ブルベ冬女 2019年美意識の総決算【#マイベストコスメ】

はい!今年のベスコスです!

f:id:chanaoi214:20191230020442j:plain

今年、色々コスメを試したっちゃ試した気もするんですが、も〜そんなに半年ごとにメイク用品を総入れ替えするような人生も送っていないもので、人のマイベスコス記事読むの好きなのに自分では全然書けない。でも、書きたいんだー!

その上実家に帰省してるので家にあるコスメを吟味して果たしてどれがベスコスかな?😊とか考える間もなく、果たして本当にこの手持ちが全部ベスコスなんか?という気にもなりますが、わざわざ選んで持ってきてるということは一軍コスメなんでしょう。ということで、今年よく使ったな〜、時間ないときはこのへんに手がのびたな〜、みたいなものたちをマイベストコスメ2019としてここに残しておきます。

 

  

ベースメイク部門

f:id:chanaoi214:20191230020610j:plain

ファンデーション:SHISEIDO シンクロスキン ラスティング リキッドファンデーション

brand.shiseido.co.jp

 2年前のベスコス記事でもファンデーションはこれを選んでいて、ようやく2本目を使い切りそうです。個人的には、”リキッドなのに軽い質感”(ほんとにさらっとしたテクスチャーなんです)がすっごく好きで、今まで持っていた、リキッドってべたつくし重くない?というイメージを変えてくれた思い出のファンデなのです。ただカバー力はそんなにないので、若い人向けかな?って気もします。いつまでこのファンデを好きでいれるだろうか…

 

下地:セザンヌ 皮脂テカリ防止下地

無印良品 UVベースコントロールカラー・ブルーSPF50+・PA+++

セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 ライトブルー 単品 30ml

セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 ライトブルー 単品 30ml

  • 発売日: 2018/05/01
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

下地もずっとこの組み合わせ。変わったことといえばセザンヌは元々ピンク色の下地を使っていたのをブルーが出てからブルーに変えたことです。 たまに違う下地を使うとまあー顔がテカるので、いい下地なんだなとしみじみ思います。

プリマヴィスタから最強の下地が出ている噂を耳にするので気になってはいるんですが、セザンヌ600円だからな…あらがえないコスパ

 

パウダー:キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー 

 なんかこれもずっと使ってて2個目の底見えしてきました。けど最近の悩みはこれをはたくとかなりマット肌になるというか、化粧してまっせ感が出すぎるということなんです。というか私は「化粧してまっせ感」のあるメイクが好き(ナチュラルメイクが好きじゃない)はずなのに、こんなことが気になり始めたということは、よほど変な塗り方をしているのか… 来年はお粉も色々ジプシーしてみようかなあ、と思うなどしています。

 

ポイントメイク部門

f:id:chanaoi214:20191230022648j:plain

アイシャドウ:Colourpop / It's A Princess Thing

It's a Princess Thingcolourpop.com

休みの日のアイシャドウ大体これにしてぐりんぐりんに塗ってる。2列目と3列目のラメばっかり使ってます。決まった色ばっかり使ってるからもっと研究したいなー

今年の初めに書いた単体記事↓

aonticxx.hateblo.jp

 

アイライナー:UZU アイオープニングライナー 

 今年似たようなリキッドアイライナー色々使ったけど、結果として、UZUのアイライナーが一番にじまないな…と思う結果となった。描きやすいし文句ないです。

 

マスカラ:オペラ マイラッシュアドバンスト 

オペラ マイラッシュアドバンスト 単品 5g

オペラ マイラッシュアドバンスト 単品 5g

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 これは今年買って大当たりだったと思っている!ブラシが細くて、目の端や下まつげも塗りやすい。そしてバサバサになります。リムーバーとかなくてもちゃんと落ちるし、なかなかいいものに出会えた感!アットコスメ1位を信じて良かった。

 

チーク:NARS ブラッシュ4050

去年のスプリングコレクション。今までこういう淡い色のチーク使ったことなかったんだけど、つけてみたら、アイメイクとリップを濃くした私にはすごくちょうどよくて、顔にも血色感がぱっと出る感じで、すごくよかった。今までチークレスメイクが好きだったんだけど、これに出会ってから毎日塗ってる!

 

リップ:NARS ベルベットリップグライド2717

www.narscosmetics.jp

死ぬほど赤リップ持ってるんだけど、これが1番だなーって最近思ってます。すごく塗りやすくて、唇の内側の湿ってる部分まできれいに塗れるんだよねー。色味も絶妙で、赤は赤なんだけど、オシャレな色味というか…。語彙力…。

 

メイクツール部門

f:id:chanaoi214:20191230033437j:plain

スポンジ:エコツールズ トータルパーフェクティングブレンダー

リアルテクニクスラクルコンプレクションスポンジ

jp.iherb.com

jp.iherb.com

エコツールズのスポンジ好きすぎて友達にも配ってる。このスポンジと出会えてメイクの楽しさが変わったな〜、メイクって、コスメ選びとHowToだけが楽しいんじゃなくて、ツールという楽しさもあるって知れた!あとアイハーブでお買い物する楽しさも知れたので、出会えて良かった。

 

 

そんな感じだったかなー。来年はもうちょっとこまごまと購入品とかレビュー記事とかあげていけたらなと思っています、年末のベスコスまとめだけだと変化があまり感じられない!!

 

あんまりがらりと変わってないけど、2年前の記事はこちら(1年前は書いてない)。

aonticxx.hateblo.jp

 

 

今年使ったものはLIPSでコメントしてます!

lipscosme.com

Twitterはこちらから

twitter.com

【アイハーブ購入品】リピ買いスポンジとコットンとアイライナー

1年ぶりのアイハーーーーブ!!

f:id:chanaoi214:20191202020226j:plain

 

前に買ったスポンジ類が限界を迎えたので、ブラックフライデーを待てずにポチりました。でもブラックフライデーでも何か買いたい!おすすめあったら教えてください!

 

去年買ったもの。

aonticxx.hateblo.jp

 

今回の購入品はこちら。

f:id:chanaoi214:20191202020558j:plain

 

まず一番好きなスポンジ、エコツールズ!(緑のやつ)

jp.iherb.com

ふわふわで、平らな面が広くて、非常に使いやすい。ファンデ塗るときに使っています。リキッドもクッションもこれで塗ってる。ファンデが沈み過ぎないし、けど余分な分は吸い取ってくれてすごい、スポンジってものによってこんなに変わるんだなと感動したアイテム。まとめ買いしました。

 

あと、リアルテクニクスのスポンジ(オレンジ)。

jp.iherb.com

エコツールズの方が平らな面が広くて使いやすいと思ってるんですけど、スポンジの密度とかはこちらも素晴らしいです。下地塗る用に使っています。なんとなくだけどファンデと下地で違う色の方が間違えないような気がするから…(?)

 

ここからは初めて買ったやつです。

コットンがなくなりそうなので、前に買ったこちら(355円/80枚)をリピしようと思ったら、在庫切れしてまして!

jp.iherb.com

まだ在庫切れですね…

なのでサジェストに出てきたこちら(429円/70枚)を買ってみました。

jp.iherb.com

コスパは若干負けてるけどこんだけ安ければ十分でしょ!

並べるとこんな感じです。(写真下手すぎやけど撮りなおす気力がありません)

f:id:chanaoi214:20191202021919j:plain

f:id:chanaoi214:20191202021944j:plain

大きさはほぼ同じ。若干Organyc(左)の方が小さいかな…?でも触ったかんじもほぼ同じです。Organycの方が表面に少し凸凹があります。まだ使ってないんだけど悪くなさそう!

 

最後にチャレンジ品。elfのアイライナーを買ってみました!

f:id:chanaoi214:20191202022229j:plain

jp.iherb.com

ちょうどUZUのアイライナーを使いきりまして、UZUが完璧なのでリピっても良かったのですが、せっかくなので冒険してみようかと…。安かったし口コミも悪くなさそうだったので買ってみました。見た目はマッキーみたいで文房具感があります笑

 

f:id:chanaoi214:20191202022518j:plain

447円ですよ。安っ!UZUもプチプラだけどelfのお値段はその1/3以下。

使ってみた感想は80点!!筆の部分はコシがあってとても描きやすい。ペン先を使えば細く描けるし、太くも描ける。そして何もない日はにじまないんですけど、ただ、泣いたらにじむ!アナ雪2を観たあとにじんでたんですよねー…こすってもにじむ。

日常生活を送る上ではelfで何の問題もないと思いますけど、ノエル・ギャラガーとデートできるってなったらUZUのアイライナーを買ってから臨むと思います。

そう考えるとまじでUZUはどんだけにじまんのやという話になります。もうフローフシ飽きた!と思って定期的に違うアイライナーを買ってはみるんですけど、結果UZUの方がいいなってなる。浮気を繰り返すことで本命の良さがわかるみたいな。本当にこの世にはUZUを超えるアイライナーはないのでしょうか?

 

UZU(ウズ)アイオープニングライナー (Black)

UZU(ウズ)アイオープニングライナー (Black)

 

 

 

私のアイハーブ紹介コードはASB1914なので良かったら使ってください〜!

それではまた。

 

 

Twitterはこちら

twitter.com

LIPSはこちら(最近の使い切りコスメについてはこちらでどどんとコメントしております)

lipscosme.com

【LOFT購入品】プチプラコスメいろいろ

こんにちは。

 

今年はコスメ買わないぞ〜と心に誓い(なぜなら死ぬほどコスメを持っているから)、10月までやってきたというのに、髪色を青にしたら勢いがついてしまってLOFTでいろいろ買ってしまったーー!!

 

f:id:chanaoi214:20191023000259j:plain

 

はー楽しい。お買い物って楽しいね。

 

まずこちら。

Dr.ウィラード・ウォーター 70ml

f:id:chanaoi214:20191023001754j:plain

棺にコスメさんが愛用されている化粧水ということで…ヒツコスさんのブログに頻出するのでお名前は存じ上げていたものの、通販でしか売ってないのかあ〜と思っていたところ、LOFTに置いてあったのでお試しサイズ(70ml/1,200円)を買ってしもうた。出来心。

www.hitsugicosme.com

「ほぼ水」とおっしゃっているように、多分本当にほぼ水。他社の化粧品と比べたら味もしない!水!バシャバシャ顔にスプレーしてます(てかスプレータイプなんですね)。これだけでも良さそうは良さそうなんだけど、誰かがプレ化粧水としても使えるよ!と言っていた気もするので(ソース見つけられず)、これを吹きかけてからいつもの化粧水もつけている。色々しすぎかなあ?

私、スキンケアにとにかく金をかけていないのですが、少々高いものを使うとやっぱちがーう!となる、気が、する…。はしかたの1,210円の美白化粧水を使っているときとなんか違う気もする…。ハトムギ化粧水とは明確に違います。あんなもん化粧水って言ってるけど本当は米のとぎ汁だろ?(悪口)

 

あと、マスカラを2本。

ヒロインメイク ボリューム&カールマスカラ アドバンストフィルム

オペラ マイラッシュ アドバンスト 01 漆黒(マスカラ)

f:id:chanaoi214:20191023002956j:plain

マスカラ迷子なんです。

昨年秋に買ったフローフシのマスカラが、にじまないのはいいんだけど「ついてるか??」という仕上がりなのが気になってきてしまって。感覚的にまだ液は入っている気がするんですけど…。私はまつげがばさばさになる仕上がりが好きなので、ボリュームタイプのマスカラがほしいなあと思っていたところでした。

でもって、マスカラといえばヒロインメイクだろ!と思い、こちらをカゴへ。でもオペラの方が昨年の@cosme1位って書いてるから…うーん…どっちにしよ…と超悩み、何を思ったかどっちも買っていましたよねえー。なんで?

今見たらまだオペラが1位だった。ポイントそんなに高くないけど…どうなのかな?わくわく。

https://www.cosme.net/item/item_id/1021/ranking

まだ使えていないので、明日から使ってみてまたレビューしたいと思います。家にある大量の使えないマスカラたちをそろそろ断捨離しなくては。これもそのうち記事にしたいです。

 

そしてこれ。まじで買う予定なかったんですけどー!

B IDOL つやぷるリップ 04 ほっとかないでRED

f:id:chanaoi214:20191023003842j:plain

ちょっと前、すごい話題になっていたのは知ってた。ので、試しにつけてみたところ…めっちゃスースーする!!!笑 知らなかった。思わずその場で「アカリップ スースー」でぐぐりましたw

カラー展開もいろいろあり、アカリンさんのルックはどの色も似合ってたんですけど、私は赤を選んでみました。

f:id:chanaoi214:20191023004632j:plain

こんな色。ツヤツヤです。私最近、結局リップはツヤが可愛いという持論が固まってきつつあります。あんま持ってないんですよねツヤツヤリップ…ということで、お買い上げ(OPERAの赤持ってんだろ!という心の声は聞こえないことにしました)。

わたし、ここんとこしみじみ、「赤以外のリップが似合わないんじゃないか???」と思っているんです。悩んでいるわけではない…が…、「そんなことある??」とも思っている。自分のメイクが下手で、顔に映えるピンクやオレンジやヌードやプラムを使いこなせてないだけなのかもな〜と思う一方、なんか結局赤リップしてるときの顔が一番キマってる気がしてしまうんです。これはなぜ??私のパーソナルカラーと関係あったりするのか??これに関しては本当に客観的な意見を聞いてみたいところ。

家にバカみたいに赤リップがあるのでいつかこれも記事にしたい。

 

最後にこれ。これは現在の私のベスト洗顔

ツルリ 角栓かき出し ガスールペーストN(洗顔料)

f:id:chanaoi214:20191023005125j:plain

現在、実家から盗んできた箸方のうるおい泡洗顔(660円)を使っているのですが、これがほんとぉーに可もなく不可もなしで、なんでそう思うにいたったかというと、サンプルでもらったカバーマーク洗顔料がめちゃくちゃ良かったからなんです!

f:id:chanaoi214:20191023010259j:plain

えーとっても肌がぴかぴかになる気がする!!やっぱ泥系の洗顔料いいよな、と思い、カバーマーク(本品3,000円)の1/3のお値段で買えるツルリを衝動買いしてしまった。これからは実家から盗むなどというケチな真似はせず、肌に合うものをきちんと買おう。。カバーマークは年収が3倍になったら買います。

 

いろいろ買っちゃって明日からのメイクが楽しみだ〜!

 

f:id:chanaoi214:20191023010646j:plain

最近引っ越して、家の中に良さげな写真撮れる場所がありません。

微妙な集合写真でお別れです。それではまた。

 

 

LIPSのアカウント

lipscosme.com

Twitterのアカウント

twitter.com

宝塚星組『GOD OF STARS -食聖-』紅ゆずるラストデイ感想

ライビュ観てきましたー、笑って泣いて大団円!な、もう最高のミュージカルすぎて、さゆみさんのことを好きだったひとたち、こんな演目で送り出してもらえたらもう思い残すことないだろうなっておもった!

 

星組を観るのは3回目。霧深きエルベのほとり→鎌足→食聖。今回のが一番、話としてもおもしろかったし、さゆみさんにしかできない演目!って思わせてくれる内容でとても楽しかった!!

 

紅ゆずるさん、オーラすごすぎてもう顔から光ってた。「”顔が派手”って才能なんだな」って思うひと、さゆみさんか柚香光さんくらいだ…。口が大きくて唇の形がすきだなあって思いながら見てた。口紅の形がくっきりわかる素敵なお顔!あとすっぴんだと切れ長アイなのに宝塚メイクするとほんとに目が大きくなってすごい。美人だなー、としみじみ…。

綺咲愛里さんは、今まで見た3演目とも全部演技が一緒(何やっても○○、って言われるの、あーちゃんかキムタクしか見たことない)なんだけど、とにかくめちゃくちゃかわいい。彼女が持っていたのは「ヒロイン力」なんだなと思う。それも、いわゆるガールズパワー的なヒロイン力じゃなく、素敵な男役をより素敵に見せることができるという、宝塚娘役的ヒロイン力。顔がほんとにめちゃくちゃ可愛いというのもあるけど(宝塚の品格的美しさというより、いわゆる女子アナ顔というか、マス受けする可愛さですよね)、さゆみさんとのベストカップル感がほんとにかわいい。ここ1年で見たトップコンビの中で一番”カップル”としてお似合いなのさゆあーだなって思う。基本的に寄り添いヒロインなのにレビューのときすごいキリリ顔で踊るのがギャップ。

 

演目『GOD OF STARS -食聖-』はほんとに最高の話だった!暖かいホームコメディだし、異国情緒が盛り込まれてて衣装も美術も華やかだし、さゆみさんのギャグセン大爆発だし、それに引っ張られるように星組生みんな大暴れだし、何より、初心者でもわかる、「全員当て書きか!?」って思うほど、さゆあー体制の星組全員への祝福に満ちた愛の溢れる脚本がすごかった。最後めちゃくちゃ泣いてしまった…。そもそも「GOD OD STARS」って言葉が、星組トップを務め上げたさゆみさん自身を指すすごいパワータイトルだよね。

随所に差し込まれる「こう見えても首席なんで」「お前口は悪いけど出会えてよかったよ!」っていうメタネタや、「ホンの後なんで継げないよ…」「星なんていらない、お前にくれてやる!」「絶対にお前より幸せになってやる!」っていう台詞の数々に、あ〜〜も〜〜〜〜〜!!!!!って何回も何回も思った。さゆみさんがことちゃんに渡すバトン、そしてそれを支える星組生へのエールを込めて書いた脚本なんだってすっごいわかって、めちゃくちゃ泣いた。あと、終盤で描かれた、ひっとんがことちゃんに言う「これから、仲良くしましょうね!」って台詞とか、「二人で空を飛ぼう〜」みたいな歌詞とか、も〜〜〜〜〜〜!!!!!かわい〜〜〜〜〜!!!!!って暴れだしそうだった。次期トップコンビへのエールみたいなシーンまで入れてくれるなんて出血大サービスすぎる…!きっと私がわからなかっただけで、星組をずっと見ていたひとならもっともっとオマージュやメタネタがわかるんだろうなあと思うと悔しい〜、全部のネタを解説してくれる記事とかあったら読みたい!!

舞空瞳ちゃんの役が、明確に”次期トップ娘役です!!”って感じの役なのもよかった。月組エリザベート観たとき、「さくらちゃん次期トップなのにこんなに小さい役なの!?娘役キャスティング、キツすぎる…!」って衝撃をうけたので、今回のひっとんの、メインヒロインとは全く別のとこで活躍する準ヒロイン感、とてもおいしかった。そんでもって歌も踊りも完璧すぎるし、顔もめっちゃくちゃかわいい。食聖観てるだけで、ことひとコンビかわいい〜〜〜!!ってうずうずしてしまったので、新生星組も楽しみ楽しみ。

ずっとキラキラな衣装来てた二人がこんなカジュアルな格好で大団円を迎えるの最高すぎるし、さゆあーのエプロンには「紅」、ことひとのエプロンには「礼」って書いてあるの最高すぎんか?

 

あーちゃんの衣装が全部可愛かった。ピンクのジャージ衝撃だったけどあんなに可愛く着こなせるのはあーちゃんだけ!水色のワンピースもかわいかったし、ポスタービジュアルに使われているアイドルみたいな衣装もばっちり着こなしててほんとにすごかった。そもそも髪の毛がピンクなのがすごい。超似合ってた。宝塚でこういう現代演目するとき、現代服っぽいのにちゃんと華やかな舞台衣装なのすっごくかわいいなって思う。

f:id:chanaoi214:20191017013727p:plain

f:id:chanaoi214:20191017013812p:plain

あと有沙瞳ちゃんが気になります。鎌足のときの、美しく気高い女帝の役がめちゃくちゃ印象に残っていて(マジで上手すぎてすごかった)、そこで認識した方なんですけど、今回も有沙瞳ちゃんが歌ってると一発で目がいくというか、実力が高いひとってほんとに観ててわかるんだなあ、と思いました。

星蘭ひとみちゃんもわかる。なぜならとても美人だから。今回も、アイドル役という、とにかくビジュアル重視っぽいキャラに配役されてたので静かにうなずくなどした。

専科の華形ひかるさん、鎌足のとき全然かっこよく見えなくて、「この人結構台詞多いけど若手有望株なんかいな?」とか思ってた(私の見る目のなさに爆笑)くらいなんですが、ショーで見るととてもかっこよかった!思うに、男役バッチリメイクで唇をヌードカラーじゃなくて赤とかピンクで囲ってるときのほうが100倍かっこいい。伝統的な男役像って感じで、華形さんを見てると「今わたし宝塚観てるう〜っ!!」て気持ちになれた。笑

アイリーンのお母さん役の人、すごく上手で、えー!上手だけどヒロインのお母さんてことはあーちゃんより年上なのかな!?でもすごい年上にも見えない!どうなの!?とそわそわした。音波みのりさん。別格娘役さんてやつなのかな?覚えました!

あと、この舞台のどこかに稀惺かずとくんがいるのかなぁと思ったけど、見つけられず。早く見つけたーい!!

 

あとエルベのときそこまで心惹かれなかった礼真琴さんに完全に恋に落ちた(多分エルベのフロリアン自体がそんなにタイプじゃなかった。まともな男すぎてw)。あっ、わたし、このひとのこと好きになるって食聖のときからじわじわ思ってたんだけど、サヨナラショーで女役で出てきたときとのあまりの完成度の高さと圧倒的な可愛さにぶちのめされました。か、か、かわいい〜〜〜!!!顔がかわいい上にめちゃくちゃスタイルよくて、あと歌い始めるとうわこのひと歌うまっ!て毎回思っちゃう技術の高さ。なんでもできるひとだし、けど器用貧乏とかじゃなくてほんとにキラキラしててスターだなあって思う!!アイドル的な引力もあってすっごいすてきなひと!そして多分ひっとんとのコンビの雰囲気も好きなんだと思う。礼真琴さんの愛称が定まってないのにぞわぞわしちゃうよ〜、なんて呼べばいいの??まこっつぁんって呼びたくないよ〜!もっとかわいい愛称がいいよ〜!って思っているので、一旦ことちゃんと呼ばせていただくことにします(誰への宣言だよ)。

もうほんとにほんとにほんとに女役にドキドキしてしまって、これは男の子アイドルが女装したときにドキドキする気持ちにかなり似てるなって思った。そしてことちゃんは女性なので女の子の格好がめちゃくちゃ似合うのであった!!(当たり前体操〜)いやでも、この「女性が、男役をやってるんだけど、女装で出てくる」という何回も性別の概念をひっくり返される感じ、ゾクゾクするよ〜、宝塚っておもしろい〜!あまりにもかわいい上にすらりとしてドレスが似合うし、一途に恋してきゃんきゃん泣いてる女の子役ってのもあって、うわーんことちゃんが女役やった演目観たいよー!誰か全部まとめてくれー!!と思ってたら、既に有識者の方がまとめてくださっていた。インターネットありがとう!

zuka-note.com

 

レビューからのサヨナラショーも素晴らしく…デュエットダンスであーちゃんが泣いてしまったので私も泣いてしまった。けど、笑って終わりにするっていうさゆみさんの願いどおり、爆笑する場面もたくさんあってさすがだった!紅子の独壇場、まじでトーク力やばすぎって思った。「てか台風ふざけんなよ!!!」から始まるの、さすがすぎる!客席の台詞もちゃんと拾って全部面白く返してるの、タカラジェンヌの域超えてた。「はー、すみれコードぎりぎり」ってぼやきながら銀橋を歩いてるの最高すぎたけど、さゆみさんのすごいところはどんだけ関西弁でまくしたてても、下品だってまったく思わないところ。タカラジェンヌとしての品格、トップスターとしての重厚感を鎧のように身につけた上で、あそこまで盛り上げられるんだからすごいなあ。

同期からのお花でまぁ様が出てきたとき思わず手を握ってしまった…!少し前にWOWOWで紅さん退団特集をやってたとき、副音声がまぁ様で、二人が会話してるとこ見てたので嬉しかった。(あと超個人的な思い出なんですけど、地方に住んでたときまぁ様トップ時代の宙組の舞台を観たことがあって他のスターさんより思い入れがあったので…笑)

 

食聖が星組全員の門出を祝うつくりになっていたのに対し、退団挨拶はほぼトップスターしか喋らないのが、うわあ宝塚だなって思いおこさせくれました。私は結構関係性萌えの人間なので、さゆあーや、さゆみさんことちゃんがなんかアツい会話したりしないかな?なんて思ったんだけど、マジでさゆみさんしか喋らなくて、他の退団者も「私よりもさゆみさんが退団することが寂しいです…」って口を揃える感じ、宝塚の序列をしみじみ見せつけられてんなあと思うなどした。さゆみさんがとにかく本当に宝塚を大好きで、かつて宝塚に夢をみた女の子のひとりで、そこからここまで成り上がった道のりを思うとほんとにすごいなって思う。小林一三先生にまで感謝すると思わなくて笑っちゃったw私はさゆみさんの退団会見を何回読んでも泣いてしまうので、ほんとに、ほんとに、胸がいっぱいでした。

www.sankei.com

紅は、組の思い出を「舞台の真面目さ120%の上で、遊び心を持って全力で挑む宴会」と話し、終始笑顔だった。が、組の仲間に残したいいことを聞かれると一変。「音楽学校は狭き門。入れなかった人の分の思いを背負って、舞台に立っているんだということを忘れず…」と言うと言葉に詰まり、大粒の涙をこぼし、止まらない。

 音楽学校入学前から、宝塚入りを目指し、宝塚大劇場を見るためだけにも足を運んでいた。「どれだけつらいことがあっても、宝塚の一員になれた。音楽学校時代は制服を着られるだけで、入団後は紋付きはかまを着られるだけで幸せだった」とあふれる涙が止まらない。「退団後、また入団できるならば、もう一度、入団したいと思うくらい、宝塚が大好きです」と力強く言い切った。

こんな美しい別れの言葉を紡げるさゆみさんはやっぱり生粋のタカラジェンヌだなーって思う。

 

宝塚、観れば観るほど「あの演目で○○の役をやってた人だ!」が増えて、ひとがわかってくるとどんどん解像度があがってくる感じがする。今回一緒に食聖を観た友達は「私は天寿光希さんが好きだとわかった」と連絡してきたので、「今回天寿さんそんな好きになるような役だったっけ…?」って言ったら「実は鎌足のときから結構気になっていた」と返ってきて笑った。 サヨナラショーも、ずっと観てれば観てるほど、曲や演出が意味するものが深く理解できるんだろうなあ。私まだまだ全然わからなくて、もっと知りたいよ〜、もっと意味をわかりたいよ〜って思った。

そして、ほんとに、退団までが短すぎない??認知できるほどの大きさの役をもらえてる人、大抵そのうち退団してしまう印象。スピード感がやばい。2年後くらいには全員知らない人だらけになってんじゃない??って思っちゃうんだけど、そうこうしてるうちにまた若いスターが台頭してきたりするのかな。まだまだ観たいな〜。

 

ヅカファンの人のブログを読み続けてると、なんとなーく人の名前とか覚えてきた。ヅカファンの方のブログ、「人事考察」という独特な文化があっておもしろい。あと、「お歌はこれから」とか「ビジュアルが私の好みではない」とか割と否定的なこともみんな書くのが他のジャンルであまり見かけない感じでおもしろいです(2.5次元舞台の感想ブログとかで名指しで誰かの技術を批判してるのあんまり見ない気がする)。

 

初心者にもわかりやすいむ〜さんのブログ

www.zuccazuccamu.com 

いつもとても勉強になるブログ。ジェンヌさんの名前が出てくるとき、芸名と愛称をどっちも出してくれるのと、組別で名前を色分けしてくださっているので非常にわかりやすく助かる…!

lillyssa.hatenablog.com

 

紅さん、かっこよかったなー。スターオーラってこういうことをいうんだなあと思わせてくれるとにかくビジュアルが強いクラシカルな男役さんであり、宝塚では稀に見る強烈なコメディエンヌでもあり、こんなにも個性的なスターを観ることができて幸運だったなあと思った。そしてこんなにクセが強いさゆみさんの横に立ち、さゆみさんより前に出すぎず後ろに隠れすぎず寄り添い続けられたあーちゃんはほんと相手役としてぴったりだったんだろうな。これが相性ってやつなんだろうなと思った。「さゆみさんがいなかったら私は今ここにはいません」「こんなに可愛いと思わせてくれる娘役は私には綺咲愛里だけです」って挨拶、宝物みたいな言葉だなと思ったよ。

 

紅ゆずるさん、綺咲愛里さん、輝かしい日々をありがとうございました!

礼真琴さん、舞空瞳さん、これからの舞台を楽しみにしてます!!

舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ 感想!

まず最初の感想としては

f:id:Augnet:20190805231110p:plain

 

でした。

 

いやめちゃくちゃ面白かった。てか「そうそうそうそうこういうのが見たかった。てかこういうのを2015年に見たかったと思った。おい、聞いとんのか、刀剣乱舞運営!!私は生まれも育ちもバラバラな顔のいい男の子たちがひとつ屋根の下でくだらないことでケンカしたり重大なことで揉めたり仲直りしたりバカ騒ぎしたりしながら日々成長していく姿が見たくて刀剣乱舞をしてたんだよ。こういうのが見たかったんだよ!!!!!!!!こういうのをゲーム本編で見せろ!!!!!というか最悪アニメはこういうのであるべきだっただろ!!!!!

 

刀剣乱舞花丸の悪口を話し始めると盆が明けてしまうので、気をとりなおして慈伝各キャラクター&演者さんの感想。

 

f:id:Augnet:20200118235941j:plain

 

山姥切国広/荒牧慶彦

 今回のストーリーのメインは長義くん参上ということで、いや〜今回も主人公でした。まんばちゃん苦悩篇と思いきや、意外な展開。長義くんと並ぶと衣装とか真逆でかわいいー!(まんばがイエベ春、長義がブルベ冬!!)この二人、生身の人間の姿で並んでいると、兄弟でも双子でもなく、顔がやけに似てる従兄弟って感じの距離感だなぁとなんとなく思ったりした。役者さん同士の顔立ちは違うタイプだったのであらまきくんのほっぺのかわいさが際立っていたね。途中のブロードウェイみたいな謎音楽のシーンで首をかしげる振り、こんなんずるい〜〜〜!とは思ったけどそりゃまあかわいいに決まっている。誰のこともあだ名で呼ばないまんばが陸奥守を「吉行」と呼んでいた事実にビビり倒した。でもわかる!!呼んでそう!!千秋楽の日が三日月なんて、つくづく主人公気質だなと思わされる男。アイシャドウ何使ってんの?ADDICTIONのミスユーモア?

 

へし切長谷部/和田雅成

 大阪のおもしろお兄ちゃんなわだくんが、こんな日常ギャグみたいな舞台で主にしかめっ面担当のキャラなのうずうずせんかったかな〜〜wと邪推したくなっちゃうね。相変わらず顔が長谷部に似ている。花丸のときとかも思ったんだけど、キャラ多めの話作るとき大体長谷部が騒ぎの元凶になっているというか、長谷部が引っ掻き回さないと事件が起きない(他の刀が割と達観してるタイプが多いから)という点で、脚本に1人いると話の進みが違うんだろうなーと思った。刀ステ本丸において主人公は絶対まんばなんだけど、主人公と一番最初からずっと隣にいる右腕というか、ワンピースにおけるゾロのポジションって長谷部なんだよねぇとしみじみ。ジョ伝で露呈した「長政さまゆずりで嘘つくのが壊滅的に下手」という性格が踏襲されていてじーん。

 

鶴丸国永/健人

 私の中で「顔以外全部似てる」健人くん。声と痩せ体型と喋り方と表情の作り方と動き方がまじで鶴丸なんだよな〜。今回の鶴丸のキャラ造形はTHE鶴丸という感じで、他人に干渉しない子の多い本丸の中で「面白いかどうか」をすべての行動基準にしている鶴丸、わかる〜!とすごく思った。鶴丸のそういう余裕がすきだよ。短刀といっしょに探し物を探すところかわいかったなあ。まんばのセリフ全部覚えてるの笑った。覚えてそう。

 

鶯丸/前山剛久

 タカラジェンヌのような美貌の前ちゃんの登場により「鶯丸は美人」というパブリックイメージが固まったような気がする。「どっちが上か教えてやろう」を筆頭に、「大包平、座れ」「ちょっと飲ませすぎたかな」とか、セリフの全部が全部上から目線なの本当にかわいくて面白かった。中でも「ちょっと飲ませすぎたかな」ってセリフ、鶯丸にしては珍しく素っぽくてキュンとしました。大包平以外のことに本当に何にも興味ないんだな〜と思ってにこにこしてたら、最後長義を諭す役回りを鶯丸が担って驚き。そういえば悲伝でも自分から立候補して仲間を捜索する役を引き受けてたな。ゲームの鶯丸はマジで大包平のことしか喋らんから、メディアミックスの中で鶯丸が他の刀とどういう風に付き合っているのかを見れるのは楽しい。意外と年下の面倒とか見れるタイプなのかもしれないと思うと夢が広がるね〜。なんか今回の長義みたいなケンカの負け方した男の子に、鶯丸みたいな肩の力抜けてる年上のお兄さんが一番に声をかけてケアするの正解な気がする。前ちゃんのかとしょへの愛が、まんま鶯丸が大包平を見るまなざしに滲み出るので古備前はこの2人組以外に考えられない!って思う。ずっとこのコンビの古備前を見たいな〜。最後の挨拶もやっぱり自分のことじゃなく加藤将の紹介(この天才と一緒だったからここまでこれましたw)をしてくれる前ちゃん、リアル鶯丸すぎる…本当にありがとう!

 

大包平/加藤将

 悲伝でキャスティング発表されたときから、すっぴんの顔がすでに大包平に激似なことと、数々のバイタリティー溢れるエピソードからしてすごい適任者がやってくると大騒ぎになった男ですが、本当にハマり役!!悲伝よりも明るいシーンも多く、かとしょの魅力炸裂しててお腹抱えて笑いました。こんなん、みんな大好きになっちゃうよ!!今回の大包平はその明るさに振り切っており、酔っ払ったり、布をかぶってまんばに間違えられたり面白いシーン多くてほんと楽しかった〜。鶯丸との身長差…!!と思って何度もときめいた。体格差と年齢差がぴったりはまったという点でもこの2人のキャスティングは大成功だなあ。私はいつか刀ステに天下五剣が揃ってほしいと思っているんですけど、そのときの大包平をぜひ加藤くんで見てみたいものだ。最後の挨拶で「前ちゃんカメラどれ!?」って迷わず前ちゃんに話しかけるの意味わからなすぎて最高にかわいくて泣いた。この二人、完全にお姉ちゃんと弟なんだよなー。ライビュ向け挨拶までコンビ芸でお見事でした!古備前のオタク、前世でめちゃくちゃ善行を積んだんかな?

 かとしょのTwitter全部面白すぎるんやけどこのハト派ツイは後世まで語り継ぎたいので記念に貼っておきます。

 

大般若長光/川上将大

 絵じゃん。

刀ミュや刀ステを追っていると「よくこんな子見つけてきたな」と驚かされるキャスティングをしばしば目撃することがあるんですが、川上くんは私の中の「よくこんな子見つけてきたなランキング」ぶっちぎり第1位です(2位燭台切光忠)。大般若長光のゲーム実装直後ってそこまで大般若の話題が耳に入ってくることはなかったのですが、悲伝で大般若が刀ステに登場した後、大般若の所蔵されている東京国立博物館を「夫の実家」と呼ぶ自称大般若の妻が爆増したのは有名な話*1。 川上くんの圧倒的に華やかなビジュアルと似すぎな声、キャラクター像の掴み方のうまさの力を感じる現象でした。川上くんの大般若を見るときいつも、こんな恵まれたお顔と身体を持って生まれた男の子が、モデルじゃなくて役者という道を選んでくれてよかったなあ、2.5次元に来てくれてありがとう…と本当に思う。何目線だよ。

 今回の大般若は長船のよしみで長義くんのお世話をやく役回りだったんですが、この2人並んでいると長船の美の暴力すげ〜〜〜!!って思います。黒執事に出てそうな2人だ!!!銀髪の男が好きな私にはこの2人の並びは眼福でした。大般若って異次元のルックスの持ち主なのに性格が穏やかで優しいところがいいんだよなあ。一貫して新人の味方でいてくれる大般若さん素敵…。そして長谷部に壁ドンされる大般若面白すぎて超笑った。大般若さんって高貴な出自っぽいのにこういう普通の男の子みたいなことしたりもできるのギャップでキュンときちゃう。でも彼の本質は最後のライビュ向け挨拶の人差し指キスだよなとも思います(これ思いついた川上くんえらい!!天才!!ありがとう!!)。気障な顔で気障な言動ができるのが大般若長光の強さだよねえ。川上くん自身はこんな派手なルックスの男の子なのに兵庫の育ちのいいお坊ちゃんという感じなのがまたたまらない気持ちにさせる。健やかにキャリアを積んでほしい。彼にとっても、大般若長光が当たり役だったといつか思ってもらえる役になるんじゃないかなあ、そうだといいな〜と思います。

 

大典太光世/磯野大

 いや〜彼も本当に似すぎ。キャスト発表されたときから雰囲気似すぎでざわつきました。私は光世のことが本当に好きで早くステ実装されてほしい〜ってずっと言っていたので、こんなすごいはまり役の方がキャスティングされて超うれしかった!

 背も高くて肩幅もあって、てか何より足!!足の長さ!!他の刀剣男士と並んだとき明らかに光世の腰の位置が高くてドキドキした。あとメイクすごいねえ!顔立ちもそもそも近いんだと思うけど、まぶたに影がかかる感じってメイクで表現できるんだなーってしみじみ…。欲をいえばもうちょっと前田くんとの絡みほしかったなー!でもソハヤくんととても信頼関係を築いていそうで大変よかった。光世とソハヤも回想はあるけど、兄弟としてどういう雰囲気なのかはあんまり見たことなかったので、今回一緒に行動してる2人を見られてかわいかった。光世に弟がいるという事実に感謝。

 

ソハヤノツルキ/飯山裕太

今回ゆたくんの方から兄弟!兄弟!っていっぱい話しかけてるっぽくてすごいたのしかったし、最後の挨拶でもツイートでも、今回は兄弟が一緒だったからすごいうれしかったみたいなこと言ってくれて、役者さんたちも良い関係築けたみたいでほんとよかったなーって思った!ジョ伝から続投のゆたくんですが、前はどっちかっていうと悩めるまんばちゃんの写しアドバイザーポジだったんだよね。今回は彼が兄弟と一緒にハツラツと働いているところや、誰に対しても朗らかに接する性格をもっと堪能できて楽しかった。にしてもゆたくん、自然な会話の演技が本当にうまいなと思う。あいづちとか簡単な受け答えがすごいリアルで自然なんだけど、舞台でしゃべってるのに大げさにならず、でもきちんと舞台の言動でそれを見せてるから見やすくてすごいなあ。ソハヤのイメージって「彼氏感」だと思うんだけど、ゆたくんのソハヤってほんとそれで、サークルの1個上の先輩にこんなひといたら絶対好きになっちゃうよ〜!感がとてもあるよね。 

今回三池兄弟のキャラデザ担当の三輪先生がかなり楽しそうにしてくれてTwitterも大盛り上がりでした。

 あとこれ!このときが初めましてだったなんて信じられない…笑い方2人とも100点!!

 

博多藤四郎/木津つばさ

 つーくんは本当にカンの良い方だなあと思います。かわいいベビーフェイス、少年体型、声真似の上手さ、キャラを落とし込んで自分なりに解釈するうまさに何度感嘆のため息をもらしたことか。博多くんというキャラクターの魅力をここまで引き出せるのは彼しかいないんじゃないでしょうか?

今回はコメディタッチの脚本だったこともあり博多くんの明るさが炸裂してて本当にかわいかった!次郎ちゃんと仲良くしてる博多くん、かわいすぎたなあ〜、陽キャラ同士気が合いそうわかる!って思った。あといちいち長谷部にひっつくの、めちゃくちゃ黒田かわいすぎてたまらんかった。あんなぶすくれ学級委員長みたいな長谷部にためらいなく飛びつけるのは博多くんだけやで…!歳の離れた親戚の子みたいな距離感ですごくよかった。長谷部と博多は実はゲームで一切会話をしたことがありません。怖〜〜〜!!!!!!そんなかわいそうな私たちのために(?)黒田組という幻覚みたいなカテゴリを現実のものとして確立させてくれたステ黒田組キャストには感謝しかないし、つーくんの黒田組の解釈本当にすてきだなっていつも思うよ。つーくん自体の人懐っこさが板の上の博多くんにも反映されててほんときらきらしてるなあって思う。

つーくん自撮りうまいよね。そしてTwitter残業に本当に手を抜かないところにプロ意識を感じます!千秋楽ツイートでなりさん(ジョ伝日本号役)のタグ付けしてるの見たときは恐れ入りました。大化けしてほしい。

 

前田藤四郎/大崎捺希

この写真、後ろから抱きついて撮ってるのかなと思うと本当にかわいい…。

前田くん、待ってました!!最初ビジュアル見たとき、可愛いけど顔自体はそんな似てないかも?って思ったんだけど、キリッととした表情にすごく前田くんを感じるようになって、いざ動いてるとこ見たら声もそっくりだし雰囲気は上品だしですんごい前田くんだった。 

キリリ顏すごい…本物…。前田くんは王子様、って初期からずっと言われてるんだけど、これ最初に誰が言ったんだっけと思ったら声優さんが言ってたのね。ステの前田くんも王子様だったよー。けどなんかボケてるときとか少年の顔ですごくかわいかったし、鶴丸にハイタッチスルーされて髪の毛なおしてるときの顔かわいすぎてたまらんかった。今回語り部を前田くんにしたのはなんでだったんかいな。最後の挨拶で「主君」が聞けてとっても嬉しかったです!

 

五虎退/設楽銀河

 似すぎてビビった。最初にビジュアル出たときいや似すぎやろって思って、でもすっぴんの顔そこまで近くなさそうだからどうかなって思ったんだけど、動いたら声まで似てた。何って16歳って発表されたときの衝撃やばすぎたし、「その手があったか!!」って思いました。思いませんでした??笑 変声期だろうにここまで声似せてきてたのすごいなあ、喉大事にしてくださいね。わたわたしてる動き方とかもすんごい可愛くて、めっちゃ五虎退だな〜と思った。だからこその殺陣のシーンのギャップよ!!

 今回、粟田口短刀同時登場数最多ということで、3人で撮ってるオフショ多くてとってもかわいかった!!短刀は身長の問題や描き分けもあって一度にたくさん出すの難しいのかなと思うけど、やっぱ並んでるの見るとかわいい〜。みんな軍服なんだもん!!乱ちゃん2.5来てほしいなあ。

 

山伏国広/横山真史

これすごい良い!弟と義理の弟を平等に可愛がるお兄ちゃん的な…

今回ははせべ・たぬき・ぶしが主なトラブルメーカーでしかも全員嘘つけない性格なので大騒ぎになるんだけど、ぶしもたいがい嘘つけなくておもしろかった。そして繊細な弟の味方でいてくれるお兄ちゃんな一面はもちろん健在でした。長谷部とは微妙にスタンスが違って、弟の精神的な強さを信じてるとこもよかった。

 

同田貫正国/武子直輝

 小田原外伝で初登場だったたけしくん、直前に公開されたビジュアルの写りが悪かったこともあり(全員写り悪かった)完全ノーマークだったのに、いざ公演終わったらTLにいる人全員たぬきの話しかしてなかった。同田貫の女おめでとう!!!と思って検索したら、元々たぬき推しだった方が「たぬきにこんな顔のいい方をもらっていいんですか…?!」と謎の謙遜をしていてめちゃくちゃ笑った思い出がある。界隈に与えた激震は数知れずな同田貫、それがステたぬきなのであります。

 しかもたけしくんのたぬきのすごいところ、たけしくんのすっぴんとかけ離れた雰囲気になるところなんだよね。髪型とメイクとカラコンがめちゃくちゃたけしくんに合ってるんだと思う。目をクワッと見開く仕草とか、ああたぬきって3次元にいたらこんな感じなんだ、と納得感を与えてくれる所作でつくりあげているのですごい。運動神経がめちゃくさよさそう、と感じられるとこもたぬきみ100点。

ジョ伝を経てのたぬきはこんなに仲間想いな子になるんだねぇ〜。まんばのことを想い長義につっかかるたぬきめちゃくちゃ男前だし、背が低いたぬきが背が高い大包平に「大包平〜〜〜!!」って噛みついてるのめっちゃ良!!って思った。女の子は目つきが悪くて強くて背が低い男の子に弱いのだ!!

 

太郎太刀/小林涼

 絵か?

ついにたろじろステ来る〜〜〜!!と知ったときはめちゃくちゃ嬉しかった!!刀剣乱舞を始めたばかりの頃から太郎次郎のことが本当に好きで、最初にカンストさせた子たちだったので思い入れもひとしお…*1

 

太郎次郎ってゲームではお互いとしか会話がないし、アニメとかでもそこまでフューチャーされてこなかったので、他の刀とどう接してるのかとか、そもそもこの兄弟の関係性ってどんなかんじなのかとか、もっと人となりを知りたかったので2.5に出て欲しかったんだよね〜。

でもって出てるの見たらビジュアルもキャラクターも全部理想のたろじろすぎて拝んだわ。てか太郎さんはマジでマジでマジでビジュアル強すぎる。絵じゃん。アイメイク美しすぎて見入った。次郎のことを弟として大事にしてそうなお兄ちゃん感とってもすてきだった!本丸のみんなに対しては一歩引いてるけどしめるとこしめるお兄さんなんだねえ。大般若の川上くんが「おっとりクールなコバリョーくん」と紹介してたけど、おっとりでクールとかまさに太郎さんじゃん…と思ってじーん。

 

次郎太刀/小坂涼太郎

 MVP!!!!!ほんっとによかった!!最高!!ありがとう!!!

私が2.5で次郎ちゃんを見たいと言い続けていた理由は、花魁みたいな着物を着た190cmの男の子、というのを生身の男の子の姿で見てみたいと思っていたからです。ステ次郎ちゃん、明るくてサバサバしてて、女物の服を着てるけど別にオネエではなく、でも所作と言葉遣いは品があってきれいっていう、独特なキャラクターをすっごくよく表現できてるなあと思った!次郎ちゃんがいるシーン大体楽しくて、博多くんに「全然似てなーいw」「全然やってなーいw」ってばっさり突っ込むのとか、「綺麗な次郎でーす!」っていう私の大好きな台詞や、誰かと誰かが揉めてても絶対仲裁にはいることや、あたしは新人くんの味方だよ〜って弱い立場の方にさらっと味方する姿勢なんかも、ああわかるすっごい次郎ちゃんだなあって何度も思った。随所で、ねえ兄貴〜!ってかまいにいくの、弟だなあ!ってきゅーんとした!次郎ちゃんみたいな陽キャラ弟がクールな兄貴と仲良くて積極的にかまいにいくの見れるなんて、幸せの極み。一回太郎さんが台詞噛んだとき「あんたどうしたんだい」ってすかさず突っ込んでるのナイスコンビでした。あとライビュ向け挨拶ね!最後に小坂くんから「涼くんが兄貴でよかったよ」ってさらっと言ってたの良すぎて何回もかみしめてる…!

キャスト発表されたときから「微妙に名前も似ててすでに始まってる感あるわ…」って思ってたんだけど、本人たちもそう思ってたらしい。このインタビューめっちゃよかった…!「それぞれ熱田神宮まで本物を見に行った」とか「占い師の人に前世は兄弟だったって言われた」とか、しれっと最高なエピソードがてんこ盛り。

entertainmentstation.jp

たろじろで絶対また出てほしいーー!

 

南泉一文字/谷水力

 顔がとてもかわいいにゃんせんくん。刀ステ、毎度のことだけどウィッグの技術すごいな。

長義との昔馴染み感が本当にかわいくて、ツンとしてる長義に酔ったにゃんせんがかまいたおすのとか、それに苦笑してる長義とか、二人の不思議な距離感がよく出てた。にゃんは昔の長義を知っているみたいだけど昔はこんな性格じゃなかったと思っていたりするんでしょうか…?当番をサボったり基本は悪ガキっぽい感じなのに長義のこととなると「お前そんなこと言わない方がいいって!」だの「こいつの分の酒は俺が飲む」だの、他の子と明らかに違う態度で接していたのでこりゃ〜人気出るわこのコンビとしみじみ…。長義がにゃんの顎を片手で掴むのセクシー。

 

山姥切長義/梅津瑞樹

 あ〜この立ち絵再現、最高!

 長義の方からまんばに絡みに行くの、意地悪なお兄ちゃんがはねかえりの弟をからかってるみたいなかわいさがある…。

ameblo.jp

2.5次元俳優にしては珍しいブログの書き方をする男。大学が文学部専攻だったらしい。大卒の山姥切長義マジわかる…長義は現パロだと東大からの霞ヶ関だからな(個人の意見です)

ananのインタビューで「カンパニーに1人も知り合いがいない状況は長義と重なるところがありました」語っていた梅津さん。今回の私的MVPは次郎ちゃんでしたが、舞台が終わったあと私が「ただただ君を抱きしめてあげたいで賞」だと思ったのは長義でした。今回はまんばが主演とはいえほぼほぼ長義とのW主演といっても差し支えないくらいで、EDの立ち位置もかなり長義がセンター寄りだったことにぐっときた。私はゲーム実装されたときから長義のことがかなり好きなんですが、それは彼の出自の良さと、そこからくる誇り高さが好きだからで、公式でも説明されている彼の「高慢」な性格(傲慢、ではないのがポイント)がほんとによく表現されてるなあと思った。ただの嫌なヤツなんじゃなくて、「ガチで血筋がいいのでただただ事実を言ってるんです」感…良い…。そんな長義も今回の脚本上わりとおちゃめなシーンも見れたり楽しかった。ジョ伝でたぬきが山姥切のことを「まんば」と呼ぶことに大興奮した私ですが(たぬきみたいな質実剛健な男の子が仲間のことをあだ名で呼んでるの超かわいくないですか!?)、長義の登場によって「まんば」というニックネームは果たして山姥切国広にふさわしいのか問題、あるよね〜と考えさせられた。あと長義はお酒を「飲まない」という設定、なんか飲まなそうな感じもあるので納得感あったけど、実際のところどうなんでしょうねえ。今回の脚本はちょっと長義にはつらかったかなと思うけど、本丸に来たばかりの子は大体こんなもんである、という誰かの台詞にはなるほどな〜と思ったし、刀ステはまんばが主役である以上長義のことはきっちり描くべきだと思っていたので、これだけ彼をフューチャーした作品を見れてわりと満足かな。梅津くん、ヅカ顔なんだよな〜、なんか元月組の星条海斗さんが脳裏をちらつく…あとTwitter見ててもあんまり積極的にみんなと絡みにいくタイプじゃなさそうなのもすごい長義みを感じたり。一方で、たけしくん、かとしょ、磯野くん、あおきじんくんが「同い年組」だそうで、なんかこういう区切りでキャストが仲良くなっていくの見るの新鮮で楽しかった。

 

陸奥守吉行/蒼木陣

lineblog.me

 なんで陸奥守がクレジット順最後なんだろう、というのは最初から憶測が飛び交っており、私も彼が舞台上でどういう役回りで出てくるのか期待していたのですが、そーいうことね!!!と最後の最後で膝を打った。ここから主役が交代する、それをきちんと描くことがこの作品の裏テーマのひとつだったんだなと。

 基本的に刀ミュは清光が主人公、刀ステはまんばが主人公の世界線と認識してまして、特に刀ステは全公演にまんばが出ていることもあって基本はそういう世界線で続いていくもんだと思っていたのですが、そっかあ、その手があったか、と思った。てことはここで一旦区切りで、ここからは第2章ですという位置づけなのかも(わかんない、ジョ伝みたいにスピンオフ的な作品になるのかもだけど…)悲伝が刀ステ最終章みたいな匂わせなんやったんや???と思わないでもないが、土佐組ついにくるかーーー!!というサプライズが疑問をはるかに越えてきました。そして土方組も満を持しての刀ステ登場とのことで、はあ楽しみ。どうなるかな。

ステむっちゃんのあおきじんくんは、もーめっちゃくちゃキラキラの優しそうな明るい子で、むっちゃんそのもの!!って感じだった。ワンコ顔でかなりビジュアルからむっちゃんに似てる!!土佐弁も強烈で上手だった。ミュむっちゃんとは感じ方もかなり違って、ミュのむっちゃんはわりと陰を感じる(全部背負った上で明るく振舞っている)面が強調されていたように思うけど、ステむっちゃんは太陽そのものという感じで、そもそも陸奥守はこうだよな〜と思ったりもした。でも次回は土佐組も出るのでもう少し違ったキャラ解釈も見れるかもと思うと楽しみ。

 みんながキメキメの中ひとりだけわらっちゃうじんくんSo happy boy…!!

 初期刀3振りのシーンもあってよかったですね!初期刀はね〜みんな思い入れあるもんな… 初期刀5振りに我々は思い入れがあるわけだけど、「初期刀組」ってくくりメタすぎて作中に入れることできないよなと思ってたら、「本丸の初期からいるメンバー」的なニュアンスで3振りのシーン入れてくれて嬉しかった。いつか5振りで喋ってるとこを2.5で見れたらいいですね。

新登場のルーキーが次回作主演なんてロマンしか感じないんだけど!!じんくんがんばって!!君なら絶対できるぜ!!

 

 

 

もう記憶も薄れかけなんですけどとりあえずそんな感じでした。キャストのみなさま、スタッフのみなさま、楽しいお話をありがとう! 

 

 

 

 

 

 

*1:Twitter遡ったら2016年からたろじろ2.5に来て欲しいって言ってた。

ありがとう、美弥るりかさん

特に宝塚に詳しいわけでも、美弥るりかさんの熱狂的ファンというわけでもないのですが、個人的に特別な思いがあるのでエントリを書きます。

 

私にとって宝塚で一番思い入れのある組は月組なのですが、それは単に「初めて観たのが月組だから」という理由です。厳密にいうと子供のとき親に連れられ別の組を観たこともあるのですが、大人になってはっきり自分の意思で「宝塚を観てみたい!」と思って観劇したのが、たまたま自分の住んでいる地方に公演に来た月組でした。

初めて観た月組は珠城りょうさん・愛希れいかさん体制に轟悠さんを加えた『長崎しぐれ坂』で、きっとそのときから美弥さんもいたんだろうけど… すみません!このトップ3人と顔がかっこいい朝美絢さんのことしか記憶にありません(おい!)。しかしそこで珠城りょうさんの圧倒的なスターオーラと包容力に魅せられて、宝塚すてき〜と思ったことを覚えています。その頃は宝塚に何組もあることとかも知らなかったし、トップスター以外の人の見分け方もわからなかった。それくらいなんにも知りませんでした。

 

その後、時はだいぶ流れ、東宝1789を観劇したあと、ヅカオタの姉を持つ友人から宝塚版1789の円盤を借りることができ、観劇。

aonticxx.hateblo.jp

その当時、TwitterのTLから「すごい人気の美形スターがいる」ということはおぼろげ感じ取っていたのですが、1789鑑賞後、明確に美弥るりかさんのことを認知しました。たしかに…これは…人気出るに決まってる!!!アルトワ伯というキャラクターが、細身で中性的な美貌のスターである美弥さんにとって当たり役だったであろうことは素人ながらにもわかり、ソロ曲『私は神だ』のあまりの美しさにひれふするしかありませんでした。

f:id:chanaoi214:20190616231941j:plain

ついでにいうと初めて宝塚の「フィナーレ」というものを観て(長崎しぐれ坂でもあったのかな??全然覚えていない…)、あんな悪役だった美弥るりかさんが王子様みたいな格好でひとり舞台に出てきたので、え?????って思いました。何かの特典映像が始まったのかな??って本気で思ったんですけど、いろいろ調べてたら、宝塚は劇パートが終わったらショーパートが始まるんだそう(場合によるのかも?)で、そこでみんな王子様みたいになって(?)歌って踊ってくれるサイコーのシステムなんだそうです。そこでも美弥さんのキラキラ王子様っぷりに目を奪われ、わ〜〜〜!!なんかよくわからんけどめちゃくちゃ輝いとる〜〜〜!!って思ってたら、最後またアルトワ伯になって「私は神と同じだアポロンだ 私が語る言葉は天の声」と美しく力強く伸びやかに歌ってくださり、目も耳も幸福で、ここだけ何回も繰り返して観ました。元々ストーリーを知っている演目だったおかげで、これを通して5人くらいのタカラジェンヌさんを認識することができるようになり、ここからいろいろ調べていくうちに、宝塚には「番手」があるということがわかってきました。

いわく、トップスターの次に目立つ人は「2番手」、その次は「3番手」…で、4〜5番目くらいまでは決まっていて(多分)、娘役さんにはこの番手システムはないもようです(多分)。普通のドラマや演劇は、キャラや雰囲気に合う役者をキャステイングしていくと思うんですけど、宝塚は何があろうと主役はトップスターで、その次にセリフが多い役は2番手…という決め方をするという、世にも珍しい配役システムだったのです!!!(今となっては当たり前に思えるけど、当時はまあまあ衝撃だった。)

そして1789のときは3番手だった美弥さんが、現在2番手にあがっていること、しかしそれは1789のとき4番手だった珠城さんが大抜擢でトップになったからだ、という、少々複雑っぽい事情も知ることになります。何があったのかとかは全然知らないんですけど、調べれば調べるほど「美弥さんはマジで人気」ということもわかってきて、次は美弥さんがトップになるのかしら〜と思ったりしたのでした。

 

私が個人的に美弥さんに一番感謝しているのは『エリザベート』を観たからです。

f:id:chanaoi214:20190616235254p:plain

エリザベート』というミュージカルは、地方にも公演に来るくらいの代表的なミュージカルで、地方在住だった子供の頃から東宝版を何回か観劇したことがありました。歌も好き、衣装も好き、世界観も好きで、だからこそ自分が好きな月組エリザベートをやるとわかったときは嬉しかったです。ライブビューイングで鑑賞したのですが、珠城さんもちゃぴさんも本当に美しくてすごかった。

で、今まで何度も観たエリザベートなのに、初めての感想を持ちました。生まれて初めてフランツに感情移入している自分に気づいたのです。美弥さんとちゃぴさんの『夜のボート』の切なさを今でも覚えています。

「あまりに 多くを望みすぎるよ」

「少なすぎるわ」

「人生のゴールは寄り添いたい」

「2つのゴールよ」

「「一度私の目で見てくれたら あなたの誤解も解けるでしょう…」」

私は子どものときにエリザベートを観てからずっと、「私もトート閣下に愛されたい!」「ゾフィーみたいなお義母さんいやだな」「世の中は制約だらけだから、世の女性はシシィの『私の命は私のもの』という咆哮に共感するんだわ」とか思っていて、そういう感想のひとつに、「フランツはマザコンで自分勝手すぎる」というものがありました。「嫁と母親が喧嘩してるときに母親の肩を持つなよ!!!」とずっとむかついていて、トートとフランツを比べたら圧倒的にトートがかっこいいと思っていました(今でもトートの方が好き)。

ですが初めて観た宝塚版エリザベートで、「フランツも孤独」というのが痛いほど伝わってきて、だから『夜のボート』があんまりにも切なくてつらかった。このミュージカルは全体を通してシシィの孤独の物語なんだけど、生まれて初めてフランツの複雑な立場や、シシィを心から好きで愛していることなんかも、本当の意味でわかった気がして、それは美弥さんの芝居のうまさのおかげだなとしみじみ思いました。そしてこれはきっと「女性が男役を演じる宝塚だから」なんだとわかってハッとしました。フランツのマザコン感って、男性が演じていると「ほんとこういう男ヤダ」に帰結してしまうんだけど、女性がそれを演じていると「シシィのことは愛しているんだけど色々とうまくできなくて心がすれ違う」というやりきれなさに昇華されるような気がして、なんだか宝塚の凄さを思い知ったような気がしました。”女性が理想だと思う男性像”を女性が演じる世界、それが宝塚で、マザコンに見えていた男も「ヒロインのことを愛している、が根底にある」とびしばし伝わってきて、同じ演目なのに見方が変わる感覚がおもしろかった。最後にフランツがトートに「お前は、エリザベートから愛を拒絶されるのを恐れているだけだ!」と突きつけるセリフがあるのですが、そこのフランツがよすぎて、生まれて初めて「エリザベートは三角関係の話なんだ!!」と思ったのでした。東宝版だとフランツのこと、トートとエリザベートの愛の前に太刀打ちできない弱キャラだと思ってたから…笑

そういう、宝塚の醍醐味、男役の凄さを教えてくれたのが美弥るりかさんでした。宝塚でエリザベートを観ることができて本当によかったし、少女漫画脳の私を宝塚の世界観にめろめろにさせたのもきっと美弥るりかさんのフランツだったと思います。

 

退団公演『夢幻無双』『クルンテープ 天使の都』はライビュで観劇しました。最初に佐々木小次郎が現れるシーン、美しすぎて妖精かと思った。

クルンテープでは珠城さんと二人のデュエットがあり… ”私たちの関係は私たちにしかわからない”、その言葉がすべてだと本当に思って、いろいろ読み解きたくなったり、想像したくなったりするけど、理解されるのを拒んだ美弥さんの気持ちを尊重したいと私は思って、この美しさと優しさと深い愛を、ただただ目に焼きつけようと思った。

『長崎しぐれ坂』を観劇してから約2年、その間にちょこちょこ他の組も覗き見したけど、どこの組のトップと2番手も、珠城さんと美弥さんのような関係性ではないのだなぁとにわかながらに思った。珠城さんと美弥さんは、大抜擢の後輩&大器晩成型の先輩であり、大柄&細身であり、王道をいく一本気&個性派なゆるかわであり、いろいろと真逆のふたりで、そんなふたりが真ん中に立つ月組は本当に魅力的で素敵だったな、と思った。宝塚の番手システムは面白いし、番手がついていたからこそ美弥さんのことを知れたけど、ジャニヲタ村出身の私には、この二人は違う場所でステージに立ってたらシンメ的な関係だったかもな……ってなんとなく思った。けど、宝塚のスター序列システムに立ったからこそ輝いた二人だと思うから、全部くだらない空想。

 

最初に観た月組が珠城りょうさん・愛希れいかさん・美弥るりかさん体制の月組だったから、私の思う月組はここで一旦新章突入だと思った。珠城さんのことを好きだからこれからも月組を観たいけれど、美弥さんのいない月組が私には想像できないな。

 

美弥るりかさんは私が初めて「トップスター以外で認知したタカラジェンヌ」だし、「この人がトップになるかも、なってほしい」という気持ちで宝塚を観劇し始めるきっかけになったひとだった。だからトップにならずに卒業すると決まったときは、正直、複雑な気持ちになったと思う。けど、退団公演の美弥さんの完成された美しさを観ながら、宝塚のスター序列システムのパワーを反射して輝いたひとだと思いながらも、順番なんて無力に思えるほど本当に唯一無二のスターだったと心の底から思った。真ん中に立っていても、真ん中にいる人の横に立っていても、もしかしたらたくさんの人ごみにまぎれていても、美弥さんを好きな人は美弥さんを見つけられる、美弥さんの個性的な美しさは誰かと比較なんてしなくても輝きを放つということを、美弥さんは板の上で証明してくれて、本当にすごいスターだったんだなあと思った。

 

 

美弥るりかさん、長い長い宝塚人生、おつかれさまでした。宝塚の男役だからすきになったひとだけど、今後どういった人生を歩もうときっとあなたのことをずっとすきだし、応援します!すてきな時間を、愛を、ありがとうございました。

 

 

 

Twitterはこちら

twitter.com

いつか自分の物語になる/映画『長いお別れ』を観ました

この世でこの映画をこんなに楽しみに待ってたの私くらいじゃない!?と思うほど楽しみに待っていた映画『長いお別れ』、とうとう公開になったので観てきました!予想通りすごくよくて、2時間ずーーっとダラダラ泣いた。

nagaiowakare.asmik-ace.co.jp

なんでこの映画をこんなに楽しみにしていたかというと、昨年夏頃に原作小説を読んで、めちゃくちゃ感動したからです。感動したし、好きな物語だと思ったので、これを映像で早く観たい!!とわくわくしていました。 

長いお別れ (文春文庫)

長いお別れ (文春文庫)

 

 

 

 

映画はほとんど原作と同じエピソードをなぞりつつ、それでいてよりエンターテイメントに仕立て上げようとする細かい伏線(若干あざといくらいの)も入ってたんだけど、それでも私が小説で感じた「家族と看病」のリアルさ、おかしさと切なさ、終わり方の美しさをきちんと描いてくれていたので、大満足でした!くしくも蒼井優さんがご結婚を発表された日で、なんか「優ちゃんおめでと〜!」って気持ちになりながら観た。こんな素敵な映画観たら誰だって蒼井優さんが結婚したの、近所のお姉ちゃんが結婚したみたいな気持ちで嬉しくなっちゃうよ〜。

ちなみにこの映画で蒼井優さんの両親役を演じたおふたりが、”親”目線でコメントを寄せてたの素敵すぎ。

www.cinemacafe.net

 

竹内結子さんと蒼井優さんの姉妹かわいかったー!二人ともがんばりやさんで応援したくなっちゃう。あのお母さんが育てたらこんなかわいくて不器用で魅力的な女の子ふたりが育つのわかるなあって思いながら観てた。女優さんおふたりも仲良くなったようで何より!

www.cinemacafe.net

otekomachi.yomiuri.co.jp

この衣装のおふたり、すごくかわいい!!正統派美人の竹内さんが姉で、個性派美人の蒼井さんが妹なのめちゃくちゃかわいい。

姉・麻里ちゃんがアメリカに住んでるっていう設定、小説のときからすごく好きで、なんでかっていうと介護における「誰が面倒をみるのか問題」を浮き彫りにするから。「現実問題として旦那が海外赴任なんだから仕方ないじゃんか!」みたいな、実際に起こりうる出来事を浮かび上がらせる。一方で妹の芙美ちゃんがフリーランスなのも「何かあったら仕事の都合つけられるんでしょ」「そういうことじゃないんだってば!」みたいなことが想像できて、とってもリアル。

そして母・曜子さん役の松原智恵子さん、めちゃくちゃかわいかったー!おっとりしてて、でも意外と自分の芯があるみたいなおばあちゃん。家の固定電話の前に家族の電話番号をチラシの裏に大きくメモって貼ってるの、リアルすぎて笑った。私の母方の祖母がまさにこんな感じの人で、家族が何よりも大切で、ボケかけてる祖父(祖母にとっての夫)を甲斐甲斐しく面倒をみているおっとりしっかりおばあちゃんなので、あ〜〜〜こういうおばあちゃんわかる〜〜〜って思いながらみてた。

父・山崎努さんの演技は圧倒的。認知症の老人の歩き方、ものの食べ方、口の動かし方など本当にリアルですごかった。「原作を読んでいる時、この役のオファーが来るのではないかとの変な予感がありました」と本人が語っているほどの、運命のはまり役。

 

認知症が進行していく父のことを考えながら、姉妹が自分とパートナーとの関係を見つめ直していくのもとても丁寧に描写されていて、家族って問題は山盛りなのに自分と切り離せなくて、そこにはむかつくこともも愛情もわんさかあって、あー、なんか…死ぬまでなんだかんだでいっしょにいるんだよな、って思うとどうしようもなくて笑っちゃうみたいな。むつかしいけど、家族っていうほど悪いもんでもない…と、思う瞬間もあるよね、みたいな。

小説のときからラストシーンが本当に好きだったので、このシーンをそのまま映画にしてくれてて嬉しかった!妻と娘たちの介護を描き続けた中、彼女たちの父との別れを直接描かず、アメリカ在住である孫の崇が別れを語る終わり方なの本当に素晴らしいと思った。反抗期で、母親とはろくに口を聞かなくなったような崇が、個人的な思い出に基づいて、曜子や麻里や芙美とは違う意味合いで、家族として祖父のことを遠い異国から想っていたのだと。こんなに離れててそんなに会ってなくても、家族って家族なんだよな。

 

この小説・映画の優れているところは、自分の家族の経験を語りたくなるところだと思っていて、この物語はフィクションなんだけど、どこか「自分の物語」のように感じられる。私は2年前に亡くなった父方の祖父のことを思い出しながらこの物語を観ていました。

私はどっちかというと家族に愛着はないほうだと思っていて、家族と離れたくて上京した人間なので、祖父の死を体験していなかったらこの映画をそんなに好きにならなかったかも。でも、一度経験するのとしないのとじゃ家族との距離感も大きく変わるんだなあ、と身をもって体験したのが祖父の死という経験だったので、その経験を経てこの物語と出会えたのは幸運でした。この先自分が老いていくにつれて、どんどん家族が死んでいくんだなあ。まだ20代の私には全然実感が湧かないけれど、人が死ぬのは避けられないことで、それが人生で、だからみんなその死と向き合いつつ、自分の日常は進んでいくので自分の人生とも向き合い続けていくんですね。

 

最後に自分の経験を書きます。

祖父が亡くなったのは急で、この物語のように何年もかけてお別れの準備をしたわけではありませんでした。「なんか腰痛で入院したらしい」と聞いてから1ヶ月半後には死んじゃって、びっくりしたのを覚えています。

こんなにすぐ死んじゃうと思ってなかったから、祖父とそんなに話すことないし、母が嫁だからってお世話しに病院に行っているのを見るのもなんかいやだったし、当時とにかく仕事が忙しかったし…と色々、お見舞いにいかない理由はいくらでもあって、あんまり行かなかった。けど、「腰痛」で入院してたはずの祖父が、「実は腰から変なバイ菌が臓器に入っちゃったらしい」になり、「寝たきりでヒマだからかボケてきちゃって」になり、「おじいちゃん喋れなくなってきちゃってんだよね」になり、「おじいちゃんもう退院できないかもしれなくて、パパが落ち込んでるの」になり…

そんな日々のなかでも私たちの日常は続くのでおかしいことも起きたりして。まだ祖父が死んでもいないのに、祖母がせっかちすぎて葬式の準備を進め始め、「孫代表でお別れの言葉を読んで。こんなふうに」となぜか雛形を祖母が先に書いて渡してくる事件が起きたり。それを見て父が「不謹慎すぎる!!」とキレたり。家族ってめんどくさいってたくさん思った(笑)

最後にお見舞いにいった日曜の夜2時、母に起こされ、「おじいちゃん死んじゃったって。今から病院に行くよ」って言われて、家族でタクシーに乗って病院に行った。お昼時に病室に集まっていた叔母、叔父、いとこたちでまた病院に集結し、そのとき何を話したか覚えてないけど、反抗期のJKだった従姉妹が一番泣いていたのは覚えている。

朝方一旦解散になり、お通夜するからって父たちは色々手続きのために祖父母の家に集まり、私は一旦会社に行って、3日間忌引きで休むので今週の仕事のこれとこれとこれ引き継ぎお願いします!!とメールだけして、お昼過ぎに会社を出た。確かその足で喪服を買ったような気がする。普通の月曜日なのに、急にすごく非日常だった。

父のことを見直した3日間でもあった。私にとっての父は、家でずっとゲームばっかしてるヤツで、ムカつくことも結構ある人だったんだけど、喪主をつとめて葬儀屋やら寺やらとしっかり話をして葬儀を無事に終えた父の社会人としての真っ当さを目の当たりにしてびっくりした。「だってめちゃくちゃ人の葬式行ってるもん(笑)」と言っていたサラリーマン父、人としてちゃんとしててすげーー!!って思った。長男の父がおじ(父の弟)やおば(父の妹)との遺産のこととかもちゃんととりまとめたらしく、父すごいって思うのとともに、私にとっては叔父や叔母であるこのひとたち、父にとっては弟と妹なんだな〜このひとたち三兄弟なんだな〜って妙な感慨にひたった。葬式の前日は祖父の遺体を安置している部屋に三兄弟で寝泊まりしてて、かわいいなって思った(けど、おばの夫が、おばのことを好きすぎるという理由で三兄弟水入らずの夜に一緒に寝泊まりしたらしくて、そこにお前入んのかよ!wっていう… 物語のように完璧には進まないところも家族のめんどくささだなって思った。愛。)

お葬式の日も、焼香のときに4歳の従兄弟が爆睡したり、普通は手に持つ位牌を祖母が「邪魔だから」という理由で紙袋に入れて持ち運んだり、めちゃくちゃなことがたくさん起きておもしろかった。人が死んでるのにおもしろいことって起きるんだなーって思ったし、これは本当に体験してみないとわからないことだと思った。

それまで私は、祖父母が死のうが両親が死のうが私は私だし私の人生には影響ないって思ってるタイプだったんだけど、3日間仕事から離れ親族とずっといっしょに過ごしたとき、「家族からがんばって離れて生きなくてもいいな」ってわりと心から思ったのだった。仕事に忙殺されていてたまの息抜きはインターネットだけの日々になると、「要介護になったら施設に入れるべきだ!」「社会の役に立たない人間は見捨てるべきだ!」…のような、合理的っぽい極論で溢れているように感じてしまうけど、意外と現実世界って(親がいない人と親と絶縁してる人以外にとっては)「家族」って自分ごとで、そこには理屈だけじゃなく、愛とか情とかで成り立ってるもの多いんだなって気づくし、それって全然悪いことじゃない。家族に縛られて生きていく必要なんてないけど、そもそも誰かと愛し合って助け合って生きていく方が生きやすいから家族という構成単位が必要なわけだし。めんどくさいことも多いけど、とりあえず私には、家族がいてラッキーだなって思ったのだった。

当時4歳だった従兄弟は、小学生になった今でも祖父の入院していた病院の前を通ると「おじいちゃんのとこ」っていう。死んだことまでは理解できていなくても 、でも、彼は祖父のことを個人的な思い出として覚えているんだなって思う。崇と祖父のラストシーンになんとなく重なるような、私の個人的な体験。

 

 

Twitterアカウントはこちら

twitter.com

Filmarksはじめました

filmarks.com

Linktreeつくってみました

linktr.ee