生まれて初めてミュージカルヘタリア、通称ヘタミュを観ましたので感想です。一説によると、過去作品の初見の感想は処女の生き血と同程度の価値があるらしいので…
何回も同じ作品をみた重度のオタクは初見の人の感想が好き
— 江川仮名子🍩新刊3種 (@karmax00) 2020年6月9日
処女の生き血みたいなもん
元々私はヘタリアの存在は知っていたもののほぼ通ったことがなく、「国を擬人化した漫画で、イタリアがへたれだからヘタリアなんだよね…」くらいしか知らない状態でした。
自粛期間に友達と話してたら、話題が展開に展開して「ヘタミュ観よう」となり、急に履修。1作目を観終わった時点では「この髪が長くて髭の人がイギリスですよね?」「それはフランスです」レベルのうろ覚えだったのですが、なんか最終的に感動して泣いたので、残り2作品とFINAL LIVEも一気見(並行してキタユメとアニメもざーっと履修)。
いやーーーこれリアルタイムで『キタユメ。』サイト追ってて、リアルタイムでヘタミュも観てたファンの人、超うらやましい!!!!!笑
というのが一言感想です。
FINAL LIVEなんてこんなもん見せられたらもう成仏するしかないやろ…… と思わざるを得ない世界観だったので、この感動を書いておこうかと思います。
キャラ&キャスト感想
🇮🇹 イタリア/長江 崚行
ヘタミュライブ幕張公演、無事に終了致しました。
— 長江 崚行 (@Ryoki_N0826) 2018年3月18日
あー、幸せだ。
話したことに、後悔なんてない。むしろスッキリしました。
愛をもって、残りの時間を生きていく。
ありがとうね。#ヘタミュ#ヘタミュライブ pic.twitter.com/tqJtoAChc9
似すぎ!!笑
よくこんな子おったなぁと思う顔。子役出身とのことで、芝居も踊りもなんでも安定してうまく、1作目のときなんと17歳と知ってたまげました。ヘタミュという作品自身が彼の人生の青春時代の思い出になると思うとまぶしいな~
原作絵のイタリアの目(なんていうの?あの、横線がたくさん引いてある感じ)をしていてすごい。
イタリアの可愛さを嫌味なく表現できる3次元の男の人ってすごいな~、彼のルックスも年齢もちょうどよすぎたんだろうなぁと思います。にへーって笑うときの八重歯がキュート。役者本人はそこまで可愛い弟キャラじゃなく、超しっかり者で負けず嫌いな関西人っていうの良いギャップ!
🇩🇪 ドイツ/上田悠介
いよいよ終わりに向かう始まりが訪れる。
— 上田悠介 Yusuke Ueda (@yskued0402) 2018年3月20日
意志を受け継いで始まったぼくのドイツとヘンテコで愛くるしい国々。
一丸となって届けます。
ファミリーのみんなと一緒に笑って笑って笑い尽くして終わりたい。
それがこの色紙をもらった時から積み上げてきた気持ちの集大成です。#ヘタミュ#ヘタライ pic.twitter.com/3TIs8pgRaS
ツイートびっくり!原作者さん観にきてたのかあ。。涙
メッセ初日が終わり!
— 上田悠介 Yusuke Ueda (@yskued0402) 2018年3月17日
自分だけじゃなくカンパニーの新しい一面やヘタミュの可能性を感じました!
地球に生まれてこの作品と出会えてこのメンバーとファンのみんなに出会えてこころからよかったと思える瞬間だらけでした。
ご来場の皆様!お帰りお気をつけて!
ハッピーを伝えてね!#ヘタミュ pic.twitter.com/ozkNiY31LL
あだ名が「ゴリラ」なの面白すぎる。彼だけキャス変があり、しかも1代目役者と友達っていう珍しい采配で、「2人で作り上げたドイツかなぁと思います」っていう挨拶は、“キャス変”ってそういう捉え方もできるのか!と感動しました(良くも悪くもキャス変はセンシティブな話題だとおもうので…)
ドイツの顔で関西弁になるとききゅーんとしちゃうね。
3作目ではドイツの役者さんが神聖ローマもやったの大正解だと思います、顔が一緒なんだね…
🇯🇵 日本/植田圭輔
いくぞー。
— 植田圭輔 (@uechan_0905) 2018年3月20日
みんなの愛を積んで。 pic.twitter.com/pkyRnbqK1B
ヘタミュ ファイナルライブ
— 植田圭輔 (@uechan_0905) 2018年3月18日
in幕張メッセ
無事に全部終えました。ご来場、ご視聴本当に本当にありがとうございました。
ぜーんぶ受け取りました。
伝わったよ。全部。
ラスト大阪1day。
大切に届けるね。
本当にありがとうございました。
お帰り、ありがとジェイ^ ^ pic.twitter.com/irNTlpbVbs
う…うえちゃんさんだ!!!(植田さんの出てる舞台ひとつも観たことないけど、存在は前から知ってた。個人的に刀ステの山姥切長義で来てくんないかなと予想してた人)
顔がかわいく小柄で声が低い、と、何かと日本っぽい要素が強い。3作目でアメリカロシアコンビが「カンパニーで1番怖い」というイジりをするまで、中身がSキャラってことにまったく気づかなかった。それくらい小動物系の見た目でかわいいお顔。
FINAL LIVEの挨拶が本音すぎて、うわ~~~焚きつけるタイプの人か~~~!!!と思って…思った。いっしょに働くのちょっと緊張するだろうな、けどプロ意識があるってこと。
カンパニーに長身の人が多いので、何人かで固まって立ってるとひとりだけちっこかったりする並びが本当にかわいくて、なのに一番オラオラで堂々としてるのがおもしろいなって思う。
🇺🇸 アメリカ/磯貝龍虎
幕張メッセライブ無事終了しました!
— りゅうこんぶ (@Ryukonbu) 2018年3月18日
サプライズもあり素敵な時間でした(^^)
またやろう(^^)そうしよう(^^) pic.twitter.com/qT2ovBunpN
に 似すぎて怖
そしてガチ恋すぎん!?!?!?!?!?!?爆笑
もうダメだ 個人的超超超超超MVP!!!!!そもそもなんだけどルックスが「似てる」の域を超えてて「本物連れてきた?」ってレベルの異次元ビジュアルで気絶した。ムリ!!!泣いちゃう。あんまりにもアメリカに似すぎかつ立ち居振る舞いがガチ恋すぎて、なんかその日の夢に出てきました(これは恋ですか?)。個人的に超よかったのが、アメリカって「背が高い」だけじゃなくて「大柄(気を抜くとすぐ太る)」っていう、”ビッグサイズ感”が肝だと思ってて、磯貝さんのアメリカはほんとそのサイズ感が超超超いい!!って思いました。体が重そうなところがいい!!自分を親指で指さしたり空中を人差し指で指さしたりする、アメリカポースする瞬間、そのまま絵になるんじゃないかってくらい似てた。うう、恋。
役者さん本人は基本的にふざけるのが大好きなんだろうなーって感じのタイプで、みんながしんみりした空気の中百発百中でおもしろいこと言えちゃう男の子に私は本当に弱いので、磯貝さんのアメリカ、まじでまじでまじでどタイプ。
中の人の性格もあってギャグパートのメイン張ることも多いし、基本はTHEアメリカ人って感じのイケイケどんどんな陽キャなので、倉庫掃除などのシリアスパートでいきなり目の色が変わる瞬間、本当にぞくぞくした。FINAL LIVE幕張の世界会議で、アメリカだけ下から出てくるのがまさに”玉座に座る男”で超かっこよかった…
「アメリカでは夢は見るものではなく叶えるものだ」「また会いましょう、See you again, bye」などなど、カテコ挨拶がアメリカそのもので泣いた。
あとFINAL LIVEのまるかいて地球で人差し指キスしたの爆死!!!!!!(そういうことしないタイプの人かと思ってたから油断してたってのと、でもアメリカはこーゆーこと…する…!!っていうどハマり感)
🇬🇧 イギリス/廣瀬大介
大阪公演終了致しました。ご来場、ご視聴くださった皆様ありがとうございました。 pic.twitter.com/v8di4ZlvUY
— 廣瀬大介 (@da_sukemaru) 2016年11月27日
ひろせくんツイート少なっ!笑 刀ステの頃も拝見してたけど、アイコンまだ卵なのぶれないwww
ひろせくん、刀ステの一期一振(真面目なロイヤルお兄ちゃんキャラ)でしかお目にかかったことがなかったので、こんなオラオラな性格なんだ〜!!って思った。笑 アメリカと対照的なガリガリの体型が映えますね!顔や髪型はヘアメイクで作り込めるけど、「骨格がもうイギリス」って思えるのは本当にすごいことだ。チャームポイントのへんてこ眉毛も似合ってる。ガリガリ体型+眉毛+UKロックなので、oasis兄弟がなんとなく頭をよぎる…笑
このあと俳優業をやめることを知りながら観ているので、FINAL LIVEの挨拶もうえちゃんのコメントもガチすぎてヒリヒリ。
🇫🇷 フランス/寿里
ブログに書き忘れましたがめっちゃくちゃカンパニーのみんなに助けられてました。ありがとうございました。3枚目は最強ヘタミュバンドの皆様。
— 寿里 (@jurigig) 2018年3月22日
最後の写真はピカソ(スペイン)より〜普通にラッセン(アメリカ)が好き〜ってネタやろうと思ってたなぁって写真です。( *`ω´) pic.twitter.com/Ty22dfJMeg
NWの衣装付け通しの時の。
— 寿里 (@jurigig) 2018年3月22日
メイクはしてないけどドレスがお蔵入りにならず、新曲までつくって頂きました。セリフはほぼNWの時の台本からです。あー楽しかった(笑) pic.twitter.com/mSyLrCe1H2
ヘタミュLIVEにて頂きましたお手紙、色紙、プレゼント、本当にありがとうございました。全て読み終わりました。愛に溢れておりました。
— 寿里 (@jurigig) 2018年3月25日
あらためて皆様、bon voyage!
( *`ω´) pic.twitter.com/LQr8sccSnG
いっちばんナチュラルにキャラそのものだったじゅりさん。年齢知ってたまげました。背が高くてロイヤルでお兄さんでおおらかでふざけててキザで、なんといっても声がアニメの声優さんと同じ!若い子も多いカンパニーの中で、感情が常に一定な大人なとこがいいな〜って思いました。芸能の仕事をする覚悟を決めてる人の安定感 っていうのかなぁ。若い子たちを見守ってるおおらかさみたいなものがあってリアルお兄さんでした。
「人生という良い旅を、Bon voyage!」って挨拶、おしゃれすぎるう…
ジェーは泣き虫だなぁ。熱いなぁ。学ちゃん面白いなぁ。おっきーは優しいなぁ。ROUちゃんと歌うの楽しいなぁ。大介は感情隠さないなぁ。悠介はブレないなぁ。大志は負けず嫌いだなぁ。圭輔は変わらないなぁ。龍虎バカだなぁ。りょーき頑張ったなぁ。
龍虎バカだなぁwww
🇷🇺 ロシア/山沖勇輝
さ、大阪もコルコルするよー(^^)
— 山沖勇輝 (@y_yuki0305) 2018年3月20日
11カ国の姿目に焼き付けてね^ - ^#ヘタリア pic.twitter.com/9KXuOxxZKL
ヘタリア写真🤳
— 山沖勇輝 (@y_yuki0305) 2018年3月27日
どうぞー! pic.twitter.com/Ans6RWLBAL
こ…これは…2.5見てるとたまに現れる、「原作絵よりかっこいい」パターンの人……!!!!!!笑 *1
ロシアくんって見た目は田舎の素朴な青年っぽい、が元々の設定だと思うんですけど、山沖さんのロシア、色白で端正なお顔立ちですごいかっこよくてびっくり。華やかな見た目のひとですね!ダンスが好きなんだろうなーって見てて伝わってくる、きれいな踊り方でつい目で追っちゃう。中の人の天然キャラな感じがロシアの「素朴で怖い」感じにすごくよくハマってるなぁと思いました。
アメリカと並んでると、色素薄いでかい男の子2人の並び、目立つ〜!すき〜!ロシアみたいなデカくて素朴で怖い男の子の一人称が「僕」で二人称が「○○くん」なの、萌えでしかないですよね〜
🇨🇳 中国/杉江大志
ありがとう。
— 杉江大志 (@SugieTaishi) 2018年3月21日
今は言葉が見つかりません。
長くなってしまってごめんなさい。
ライブビューイングの皆様も本当にすみません。
ひとまず、各々の道を歩きましょう。
いつかまた皆んなの道が重なることを願って。
本当にありがとうございました。#ヘタミュ pic.twitter.com/UMqdU4Tb5P
中国って結構難しい役だったんじゃないかなと思います。日本という国と近いゆえに、他の国と比べて、実感として近いというか、過去の歴史上日本とどういう関係だったかを日本人である我々は結構知ってるわけで…
そんな中大志くんの中国のチャーミングさ、かわいさ、一生懸命さ、誇り、などなど、ほんといい塩梅だったなーって思う。FINAL LIVEでもう終盤大志くんがずっと泣くのでなんか私もめっちゃ泣きましたw あの場にいた人みんなもらい泣きしてそう。大志くんのまっすぐな涙にお兄さんたちもぐっときてるのが伝わってきて、よかった。
🇦🇹 オーストリア/ROU(菊池卓也)
寝落ちしておりましたw
— ROU (@ROU0815) 2018年3月17日
夜分にすみません。
中国とオーストリアと若干写り込んだ、だいすけ★
初日ありがとうございました(^ ^)!
明日も幕張メッセ楽しみましょうね!#ヘタミュ #ヘタライ #中国 #オーストリア pic.twitter.com/az4xt3a3FQ
ヘタライ無事終了しました。
— ROU (@ROU0815) 2018年3月21日
本当に応援ありがとうございました🎻
ライブのアンコール前の一言で言った事が全てです。
特別な場所であり。
特別な時間でした。
このカンパニーにいれた事。
この #ヘタミュ に出会えた事。
誇りに思います。
幸せでした。
それではまた🌸
また花が咲くその時まで🌸 pic.twitter.com/vN8ERpocs7
改めまして、ありがとうございました❗️(^ ^)🌸 #ヘタミュ #ヘタライ pic.twitter.com/MtGlRq32Y6
— ROU (@ROU0815) 2018年3月23日
似てるぅ〜。クールな雰囲気と音楽が好きっぽいとこ、ハマってた。
プロイセン/ 高本学
ヘタミュFINAL LIVE全ての公演が終了致しました‼️
— 高本学 (@C1Wo705) 2018年3月21日
大好きな人達とどんなに大変でも支え合って舞台やLIVEが出来たこの時間は本当に愛おしかったです‼️
このカンパニーに入れて良かった(^^)
プロイセンという役に出会えて良かった‼️
全てに感謝しております‼️
今までありがとうございました‼️ pic.twitter.com/xf9gGy4aU8
一体どうやってオーディションに受かったんやと思わせる特異点w 役者さん本人も、何言われても平気な図太いタイプじゃなさそうで、結構つらかったんじゃないかなぁとか想像してしまうんだけど、アドリブパートやカテコから伝わってくる、いい子なんだろうなぁ感がほんわか。2.5次元見てると、歌や踊りのスキルはなくても役者本人の性格がキャラクターと近い、などではまり役になってしまうパターンに結構出会うことがあって、私はそれも2.5の醍醐味だと思ってるんですけど、多分このひとはキャラがプロイセンっぽいってわけでもないんだけど、なんか、受け入れられちゃうタイプだっただろうなぁと思いました。お顔は本当にものすごくかっこいい。
🇪🇸 スペイン/山田ジェームス武
楽しむ!それだけや!みんな親分に付いてくるんやで〜! pic.twitter.com/BWTgr5oHfI
— 山田ジェームス武 (@takezo0507) 2018年3月21日
イケメン!そして役者さんのバックグラウンドにスペインルーツがあるのもいいな。
幕張のサプライズすごかったね!ほんとにびっくりした、現場におったら絶対大号泣したと思うwww あの場に立ち会った人うらやましい〜
ストーリー感想(まるかいて地球中心)
1〜3作の感想もざっと書きます。まるかいて地球の感想は全部書きます。私は元々「ミュージカルのフィナーレで全員で歌うの萌え」があり、ついでにいうと宝塚やみたいに「フィナーレで各キャラクターが代表ソングと共に挨拶する」という演出がめちゃくちゃ好きなので、初めてまるかいて地球のカテコを見たときすっごく興奮してしまいました。同じメロディで、各国の民族音楽風アレンジなんてすごすぎ!!しかもそのあと『まるかいて地球』はそもそもアニメのEDソングってことを知って余計に大興奮でした。こんなん、初見で見た人泣くやろ!!!1作目ヘタミュでネタバレ見ずに最初にまるかいて地球のカテコを観た原作ファンの人、嬉しかったんじゃないかな〜、うらやまし〜〜!!と思いました。原作に代表曲がある作品の舞台で、その代表曲をメインテーマに持ってくるのは問答無用でドキドキしちゃう。
ミュージカル「ヘタリア〜Singin' in the World〜」
初見の私「イタリアとドイツはなんなんですか?」
私にヘタミュを布教したフォロワー「なんなんですかね…」
私「ドイツはなんでこんなにイタリアのことが好きなんですか??」
フォロワー「イタリアとドイツがこういう関係、っていうの、原作でもこうだし改めて考えたことなかった」
===
イタリアとドイツはなんなんですか?笑
ドイツ、最初からなんかずっと怒鳴ってて、謎キャラだなぁ…と思っていたけど、終盤で撤退を決めたドイツの覚悟がかっこよすぎてうるうるきた。あんまりにも熱演だったので、このあとキャス変すんのマジ!?!って思いました。ドイツって多分…”あの”イメージを結構流用してるのかなぁと思う部分もありつつ(繊細なところはぼかしてるの原作者のバランス感覚を感じる…)、軍人らしさ、誇り、敗北…などなど、痛いほど伝わってきてすごかったな。。
イタリアとドイツのBIG LOVEに胸がヒリヒリしたけど、私にはドイツの強烈な片想いに見えました。
🌍 まるかいて地球
イタリア🇮🇹 :「僕イタリア」でジグサグに指を指す振り、みんなやっててもイタリアが一番かわいいなあって思う。
オーストリア🇦🇹 :バイオリン!ロイヤルでぴったり。
中国🇨🇳 :入りの瞬間から「中国っぽい!」ってなるイントロがすごい、そして扇子…!大志くんのめいっぱい体を使うのびのびとした振り付け、「紅は幸せの印」って歌詞、めっちゃ良い!!
ロシア🇷🇺 :コサックダンスじゃん!!!と大興奮した。このときの振り付け全部好き!足を高くあげる振り、空中で回転するジャンプなどなど、華やかな体格をいかしたダンスですごくすき。白いひらひらのマントがはためいてきれい!!おっきーさん、ダンスがうまい。
フランス🇫🇷 :「俺フランス」で髪をふわってする振り、「恋人さ」で左右に投げキッスする振りなどフランスらしさがたまらない。お兄さん、あんまり踊らないところが逆に優雅。
イギリス🇬🇧 :UKロックアレンジだーー!!「見える素晴らしい世界」でサングラスをあげてくしゃって笑うとこで死んでしまった。こんなんずるいでしょ…!!!!!そのあとくるくる回る振りもかわいすぎる。最後のイギリ「ス」のとこで空を指差すのもキマってました!!
アメリカ🇺🇸 :入りの「MUSIC♩」、初見でめっちゃびっくりした。アニメ用原曲もこの入りなんですねー!イギリスのロックテイストに対してアメリカはHIPHOPで、ダンスも一番バウンス効かせてて超よかった…。俺アメリ「カ」!っで自分を親指で指すポーズ、THEアメリカくんで大好きです!ちゃんとヒップホップダンスを踊る人の体幹をしているのでドキドキしてしまう、ダンスうまいですよね。
日本🇯🇵 :能とか歌舞伎のイメージなんだろうなぁ。うえちゃんさんのピシッとした姿勢によく合ってる。
ドイツ🇩🇪 :この振り全部ほんとにすごいなって思った。民族の踊りっぽさ、軍隊の行進っぽさ、朝礼っぽさ、全部入ってる。かっこいいー!
ミュージカル「ヘタリア〜The Greatest World〜」
初見の私「遠距離兄弟ってなんですか?」
私にヘタミュを布教したフォロワー「wwwww」
私「本当に初耳の単語すぎる。意味わからんのにわかるというか… アメリカとイギリスは恋をしているんですか?」
フォロワー「初見の人にもそう見えるんだ〜」
===
場面転換がまったくないのがすごいなぁと思った!1つしかない舞台を左右奥といろんなとこで出入りしまくってて、大変そうだなぁと思いました。
The Greatest Worldだけ、枢軸国でなくアメリカイギリス兄弟がメインなんですね(まるかいて地球のクレジット順に萌え…)。私はこの話を観たあと、ヘタリア好きの友達に「ヘタリアにおける『兄弟』の概念って、植民地ってことですか?」って聞いたら「まさか令和の時代にそんな質問をされるとは…」と言われました。*2
フランスお兄さん、イギリスと仲悪いけど、暴走していくイギリスと唯一対等に渡り合える関係、っていうのすごいいいですね…腐れ縁感。
The Greatest Worldはなんといってもアメリカとイギリスのクソデカ感情にドキドキさせられる話でした。弟のほうがデカくて、お兄ちゃんがやや病んでて、お互いのことが一番好きで一番憎いみたいな、複雑な関係に至るまで。
磯貝さんが最初のほうずっとアメリカ赤ちゃんverの演技をしてるの謎すぎて「私は何を見せられているんだ…」と思っていたのに、その後の展開で見せる、メガネをかける前のはつらつとした青年パートから、兄の束縛に自立心が芽生えはじめたときの微妙な表情、独立を決意して兄に銃を向ける瞬間の目…全部すごかったな。アメリカはものの数百年で、名実共に世界の頂点に駆け上がる男なので、最初の赤ちゃんのふざけまくってたシーンはなんだったんだってくらい、最終的に覇者の顔になるのがすごかった。なのにイギリスの前ではふとした瞬間に弟の顔にもなるっていうのが… 最後の「おかえり、ナンバーワンお兄ちゃん…」、名シーンだったなぁ。
ロシアの「なんか怖い」役回りもよかったですねー!なんなんだろうねロシアのこの不穏なイメージ…
後半のくだり、本当何なんこれ…とハラハラしたのですが、まさかそういうオチとは。
2作目観たとき「アメリカって『メガネキャラ=真面目』という定説を覆すキャラですね!」って意気揚々とフォロワーに言ったけど、2020年にこんなこと言っとるの世界で私しかおらんだろと思った。
🌍 まるかいて地球
イントロで腰くねくねしてるアメリカイギリス兄弟かわいい。みんなが縦1列になって前に歩いてくるのかわいー!日本のちっこさにときめく。
ロシア🇷🇺 :イントロのロシア民謡っぽさが好き。2作目はコサックダンスメインの振りで本当にロシアっぽくて良い!「見える素晴らしい世界」で手を双眼鏡にして前後に動く振りもめっちゃかわいい。ほんとに色白できれいな顔でにこにこして踊るからすてきだなぁ。
中国🇨🇳 :「中国アルヨ」のとこと最後のお辞儀で中華圏の拳を手で包む挨拶、「拱手」してるのいいなぁ。
ドイツ🇩🇪 :ビール持っての振りめっちゃいい!軍隊っぽい行進からの、アンサンブルをうまく活用したムキムキ感の表現、おもしろいなー。
スペイン🇪🇸 :フラメンコだー!!って一発でわかるイントロに、薔薇を持って登場!熱い!(劇中でずっとトマトを持ってたのでなおのこといい)。「情熱の王国やん!」って歌詞すきだなあ、親分は関西弁なんですね。振りも終始楽しそうだし、最後バラを口にくわえての挨拶、きまってる!
フランス🇫🇷 :と思ったらお兄さんも薔薇!!バレエみたいにくるって回転するとこきれい。
日本🇯🇵 :入りの「まるかいて地球」の左右に膝をあげる振りが日本にしてはややアクティブでかわいい。他キャラと明確に違う踊り方で掌をぴしっと伸ばしたまま踊るのがきれいで、「日本と申します」の見栄の切り方、すごいなあ。「白米は最高だ」の振りなんとなくPerfumeみたいでかわいいし、1人だけ挨拶は正座で。お見事!
アメリカ🇺🇸 :こ…恋!!!誰よりもバウンス効かせて腰も入れて、回転する振りも大柄な体型を見事に生かした華やかな動き方!磯貝さんのダンスがきれいなのは、これだけ体幹使って胸や腰を動かすけど、止めるところきちんと止めてるからだなぁと思います。「俺アメリカ」で1回転からの自分を親指で指すポース本当にすき!スーパーサイ「ズ」!と最後のアメリ「カ」!で空を指差すポーズはアニメや1作目ヘタミュのキービジュアルでも使われているアメリカの決めポーズかなぁと思うので、ほんっとにかっこいい。
イギリス🇬🇧 :イントロで右足を左にはらう振りちょーすき、イギリスはなんかこういうキザっぽい振りが似合いますね!「俺イギリス」の歌詞でポーズ決めてちょっと抜くとこたまらなく好き。「チューブは」の空中に高く足をあげるジャンプ!かーっこいい!!全体的にかっこいい振り多いな。紳士で海賊だもんな。
イタリア🇮🇹 :間奏部分で旗持って後ろからステップで前に出てくるとこ、めちゃくちゃかわいい。こういう軽やかな振りをしっかり”キャラとして”踊れるのすてき。「僕ヘタリア」の手をジグザグにする振りのとこ、なんか体の使い方がうまくてやたらかわいく見える、何が違うんだろう…?腰を入れる方向?
大サビの「長靴で乾杯だ」でイギリスがしゃがんで乾杯してくるのちょーかっこよくないですか?目があったら死んでた。イギリスの振りはいちいちキザでいいですねー!
ミュージカル「ヘタリア〜in the new world〜」
初見の私「イタリアとドイツはなんなんですか??????????」
私にヘタミュを布教したフォロワー「なんだろう…結婚の約束をした幼なじみが記憶喪失みたいな感じなのかな」
私「めぞん一刻よりヤバい」
===
1作目でイタリアとドイツの謎関係にドキドキしたものの、2作目はアメリカイギリス兄弟に話が移ったため油断していましたが、3作目、「イタリアドイツのラブストーリーの続編やないかい」と思いました。印象が変わったのは、1作目はドイツの強烈な片想いに見えたのに対し、3作目は、イタリアが恋心を抱いていたとしたら相手は神聖ローマなのかなってことと、イタリアがドイツに対して抱く気持ちは恋じゃないとしても愛なのかな、ってこと。
1作目と違って神聖ローマをドイツの役者さんがしてくれたおかげで、「前世みたいな感じ(?)」っていうのがなんとなくわかりました。*3それまで、「誰?」と思いながら観ていたので…
後半の名シーン、🇩🇪「どうしてプロイセンにこだわるんだ!」🇮🇹「今いないからだよ!!」のところ、ずっとド天然でゆるふわなことしか言ってこなかったイタリアくんの傷ついた心が見える瞬間で切なかったなあ。このシーンってドイツからしたら、自分を見てるようで見てない相手の心を抉ってしまう瞬間でもあるし、イタリアからすれば、切実な心で目の前の相手に向き合いながら別の誰かを想定した会話をぶつけてしまう瞬間でもある。お互いのことを確かに大事に思っているのに抱えている想いの形が違う、ということが見ていてわかる作りになっていてしんどかった。ドイツにはイタリアだけが特別なのにイタリアの特別はドイツだけじゃないんですね。ヘタミュには擬人化された男の子しか出てこないけど、概念的にイタリアはヒロインだな〜って思うところもところどころありました。
最終的にイタリアとドイツ、LOVEの向こう側だな…って思いました。こんなところにもボーイズビッグエモーション。
『神様のしずく』って曲一番好きです!切ない、切ない、けどとても温かい曲。まぁ1作目から思ってたことなんだけど、ヘタミュって結構世界平和の話なんだなぁって思ったりするのであった。歴史を大胆にデフォルメして、深入りしすぎずに戦争の物語を描くっていうのは、かなり難しいことだよなと思うけど、どの国のことも好きだなぁってなるのは、多分ヘタリア原作者が世界を見つめる眼差しがそうなんだろう。ずーっと戦争しまくって、お互いに全然理解できねーって思うこともたくさんあるけど、同じ空の下でおいしいごはん食べて、家族と笑って、出会いと別れを繰り返す私たちの日々が歴史を作っている。基本的に我々は同じ時代を生きるライバルでもあり仲間でもあり、今より良い明日を作るために切磋琢磨してるんだなってこと。祈りみたいな歌だなぁと思うのであった。
🌍 まるかいて地球
プロイセン:アレンジ違いすぎ&歌声が特徴的すぎで最初、まるかいて地球じゃない曲が始まったんかと思ったwwwいつの間にか肩にひよこ(?)が乗っててかわいい。
オーストリア🇦🇹 :このロイヤルな雰囲気は彼が音楽活動メインにしてるひとだからなのかな〜。オーストリアできてくれてよかったよね。
中国🇨🇳 :ハツラツとした雰囲気で踊る大志くんは見ていて気持ちいい。
ロシア🇷🇺 :なんとここに来てコサックダンス封印!!ロシアはコサックダンス、っていう流れがかなり好きだったからびっくりしたけど、3作目の振りも全部かっこいいんだよなあ、何のイメージなんだろう、バレエかなあ?「僕はロシア♩」のとこいいよね。「一筆で見える素晴らしい世界」の流れ、おっきーさんの踊りがうまいのでとてもきれい。背が高い人が全身をのびのびと使ってこういう振りを踊るのはステージ映えする!!
フランス🇫🇷:東京楽では髪を赤いリボンで結んでてびっくり!!かっこいい!!フランスの振りは優雅なものが多いし、長身の寿里さんが踊るときれいだなぁ。
イギリス🇬🇧 :振り全部かっこいいんですけどー!!「俺イギリス」のキザな決めポース最高。「見える素晴らしい世界」の流れ全部好きなんだけど特に「見え」っで手をぱくぱくさせてからの「世界」で片手を回して円をなぞって世界を表すのめっちゃいい!からの「チューブ」でまたがる振り、ここに来て初めてチューブを乗り物として表現してる振りで印象的でした。鉛筆「だ!」でダミ声で叫ぶとこ好きだし、ひろせくん、たまにくしゃくしゃの笑顔になる瞬間があってそのときのお顔ほんとうに魅力的なんだよなー。
アメリカ🇺🇸 :3回目の「まるかいて地球」で後ろ位に下がるステップからの「俺アメリカ」の「俺」で両手でぐってするとこめっちゃいいよ〜!体幹とバウンスを活かした大きい振りだけでなくステップまで踏めるなんて恋です。「一筆」で観客を指差すことも、「見え」でいったんピタッとポーズしてから「る素晴らしい世界」で望遠鏡を覗き込む振りをするところ、いちいちきれいでかっこよくて大好き!!
日本🇯🇵 :「一筆で」で本当に筆みたいな表現してるの日本らしくていい!
ドイツ🇩🇪 :アンサンブルが筋トレしてるのをドイツが見守ってるっていう斬新な振りwww 左右に上半身動かしながら段階的に腹筋するやつ、絶対しんどいだろうにきれいに揃ってるアンサンブルさんがすごい。そして真ん中で腹筋ぽい振りをするドイツがかわいい。掃除に「も」の振り好きだし最後はストレッチみたいなポーズで終わるのもドイツらしくていいですね!ドイツ、3作品とも振り違って全部ドイツらしさ全開だったの超いいな。
イタリア🇮🇹 :大サビ前にアンサンブルの人に支えられてて全身ジャンプするところ、誰よりも手足をぴーんと伸ばしててかわいい!
サビ前、みんなのソロ曲から1フレーズずつ使ってくるくる回るとこなんて、本当にいいよなーって思う。まるかいて地球自体が超いい曲ってのもあるし、ミュージカルのEDにこんな使い方ができるなんてかっこよすぎだなあって毎回思ってました。なんならまるかいて地球見たさに全作品見た感じさえあります。
私は、この曲を知ったとき「絶対、各国の元になった民族音楽をまとめた記事があるはず!!」と思って検索しまくったのに、今のところ見つかっておりません。なんで!?個人サイト時代の作品だから!?!
近いのだとこれしかない。
なんか大学で民族音楽と民族舞踊を専攻した人の解説とかないんですか!?絶対あると思ったんですけど… もしそういう記事をご存知でしたら教えてください!!
ヘタミュを通してヘタリアもスピードラーニングして、終了したジャンルを好きになるというオタクが最もやってはいけないことをしてしまっているんですけど、「ヘタリアに関しては国際ニュース見てるだけで新規絵みたいなとこあります」というフォロワーの力強い慰め(?)を胸に日々生きております。
令和も2年になるというのに、初めてヘタリアとヘタミュを履修したので感想でした!
余談だけど、原作者の方が見つめる2020年の世界をヘタリアで見てみたいなあと思った。正義のために生きるといいながらトランプ大統領を選出したアメリカ、もう敗戦直後のポジションじゃなく、使える手段全部使って世界の上位層に食い込んだ中国。この2国のライバル関係をヘタリアの世界ならどう描くんでしょうか。