2023年を爆速で振り返ろう!!今年もよろしくお願いします!!

年明けてもうたやないかーい!

 

2023年の振り返り記事をついに1つも書けなかったが、今から書く。ひらりささんの、月ごとのまとめが面白かったので真似したいと思います。これを書いているのは1月6日だが、後から振り返ったときに見やすいように2023年年末に日付設定してあげます。

 

1月 

しょぼい花火を見て年明け。

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運良くバイトが見つかる。

ホームステイ先で深夜にドライヤーを使ってバチ切れされ、キレられたことよりも「この年で、ドライヤーを使う時間を人に指定される人生とは…」という方向で病み、絶対に早急にホームステイを出ることを決意。

10軒近く内見に行くも、なかなか良い条件の家が見つからず発狂しかける。そんな中、よさげな条件の家が見つかり、ここや!と思ったものの、以前からの知り合いがその家に住んでいるとわかり(在加日本人コミュニティの狭さよ…)かなり悩むが、どうせ1年以内には出ていくし、家賃の安さにはかえられん!と思い、契約。

 

2月

夢のフロリダディズニー!!楽しすぎた。一生忘れん*1。2月のカナダは気温がマイナスだというのに、フロリダでは半袖で過ごせてよかった。


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応募もしてないとこから「履歴書を送ってくれてありがとう」みたいなメールが来て、とりあえず面接受けた結果インターンシップが決まるも、タダ働きなうえに結構めんどくさいことがわかり、私にやる気がないためまったく仕事がすすまず、何もしなかったら数週間でクビになった。縁がなかったね。てかそもそも応募してないがな。誰だよおめーは。

真田丸カーナビ - Togetter

 

貧乏シェアハウス暮らしが始まり、初めて本格的にスーパーマーケットで色々と揃えたが、あまりの物価の高さにスーパーを歩きながら涙が出る。

 

3月

レジュメとポートフォリオを頑張って作ってた日々。

3月だっちゅーのに寒すぎて、学校のクラスメートと「俺の母国はもう〇℃自慢」をする。

 

4月

学校卒業。私としては良い経験だった。色んな人に出会えたし、何より「経験不足や語学力不足を恐れてもなんにもならん。めいっぱいアピールして仕事を取りに行け」みたいなマインドセットの人たちに囲まれてたのがよかったことだと思うな。

運良くインターンシップが2つ見つかる。そして、バイトも続けてたので、なぜか3つも仕事をする日々が開始。でもこの「忙しくしてないと不安」みたいなのって完全に日本で社畜だった後遺症だよなと思う。他のクラスメートなんて、全然働いてなくてのんびりしてたから、「日本人はよく働くって本当なんだねえ」とか言われた(望んではない)。

仲良くなれそうな人かも〜と思って食事に行った人が、私がこの土地で会った人史上一番のクソ女で、精神的に苦しめられることとなる。

 

5月

マジで死ねと思うクソ女との出会いであったが、「このまま別れたら負けた思い出のまま終わる」と謎の奮起をし、その後も数回一緒に出かける(本当になぜ)。あまりにも全ての会話の言葉尻をとってマウントを取ってくる人だったので、私としては、「今後こういう人に会ったときにマウントをとらせない会話の練習」のつもりで会った。細心の注意を払って会話をしてもすごい最悪な攻撃をしてきたため、本物のクソ女はマジで手強い…と思った。

トリプルワーク生活でマジで1秒も時間が無い!!とか焦っていたが、とはいえ時間を拘束されるだけで、責任が伴う仕事では無いため、なんかフワフワしていた。

よ〜〜〜やく暖かくなってきたので、ビーチ(という名の湖*2)でチルったりしていた。実に11月〜5月までが冬の国。本当にヤバすぎ。なんで移民先として人気あるんだよ*3

オタクイベントに行ってみる。この都市にこんなにオタクいたんだ?!と思った。バ先のイケメンが東京卍リベンジャーズのコスプレしてるとこに遭遇して笑ったが、彼は恥ずかしがるどころか「あとで写真送ってねー!」って感じだった。アニメ好き=キモヲタの時代は終わり、Z世代は陽キャもアニメ好きなのが普通なんかもしれん。

 

6月

同時期にバンクーバーに留学していた友達がおり、彼女の帰国前に旅行しようということで、バンクーバーモントリオール→ニューヨーク→トロントの北米4都市ツアー開催。本当に楽しかった!!!初めてニューヨークに降り立ち、ニューヨークが大好きになる。また、常々「何も無い国」だと思っていたカナダであるが、トロントバンクーバーに何も無いだけで、モントリオールという美しい街があることを知れてよかった。

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言語交換アプリでたまに会話していたカナダ人の子がモントリオール在住ということで、この機会に会えたのもよかった。

フォロワー10人くらいが読んでくれればいいかなと思って書いた実写版リトルマーメイドの感想ブログが命の危機を感じるレベルで拡散されてしまい、記憶をなくす。最悪なコメントもたくさんもらい、二度とこんな文書くかと思った。

aonticxx.hateblo.jp

 

レストランで友達と食事してたときに、白人男性から差別的な扱いを受け、「こ…これが人種差別か!!」となる。というか、多分私の話す英語を聞いた上で外国人と思われ、見た目からしてアジア人の若い女と思われ、何重にも私がマイノリティだったから受けた総合的なナメられ体験だったんだと思う。衝撃&屈辱。日本で生きてて、アジア人であることを劣ってると感じることなんてマジでないから(あたりまえ体操)、なんか、「別に自分が悪いと思ってないことを、悪いという前提で話しかけてこられること」への腹ただしさって、今まで自分にない感情だったなあ。でもこの話をアジア系カナダ人の子にしたら「日本で女性差別を受けることあるでしょ。ムカつくけど、仕方ないな〜みたいに流してきたでしょ。そんな感じ。人種差別は日常的にあるけど、ある意味当たり前にそこにあるものだから、世の中にはクソ野郎もそりゃいるよねみたいに思って育ってきた」って言ってて、そうか…と思う。

本当は慣れたらいけないのだ

韓国人の女友達が2人できて、よく遊びにいくようになる。

北米最大級のPRIDEパレードがあったのも6月。本当にすごかった!なんでか知らんけど真っ裸の人(男性も女性も)がうろうろ歩いてて、自由の国すぎるだろと思った。LGBTQコミュニティの人だけでなく、街全体の一大イベントという感じで、ハロウィンやクリスマスよりも盛り上がってた。なんか本当に祝祭感が強くて、LGBTQ当事者じゃない人もふつーに気軽にこのイベントを楽しめる雰囲気自体がすごいことだよなあ。この国の根底を流れる「多様性が我々の強さ」というメッセージを目の当たりにする。1年を通して1番バイトが忙しく、腕ちぎれるかと思った。後から同僚と「ホンマにPTSD」「死ぬ前の走馬灯でこの日のこと思い出しそう」とか言い合ったのも良き思い出。


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片方のインターン先の上司が、白人・ヘテロセクシュアル団塊世代なのだが、この人との出会いは私の中でも印象的な経験のひとつで、「『私は差別はしないが〜』とか言いながら根っこの差別意識が滲み出てる人」という人そのものだった。ナチュラルに私を中国人と間違える、PRIDEパレードに行った話をしたら「過去出会ったレズビアンで性格が良い人に会ったことがない。これは差別ではなく観察結果!!」とか言う*4、「白人男性は今最も嫌われている。MARVELヒーローをはじめ、白人男性はどんどんハリウッドから追い出され、今は黒人やアジア系、女性やLGBTQのヒーローばかり…」と被害者しぐさがすごい*5、「カナダには性別が73種類あり、いつ自分の息子が『僕は本当は女の子』と言ってくるかヒヤヒヤした」とか、それカナダ人の友達の前では言えんやろ?みたいなことを言う、9.11同時多発テロや、ペンタゴン自由の女神などについてフリーメイソンを絡めた陰謀論をかなり信じている、などなど。いやこれでも一例すぎて、これだけをトピックに1記事書けるので割愛します。つまり、なんかそーゆー人なのだが、実際のところカナダやアメリカのマジョリティをしめているのはこういう白人保守層の人たちなんやなというのを垣間見た。

彼との会話を別のアジア系カナダ人の友達に話したら大爆笑されて「君がそんな人と働いてると知れて嬉しい。本当のカナダへようこそ。あなたの周りにいる人はアジア系とか若い子が多いでしょ?普段人種差別とかあんま感じないでしょ?でも君が今対峙してる経験そのものが、なんでアメリカでトランプ大統領が勝ったかの答えなんだよ」と言われ、その言葉が強烈すぎて、なんか忘れられない。

 

7月

バ先で会話するようになった子や、遊びに行く仲良い女友達が増え、なんか楽しくなる。夏のカナダは素晴らしい気候ゆえ、生きてるだけで楽しい。

バービー公開後、街中がマジでピンクになり、楽しかった。トレンドを目の当たりにしてる感があった。

aonticxx.hateblo.jp

 

りゅうちぇるの件があり、自分が前月に見た祝祭そのもののPRIDEパレードと日本のインターネットの落差にしんどさを覚えた。りゅうちぇる、ずっと尊敬してるし、大好きだよ。

咳がとまらなくなり、市販の風邪薬をどれだけのんでも一向に治らず、マジで2週間くらいずっと咳してて、同じシェアハウス内の人に「ずっと死にそうな咳聞こえてますけど大丈夫ですか」と話しかけられるほどだった。カナダに来て月一で風邪ひいてたけど、これは最大級の体調不良。あまりの治らなさと咳の感じから「これは抗生物質飲まないと治らないやつではないか…?」と自分で判断し、マジでビビりながらも病院へ。医療費どんくらいかかるんだろとか、どんだけ待たされるんだろとか、うまく英語で自分の症状説明できるか…医者の言ってることがわかるか…など、不安は山ほどあったが、もうとにかく日常生活が送れないのが辛すぎて、決死の覚悟で行った。結果、さすが移民大国というか、外国人が来ることに慣れているのか、かなり易しい英語で説明してくれ、それでも50パーくらいしか理解できなかったが、とにもかくにも抗生物質をGETできたし、それをのんだらついに治った。海外経験値アップ。ちなみに医療費のこと心配してたけどよく考えたらこのために留学前に高い保険料払ってるのであって、なんなら病院行って元を取るくらいの気持ちでいた方がいいじゃんと後から気づく。でもこのへんって緊急事態になってからじゃないと考えないんだよね〜。様々な面で日本の医療制度はかなりまともということにも気づかされる体験だった。

LAエンジェルスがトロントブルージェイズと対戦するということで、WBC1秒も見てないレベルのスーパーニワカだが野球を観に行く。なんと1回表で大谷翔平がホームランを打っていてすごかった。大谷がすごいこと以外まったく何も分からず、野球ってほんとうにつまんないなと改めて思う。


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自分としては珍しくラブハプニングに見舞われ、人生意味不明すぎて病んでいたが、感情のない友達から「まぁ先のことなんてわかんないしさ、当面は目の前のことをただ楽しめばいいんじゃない?」とのありがたいお言葉を賜り、指標とする。

 

8月

両親がカナダ旅行に来るも、トロントはあまりにも観光地がないということで、空港で15分だけ会って彼らはそのままナイアガラ&バンフへと旅だった。久々に娘に会いたいとかで来たんじゃねーのかよ。

フォロワーのえりさんがはるばる遊びに来てくれ、トロント&ニューヨーク旅行。いっぱいミュージカル観た!そして私が留学先を北米に決めた理由の9割をしめる、「ワシントンハイツに行きたい」という夢を叶える。本当に本当に楽しかった!!もう思い残すことはない。いや…また行きたい!!

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髪を切った。

8月15日に韓国人の友達たちがインスタに『独立記念日🇰🇷🫶』みたいなことを投稿してて、そっか韓国ではそうだよな〜と素朴に思う。

 

9月

再びモントリオール小旅行に行く。

学校のクラスメートたちが結構帰国する時期で、しんみり。それはそれとして私はビザを更新するために、ナイアガラへ。ビザを得るためには一度国境を超える必要があるため、アメリカとの国境があるナイアガラに移民局があるのだった。単にナイアガラの滝に行きたいという友達が一緒に来てくれて観光もとても楽しめた。


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だんだん寒くなってきて、半袖では過ごせなくなってくる。悲しみ…

 

10月

家を出なくてはならなかったので再び家探し。まじ見つからんすぎて、好条件とは言い難いがまあいいかここでも…みたいなとこに決めてしまう。決めたあと室内に洗濯機がなく、コインランドリー生活を送らねばならないことに気づいた。7ヶ月も冬の国でなんでコインランドリー生活なんて…(涙)

なんか生活がマンネリ化し新しいことを始めたくて、友人のツテで新たなバイトを始める。

物価が何もかも高いこの国では自炊を頑張って節約しないとと思っていたが、このあたりで、「この街で最大のエンタメは外食なのでは」と気づき、自分の中で外食OKモードになる。高いけど、他に金で買える楽しいことがあまりにも少ないのだ。

ハロウィンが最も盛り上がるストリートとやらに行ってみるが、全然だった。バ先が、10月31日に出勤する人はみんなバービーテーマの服で来ること!という企画をしてて、私はシフトがなかったのだがみんなが何着てるか気になって顔を出す。最近カップルになった2人がガチのバービー&ケンコスプレしてて、超可愛かった。私は、ティッシュ使った低予算アイデア勝負ヘアアレンジ 笑


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11月

引っ越す。実際住んでみると、色々と良くない部分が出てきてテンション下がる。同じ家賃で東京23区内のナイスハウスに一人暮らしできたのに…とか考え出すと止まらない。なぜこんなQOLを下げてまでこの国におるんや私は。

初めてスケートをする。絶対に下手だろうと思っていたが本当に下手だった。

 

12月

街中がクリスマスムードになり、クリスマスマーケットに行ったりして雰囲気を楽しむ。スタバのホリデーカップがめちゃくちゃ可愛くて、普段あまりスタバに行かないけど12月は通いまくった。


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自分の中で飲茶大ブームがおき、調べまくる。チャイナタウンの近くに引っ越してよかった!!と思う。家の内部はあまり良くないが、立地は良いのであった。

クリスマス直前に風邪をひき、寝込む。年越しカウントダウンはNYタイムズスクエアのライブ配信を見ながら。

 

 

総括すると、前半は割と意思を持って自分を厳しい環境に置いたりもしてきたが、だんだんなあなあになってきたり、そもそもこれってわざわざ外国に来てまでやりたかったことか?みたいに思ったりして、なかなか上手くいかないことも多かった(実際それで何回かトラブルも起こした)。一方で、20代ほぼすべての時間を社畜として過ごしてしまい、引き換えに得たものなんもなくね?と思っての退職&留学だったため、履歴書には書けないが自分の人生を長期的に見るととてもプレシャスな1年間を過ごしたという感覚もある。たくさん旅行も行ったな!今しか出来ないことと貯金残高を天秤にかける日々ではあるが、最近はあまり貯金を切り崩さずこちらで働いて得たお金で生活を回せてる気がする。仕事や人生に対する考え方がじわじわと、だが確実に変わっていってるとも思うし、日本に帰ったらあっという間に昔の私みたいに戻っちゃうのかな〜それは嫌だな〜やはり意思を持って自分を変えていかなければ…みたいなことはじんわりと思っている。帰国後に向けて今やらなきゃいけないことも色々あるんですけどね〜

だが最近は生活にも慣れてきて、本当にそろそろ新しいこと始めるタイミングが来てるとも思うので色々模索しております。

がんばれ私!!

そして英語がまったく伸びていない!!ここも本当にがんばってくれ私!!

 

去年、旅行も色々行ったしブログに書きたいこともたくさんあったのに時間を捻出できなかった… 本当はちゃんと書いて残したいんだけど。2024年はもっとカジュアルに書いてアウトプットいきたい所存。この記事はほとんどスマホで書いてみました。パソコンで構えて書こうとするから腰が重くなるのかなと思って…文字の装飾やリンク挿入など、スマホでできる機能に制限はあるけど、文字打つのと画像挿入はスマホからの方が楽かもしれませんね〜色々試してみたいと思います。

 

いい年にするぞ!

2024年ーー 富、名声、力、この世の全てを手に入れてみせる。

 

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marshmallow-qa.com

 

*1:ブログに書こうと思っていたのだが、準備篇まで書いて力尽きている…

*2:トロントは海に面していない

*3:世界一永住権が取りやすい国だからである

*4:そもそも差別感情を持つヘテロ男性に優しくしたいと思うレズビアンの人なんておらんやろって話だし、もっというと、自分は差別したいのに相手からは優しくされたいってどんだけ特権階級思想なんという話

*5:こういう話をアジア系カナダ人の子に話すと「そういう人って本当にいるけど、じゃあ俺と人生交換したいか?ってマジで思ってきた」と言っていて、考えさせられる