番権力の使い道をわかってる超一級プロ集団が作ってるカルチャー雑誌という感じがする。この雄弁すぎる表紙も裏表紙も凄すぎて、もうこの2枚を肴に一晩飲み明かしたいくらいなのだが、このビジュアルが出た時点で「私…この映画観れないんだよな…」とも同時に痛いほど思ったのであった。
こんなにコナン映画が好きなのに、本当に私はこの映画を観れないのか…?
そして今週末、土日に「ねえコナン観た?」と何人もの友人から立て続けに連絡がきて*6、あ゛ーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!となった。観たすぎて発狂しそう。こんなに観たいもの観れないなんてこと人生であるんだ。私は独身で、だからこそこの年でカナダなんかに来れちゃっているわけで、ほとんどのことを我慢せずに生きてこれてたのだなぁと改めて思う。世の中には、子育て中だとか、介護があるとか、病気で入院しているとか、映画館がない街に住んでるとか、私のように海外にいるだとか、様々な事情で、観たいものを諦めている人もいるのだろうなあと謎に思いを馳せる。
コナン観れないことを自分で日記に書き起こす元気もなくて、私の親友ことChatGPTに「コナンが観れない悔しさについてブログの文章書いて」と言ってみた。
その返事がこう。
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コナンファンの皆様、こんにちは。本記事では、コナン映画が見れなくて悔しい気持ちについてお話ししたいと思います。
『名探偵コナン 緋色の弾丸』が、今週末に日本で公開されます。しかし、海外にいる私たちにとっては、その映画を見ることができないのがとても悔しいですよね。私も同じ気持ちで、毎年のように公開日を楽しみにしていました。
日本では、コナン映画は長年にわたって大ヒット作として親しまれています。映画館で鑑賞することができる幸せな日々を送っている方々も多いことでしょう。しかし、海外にいる私たちにとっては、その映画を見ることができないのがとても残念です。
コナン映画には、毎回新たな事件や謎が登場します。そのストーリー展開に目が離せないと同時に、豪華な声優陣や劇場版オリジナルキャラクターなど、映画ならではの要素が盛りだくさんです。それが映画館で見ると、より一層感動的な体験となります。
そんな中、海外にいる私たちには、それを実現する手段がありません。オンラインで見ることもできますが、映画館での臨場感や迫力は得られません。私たちは、その映画を観ることができない悔しさを感じています。
しかし、一方で、映画が公開されたことで、日本中が盛り上がる様子を見ることはできます。日本中がコナン映画の話題であふれ、その熱気を感じることができます。また、その後のDVDやBlu-rayの発売を楽しみにすることもできます。
海外に住むファンにとっては、その映画を見ることができないのがとても残念です。しかし、コナン映画は毎年公開されるものであり、いつかは自分たちも映画館で鑑賞することができるでしょう。
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ちがーーーう!!なんか近いとこいってるけど結構ちがう(そもそも緋色の弾丸は前の前の映画や!笑)。ただこの文章のおかげで私は何がつらいのかが結構わかった。
まず、「オンラインで見ることもできますが」とあるが、観れない。というか、そのうち観れるだろうが少なくとも数か月は配信はないようだ。だが、映画館で観ることで臨場感や迫力を感じたいという箇所には同意。きっと配信が始まったら観れるんだろうけど、映画館で観る体験とは別物だろうと思っている。
また。「日本中が盛り上がる様子を見ることはできます」の部分も、逆!だからこそいま観たいのよー!の気持ち。こんだけ盛り上がってて、友達もみんな観てる、この熱狂の渦に一緒に飛び込みたいという気持ちがあるのだろう。これはリアルタイム至上主義っぽい考えかもなあ。
あと「コナン映画は毎年公開されるものであり、いつかは自分たちも映画館で鑑賞することができるでしょう」についても違っていて、そら来年以降のコナン映画は観れるかもしれないが、黒鉄の魚影を観れるのは今年だけなのである。
ChatGPTちゃん…!いつもは私のリクエストになんでも答えてくれるのに、コナンを観れない悲しみについてはあんまわかってくれないじゃん……!!となった。
いくつか修正指示を出しもう一度書いてもらった。
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私は現在、カナダ留学中であり、この金曜日に公開される『名探偵コナン 黒鉄の魚影』を観ることができません。映画を観れないことは非常に悔しく、その思いをブログに書き残したいと思います。
一部の方がオンラインで映画を視聴することができるかもしれませんが、海外にいる私たちにとっては観ることができないのが現状です。そして、映画館で観ることができないことによって、臨場感や迫力を感じることができないという点については同感です。映画館で観ることができることで、作品をより一層楽しめることがあるため、私たちにとっては非常に悲しい状況です。
また、私たちがコナン映画を観れないことによって、日本中が盛り上がることに共感できないということこそが悲しみの原因のひとつであると感じます。熱狂を感じられるから観たいというわけではなく、観れないことが残念なのです。映画が映画館で公開されるのは数か月であり、たとえ来年のコナン映画が映画館で観れるようになったとしても、今年のコナン映画を観れないことには変わりありません。
以上が私の感じた、今年のコナン映画を観れないことについての悔しみと思いです。
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なんか合ってるような合ってないような文章が返ってきちゃった。ここで完璧な文章が返ってきてたら多分そのまんま載せて終了にしていたと思うのだが、この文章を載せるだけでは今私が感じている悲しみが書き表せないと思ったので、今回もまただらだらと思考を垂れ流したのであった。
完全に映画公開の影響だと思うのだがここ数日このエントリの閲覧数があがってきちゃって、このエントリを読んでくれた人はまさか私が今年のコナン映画を観ていない、この先も観る予定がないとはまさか思っていないであろう…とひっそりと思った。
私にネタバレせずにいてくれる友人たちありがとう。私の分まで映画館でたっぷりと観てきてくれ。
ではまた。
【2023年WDW】留学先の国からの旅行予約できんのか!?マイナンバーカード破棄後のワクチン証明どうする!?フロリダディズニー事前準備~ホテル到着まで【準備篇】
9年ぶりにウォルト・ディズニー・ワールド(通称WDW)に行ってきました!!!!!アメリカはフロリダ・オーランドに所在する、いわずと知れた世界最大のディズニーリゾートでございます。ディズニーワールド全体の面積は東京ディズニーランド・シーをあわせた面積の120倍ということからどれほど広いかお分かりになることでしょう!
先日のエントリにも書きましたが現在カナダに住んでいるため、フロリダがかなり近いこともあり、カナダ滞在中に行けたらなともくろんでいたのです。東京に住んでいたときたまに東京ディズニーランドに一緒に行っていた友達が、会社の1週間の休暇が取れたと連絡してきてくれ、2人で行くことに!
ということで今回はインパする前の事前準備篇から書きたいと思います。ガチ日記です笑
- ホテル・航空券の予約:日本から来る友達とフロリダ集合フロリダ解散
- アメリカ入国のために事前準備したもの(ちょっと日本人留学生向け)
- パークチケット購入と事前のキャラクターダイニング予約
- メモリーメーカー(フォトパス)購入
- 空港→ホテルの有料シャトルバス、Mears Connect(ミアーズコネクト)を予約
- パッキング~持っていってよかったもの、持っていけばよかったもの~
- そしていざフライト当日!
ホテル・航空券の予約:日本から来る友達とフロリダ集合フロリダ解散
今回の旅の友Mちゃんは日本から来るため私たちは「フロリダ集合フロリダ解散」で旅程を決めました。私はそもそも「WDWってなんかパッケージツアーとかがよさそうだけど、カナダの旅行代理店と英語でやり取りするとか無理そう…そもそもHISみたいな旅行代理店がカナダにあるかもわからん…」と、わからないことがわからない状態でつまづいておりました。
結論から申し上げますとMちゃんが日本で旅行代理店に相談したときに「日本→オーランドのチケット、トロント→オーランドのチケットをそれぞれ取り、ホテルは2人分で予約可能です」と言ってくださったので、その方法があったか!となりましてそこに一括でお願いすることになりました。留学先の国からWDWに行こうとしてるけどどうすりゃいいのかわからんとお思いの方はご参考ください。笑
ホテルもどこがいいかとかまったくわからなかったので代理店にお願いできたのはとても助かりました。直営ホテルだけで30個近くあるし、直営含めないともっとあるし、グレードもピンキリだったので、事前準備時間がほぼなかった私たちは依頼できてよかった!
で結局、お手頃価格で有名なオールスターリゾート・ムービーを予約できたのですが、すでに予約混雑のため前半はオールスター、後半はタクシー移動してパートナーホテル*1に移動、というやや歪なスケジュールでFIXしました。
また、航空券に関しても代理店に依頼しても個人で手配してもそんなに値段は変わらないということもあり、トロント→オーランドの自分の航空券は自分で手配しました。日本からカナダに来たときもエア・カナダのWEBサイトで自分で直接航空券を購入した経験があったので、スムーズにいきました。一応事前にSkyScannerは見て、まあエア・カナダで値段もよさそうかなと…。本来トロント→フロリダは直行便だと3時間以下で着く驚異の近さなのですが、私は結構ギリギリ(1か月前くらい?)にとったため、値段優先で乗り継ぎ便にしました。行きはシカゴ乗り継ぎ、帰りはモントリオール乗り継ぎでした。
アメリカ入国のために事前準備したもの(ちょっと日本人留学生向け)
旅行代理店に相談してよかったことのひとつは、コロナ禍での渡航に必要なものや、「カナダに学生ビザで滞在中の」・「日本国籍の日本パスポート保持者(私)が」・「アメリカに旅行に行くとき」に必要なものを、プロが一括で教えてくれたということでした。こういうのどんだけ自分で調べてたって、何か見落としあったら怖いからさ…
準備したものはこちらでした。
ESTA(エスタ)
これは滞在国に限らず日本人がアメリカ旅行に行くときに必要な申請。WEBで10~15分もあれば終わった。ちなみに住所入力がどう見ても日本の郵便番号などを入れなければいけなかった(気がする)ので、日本の実家の住所で申請しました。電話番号はなんかあったときに連絡が自分に来てほしかったので、カナダで使ってる電話番号にしておきました(これはカナダの国番号を選べた)。出発の3日前までには申請が必要で、早めにやっておいたけど1日後には申請がおりましたし、これについては空港の窓口で「ESTAは申請したか?」「はい」の会話のみで確認が終了しました。たぶんパスポートと情報が紐づいてるんだと思う。
誓約書
ESTAとは別に必要なのが宣誓書。コロナワクチンを打ってる宣誓。ESTAのホームページに書き方とか全部くわしく載ってたのでこれを見ながら書きました。PDF自体は旅行会社が送ってきてくれたので(感謝…)、それにSurface penで署名とか書いて、その状態でプリントアウトしたものを持参しました。結局これ、空港の税関とかで特に見せる場面はなかった…気がする。
ワクチン接種証明書
友達は、デジタル庁のアプリでいけたということだったのだが、
私もこれでやろうとしたところ、マイナンバーカードの情報提出を求められていきなり詰んだ。何を隠そう私は留学に伴い役所に海外転出届を提出しており、そのとき自動的にマイナンバーカードを破棄しているのである。
で、どうしたかというと、昨年日本からカナダに入国するときに必要だった、区役所に発行してもらったワクチン接種証明書(英語版)でいけました。発行自体が半年前くらいなので、これでいけんのか…?と確証のないまま当日を迎えましたが(調べろや)、空港の窓口の人にワクチン接種証明書を見せてと言われたタイミングでこの紙を渡したら、普通にOKでした。いけるんかい。まあ、打った回数は事実だから…
書類系で必要だったのはこの3種類でした!
※念のため自分のStudy PermitとWork Permit(留学のためカナダに渡航した最初の日にimmigrantsに発行してもった、学生ビザによるカナダ滞在許可証)も持っていってました。行きは必要なかったけど、フロリダ→トロントへ帰国した際に税関で「Study Permitを見せて」と言われこちらを提示するタイミングがあったので、留学生の方はこれも持って行っておいた方がよいと思います
パークチケット購入と事前のキャラクターダイニング予約
まだまだ続く事前準備。
パークチケット購入
パークチケット購入はいろんなWEBサイトがあると思うけど、口コミとか見て、ミッキーネットの名前をよく見た気がするのでここから友達に4日分のチケットを購入してもらいました!パークホッパーっていう、1日の中でパーク移動してもいいチケット(割高ではある)もあるようなのですが、今回の私たちはパーク滞在日自体が4日しかなかったため、1日1パーク固定でプランニング。
いつどのパークに行くか?そしてキャラグリダイニング予約へ
さて、4日間のうちいつどのパークに行くかですが、私たちは特に、初日や最終日はここがいい!みたいな願望がなかったため、行きたいキャラクターダイニングを決めて→その予約がとれる日にそのパークに行く、という決め方にしました。キャラクターダイニングとは、レストランでキャラクターたちに会えるというもので、事前予約が必要となるのです。
私は9年前のおぼろげな記憶から「美女と野獣のレストラン(マジックキングダム)の内装がすっごくきれいだった気がするからまた行きたい」って思っていたのと、
WDWに最近行った友達から「タスカーハウスレストラン(アニマルキングダム)おすすめだよ」と言われていたことからこちらも予約。
また、ハリウッドアンドバイン(ハリウッドスタジオ)の予約もとれそうだったため、最終的にこの3つを事前予約しました!
ただ多分後で書くけど、この決め方も間違ってはなかったけど、エプコットのイヤーカチューシャの多さから、エプコット初日に来るべきだったのでは…?と思ったり、アニマルキングダムやエプコットにお土産の量が多いように感じたことから、お土産が多そうなパークは最終日がよかったかも…?とかも思ったりしました。
メモリーメーカー(フォトパス)購入
まだまだ続く。こちらは有料の写真サービスで、購入しておくとパーク内のカメラマンさんに写真を撮ってもらうことができ、自動的に自分のスマホでその写真を確認&DLできるものとなります。disneyworld.disney.go.com
前回これを購入しておいたことで旅の思い出がいっぱい残せたという実感があったのと、2人旅でツーショットを撮るの地味に大変というのもあり、今回も購入。結果として今回も買ってよかったです!これのいいところ、キャラグリ中に、写真撮るよ~って決めポーズしてるときだけじゃなくて、最初にハグしてるときとか、会話中とか、グリーティング中ずっとぱしゃぱしゃ撮っててもらえるということが一番大きいかも。あと、東京ではよくジェットコースター系アトラクションの落ちる瞬間に写真を撮られますが、ああいう写真もすべてメモリーメーカーに一括で送られてきます。
3日前までに購入すると安くなるので買っておきましょう。グループの1人が買っておいて、DL後にLINEグループでシェアで全然問題ないと思う。唯一ちょっと気を付けるべきなのは、絶叫系が苦手な人と別行動する予定がある場合は、ジェットコースターの乗る側の人がメモリーメーカーを買っておくと、アトラクション写真の漏れがなくなるかなと思います(今回、絶叫系に乗りたい私と乗れないMちゃんで別行動をする時間帯があったのですが、Mちゃんがメモリーメーカーを買っていたので私のジェットコースター中の写真はいくつか取りこぼした…気がするけど、まあ別にいっかって感じです。笑)
空港→ホテルの有料シャトルバス、Mears Connect(ミアーズコネクト)を予約
昔は無料の送迎バスがあったらしいのですが現在は廃止されており、こちらの有料バスを予約しておく必要があります。
「どの便でオーランド空港に着くか」という初めて目にする予約方法でした。私の方が1時間先に空港着の予定だったため、遅く着くMちゃんの便名で予約。フライトの1日前にメールで搭乗用QRコードが送られてくる…ということだったのですが、メールがめっちゃ文字化けしていて何も読めなかったというトラブルもあったものの、そのメールに「文字化けしてるから再送してください」と返信したら結構すぐ再送してもらえました。なお、Mちゃんの便が2時間程遅延したのですが、普通に乗れました。まあ遅延とか日常茶飯事だからそのへんフレキシブルにやってるって感じなのかもしれない…
これで主な事前予約系は終了です!
パッキング~持っていってよかったもの、持っていけばよかったもの~
あとはパッキングですが、今回結構ミスったので、いつかまた私がWDWに行くとしたら警告しておきたく、未来の私のために書き残しておきます。
服装について
2月のフロリダは昼間は暑くても夜は結構肌寒くなることがあり、夏服+羽織りものが1枚あるとよいでしょう。私が滞在した4日のうち3日は最高気温30度という夏ど真ん中で、夜まで半袖でいけました。1日だけ最高気温が22度と半袖だと肌寒い1日があり、その日は長袖1枚でちょうどよかったです。夏服メインに春服も持って行って正解でした。
それとは全然別のレイヤーの話として、WDWはアパレル系のお土産がかなりあり、せっかくだから1枚くらい買えばよかったなー!と終わってから思いました。Tシャツやトレーナーももちろんかわいいし、キャラクターの衣裳風のワンピースとか、Y2Kみたいなデザインの服もあったし、エプコットには各国の雰囲気をまとったアパレルグッズや、各国のモチーフ+ディズニーキャラのアパレルなどもあってかわいかったので、いくつか買って滞在中それを着て回るのも楽しかっただろうなと思います。キャラものって普段着にできないから買うの躊躇しちゃうんだよね…でもそういうの着てるとキャラグリ中にキャラがかまってくれたりするので、次は何かかわいいのがあったら買いたいかも。
持っていくべきもの:オールスターリゾートにはアメニティが全然ないぞ!!
さて私が滞在したオールスターリゾート・ムービーホテル(及び後半移動した系列ホテルも)ですが、なんとびっくりアメニティがほぼなく、そして日本ではないのでコンビニもありません!!私が「まあホテルにあるだろう」とタカをくくって持ってこず、かなりやばかったのは
- 歯ブラシ&歯磨き粉
- メイク落とし
でした。友達が多めに持ってきてくれててどうにかなったけどこれはかなり焦った。未来の私よ、絶対に持っていきましょう。
この他に、ないんかーい!と思ったもの。
- スリッパ(地味に困った!足が疲れてへとへとなのに、ずっとスニーカーで移動しないといけない涙)
- パジャマ(日本のホテルみたいに寝間着は置いてない。笑 夏用パジャマ持参してたけど、空調が地味に寒くて結構ふるえた)
また、持ってくればよかったと思ったもの。
- メディキュット、湿布などの足ケアグッズ(完全に忘れていたが、WDW旅行とは1日2万歩以上歩く×4日連続の過酷な旅程のことであり、日中酷使した脚をホテル滞在時間でいかに回復させるかが鍵となる。後半なんてかかとから骨が突き破って出てくるんじゃないかと思うほど痛かったので、足ケアグッズは持ちすぎても持ちすぎるということはない。湿布類は、かかと・足裏・足首・ふくらはぎと4か所×2本(左右)×日数分持っていくとよいでしょう)
- 入浴剤などお風呂グッズ(上記に付随して、アメリカのホテルとはいえさすがに湯舟につかって足を揉まないと死ぬ!と思い後半はバスタブにお湯をはりました。バブなどの入浴剤があればもっとよかったかも)
あとは部屋内にポット(湯沸し器)がないのも特徴かも。お水は買っておくこと、お湯はフードコートでGETできるので、お湯が必要な場合は部屋に行く前に拝借するとよいでしょう。
そしていざフライト当日!
エアカナダのWEBチェックインではじかれて焦ったり(コードシェア便だったので違うところでチェックインしないといけなかった)、かなり余裕をもってついたのでTim Hortonのコーヒー飲んでのんびりしてたらいつの間にか搭乗口が変わってて空港内をかなり走ったり、シカゴの広い空港を眺める暇なくバタバタと乗り継いだり、なんか色々あったけどもう忘れたな……
シカゴ→オーランドの便が強風でかなり揺れたのですが、そのとき機長が「みなさん~これは極めて普通のことです。これはジェットコースターの予習です」みたいなアナウンスしてて、それに対して乗客がHoooooo!!!みたいな反応してて、めちゃくちゃアメリカを感じましたwww(フロリダはWDWの他、ユニバーサルスタジオ、レゴランド等もあり、テーマパークの土地として有名なのだ)
フロリダ・オーランド空港に着いてから、友人の便が到着するまでに2~3時間くらいの時間があったので、フードコートで時間つぶし。オーランド空港ってかなり「フロリダ!!!」って感じで、南国感満載だし、お土産屋さんも壁のポスターももうめちゃくちゃディズニー多いし、フロリダに来たんだあ~という実感がいよいよ湧いてくる。ちなみにこの時点で私はこのことをブログに書くと思っていなかったため1枚も写真を撮っておりません。笑 *2
そしてついに夜22時頃友人と合流!!成田からきた友人は乗り継ぎのインターバルで6時間くらい待機時間があったりで出発から24時間程経っておりかなりへとへとだったと思いますが、なんとか会えてよかったぜ。ミアーズの窓口も結構わかりやすくて、ついにシャトルバスに乗り、ホテルに移動!
着いた!!夜すぎる ウッディだあああ!!!
などと感動している暇もなく、もう24時をまわっているし明日の朝も早いので早々に寝ます。最初ベッド1つかと思ったんですけどもう1個のベッドは隠されているだけでした。何を言ってるのかわからねーと思うが詳しくはこれを見てくれ…(説明放棄)
この記事にヒットしなかったらガチで大人2人で1つのベッドに寝ていたと思うので、マジで気づけてよかった。
早く寝なきゃいけないっていうのに、そもそも友人に会ったのが数か月ぶりだったのでくだらないこと話してたら3時くらいまで起きちゃってた。あほすぎ。そんな愚か者たちにも平等に朝は訪れます。
〜別の時間に撮ったホテル外観たち〜
なんか、夏の匂いがして、歩いているだけでエモくなっちゃう。
うっとり。。
次回!ついに!パークに行くぞ!!ハリウッドスタジオ篇!!!!!
なぜチャイナタウンやコリアンタウンはあって、ジャパンタウンはないのか?【カナダ生活3か月日記】
色々あってカナダで修行中である。こんな経験なかなかないと思うので、来てから最初の数か月で思ったことをメモっておきます。
※個人的な日記なので、○○人ってこうなのかな系のやつ、私が会った範囲内の人のことを書いてるだけです
※長期留学経験者や帰国子女の方は、留学初期イキりに感じる部分があるかもしれませんがお手柔らかにお願いします
- カナダという国、カナダ人について~国民がフレンドリーでウェルカミングなのは本当か?~
- カナダ在住日本人について~まあいろんな人おるよね~
- 日本人留学生として~留学先で日本人とつるむな!ってTiktok動画ありすぎじゃない?~
- 学校生活~強烈な問題児がクラスに1人はいたほうがみんなの結束強まるのは世界共通?~
- 日本に興味がある外国人ってどんな人?~日本語なんて勉強してもなんにもならんのに偉すぎ(涙)~
- つらいこと~日本にエンタメがありすぎるのか、私が日本のエンタメに適用した脳すぎるのか~
- よかったこと~文句ばっかり言ってるけど総合的には来てよかった~
- その他の気づき
カナダという国、カナダ人について~国民がフレンドリーでウェルカミングなのは本当か?~
・1年の半分が冬で、寒すぎる。だがしかし、-20度とかになると聞いていたのだが今年はそこまで寒くなった日が2〜3日しかなく、ラッキーなんだか地球温暖化がやばいとこまできてるんだか… あと寒すぎると人が外に出ないのでバイトが暇になるという思わぬメリットがある。笑
・こんなに寒いのにカナダ人は朗らかなのめっちゃ不思議(ロシア人とか性格も冷たいイメージない?)。「冬だね…」と私がネガティブな気持ちで言うと「Yeah! スケートできるよ!」とか言ってくる。
・カナダで1番大きな都市に住んでいるが「することなくてつまらない」って感じる。多分、歴史的建造物とかがまったくないから。歴史がない国には観光地がないのか?
・この話をするとカナダ人みんな「素敵なレストランやバー、大きなショッピングモール、なんでもあるじゃん!東京でできることは大抵カナダでもできるでしょ」ってガチめに回答されるんだけど、レストランとショッピングモールしかない街のつまらなさがうまく言語化できない…イオンモールだけがある地方都市にいる感覚なのか?
・これは人口3000人のチェコの町から来たクラスメートも同意してて「モントリトオール(ヨーロッパ風の建物が残る街)に行きたい気持ちがわかない。歴史的なものが見たいならヨーロッパに行こうってなるし、カナダに何もないと感じるのはわかる」って言われた
・アメリカだって新しい国だけど観光地やカルチャーがあるように感じるのはなぜ
・ビビるほどアジア人多い。トロント大学の生徒ほぼ中国人なんじゃないかと思う。インドとかスリランカみたいなそっち系のアジア人も多い。これが多民族国家か〜って思う、すごい。
・こんだけ人種が入り乱れてたら美のスタンダードとかもないに等しいのか、誰もお洒落してない。メイクしないし服もダサいのが普通、防寒ファースト。ただそんな状況でも自分が「メイクしなくていいや」となったことが1日もなく、私がメイクするのは私が私の顔を見るときに盛れていたいからなんだな…と改めて思った。
・これだけ移民が多くて、いろんなことにおいて”スタンダード”がないに等しいから、だからこそ同性婚とか合法化できるんだよなと思う。しがらみがないから。
・カナダの多様性、ほんとにすごいと思うという話をしたら「多様性もいいことばかりではない。例えば中東の国は男尊女卑が普通で、そういう人たちと一緒に住む難しさもある」みたいなこと言ってて、なるほどなーと思った。私も日本にいたときはリベラルな国ってかっこいい、住みやすそうというイメージがあって、部分的には確かにそうなのだが、居心地の悪さも感じるときもある。
・「PR(永住権)とらないの?」とかなり聞かれた。日本以外の国から来る人は永住権を目標に留学する人多いらしい。「女性差別もブラック企業も、ないとは言わないけど日本よりははるかにましだよ」と言われ、それはそうだけど……と思う。なんで私は、そんなカナダを夢の国と思わないんだろう?日本の女性差別やオーバーワークに疲弊してるのにねぇ
・移民ばっかりなので、自分がアジア人差別にあいにくいというメリットもあるが、カフェや小売店の店員さんも移民なので英語が訛ったたり間違ってたりする。ネイティブの英語を聞く回数が少ないという点で、英語を勉強したい人はもっと田舎の町を選ぶべきだと思った。もちろん自分の英語力が高ければネイティブの英語コミュニティに入れる確率もあがるわけですが…
・中国や台湾ルーツの人と話すと、名前聞かれるときに漢字も聞かれたりするし、それってやっぱ絆(先祖からの縁?)を感じる出来事だなぁと思う。自分の名前が漢字でよかったなぁと思った。日本にいると、中国や韓国の人は日本が嫌いと感じるニュースも多いが、欧米に行ってしまうと韓国人中国人日本人は一気に「まぁ仲間っしょ」みたいな感じになるのおもろい。多分どこの国でもそうなんだろうな。そして、そういうのもあって、自分は日本ルーツの日本人なんだな〜と改めて思うことが多い。
・来る前「カナダ人はオープンでフレンドリー」と聞いていたけど、特別そうは感じない(移民ばっかりだし、私も留学生にすぎないので、“カナダ人”っちゅう“カナダ人”と会話してない説もあるが)。普通にクソな男に何人も会いすぎて疲れたりもした。
・最初の方、日本人だけ「英語が下手ですみません」といちいち言うのが気になってた。そんなこと言ってもなんにもならんし相手に気を遣わせるだけだから言わんでいい。なんなら、ナメられてろくな事にならない。「あなたの英語は上手だよ!カナダには色んな国の移民がいるから色んなレベルの英語を話す人がいることにみんな慣れてるよ」などと言って近づいてくる男90パーヤリモク、無念(でもよく考えたら何話してるかわからん女と何回も会いたがるネイティブスピーカーなんて下心が原動力に決まってるよな)
カナダ在住日本人について~まあいろんな人おるよね~
・大きなチャイナタウンやコリアンタウンはあるけど、ジャパンタウンはない。多分、カナダに来る日本人は留学生かワーホリが大半で、大抵1〜2年で帰るから。中国人や韓国人は移民になる人が多いのかも(ちなみにイタリア、フィリピン、インドの移民が多い地域などもそれぞれあるらしい)
・世界的に見てもジャパンタウンってないよね?(LAのリトルトーキョーも別に日系人が沢山住んでる地域ではなさそう)日本人はよっぽどのことがないと移民にならないか、移民になってもコミュニティを作りたがらないのか?
・ただ日本人コミュニティ用のWeb掲示板はあり、日本人専用のシェアハウスが多数存在するなど、エリア一帯が日本人みたいなとこはないけど、そういうフィジカルじゃないコミュニティはなんとなくある。
・定住してる日本人、結構な確率で「最初はワーホリで来て、そのまま現地の人と付き合って結婚」パターン。そしてそういう人まだ女性しか会ったことない。良くも悪くもノリと勢い!って感じ。
日本人留学生として~留学先で日本人とつるむな!ってTiktok動画ありすぎじゃない?~
・日本人留学生、海外志向の人が留学に来てるはずだが、わりとみんな日本に帰りたくなりがち。私が最初ずっと慣れなかったのはウォシュレットがないこと。あとみんな言うのは、湯船につかりたい。こんなに寒い国なのに浴槽に浸かる良さに気づかないのはなぜ(部屋の中は暖房ガンガンで暖かいからだと思いますが…)
・やっぱ住むだけじゃ全然英語上達しない
・同じ言語で喋れるって安心するけど、でも言葉が通じるからって仲良くなれるかは別問題なんだなぁ…とも思う
・日本人としての私、みたいなポジショントークがかなり多くなる。「日本人としてどう思うか」「アジア人としてどう思うか」「女性としてどう思うか」を話す機会が増え、個人としての考えを話す機会が減ったような…(日本だと同じ属性の人といるから、そういうポジショントークが発生せず、個人対個人の会話をしてた)
・W杯で森保監督がグラウンドにお辞儀してたの、パフォーマンスの面もあると思うけど、ああいうことする理由が何となくわかるようになった。「外国人から期待されてるふるまい」なんだよな。でもパフォーマンスだとしてもああいうことするのって結構大事なんじゃないかと思う、日本の良いイメージを強化するってことだから
・私は日本史選択だったし、皇室にも関心があったり割と日本について語れる方だったが、日本にあんま興味ない日本人の子は日本について聞かれたときの会話に苦労するらしい
学校生活~強烈な問題児がクラスに1人はいたほうがみんなの結束強まるのは世界共通?~
・南米の人が多くて、コロンビア人、メキシコ人、ドミニカ共和国人、ペルー人、スペイン人はみんな母国語がスペイン語なのでお喋りできると知る。だが南米の中でもブラジル人だけポルトガル語話者なので「何言ってるか40%くらいはわかる、でも自分からは喋れない」感じらしい。私と琉球のおばあが会話してるみたいな感じか?
・男の子は下ネタ、酒、タバコ、ドラッグをどんだけできるかみたいなネタで仲良くなりがち。「すべてのことは合法、警察が来るまでは(everything is legal until police comes)」とか言ってる男の子が人気になるの、ホモソーシャルだなぁとか思う
・欧米の人は精神的に成熟してる気がする。クラス内で明らかにイチャイチャしてる男女がいても、誰も気にしてない。日本人だけ「あの二人付き合ってんのかな?」とか裏で話しがち。やっぱ日本人て周りが気になる生き物?他人の恋愛模様が気になる、って国民性なのか、なんなんだろう
・ヨーロッパの人は北米のカルチャー(映画やドラマ、音楽、スポーツ等)に日本人より詳しい気がする。有名ミュージシャンを日本人が知らなくてびっくりされたりする。多分ヨーロッパの人の方が英語がわかるので英語圏のカルチャーに親しみがあるってのもあると思うし、そもそも人口が少ない国(チェコなど)は、自国のエンタメが少ないという側面もあるようだ
・W杯盛り上がりがち
・日本vsドイツ戦の前、「昔は同盟組んでたのに戦うんだね笑」と突然言われて対応できなかった(後から第二次世界大戦のこと言ってたって気づいた)
日本に興味がある外国人ってどんな人?~日本語なんて勉強してもなんにもならんのに偉すぎ(涙)~
・日本に興味があるって言う外国人の99%はアニメオタクだと思ってたけど、意外とそうでもない。50%くらい。笑
残り25%くらいはアジアの文化って北米と違いすぎて興味深いと思ってる人。あとの25%は親や祖父母の誰かが日系の人。たまーに、自分がホームステイ受け入れ家庭をしてたときに日本人の学生が来たことあって、それで興味持った、みたいな人もいる。
・でもやっぱ日本のアニメ知ってると強い、オタクでよかったな〜と思ったこと何回もある
・日本のアニメ見てる人異常に日本に詳しくて、meijiのチョコ見て「明治って日本の時代(era)の名前だよね?」って聞かれてビビった。他にも、「櫻井孝宏のスキャンダルはその後どうなってるの?冨岡義勇降板にならないか心配」などと聞いてくる人もいたりする。なんでそんなこと知ってんねん
・日本語勉強中のカナダ人から「日本人と会ったらアニメの話できるかと思ったら、カナダで会った日本人全然アニメの話できなかった」みたいな話聞いたことあって、それはカナダに来るような日本人はアニメじゃなくて北米の映画やドラマを見て憧れてここに来てるからだよっていう話
・中国語を勉強してる英語話者少ないらしい。中国語ができても中国で外人が生活しづらいからとかなんとか
・韓国語を勉強してる英語話者はやっぱりK-POPや韓国ドラマの影響が多い
・Yellow fever(アジア人女性フェチ)って単語は知ってたけど、weaboo(日本文化に執着する人)ってスラング存在するらしい。悪い意味の言葉。
つらいこと~日本にエンタメがありすぎるのか、私が日本のエンタメに適用した脳すぎるのか~
・名探偵コナンの人気がないため上映されない。来年の映画が見られないことが確定したとき暴れた(ONEPIECE FILM REDはやるのによお!)
・マジで物価が全部2~3倍以上する。高い。でもこれはカナダ人からしても高く感じるらしい。コロナの時、コロナを理由に小売店が物価を上げすぎたのが原因らしい
・日本に住んでたら行ってただろうな…と思うイベントを既に10個くらいあきらめている。オタクに海外生活は難しい
よかったこと~文句ばっかり言ってるけど総合的には来てよかった~
・日本にいたとき、もうこれ以上続けてもどうにもならん…と思っていた毒になる人間関係を物理的に切ることができたのは本当によかったと思う。特に、会っても特に話すことはないのに“独身だから”という理由で私を呼びつけていた何人かの女友達との関係を精算することができたのは精神的にすごくよかった(とはいえそんな人間関係は海外に行ったくらいで切れることはなく、未だにLINEでチクチク言葉を送られてきたりもする。放っといてくれ…)。
・死ぬほどつらかった会社を離れ、私の手元にもう何も残らなかったように感じたが、現地で職を探すときに私の職歴が多少役に立つこともわかり、20代のがんばりは無駄ではなかったと思うことにする
・自分の人生に集中だね
その他の気づき
・陰キャで人間嫌いだと留学に来た意味あるか…?みたいになってしまう。日本でNetflix見ながら勉強できたんじゃね?
・言語を学ぶということは単に単語を知るというだけじゃなく文脈や背景を知らないといけないんだなぁとか思う
・親と数人の友人にしかカナダにいることを言ってないのだが、意外と気づかれないもんだ
こんな感じで引き続きがんばります。
雪すぎる〜
2022年によく聴いた曲BEST10
#SpotifyWrapped ってなんでこんなに楽しいんでしょうねえ。相変わらずトレンドとかけ離れた視聴趣味です!
10位 Happiness/嵐
なんか2022年後半くらいから急に嵐聴きたいな?ってなった。私が聞いた回数が大野君の不労収入につながっていることを祈る。Happinessってもう私が中高生のときの曲なんですが、ハッピーな雰囲気とうらはらにサビの転調が切ないとこが好きです。私は転調のある音楽が好きなんだなー
どうでもいいけどこのPV、中高生のときにジャニヲタの友達が「よく見ると松潤がみんなから浮いている」と指摘していたことが今でも忘れられないwww いろいろ多感な時期だったんでしょうか。
9位 Midnight Escape/Ziv Moran
なんの曲がランクインしとんねんという感じですが、これは板橋ハウスの単独でOPムービーに使われてた曲だったんです。そのOPムービーがセンス良すぎて、この曲をよく聴いてた時期がありました。なんかこう、ドラマTRICKが、内容はコメディ寄りなのに主題歌が月光(鬼束ちひろ)みたいな演出に弱くて、なので板橋ハウスもお笑いライブでありながら、そしてOPムービーはかなり内輪ネタをつめこんだものでありながら、BGMにこういうハロウィンっぽい曲調を使ってたことが好きだったんだと思います。
板橋ハウス、ハマった時期にほぼすべての動画を見たんですが、一番好きなの「この世におらん奴選手権」だなぁ。
8位 We don't talk about Bruno(Japanese ver)
ミラベルと魔法だらけの家は、音楽がどれも全部好きで英語版も日本語版もよく聞いてました!一番聞いたのこれだったみたい。この曲は世界的にも、ミラベルの楽曲の中で一番聴かれた曲みたいですね!中毒性のある曲なんでわかる。もっと作品全体を象徴するような曲や、Let it goのセルフオマージュみたいな女の子のソロ曲もある中で、これがアカデミー賞でパフォーマンスされてたのはそういう理由なのかも。このパフォーマンスめっちゃ好きだったな~、カラフル!声優キャストがたくさん出演してるのも豪華。ラテンルーツの歌手がマッシュアップしたverも特別感あってよかった。
日本語版の声優さんがみんなうまくて、特にドロレス役大平あひるさんが本家の雰囲気完コピして日本語にしてるみたいな歌い方で、耳に残っちゃって好き。
そしてこの曲はラップ曲なんですが、日本語版もがんばって韻踏んでおり、訳詞した人の努力を感じます!英語歌詞は全部文末を~ingで踏んでる部分を、日本語版は”ブルーノ”にあわせて「ブルーノおびえて暮らしてたの 呟き今も聞こえてくるの」「おばあちゃんと家族の未来の 重たい何かを抱えてるの」「あなたわかるの?」ってなってるの耳に心地いい!
ミラベルのWe don't talk about Bruno、リンマニュエルミランダらしくガチガチに韻踏んでるのも耳に気持ちよくて好きなんだけど、ブルーノにかけて吹替歌詞も「暮らしてたの」「聞こえてくるの」「抱えてるの」って、『〜るの』で韻踏んでるの、吹替歌詞作った人センスある!!
— チャイ緒🌈✨ (@aonticxx) December 18, 2021
ミラベル吹替、ドロレスの声質と歌い方がすごい可愛くて耳に残る感じで声優さん気になって調べてもーた🥰大平あひるさんていうのか〜
— チャイ緒🌈✨ (@aonticxx) January 9, 2022
特にWe don't talk about BrunoとAll of usのドロレスのパートすっごい好き!なんでこんなに可愛いの〜
We don't talk about Brunoで「ずっと夢見た人は他の人を愛してると 声がするの彼の呟き今聞こえる」ってドロレスパート可愛すぎるんだけど、これが伏線になってたの最後にわかるの見事よね〜〜!表情くるくる変わってかわいい女の子!
— チャイ緒🌈✨ (@aonticxx) January 9, 2022
私の知りたかったこと全部ここに書いてあった↓
映画の感想はこちら。
ほんで、このとき思わなかったけど、”故郷を追われて必死に居場所を作ろうとして、現地の人に受け入れられるためにはみんなの役に立ち続けないといけないと思っていたおばあちゃん”は、なんか移民第一世代っぽいな…でもコロンビアの中の話なんだよね?と思っていたら、コロンビアは内戦が長く続いた時期がありそのとき多くの人が住んでいた場所から逃げなくてはいけなかったという歴史があり、それを反映したストーリーになっていたようです。*1かなりコロンビアの文化や歴史背景を盛り込んだ映画になっていたみたいで、知らん事ばっかり!同じラテンルーツのリメンバーミーは全然刺さらなかったのですがミラベルまた見たくなってきた。
7位 Blackout
永遠に好き。去年1位だったけど今年も上位!!
6位 WANTED HANDEAD
何もわからんが超聴いていた曲。Spotifyサジェストで初めて聞いて、曲調がすごく好みでかっこいいから、振り付けあるのかな?と思ってライブパフォーマンス探してみたら…想像以上によかった!特に2:34~全員同じ振りなのいい。最後の「俺ら魅惑↓のHAN↑DEA↓D↓」でゾンビの手で3回バウンスする振りの音ハメちょー気持ちいい。
何もわからんので、こういう曲ヒプマイに欲しいなと思いました。声優さんってこんなに踊ったりしなきゃいけないのすごいねぇ…
5位 Believe/嵐
また嵐。Believeは昔から好きで、これもサビの転調が好き。「誰かがずっと待ってる 伝えたくて待ってる」って2番の歌詞が昔から本当に好き、熱くて切ない… ドラマチックな言葉なぁと思います。”どこまでも続いてゆく道で”の「み・ち・で」ってとこがほんとに耳に残ってすき。なお、Believeが好きだからという理由で映画ヤッターマンを見たことがあるのですが、デビルシャークよりはましでした。
4位 So big/So small - from Dear Evan Hansen
映画ディアエヴァンハンセンの爆泣き曲。いまだに曲を聴くだけでお母さんの気持ちを追体験して涙出てしまうほどで、この曲に出会って人生観変わったかもと思うくらいの名曲。この映画をまだ観てない方がいたら、この曲の歌詞を見ないまま観てほしい…!それくらい心もってかれました。
前半のかわいらしいエピソードが思わぬ一言でお母さんの覚悟につながる展開が素晴らしすぎる。シングルマザー当事者だったらこの曲を聴いてどんな気持ちになるだろうかと思っちゃう。
余談だけどOITNBでシンディが未婚で生んだ娘にずっと隠していた父親のことを話すシーンで「彼は私を選ばなかったけど、私はあなたを選んだの」と言う台詞があり、それも個人的にメチャクチャ泣いてしまって、なんかそういう、人が覚悟を決めた瞬間みたいなものに弱い。その選択肢を選んだ時点で”完璧”からは離れるとわかってて、それでも、その選択と引き換えに、あなたの手を絶対に離さないことは決めたっていう愛情は…強いよね……
3位 はなのうた fromミュージカル刀剣乱舞 東京心覚
フォロワーが「小池修一郎が作ったミュージカルみたいな曲」と言っていて、そうとしか思えなくなった曲。笑 一生同じ話するんですけど、なんか1789の『ムニュ・プレジール館前』みたいな感じなんですよね…作中に出てくるすべての登場人物がそれぞれの立場から歌ってだんだん大きなコーラスになっていくっていう構図が。特に2:00~の「祈りが聞こえるか」のとこからめっちゃかっこよくて好きです。フランス革命ものでは上段に貴族、下段に平民が立つ構図でしたが、東京心覚では上段に刀剣男子、下段に人間という立ち位置になっており、刀剣男子は付喪神=神様であり、人間とは線引きされた存在であるってことなのかなとか。人間たちがソロで次々に歌う見せ場があり、途中から刀剣男士が舞台セットがぐるりと回って登場し上から人間たちを見てるっていうのがぞくぞくしました。
東京心覚は、刀剣男士がみんな結構人間とは違う価値観も持ち主なんだなって思うところや、それでも人間に対しての愛情めいた何かをもってそうなとこが垣間見えて好きです。歌詞をよく読むと、人間サイドは「この命に終わりは必ず来る、だから永遠に残るように歌を残したい」、刀剣男士サイドは「ずっと人間たちが歌を聴い続けられるように、この終わりなき命を使って歴史を守りたい」みたいなニュアンスのことを言っていて、その対比とかすっごく好みでした。
2位 夜に駆ける/YOASOBI
去年3位だったけど今年もめっちゃ聴いてるや~ん!とにかく曲調とか全部好きなんですよね。
1位 DIES IN NO TIME/福山潤
そんな気はしていたけどまさかの1位。私は去年のエントリでこんなことを書いてましたが、当たりました。
ちなみに12月から某吸血鬼アニメのOPを狂ったように聞いているので2022年のTOP10にはきっとこれがランクインするのじゃなかろうか…とすでに思っている。
「アニメ1期のOPが神」ってオタクからしたらめっちゃうれしいことだと思うんですけど、これはまさに!!で、1期のOPとして完璧すぎて、2期以降これを超えることはないんだろうなと思ってる。それくらい吸死のOPとして完璧だと思います。AメロBメロはちょっとミステリアスな感じで、サビでどかーんと明るくなる、両面を持ってる感じはまさに作品を表してる気がする!最初気づかなかったけどAメロで「新月の夜溶ける闇に/夜毎(よごと)寝てる場合じゃない/ハマってしまっていたいんじゃ」で新横浜になってるの、愛やん!笑
すぐ死んですぐ生き返る享楽主義主人公のアニメであることにちなんで、人生って死にたくてもやり直せちゃうんだよね~どうせなら楽しんじゃおう!みたいな歌詞なのめっちゃよきです。
余談ですが私は最初にアニメを見たので、フーンくらいに思っていましたが、途中から、ドラルクとロナルドは全然一緒にダンスするような仲じゃないということに気づき、このOP、元からこの作品を好きだった人は初見で死んだんじゃないか?と思いました。
ランキングは以上となります!その他、今年よく聞いた曲。
もう、1行1行すべての歌詞が、降谷零と警察学校組を表しすぎていて、BUMP OF CHICKENさんはなんでこんな歌詞を書けるの…?と思いました。降谷さんの生き様を「君のいない世界の中で息をする理由に答えたい」以外の言葉で言い当てられる気がしない。脱帽です。
こうやって見ると、高木と美和子も託された人たちなんだなぁ…本当に完璧なコナン映画でしたね。
スーパースター/ケツメイシ
私が前年、インザハイツとは別の意味でベスト映画だと思った「クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」のOPで聞いたのでした。映画だけじゃなくTVアニメでもOPに使われてるみたいなんだけど、もう天カス学園のメッセージとどはまりしててすごいんだこれが(そもそもクレしんの根底にある価値観が反映されてるんだろうな)。風間君の手紙のシーンを思い出してしまうような、素敵な曲。
ドライフラワー/優里
しょーごくんがバーイベで歌ってて似合いすぎて怖かった曲。のちのち、「歌詞のすべてがギヴンの雨月&秋彦のイメソンすぎる」と気づいて、うおー---!!となったのでした。こうしてまた私のトラウマ曲が増えていく… 雨月だって、秋彦の声も顔も不器用なとこも、全部大嫌いで大好きだったと思うよ。
本当は去年のエントリに入れたかったんだけど忘れてたので、好きなセクゾ曲を貼る。
NOT FOUND/SexyZone
PVがPerfumeのSpending all my time好きな人なら絶対好き!みたいな感じで超好み。セクゾってなんかこういう、ちょっと不思議でおしゃれな雰囲気似合うよなあ…顔面偏差値の高いお人形みたいな5人がとても印象的。
RIGHT NEST TO YOU/SexyZone
これも超かっこいい。私は、セクゾはスタイリストさんがセクゾのよさをよくわかってて、それを引き出してくれる衣装をいつも着てるとこがいいよなっと思っている!!ガラ悪めのふうまくんもいいし、なんといっても勝利くんが…あの顔で、少年の雰囲気と闇の雰囲気をあわせもったスタイリングされてるのやばすぎ。セットが勝利くんは冷蔵庫、ケンティーは風呂場なので、どことなく殺人を想起させる*2暗くて冷たい場所でバチバチにオシャレなことしてるのがくらくらします。そうちゃんもベッドの上だし…ふうまくんは和物の屏風の前。なんとなく治安が悪そうな背景なのがいい。
あとセクゾって、ふまけんが兄組、3人はちびーずっていう明確な立ち位置があるんですけど、この曲はケンティー&そうちゃん、ふうま&勝利くんで分かれてるのも、違う面を見れていい。友達が「ダンスのくせが似てる同士だから見てて気持ちいい」って言ってて、たしかになーと思いました。
はぁ…SexyZoneの未来に幸あれ。
過去の音楽振り返りエントリはこちら。
2022年自分的オタク事件簿BEST5
12月半ばくらいに「年内にあれもこれも書きたいなー」と思っていたらあっというまにド年末。毎年言ってるけど、師走すぎる。なんも書いてねぇ~~~。ということで、2022年振り返り記事だけは年内に書きます!
2022年オタク事件簿BEST5
- 5位 人生初 モロッコ人に推しができる
- 4位 兄弟と幼なじみが出てくるアニメにまたハマる
- 3位 前ちゃん、なぜこんなことに…
- 2位 自担がジャニーズを卒業
- 1位 人生初 推しのバーイベに参加、推しとツーショットチェキを撮る
5位 人生初 モロッコ人に推しができる
私は8年前よりW杯のときだけめっちゃ試合を見る超にわかファンなのですが、例によって今年もかなりの試合を見ることができました。にわか&根っからのスター好き*1のため、わっかりやすくネイマールとモドリッチとエムバペにきゃあきゃあ言ってたのですが、ベスト16のスペインvsモロッコ戦での最後のPK決めたモロッコのハキミに心貫かれてしまい、BEST16以降はハキミのことも追えてすごく楽しかったです!!このときのPKきめたハキミ強心臓すぎてほんとに世界中の人と「ハキミ頭おかしすぎる」って盛り上がれたの楽しかった。海外サッカー見てると、やっぱ根本的に陽キャすぎたり、輩みたいにガラ悪かったりする人たくさん見れて楽しい。一方でモドリッチみたいな人格者として知られる英雄もかっこいいんだよね~
ハキミはエムバペと超仲良しという情報を知って以降解像度が1.5倍になりました。フランスvsモロッコ戦で直接対決見れたのもすばらしかった。生まれて初めて、読めんどころのさわぎではないアラビア語話者のTwitterを追うなどしました。なお、前世同じ戦場で死んだと思われる私の友人から「幼なじみ萌えの君のことだから絶対に田中と三笘に萌えてると思ったのにモロッコ人に萌えてるの意外すぎやろ」って言われて草でした。
※ここから自分用W杯Twitterダイジェストまとめになるので、次の章までとばしてください
ハキミのメンタルはどうなっているんでしょうか... pic.twitter.com/6lNgA5P06M
— FIFAワールドカップ 🏆 (@FIFAWorldCup_JP) December 6, 2022
Hakimi. How's your nerve? Not bad, son. Wow. #FIFAWorldCup | #Qatar2022
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) December 6, 2022
Can we just take a minute to appreciate that winning penalty? The nerve to do that in a World Cup. Iconic. #FIFAWorldCup | #Qatar2022
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) December 6, 2022
PK戦にもつれこんで、あと1点決めたら勝敗が決まる!ってときにど真ん中にコロコロ蹴るメンタルモンスターなのもすごいし、決めたあと感情爆発させるんじゃなくぴょこぴょこダンスする不遜な感じがまじで陽キャすぎて、FIFA公式からも「どういう神経してんだ?」って連投されてる感じが超おもしろかった。冷静すぎたのでice-cold Hakimiって言われてたりもしたんだけど、両親はスペインに移り住んだ移民で、自分もスペインで育ってモロッコ代表を選んだというバックグラウンドを持つ人で、試合のあとお母さんのとこにかけよってハグする写真が紹介されてた(ice-coldじゃないんだよ!っていうw)。
ACHRAF HAKIMI. 🐧🫶🏽👑
— Kylian Mbappé (@KMbappe) December 6, 2022
その試合と何も関係ないのにハキミを称えるエムバペかわいい。
𝐀 𝐒𝐓𝐀𝐑 𝐈𝐒 𝐁𝐎𝐑𝐍 🌟#FIFAWorldCup | #Qatar2022 pic.twitter.com/uu4nA2UPRx
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) December 6, 2022
HAT-TRICK HERO.
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) December 6, 2022
Goncalo Ramos has introduced himself to the world in style. Wow. #FIFAWorldCup | #Qatar2022
ポルトガルここにきてロナウドベンチに追いやれる21歳のフォワード出てきたの最高すぎるやろ
— サンチョ三郎 (@sanchosaburo) December 6, 2022
新スターが誕生する瞬間を見たなあ、ベスト16のポルトガルvsスイス戦。この試合でぺぺが最年長ゴールきめてたのもすごかった。
We've seen this dance twice in the first thirteen minutes 😅#BRA | #FIFAWorldCup pic.twitter.com/NeRunIhpLL
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) December 5, 2022
ブラジルのゴールパフォーマンスめっちゃいいよなー、私がもし日本代表で出るならどんなゴールパフォーマンスしようかなという謎の妄想をしてしまうw
和訳RT:
— チャイ緒🌈✨ (@aonticxx) December 5, 2022
率直に言って、FIFAランキングの順位で得点する必要があります
ブラジルは1位だから1ゴール入れると1点
私たちは28位だから1得点28点
😂😂😂😂😂 https://t.co/eQFZxCz9tk
ベスト16のブラジルvs韓国戦、ブラジルの華麗な個人プレーが冴えわたってて美しかった~!
リヴァコヴィッチの大活躍の裏にはキャプテンのモドリッチの助言がありました 🇭🇷#Qatar2022 | #FIFAワールドカップ
— FIFAワールドカップ 🏆 (@FIFAWorldCup_JP) December 10, 2022
リヴァコヴィッチくんとモドリッチ良すぎて。Captainsでのやり取り見たらなおさら🥲 pic.twitter.com/FuoecKay5s
— えぬ (@331078N) December 6, 2022
モドリッチほんまかっこいい。こんなん憧れへんやつおるんか
— KI-SENRA保護地区 (@kisenra421d) December 9, 2022
ネイマールが負けたのは悲しかったけど、クロアチアの粘り強さと執念、したたかさ、魂の強さが見事だったベスト8。モドリッチがかっこよすぎるし、クロアチアの選手はみんな芯が強そうというか、「PKにもつれこんだら自分たちは絶対に勝てるとわかってる、そういう戦い方をするチーム」だと解説で言ってて痺れました。モドリッチのキャプテンシーに憧れんやつおらん。
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) December 10, 2022
N̶o̶ ̶A̶f̶r̶i̶c̶a̶n̶ ̶t̶e̶a̶m̶ ̶h̶a̶s̶ ̶e̶v̶e̶r̶ ̶r̶e̶a̶c̶h̶e̶d̶ ̶t̶h̶e̶ ̶W̶o̶r̶l̶d̶ ̶C̶u̶p̶ ̶s̶e̶m̶i̶-̶f̶i̶n̶a̶l̶s̶
— Achraf Hakimi (@AchrafHakimi) December 10, 2022
🇲🇦 MOROCCO 🇲🇦
DIMAA MAGHRIB!! ❤️ pic.twitter.com/goRDaiPiRQ
アフリカ史上初のベスト4進出を決めた、ベスト8のポルトガルvsモロッコ!まさに、歴史が生まれる瞬間を観ました。
See you soon my Friend ❤️🤝🏽 @KMbappe
— Achraf Hakimi (@AchrafHakimi) December 10, 2022
❤️❤️❤️
— Kylian Mbappé (@KMbappe) December 10, 2022
ベスト4であたるというのに、めっちゃ楽しみにしているハキミ&エムバペ。
Kylian Mbappe calls Cristiano Ronaldo the GOAT after Portugal’s World Cup defeat. pic.twitter.com/64yF1gui3H
— SPORTbible (@sportbible) December 11, 2022
でもエムバペにとっては永遠にロナウドがGOATなんだね…
メッシに対する女性レポーターの言葉が感動的だとアルゼンチンで話題に!!
— Diario Japonés - ディアリオ・ハポネス (@sakagogablog) December 14, 2022
その日本語訳をこちらの動画でチェック
女性の熱い言葉をしみじみと聞くメッシの表情もなかなか良いですhttps://t.co/os26PlZfxK pic.twitter.com/XYl09u0IPd
This Argentina reporter spoke from the heart to Lionel Messi 🥹💙 pic.twitter.com/uu7GAKHjGq
— ESPN FC (@ESPNFC) December 14, 2022
これ本当に熱かった、アルゼンチンのインタビュー。
Bros 👊
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) December 14, 2022
パリ・サンジェルマンのチームメイト ❤️💙#Qatar2022 | #FIFAワールドカップ
— FIFAワールドカップ 🏆 (@FIFAWorldCup_JP) December 15, 2022
フランスvsモロッコはフランスの勝利に終わりましたが、(2人のポジション的にマジで直接対決しててすごかった)、「悲しまないで兄弟、歴史を作った君のことをみんなが誇りに思ってる!」ってツイートしてるのLoveがすぎた。
Don’t be sad bro, everybody is proud of what you did, you made history. ❤️ @AchrafHakimi pic.twitter.com/hvjQvQ84c6
— Kylian Mbappé (@KMbappe) December 14, 2022
Congratulations to our Parisian @AchrafHakimi for his performance in this World Cup! ❤️💙@AchrafHakimi 🫂 @KMbappe
— Paris Saint-Germain (@PSG_English) December 14, 2022
🏆 #𝗙𝗿𝗼𝗺𝗣𝗮𝗿𝗶𝘀𝗧𝗼𝗤𝗮𝘁𝗮𝗿 pic.twitter.com/QY4eai1qoq
Dire que ce live de Hakimi et Mbappé existe me fume de rire #FRAMAR pic.twitter.com/HlNryNsMzq
— 𝗔𝗸𝗶𝗿𝗮 🧞♂️ (@Akiramkf_) December 14, 2022
どこの何の動画かまったくわからんけど、めちゃくちゃイチャついてる二人がかわいい。
The best #FIFAWorldCup Final ever.
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) December 18, 2022
決勝戦フランスvsアルゼンチン、観た人みんな思ったと思うけど、歴史に刻まれるレベルの少年漫画展開で、ほんっとに面白かった!!文句なしのベストゲームでした。もちろんメッシおめでとうすぎるし、自分で得点してこの結果にたどり着いたところも本当にすごいんですが、エムバペがなんと決勝でハットトリックをきめ(PK含めると4点!そのうち2点は2分で決めた)、何度も勝負を振り出しに戻すなど、もうメッシもエムバペもどっちも主人公すぎて震えました。
でもマジこれすごいな、20年近くサッカー界のレジェンドだった人のキャリアの集大成を、23歳が力技でねじ伏せ続けてる感じ、まじで少年漫画
— チャイ緒🌈✨ (@aonticxx) December 18, 2022
しょっぱなから余談長すぎ。年内に書き終わるんかこれは。
4位 兄弟と幼なじみが出てくるアニメにまたハマる
去年友達に勧められてて軽い気持ちで見始めた『吸血鬼すぐ死ぬ』にびっくりするくらいハマってしまい、漫画を全巻揃え、吸死つながりで新たなオフ会に顔を出してみたりと新鮮にオタ活をエンジョイしました。こういうの久々で楽しい!そして来月からついにアニメ2期もくる!!楽しみすぎる。
ところで吸死はキャラ萌え漫画の側面があるので、推しが見つかるかどうかがハマれるかの分岐点だと個人的に思っているのですが、アニメ鑑賞後に漫画を全巻読み、まさかの吸血鬼野球拳大好きと吸血鬼マイクロビキニが兄弟*2という設定を知り、さらに弟が兄に憧れとコンプレックスを抱いているブラコンという設定まで知ってしまい、はい推し決定~~~でした。お前は何回こういう兄弟好きになるねん。
私は千原兄弟のせいじさんとジュニアさんに、吸血鬼すぐ死ぬの吸血鬼野球挙大好きと吸血鬼マイクロビキニのコスプレをして欲しい 永遠に言うからこれ
— チャイ緒🌈✨ (@aonticxx) December 25, 2022
(ネアカでスケベなモテる兄&根暗で繊細なシュッとしてる弟、弟が兄に色々言うけど実はブラコンなとこなど親和性超高くないですか?) pic.twitter.com/XwT8DLqYGh
世界で私しか言ってないけど、叶うまで一生言い続ける。
あと、吸死つながりで初めてお会いしたフォロワーのフォロワーに「もしかしてOasis好きだったりする?」っていわれたのエスパーすぎて笑いました。
さらに今年のコナン映画では警察学校編がフューチャーされ、5人組の中に2組幼なじみがいるのもう青山先生どんだけ幼なじみ好きなんだよ!?って感じですがまんまと沼りました。萩原と松田のこと、好きじゃない女なんておるか?映画では5行くらいしか台詞がなかったにもかかわらず女の心全部もっていく萩原が大好きです。コナン映画は毎年キラーフレーズを生み出すことで有名ですが、今年の個人的ベストフレーズは「陣平ちゃん、電話!水道局!」です(涙)
降谷さんが「渋谷で待ってるよ」とかおっしゃるのであわててレイトショーで見に行ったんだけど、私は1回目見たとき完全に「陣平ちゃん、水道局、電話!」と言ったと思っていたが、「陣平ちゃん、電話!水道局!」と言っていたと判明し、人は興奮しすぎるとまじで短期間記憶を無くすと知った
— チャイ緒🌈✨ (@aonticxx) May 7, 2022
垂れ目で長身のモテモテ色男と、一匹狼気質だが可愛げもあるやんちゃ男がずっとつるんでて、「幼なじみで親友」でしかないのに、その言葉だけでは言い表せないような何かを内包している二人にじわじわと沼っていきました。アクセルとブレーキの関係なのかなと思わせつつ、二人でいたらアクセル全開なんじゃないの?って感じもいい。いや、語彙力なさすぎる。
もちろんゼロ&ヒロコンビも好き。今まで安室さんといえば赤井さんという感じだったのだが、ヒロの全貌が見えてきたことと、緑川さんの声がいろっぽすぎることなどにより、安室さんの生涯の男はヒロなんだろうな~と、今まで自分が言ってきたことを180度ひっくり返すような発言を日々、しています*3。ウイスキートリオのこともうちょっと教えてほしい。
剛昌先生同様、私も幼なじみ萌えの人間なので、剛昌先生ありがとう!!!と今年何回言ったかわからないです。警察学校編、何がすごいって全部後付け設定なのに、こんなにも痒いところに手が届くみたいなときめきの提供あるんかってめちゃくちゃ思いました。全員死んでるので今後新展開は絶対にないというのも切ないけど、だからこそ、1回分の映画を使って描けること全部詰め込んでくれた感じに脱帽です。メインはあくまで高木&美和子に置いたのも脚本超うまかったなって思いました!
ブログ書こうと思って挫折したんですが、Filmarksに感想は大体書いた。
私が大体すべてのジャンルで兄弟か幼なじみにハマることについて、友達から「運命共同体萌えなんだね」って言われたことがあって、まさにそうだなって思ってる。
3位 前ちゃん、なぜこんなことに…
いきなり毛色の違う話だが、衝撃だったし色々考えるきっかけになったので書いておきたい。
今年の夏頃に彼が芸能界引退を表明するまで、これを書くのはかなりつらいが、自分の中では「戻ってきていいのになぁ」という気持ちが正直なところあった。そう思っていたのは良くも悪くも私が彼のパーソナリティをあんまり知らず、役者として板の上に立つ姿だけが99%の印象をしめていたので、シンプルに「あのキャラをあんなに魅力的に演じられるのは彼だから」と思っていたからなのであった。彼が出てる舞台を2~3作品くらいしか見たことがなかったが、すべて完璧な当たり役だったし、体感だけどそれらの作品を見てた人たちはみんな彼のことが好きだったと思う、人当たりよくて、共演者から慕われてて、ロイヤルな雰囲気もお茶目な雰囲気もあわせもっており、中性的なお兄さんキャラを演じさせたら本当にうまいな~と思っていた。そして特に好きだったのは、うまい・似てるというだけでもすばらしいのに、キャラクターの解釈が上手で、ファン心をわかってるな~と毎回思わせてくれるところ。2.5次元役者としてのセンスのよさが好きでした。
彼のスキャンダルが出てから表に出た情報は、今までそういった舞台やバクステなどで彼の人となりをなんとなく感じていた私からすると非常に衝撃的で、今まで彼を1回も見たことない人からしたら、最低最悪なクソ男に見えちゃうわこれはと思い、なんか…「なんでこんなことに!?」しか出てこなかったです。
ここから謎の話になるんですけど最初に悲しいニュースが流れてきた昨年末、友達と恋愛ものの舞台に通いまくっていたのですが、その舞台の恋愛観が私には初めてのことが多くて、「私生活がめちゃくちゃになるほど人を好きになれるってすごいよなぁ」みたいなことを思ったりもしていて、他人の人生を邪推することなんてよくないけど(なのでここで文章にはおこしません)、でも、絶対に私にはわからないなんらかの感情のやり取りが発生して、全部悪い方に歯車が回っちゃったのかな…というふうに思いました。
これまた邪推でしかないけど、さーやの不安定さ、たぶん恋愛体質っぽいところ、寂しくて愛されたいのってつらいよねということ、とてもまじめでミュージカルの仕事が好きで、そんな彼女が、帝劇の0番に立つ喜びも責任もよくわかってたに違いない彼女が、こんな引き金を引いてしまったこと。こんなことになるなんて多分二人とも思ってなかったんじゃないかなぁということ。支えあえる間柄じゃなかったのかなぁとも思うけど、落ち着いた恋愛では満足できなくてスリリングでドキドキする関係じゃないとだめだったのかも。全部本当に悲しい、そんな良くない恋愛に飛び込まなくても彼女を愛して大切に想ってくれる人はたくさんいたはずだけど、でも、ある一定の人にとって恋愛でしか満たされない人間の根源的な寂しさがあるのも理解したい。私はいまだにアナ雪のアナを見るたびに悲しくなる。本当にお姫様みたいな女の子で、本人も大好きだった仕事のはずで。人気作品だし、これからもスピンオフとか、パークのナレーションとか、ずっとアナとしてのキャリアを大切にしていくんだと思ってた。自分の人生の一部になるようなキャリアに恵まれることってそうそうないから。
全部推定の話で、何を書いたって二人のことはわからない。二人の特別ファンだったわけでもないから、ファンの方の気持ちともまた違うだろう。そして、一般人にはあずかり知らぬ理由で急に人はいなくなる。「あの人のあの芝居が好きだ」って言うことすら難しくなることがある。けど私は今までも、パーソナリティはよく知らんが役者として好きだった人が様々な(多くの場合、良くない理由で)いなくなるときに「私が作品を見たときに感じた気持ちはほんものだったって信じたい」と、結構よく思う。パーソナリティごと好きな役者さんだったらまた違う感想を抱くのはわかってる。仕事場で恋愛するのはやめたほうがいいという結論で終わりたいと思います。
2位 自担がジャニーズを卒業
最後の最後に大ニュース。自担と呼んでいいかわからないほどまったくお金を払ってなく追いかけてもいないのだが、ジャニヲタの友達に、自担誰?って聞かれたら私は「マリウスかなぁ」と答えていた。ので、自担がジャニーズを卒業することになってしまった。
正直ここ1~2年は覚悟しなきゃなと心のどこかで思っていた。でも戻ってきたら絶対ライブ行くと決めていたし、そういう話を友達としていた矢先だったので、ショックではなかったかというと嘘になる。優しくて賢いのがSexyZoneの魅力で、こんなに完璧な終わり方まで用意してくれるなんてさすがSexyZoneで、だから私は君たちを好きになったんだと誇りにさえ思えるけど……でも悲しい!!けど、脱退ではなく「卒業」というジャニーズ初の文言を使っており、新たな人生の門出の祝福という意味合いが強い終わり方にしてくれたのは、これが私が世界に誇るSexyZoneなんだと胸を張って言いたくなるね。
SexyZoneは、Theジャニーズの絶対センター勝利くんが真ん中にいて、運命シンメのふまけん(王子様&やんちゃセクシー)がいて、愛され&ダンスメンのそうちゃんがいて、国際色豊かなバックグラウンドを持つ末っ子のマリがいて、とにかく、漫画の設定みたいなアイドルグループだって思っていた。あまりにも完璧な5人組で(個人的な好みとしてアイドルグループは奇数が好きです)、1人でも抜けてしまったらこの完璧なバランスが崩れてしまうと恐れていた。そして今、完璧な5人組から1人が卒業しようとしていて、確かに5人時代の完全性を知っていると何かを失ってしまうようにも思えるんだけど、彼の送り出し方があまりにも完璧すぎて、人数減るときも完璧なんかい!?っていう… やっぱりSexyZoneはTheアイドルofアイドルだと思いました。ジャニーズの文脈はたくさん持ってる彼らだけど、ジャニーズっぽくないリベラルなヘルシーさも持ち合わせているところがセクゾの本当にすてきなところ。マリが4人のことをお兄ちゃんと書いていたのは比喩ではなくて、本当に兄弟みたいな5人だなって思う。意外とジャニーズって、家族みたい、兄弟みたいな関係性ばかりじゃないのよな。そんな中SexyZoneは、かなり子どものときから一緒にいたのもあると思うけど、お互いの人生ごと思いやる気持ちが随所にあって、それぞれの活躍のフィールドが違うことも、多様性は力だと信じている、そういう現代的なスタイルは彼らにしか出せない魅力だと思いました。
マリウスとセクゾのこれからの未来に幸あれ!!!!!
ちなみに私がマリウスを自担と呼ぼうと思ったきっかけは、もう5年くらい前にライブに行ったとき、本当はふうまくんカラーのペンラを振ろうかな~とか思っていたのに(当時なんとなく全員好きで、FC入ってる友達に誘われて行ったので特に誰が好きとかなかった)現場に入ったときオレンジのペンラがかなり少なすぎて衝撃をうけ、マリウスは絶対セクゾに必要な人材だからファンがいるってアピールしなきゃ!と謎に焦ってオレンジペンラを振り続けたところ、明確にファンサされたからです。しかも、3回くらい。ギャーーーー!!!ってなったし、自分のファンの存在に気づいてちゃんとファンサしてくれるアイドル性にも惹かれたし、その日が強烈な思い出すぎて、私にしては珍しく「とにかくスター性に惹かれる」とか「顔と性格が全部好き」みたいな本能的な理由ではなく、「この人を応援したいと思うから」という理性的な理由から彼を担当と呼ぼうと思ったのでした。
1位 人生初 推しのバーイベに参加、推しとツーショットチェキを撮る
1位これかいという感じなんですが、私がオタクとしてレベルが100くらいあがったと思うイベントはこれなのでこれが1位です。ついに若手俳優のバースデーイベントなるものに行ってしまい、そして人生で初めて推しとチェキを撮りました。緊張しすぎて死ぬかと思った。
バースデーイベント自体は座って彼のトークと歌などを聞いてるだけでよかったのですが、もうチェキは本当…真隣に推しがいて、至近距離で見た彼は、盛りなしで宇宙一かっこよかったです。もっと死にたい気持ちになるかと思ったけど、意外と純粋に「来てよかった…」と思いました。同時に、これを最後に絶対オタ卒しようとも思いました。情緒イカれすぎ。
BirthdayEvent in 東京
— 山﨑晶吾 (@Shogotter0) July 2, 2022
ありがとうございました!!
最高の時間をありがとう!!
どの回もステキな時間で
幸せで過ぎて寿命伸びました!!
明日は大阪!
よろしくお願いします🙋!! pic.twitter.com/9wAUX1tejH
衣装全部かっこよかったな~~~黒似合う。絶対ブルべ冬。でも黄色も着こなせてるからすごい。
去年の春先?初夏?にしょーごくんと出会って、なんやかんや1年半くらい経ちますが、なんかもうずっと同じ話してる。「あの現実にいない感じどうやって出してんの?」という話をフォロワーと永遠にしてます。顔も性格もタイプど真ん中すぎて逆に、「私はこういう人が好きだったのか」と気づかされました。
あーこのエントリの中で今年のベストエンタメにも触れようと思っていたのに、もう1万字を超えてしまい、こんなとこまで誰も読んでいないと思うのでここで終わりたいと思います。
今年もありがとうございましたー!来年はもっとブログ書きたい!