作者がどの2人の関係性を描きたいかが大変よくわかる/吸血鬼すぐ死ぬ22巻&アカジャ感想

22巻も超おもしろかった!!ので、感想。

 

 

※特にコメントない回は飛ばす

 

 

第264死 あの夜あの森あのキモいなんか

5巻の夏祭り回(アニメにもなった!)でなんか波動があったのに、以降まったくなんの波動もないことでおなじみの、本作の主役格&ヒロイン格であるドラルクとヒナイチ(笑うところ)に、なんと、昔会ったことがあるという爆弾設定を投下してきた盆先生にまずウケた。絶対最初からあっためとったやろ!!!!!!!!!!!!!!!!!爆笑*1

カズサってば若いころから魅力的でどうしようって感じなんですが、カズサ兄は絶対好きになったら地獄を見る男だと思う。その感じを小出しにしてくるのが憎いけど気になっちゃう、くそー!ヒナイチが小学生のときにすでにカズサは吸対で働いているということは、15歳くらい年離れてるのかなあ。約束を3つしておいて、帰り道で「1コ守れりゃ十分だろ」っていうの、もう~~~いい兄貴かよ~~~

カズサは食えない男っていうイメージがかなりあるけど、ヒナイチに対しては普通にちゃんとしたお兄ちゃんなのがまた憎いっすよね

 

吸対の制服には夏服があることが判明した回でした

わたし、吸対の制服デザインめっちゃ好きなんだよ~、白の警察服かっこいい…半田君の端正なビジュアルによく似合う

 

第266死 吸血鬼はタンバリンがお好き

むちゃくちゃ笑ったwww 22巻で1番好き!すべてがバカすぎて最高。

「ワシは丹波 鈴之助(65) タンバリンを奏でておる」「そ…それは見ればわかるが」のコマ、マジで声出して笑った。意味不明。ポップなフォントも笑えるwww

この回、ロナルド君のツッコミが冴えわたりすぎで、「何ーッ変態百鬼夜行」「変な人が」「ぶっ飛ばすぞ超最低ジジイ」「チクショー アドバイスは真っ当でムカつく」などなど、至極のツッコミ台詞が満載なので、ぜひアニメ化してほしい!!笑 古川さんの声で聞きたいよう~!!

シーニャさんって素敵よね~こんな上司が職場にいたらなあ!「こんなステキな曲流れてるのよ 踊らなくてどうすんのよ~!!!」「おじいちゃん 次は新横浜アリーナで会いましょう」もシーニャさんの優しさと素敵さが詰まってる。

あと地味に、おじいちゃんをサッと捉える有能な半田君のコマが好きでした!

 

第268死 新横浜をマッチョでいっぱいにしよう!

半田君の端正なお顔を1秒も躊躇わずにグーパン打ち込むロナルド君、初っ端からぶっ放してて最高www 「今すぐ新たな趣味を持て!!」は、本当にそうでしかなく草。

半田君って本当にロナルド君のこと好きだよねえ~ この回で何回「バカめ」って言ってるんだよう。こんだけひどいめにあわされてるのに半田君のことを友達だと思っているロナルド君がいい子という話でもある。ロナルド君は、なんていうか、”陰キャに優しいイケメン”という感じなので、だから友達があんまりいなさそうなドラルクや半田君が懐いてしまうんでしょうね~

ずっと言い合いしてるのに、2人の高校時代のタイムカプセルが出てきたり(ちゃんと10年後まで待て!って言う半田君の育ちの良さw)、ダッツを奢らせようとするくだりなど、2人の腐れ縁を随所で感じさせる要素が憎い回だ!

不穏な終わり方したけど何の伏線なんでしょうねえ

 

第269死 ようこそ記憶図書館入り口

今までほんっとに細切れにしか出してこなかったヘルおじの過去をかなり見せてきたなと思った回。このあと、御真祖様の鬼ごっこ回につながるということもあり、作者が絶対に描きたいと思っているであろう、御真祖様とヘルシングの関係性についても徐々に核心に迫ってきてる感じ…だけど、どうせまた焦らしてくるんだろうな~w

私は吸血鬼三兄弟が好きなので、ついに三兄弟の母親・傀儡女ガブリエラのシルエットが出てきてどきどきです。てか、かいらいおんなって読むと思い込んでたけど、くぐつめって読むんだね。私は盆先生に言いたい、本当に早く三兄弟の過去を教えてくれと。 同人誌で出そうかなとか言ってる場合ではない*2。100憶パーもう全部決まってるやろ!!!!!!!!!!!!!!!!

切り裂き魔リッパーって誰?と思ってたけどナギリの関係者っぽいですね。

 

第270死 Catch me, if you can!

まず、ドラウスに急に呼び出されたことより、この場にYおじがいることにイラついているノースがいいよねという話。あと、先生の中で、旧知に空を飛べるメンバーと飛べないメンバーが決まっているというのも判明したのであった。

イシカナの性別は秘密っていう設定は先にアカジャで知ってたんやけど(※私はコミックス派です)、この回のロナルド君の台詞「タピオカ屋のお姉(?)さん…」、本編ではここが初出ですよね??

私は最初から女性と思ってた…

 

ノースが氷メリケンでYおじのおでこにワンパンくらわしてるのもいいんですけど、Yおじって他の旧知メンと比べて御真祖様に対して、年下感があまりない言い回しをする(ため口でしゃべる)ので、このへんの年齢の上下関係どうなってるんだ…?と思います。ドラウス・ノースディン・Yおじはなんか同級生感あるけど、違うのかなぁ。

チーム戦だって言ってるのに「兄貴のいるチーム手伝ってこよ」って発想になる下半身透明かわいいー!ほんと末っ子気質!!

 

ここから3話、オールスター感謝祭っていうか、本筋にあんま絡んでこなくてもレギュラーキャラたちがコマの節々に小さく描いてあるのかわいい。盆先生のことだから、マジで全員どのチームか決めてるんだろうなと思った。

 

第271死 Hoy,every tagger, I'm here!

私はマナー違反くんがすきなので、マナーくんとエルダーじいじの爺孫コンビ*3がだいすきなのだ。中性的なルックスのマナーくんの親戚であるエルダーじいじもおじいちゃんなのに中性的で美しいビジュアルなの最高じゃないですか!?

じいまごエピかわいすぎ。マナーくんちょっと周りに甘やかされがちじゃない??だからちゃんと自分を叱ってくれたサテツに懐いてるんやなと思うと余計かわいい…

 

イシカナさんがヒナイチくんをぎゅってしてるのなんか萌える。食べ物が欲しいと主張強くなるサテツくんかわいい。サギョウが狙撃しようとしてるのサービスコマやん。

マスターの「申し訳ありませんが公スケベ混同はしない主義でして」って名言すぎるやろ!!笑 ディックとマスターの会話もアニメで見たいな~、ディック絶対いい声の声優さんついてほしい…!

 

第272死 Caught you, if you could.

"ドンドンドラウス努力の子"ってフレーズかわいすぎるんだけど、これ、御真祖様と奥様がドラウスにこういう声かけをして育てたのかなぁとか想像が膨らんじゃいますね~

ラルクが旧知のことを「グール出す出すおじさん」だの「かき氷マン」だの舐めすぎなあだ名つけてるのウケる。

そしてこの回、読者全員思ったと思うけどナギリとカンタロウが前後に何の説明もなく2人でいる1コマが挿入されてるの、マジで何?????wwwwwwww 盆先生……描きたかったんだね………という気持ちになりました

 

数多の新横の変態たちの活躍もありましたが… 御真祖様がロナルド君の姿にヘルシングを重ねて見てしまうシーンはどきどきせざるをえなかった。今までもドラルク&ロナルドのコンビは御真祖様&ヘルシングの関係と重ねてるんだろうなぁ~というのは薄々感じていたけど、こうやってはっきり描かれ始めるとやはり切ない。御真祖様は最初からプロフィールの備考欄の一言が「人間の友達がいた」だったお人なので、やっぱここが描きたいんだよね、と思いました。御真祖様は全ステータスがチートで最強のはちゃめちゃカリスマおじいちゃんではあるのですが、亡くなったたった1人の友人のことをずっと忘れていない人なんだと思うと、ものすごく寂しい人なんだな…と思う。こうやっていろんな人を巻き込んで遊ぶのが好きなのは、ヘルシングがいない今、すごく平穏で退屈なのかも。そして”かまってくれる人が好き”な性格、完全にドラルクに遺伝してるよな~

「いい時代まで生きた生きた ドラウスそろそろ当主やる?」もかなり破壊力の高い台詞だなー!!と思って、ほんと色々含みのある言葉だと思う。ヘルシングのいない世の中にあんま未練ないようにも見える。せつないね~… 2人の過去早く描いて先生……*4

 

1枚目のカラー絵も、裏表紙の柱(?)でも、ヘルシングの書いた本が描いてあるし…柱に至っては御真祖様、読んでるし…どういう感情で読んでるのかなあ~

 

第273死 吸血鬼による町の占拠を懸念して

20巻半田過去回で何の説明もなかったけど後にYoutubeで「このコマに出てるミツキはミカヅキのお姉ちゃん、片方の親は違うんだけど」とか先生が説明しだしたときは、きっ……き、き、き、きキショ……………!!!と思ったものですが(設定厨すぎるやろ!!ていうwww)、この回でなんとお父さんの設定まで出してくるっていうね。もう笑うしかないよね、本当~~~に設定厨やなあ!

なんか知らんけどミカヅキくんが幼いころ女児アニメを見たがって禁止された過去があることをなぜか読者が知ってしまうのであった。ミカヅキくん、執事がいる家で育ったんか…

お母さんが吸血鬼なんでしょうかねえ…

 

第275死 すぐ死ぬクソバカ三国志

この回出オチすぎてだいすきなんだけどwww

四バカ扱いな4人組だけど、この中で唯一マナー違反だけが実は三国志をちゃんと読んだことがあり内容も覚えているっていう裏話最高すぎ。勉強できるって設定だもんね…!!

 

第276死 吸血鬼退治人ロナルド対部屋に入ってきた変なオッサン

万事を暴力で解決しようとするロナルド君大好きなんだけど、嘘寝はわかっとんじゃとドラルクを起こすコマになんか二人のアホな友情を感じてウケました。

 

 

おわり!

 

あとアカジャでカズサとヒヨシが絡んでて、私はこの2人の絡みもかなり気になってるから本当に本編でもっと見たい。ヒヨシ兄の、上司としては接しているが本当にうっとうしいと思っているラインがたまらないです。

 

アニメ2期の予告も出たし、この先も楽しみ楽しみ!

 

 

linktr.ee

marshmallow-qa.com

 

 

 

*1:でも最初から決めてたなら黙っていられない人だとも思うので最近思いついた設定の可能性もあるなとも思う

*2:盆先生が自分のYoutubeで言っていた

*3:おじいちゃんと孫(的な)コンビのことを”じいまご”っていうの、私の元祖は嵐の大野君と松潤なんですけど、この二人より前からある概念なのかな…

*4:1億パー2人の過去に何があったか全部決めてるのにあっためまくってチラチラ小出しにすることでおなじみ

【1ヵ月で-5kg】推しのバキバキ腹筋を見て病んだ女が1ヵ月のダイエットでやったこと

元が何キロだったんだよという話であるが、56.7kg→51.5kgとかそんな感じです。

 

もくじ

 

ダイエットをはじめたきっかけ

普通に生きてただけなのだが、ある日体重計に乗ったら人生最高体重だった。昨日食べすぎちゃったからかな?と思ったが、翌日も、翌々日も最高体重を維持していたので、本当に太ったということが判明。自宅隔離期間ガチ期でさえこんな数字を見たことはなかった。本当になぜ?

 

そんな中、ミュージカル刀剣乱舞の真剣乱舞祭があり、私の推しがバキバキの腹筋を仕上げてきていた。

 

※ちなみに次のタイミングで、彼氏の擬人化こと豊前江もバキバキの腹筋を無言で見せにきた。

 

心臓に悪いもの流行らすのやめてくれん?

 

このとき私が感じたのは「ありがとー!!」とか「かっこいいー!!」とかではなく「死にたい……」という感情だった。推しは多忙の中、こんな謎衣装のために腹筋をバキバキに仕上げてきてるっていうのに、私のお腹ときたら、何このていたらくは?

これが俗にいう、人は太ってると死にたさが1.3倍になる現象です。

 

パーソナルジムに入ることを決意するまで

そういうわけで「マジで痩せたい。ダイエットをしよう」と決意したはいいのですが、私はコロナ禍で2回ほど自己流ダイエットにトライしており、いずれも失敗に終わっているので、「一回、ガチでお金払って、プロに助けてもらって取り組んだほうがいいのかな…」という考えが頭をよぎりだす。

aonticxx.hateblo.jp

↑たしか1回目のダイエットはこのエントリに書いたんだけど、「運動も食事制限もやったのに痩せなかった」ということを書いていて、この経験があったため、もはやどうすりゃいいの状態になっていたというのがあった。とはいえ貧乏OLにパーソナルは高い!さらに、ダイエットなんて、お金かけず自分の力で痩せる人は痩せるんだから、わざわざお金払ってまで…?という気持ちがどうしてもあった。

 

色々調べまくったが、最終的には、「自己流で2回失敗してるから、せっかくなら1回ちゃんとプロに見てもらおう」と思ったのと、近所のあやしいパーソナルジムが「最初の1か月で1kg痩せるごとに1万円キャッシュバック」という現金なインセンティブキャンペーンを実施しており、ジムの会員費ばかたけーけどキャッシュバックは強力なモチベになる!!と思って、入会を決意。

ぬりかべさんのこのエントリにも背中を押されました!結果として、”初心者こそ最初はパーソナルに行くべき”は、私も本当にそうだと思った。

nekonekosanpo.hatenablog.com

 

最初のカウンセリングのときに「ダイエットの目的というか、痩せてこうなりたいとか、こういうことしたいとかありますか?モテたいとか、おしゃれな服が着たいとか、なんでもいいんですけど!」というトレーナーからの質問に「好きな人の筋肉を見て、死にたくなりたくない」という暗すぎる回答をした私の話を親身に聞いてくれる、よいトレーナーと出会いました。

余談だがこのトレーナーとその後いろいろ雑談をしていく中で、彼がネガティブメンヘラであることが判明。TwitterとかYoutubeには、”筋トレすれば自分に自信がつく!人から褒められるし毎日最高!”みたいな言説であふれかえっているが、マッチョにもメンヘラがいることを知る。

 

1か月間でやったこと一覧

自分の備忘録のためにも記録しておこうと思います。

 

食事制限

もともと私は自分のことを”そんなに食べないほう”だと思っていた。実際、朝ごはんは食べない、昼ごはんも基本は食べない(お腹がすいたらプロテインバー1本食べる)、夜ごはんは好きなものを食べる、という食生活だったからだ。朝~午後はカフェオレをがぶ飲みしてお腹を埋めていた。砂糖を入れず、コーヒーと牛乳だけのカフェラテだったので糖質もとってないはずと思っていた。何より、仕事中眠くなるのが嫌で極力おなかいっぱいになりたくない、という、パフォーマンス最重視でたどり着いた食生活だった。

トレーナーいわく、「まぁカロリーは1日の総量の中での調整だから、1日1食が自分に合ってると思うならそれでもいい」とのことだった。だがダイエットを始めて1週間ほど、全然数字が減らず、やはりダイエットの王道といえば”朝たくさん食べて夜は軽め”なんじゃない…?とか思って徐々に朝ごはんを食べる生活に移行。最初はめちゃくちゃ眠くなってつらかったけど、いろいろ試行錯誤していると「朝、タスクが山ほどあるときは朝ごはん食べても眠くならない(気がする)」っていう経験値なども得て、朝ごはんを食べるは食べるけど、野菜中心にして血糖値をあげすぎないようにするとか、量をぱんぱんにつめこまないなど、適当に調整。

 

 

ダイエットには大きく分けて糖質制限脂質制限という2つの流派があるようで、私のトレーナーは脂質制限派だった。炭水化物を控えると痩せるという経験をしたことがある私には、本当にそれで大丈夫?という思いがあったが、昼ごはんを報告したときに「それだけ?おにぎりは?食べてないの?」とかなり米を食べてほしそうにしてたので、プロの意見を聞くためにパーソナル代払ったんだろ!!と思いなおして、お昼におにぎりなどを食べはじめる。

一方で、代打で数回お世話になった別のトレーナーは糖質制限派だったので、結構言ってることが違ってた。糖質制限のいいところは「わりとすぐに結果が出てモチベにつながりやすい」ということ、脂質制限のいいところは「根源的な痩せ方でリバウンドしにくい」ということだったので、まあベースは脂質制限と思いつつ、糖質もできるだけ減らそう、と意識した。

目安ですが1000kcal以上1100kcal以下、脂質30g以下、糖質100g以下が私の指標だった。タンパク質は体重(g)以上ということで55g以上の摂取を意識。

 

食べちゃダメになったもの

・牛乳:カフェラテでお腹を満たし日中仕事しているという話をしたら「牛乳は脂質なのでやめましょう」と言われ、だから私は太ってたのか!?と思った。無糖だからOKと思っていたが、それにしても1日1リットルパックなくなるほどカフェラテを飲んでいたので、脂質とりすぎだったようだ。なお、私はブラックコーヒーがまったく好きではないのと、勉強や作業をするときにどおおおおおおおしてもカフェラテがないと何のやる気もおきなくなってしまったので、アーモンドミルクなどの試行錯誤のすえ、今は無脂肪乳を1日100~200mlまではOKという自分ルールでカフェラテを楽しんでいる。

 

・アボカド:一見体によさそうだが、脂質制限という観点だとダメ。食べるとしても1日に1/4にしてと言われ、最初はそうしていたが、のちのち、別に食べたくなくなってきて今はとくに食べてない。

 

・果物全般:果糖も砂糖と一緒といわれた。体に良いかと思って結構ひんぱんにキウイなどを食べていたが、全部やめた。夏だったし、さっぱりしたくだものが食べたいよー!となることが結構あったががまん。1回だけ、TLに桃が流れてきすぎて食べたくなりすぎて食べたけど、それくらい。

 

プロテインバー:ダイエット前の私にとって、プロテインバーはこの世で唯一の「食べても眠くならない固形物」だったので非常に重宝していたのだが、トレーナーいわく「あれはおやつ」とのこと。たしかによく見たらカロリーも結構あるし、糖質も脂質もめっちゃ入ってる…!これ1本食べるくらいなら食事でなんか食べたいと思い、自然と食べなくなった。一方で最近、チョコレート爆食いしたい欲に定期的に悩まされており、1日半分くらいならおやつ代わりに投入してもいいんじゃないか?とか思っている。とりあえず7月時点では1本も食べなかった

 

・鍋:私は鍋が大好きでダイエット前よく食べていたのだが、トレーナーからは「ちゃんと計って食べるならいいけど結構食べすぎちゃうから注意」と言われた。鍋ってお肉と野菜だけだし太るわけないと思っていたけど、よくよく思い出すと私が鍋を食べるときは常に豚バラで食べており、改めて脂質を計算するとドン引き。

 

・チーズ:脂質だからダメなんだって。エーン!!プルダックポックンミョンにチーズを大量投入して食べるのが大好きだった私にはとても悲しい制限。とはいえプルダックポックンミョン自体食べなくなったので、前ほど必要なタイミングはなくなったけど…料理してて、要所要所で「あ~これにチーズかけたらおいしいんだろうなぁ」と思うことはある。が、基本的には食べなくなった

1回食べてるな。でも「猛烈にオムレツが食べたい」ってなったのこのときだけかも

 

毎日食べていたもの

・基本のごはん:ゆでた胸肉&オクラ&ブロッコリー&納豆&温泉卵のまぜまぜ丼

1日3食のうち1食はこれを食べていた。これのいいところは「今日のごはん何にしよう?」と考える時間をなくせるということと、調味料で味変できるということ、そして、いやになるほどまずくはないということである。ダイエット前、1日1食生活をしていたときは、貴重な1食なので絶対にはずしたくない…!と思い、何を食べるか考えるだけで1時間が経過してしまったりしていたのだが、そういう時間の無駄をなくすことができた。1日3食にする意外なメリット。

味付けはお酢・醤油・おろしにんにく・唐辛子をまぜた、韓国風の味付けにすると飽きずに毎日食べられた。これにコチュジャン・パルスイートをまぜるとぶっとぶほどうまい。あとは家にあった調味料をてきとーに入れたりして、ショウガの風味をつけたり、余ってたブルダックソースを入れたり、気分で変更。

 

・基本の朝ごはん:オートミール米化・納豆・味噌汁・サラダ

朝か昼に炭水化物をとろうと思い、オートミールを米化(21gが多いけどおなかすいてたら24g。何この刻んだ数字)したものに納豆かけて、あとは味噌汁。途中から、血糖値をあげたくなさ過ぎてそればっか調べて、最初に野菜を食べよう!と思い、そのとき冷蔵庫にあった野菜でサラダを食べるようになった。キャベツとトマトが多い。

お味噌汁はインスタントでも良いか?と聞いたところトレーナー曰く「良くも悪くもない」とのこと。味噌は体にいいけど、インスタントの味噌もどきなら意味ないらしい。常々気になってたことなんだが、なかやまきんに君はじめトレーニーの方の食生活を見てると、味噌汁飲んでる人あんま見たことない気がする。でも味噌汁の飲みすぎで太ったって人も見たことないし、温かい汁ものが体に悪いっちゅうことはないだろ!と思って、時間ないときはインスタントでも飲んでる。時間あるときは、わかめとかきのことか豆腐とか、体によさそうなもので作って、朝夜2回に分けて飲んでる。

 

基本のごはんはこんなかんじ。たまに工夫して胸肉のつくねを作ったり、レタスで包む春巻きを作ったりもしたけど、結局作る手間も省ける上記のレシピが楽…。あとは会社飲み会とかが週1回はあったので、そういうとこで美味しいものは食べたりでき、自炊では栄養、外食では味という役割分担が意識づけできるようになり、家で美味しいもの食べなきゃ…!という気持ちを前よりはなくすことができた(もちろん、食べられるものなら食べたい)

ダイエット始める前日にウーバーイーツのアプリは消しました!!

 

お助け食材information

ダイエットを始める前は栄養成分なんて全然見てなかったのですが、始めるともう栄養成分にしか目がいかん。

 

・サラダフィッシュペッパー味ほぐしサーモン(セブンイレブン



鶏むね肉と野菜のまぜまぜ丼に飽きてきたとき、このほぐしサーモンと野菜で作ってみたら感動するほどおいしかった。脂質はとんでもないけど糖質がほぼないので、たまに食べたい。でも今セブンのサイト見たらなかった…バジル味に置き換わるのかしら?

 

たんぱく質が摂れるチキン&チリ(セブンイレブン

これはなかやまきんに君Youtubeで知ったのですが、ダイエット中に禁じられているパンでありながら衝撃の糖質量であり(なんと食物繊維をのぞくと8.4g)、卵とチキンでタンパク質がとれる上に、食べ応えがあって味がめっちゃおいしいという、企業努力のたまもの。こんなおいしいものをダイエット中に食べられるなんてー!!という傑作。かなり似た商品をファミマで見かけたんだけど、全然糖質オフじゃなかったので余計にセブンすごい…って思った。

www.sej.co.jp

www.youtube.com

この動画で紹介されてるものガチで参考になるのでおすすめ!!

 

・ブランパン(ローソン)

基本、パンNGで食べなかったのだが、1回トライしてみたくて買った。パンが2個食べられて、このカロリーと糖質と脂質は神!!ローソンすごすぎる!!今後もどうしてもパンが食べたくなったらありがたく食べさせていただきたい所存

www.lawson.co.jp

糖質オフの食べ物ってセブンイレブンも結構力入れてるんだけど、パンだけはローソン圧勝なんだよな

 

シャトレーゼの糖質オフシリーズ

www2.chateraise.co.jp

「ダイエット中 ピザ」で検索してたどり着いたメーカー。糖質オフに力を入れていて、ピザだけでなくアイスやスイーツなどもたくさん!私はサラミ味のピザ、生チョコ、チョコアイスを買ったんだけど、全部、糖質オフを全然感じないほどおいしかった。ピザは若干、「ピザというよりピザパンじゃない?」みたいな口コミを見かけたけど、こんだけ味がピザなんだから文句言うやつは食うな!!!!!笑

チーズを禁じられている身なので泣くほどおいしかった。サラミとかも地味に食べないんだよね…うれちぃ…ほかにマルゲリータや5種のチーズ味などもあったが、サラミが一番栄養素的にもよかったし、なんかジャンクな味が楽しめそうで選んでみたが、大正解!

 

・乳酸菌ショコラ(ロッテ)

スーパーにある「健康チョコ」系の栄養素を全部見てみたのですが、カカオ効果とか、低糖質なんちゃらとか書いてあるやるつより、1個あたりのカロリーも糖質も低いの、なんとこれ。チョコ欲がおさえられないので、買い置きしてた

www.lotte.co.jp

 

・ぷるんと蒟蒻ゼリーパウチ カロリーゼロ(オリヒロ


こんにゃくゼリーにも、0kcalのものとそうでないものがあるのだが、0kcalのものが存在すること自体、ダイエット中にはありがたきことかぎりなし。甘いもの食べんと死ぬ!!!ってときに、これ食べておけば罪悪感がない。

health.orihiro.com

 

私が子供の頃に受けた食育の影響で、コンビニのご飯は添加物が多くて体に悪い、0kcalの甘いものは人工甘味料を使っていて体に悪いという先入観がかなりあったのだが、ダイエットという緊急事態においてはそこは柔軟になったほうがよく、うまいことコンビニ商品やカロリーオフ商品を取り入れたほうが自分が楽になると思った。人によると思うけど私はそっちの考え方にシフト。

 

運動習慣をつける

毎日の運動

「1日30分、有酸素運動でも筋トレでもなんでもいいから運動する習慣をつけて」というのがトレーナーからの命題だった。この、”内容は何でもいい”と言われたのが私にはあっていて、なぜかというと私は本当に本当に本当に筋トレが嫌いということが判明したから…

ということで基本的には30分、近所の川沿いを走った。走るスピードは人と会話できるくらいの早すぎず歩きでもないくらいがいい、といわれたのもかなり助かって、私は運動嫌いで運動音痴なのだが、「速く走る必要はない」といわれたことでランニングもあまり苦ではなかった。とはいえ、めんどうくさい。Spotify聞きながら走ってたけど、まあ、飽きるっちゃ飽きる。

雨の日はHANDSCLAPとそれに準じるもので、家の中で30分ほどダンスワークアウトしてた。飽きるので、iPadYoutube動画を流しつつ、TVで暴太郎戦隊ドンブラザーズを見ながらやっていた。

www.tv-asahi.co.jp

クレーマーの手の甲に口づけをする、とんでもない男がいます。助けてください。

 

パーソナルジム週2回

パーソナルには週2で通ってました。私がひ弱すぎて、ほんっとに軽いメニューしかしてないと思うけど、それでも一番大きかったのは筋トレの正しいフォームを教わることができたということである。今時Youtubeでいくらでも筋トレ動画見れるけど、実際にトレーナーに教わりながらやると、たった10回とか15回の筋トレでも「こんなにつらい!?」ってくらいつらいので、自己流の筋トレがいかに意味がなかったかがわかる…特にスクワットは、まじで全然違ってた。上下運動ではなく、おしりを後ろに引く運動なのだということを学ぶ。これにより、家での自重トレーニングもはるかに意味のあるものに改善できたのでは?と思う。まあ、家で筋トレほぼやってないんですけど…

 

そいうわけで、ダイエット2か月目の課題は「筋トレをする」なんですが、本当に本当に本当に筋トレが嫌いで…どうしたらいい…???

 

ファスティングにトライする

実際、食事制限と運動で痩せたのは3kgくらいで、残りの2kgは最後の1週間のファスティングで減った。ドーピングじゃない??でも、ファスティングのあとは体重戻るといわれてたけど、なぜか戻らず維持できたので、やってよかったと思う。

ちなみにファスティング開始の前日にディズニーシーに行き、糖質と脂質を爆食いして体重が増えに増えていたので、効果が出やすかった可能性もある。

 

生理最終日を準備食にし、生理終了後の痩せやすい時期にぶつけたのがよかったのかも。2日間酵素ドリンクのみでの生活は、マジでキツすぎて、戦時中に空腹で死んだ子供ってこんな気持ちだったのかなとか思った。ファスティング好きな人って「目が冴えわたって仕事に集中できる!」とか「糖質量を調整していればお腹がすくこともない!」とかよく言うけど、私に限ってはぜーんぜんそんなことはなく、おなかすきすぎて何のやる気も起きず運動もできないくらい体力0になっちゃったし、酵素ドリンクの糖質のせいで血糖値スパイクがおきまくりなのか朝からずっと眠くてだるかった。二度とやらん!!!!!!(涙)と思うほど、きつくてぐったりしたのだが、なんと2日で2kgくらい減ったので(しかもその後増えなかったので)、数値に出るっていう、一番の喜びが結果として出たことが嬉しく、次の生理後もやってみようかな…と思っている。メガ割で酵素ドリンク買ってもうた。

 

私がファスティングで得た一番の知見はこれ↓

断食中、生まれて初めてブロッコリーでいいから食べたい」と思った。限界すぎる。世の中に、白滝を使ったパスタ風レシピ!とかあるのを見て「いや白滝は白滝やんけ、パスタにはならんやろ」と常々思っていたのだが、断食を通して私は学びました、ああいうレシピは、普段パスタを食べてる人が白滝で置き換えるというものではなく、普段食べていいものが0の人が最低限何か食べるとしたら?という視点で食べるものなのだと……

 

あと、18時間断食のあと梅流しをやって失敗した経験があったので、48時間断食の後の梅流しが大成功したのも快感だった…!お腹の中空っぽになるの気持ちいい。

この記事参考にさせていただきました↓

note.com

 

その他、体におきた変化

痩せたかっていうとあまり実感はないのだが、「健康になった…?」と思ったことがあった。

なぜかめっちゃ早起きになる

朝5時とかに目が覚めるようになった。2時に寝ても5時に目が覚めたりして、健康か?っていうと微妙なとこなのだが、早起きできるというのはやはり、うれしい。夏休みは早起きしてランニングとかしちゃって、怠惰な私がこんなことを…と感動していた。ちなみにこれはトレーナーによると、健康になった結果ではなく、ビタミンのサプリを飲んだからだそうです。笑

↓これを飲んでる。

www.amazon.co.jp

ビタミンのサプリ飲み始めの頃に起きる現象だそうで、慣れたら別に早起きじゃなくなるとのこと。実際、今は別に早起きできてない。なんだったんだこれは?

 

便秘になってつらい

もともと便秘に悩まされたことのない体質だったので、初めての経験。これは脂質を制限しているからだと思われ、便がお腹の中にたまってる感じがして気持ち悪い。また、出たとしても硬くて不健康な感じ。ただトレーナーいわく「食事制限の影響でそうなってるだけだから悪いことではない」らしくで、要は脂肪が減れば痩せてることになるから便秘なことがダイエットに悪影響かっていうとそうでもなさそうだった。対策として、良質な脂質をとりましょうということで、アマニ油をすすめられた。無味無臭なので、なんか便秘気味だな…ってときは1日にスプーン1杯飲んでる。効くときもあれば効かないときもある。

ちなみに、上述で梅流しに失敗したときがあると書いたが、18時間断食をしたのは便秘がちだったときで、いわゆる梅流し成功事例のように何回もトイレに行く、ということにはならなかったが、1回分の便は出たので、大根と梅干にそういう効果はどうやらありそうだと感じている。

 

お助けアイテム(アプリや家電など)

文明の力を利用しよう。

 

あすけん(有料プラン)

Twitterでフォローしてるおもしろすぎる漫画家さんがいつもあすけんの女の話をするので知っていた。

www.asken.jp

いわゆる食事管理アプリなのだが、かゆいところに手が届くというか、コンビニ商品などはほぼずべて登録されているし、カロリーや糖質、脂質が一発でわかるので、今日はあとどれくらい食べられるかな?って考えるのに非常に便利。無料でも全然使えると思うのだが、1食ずつ栄養成分の結果を見れるのは有料プランだし、MYセット登録ができる(よく食べる料理は登録しておける)のも便利だなと思って課金してみた。半年も使わないかなーと思って、月額プランにしてみている。

 

・キッチンスケール(ニトリ

www.nitori-net.jp

最初は持ってなかったのだが、いよいよ必要性を感じて購入。結果、ほんとに買ってよかった!目分量でやってたときいかに適当にカロリー計算していたかを知る。

 

マインド編

ダイエット中につらいことは「常に何か食べたい」、もうこれにつきる。

 

ダイエット最大の敵、それは「暇」

ダイエットを始めて1週間で気づいたのはこれだった。食事制限を始めると、猛烈に暇になる。そして、人生が味気なくなり、超つまらなくなる。なぜなら、人生における暇つぶしと快楽の摂取のほぼすべてを「食」から得ていたから。

私はダイエットを始める前、激辛料理が大好きだった。スパイスカレーだの、韓国の辛い麵だのを毎日のように食べていた。これは仕事のストレスの反動だったようにも思うし、手軽に快楽を得てストレス発散できる方法だったのだと思う。これらが禁じられると、人生に刺激や快楽がまったくなくなってしまうため、本当につまらなくなった。インターネットには美味しいグルメ情報やレシピ情報があふれかえっているが、見ても食べられないので私に不要な情報だし、食欲が刺激されてむしろ悪影響なので、今まで見ていたそういう情報は全部遮断した。

私は気づいた。世の中、モッパンASMRやら簡単バズレシピやら生理前爆食動画やらで人気になるインフルエンサーであふれかえってるけど、これはそもそも人間が「”食”を”快楽”と感じる脳になっている」から、何か美味しいものを作ったり食べたりしている人のコンテンツはそもそも幸福感を与える仕組みになっていて、だから人気になりやすいということを……

 

私は年がら年中スマホ捨てたい芸人をやっており、ダイエット初期の手持無沙汰感からくる「脳を忙しくさせてないと常に食べ物のことを考えてしまう」状況をどうにかするには、別の依存症でドーパミンを出さないと無理だと思い、スマホ依存症を再発したほうがいいのか…?とか考えていた。

ダイエット成功できる人は、食べることよりも楽しいことがある人なんだと思います。

 

食欲以外の人間の欲求を利用しよう

そうなってくると食欲以外の三大欲求は睡眠欲と性欲ということになるのだが、運動やらなんやらやるべきことはたくさんあるのでひたすら寝まくるというわけにはいかないし、食欲を発散できるほどのエロな趣味がなかなか思いつかなかった。性欲っていうとあれだけど、「死ぬほど好きなアイドルがいて、その人のライブ映像を見てると胸いっぱいで食べるの忘れちゃう」とか、「彼氏のことが大好きで、毎日でも会いに行っちゃう」とか、なんかそういう、ときめきドーパミンに直結する人生の予定がある人は強いんだろうなと思った。私には残念ながらそこまでのパワーを得られる趣味が現在、ない。今も探し中である。近いものとして「pixivで推しカプの作品を見まくる」っていうのは性欲由来の趣味としてありだと思うしたまにトライして実際食べなくてすむんだけど、スクリーンタイムがとんでもねえことになって自己嫌悪がやばいので、スマホ依存症をなおしたい者としてはあまりやりすぎたくない。

 

そうなってくると人間が依存症に陥りやすい他のものを利用するのはどうでしょうかとなる。多いのはギャンブル、タバコ、アルコール、薬物とかになるが、私は普段からギャンブルはしないし、タバコも吸わないし、アルコールも好きじゃないししかもダイエットによくない、薬物も始め方がわからんので、買い物依存症の人のことを思い出し、この夏は、それはもう頭おかしくなるくらい買い物しまくったのであった。

 

 

服を捨てまくったその手でZOZOTOWN徘徊。断捨離もショッピングも、その場その場ではストレス発散になってすっきりするけど、わりと自傷行為紙一重だと思うので、普通にあんまり穏やかではなかったと思う。だが、食欲はまぎれた。

食欲に関しては「ひたすらがまん」は、かなりきつい。なんらかの工夫は必要だと思う。7月はかなーり買い物をして発散したけど、もうほしいものがなくなってしまったためか、やはり、没頭できる趣味が必要なのでは?の境地に今は戻ってきている。

食べることより楽しいこと、この世にあんのか?それを探す私の旅はまだまだ続くのであった。これを機に布教したいコンテンツがある方はぜひどうぞ。笑

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そして今、気づいたけど、この記事書いてる間、あんまり飲み物や食べ物のこと気にならなかったから、私にとって、没頭できる趣味ってもしかして、ブログ書くことか??笑

デメリットとしては時間がかかりすぎるということである。でも逆に、食欲がまぎれなくてきついときにちょこちょこ書くようにしようかな~

 

なお、1ヵ月で-5kgという結果にはなりましたが、一番怖いのは見た目が全然変化していないということである。こわ。逆に何が減ったんやろ、魂?

有酸素運動と食事制限で質量が減ったようだが、ボディメイクは筋トレなしには成しえないと知る。筋トレ…嫌いなんよ!!!(何回目?)何をどうやってもモチベがわかない。でもやるしかないので、少しずつ取り入れていくしかない。

 

あと、ごはん食べた後、絶対に甘いものが食べたくなってしまうことが最近の悩みで、そこで低カロリーの甘いものを食べるほうがよいのか、そもそもごはんの糖質量(炭水化物?)を増やしたほうがいいのかなど、まだまだ試行錯誤したいと思っております。

 

長くなったが、おすすめのダイエットレシピ、ダイエットおやつ、食べることより楽しいこと、筋トレを好きになる方法などのTipsをお持ちの方がいらっしゃったらぜひぜひ教えてください。

キャッシュバックを得て、最近気持ちの面で少々たるんできてしまっているので、改めて振り返ってみた。PDCAまわしていきたいと思いま~す

 

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なぜこんなことに?/舞台『呪術廻戦』感想

ごめん!!あんま褒めてない!!

 



もくじ

 

はじめに

なんかもっとブログに書いたほうがいいことはたくさんあるし私としてもこういうことは書きたくないのだが、いつかも言ったように、素晴らしくても特に言葉で感想が出てこない作品もあれば、ひどくても語る文脈をもつ作品はあり、じゅじゅステは私にとっては後者だった。ので、手短に書きます。

なんかさー、こういう、自分が観て「どちらかというとよくないと思ったもの」について書くと絶対、わざわざ言う必要あるか?っていう問題にぶちあたると思うんだけど、そういうときはsaebou先生が仰っていた以下の言葉を思い出すようにしてる。私が何かの感想を語るときの指針としている考え方なので、改めて書いておきます*1

 

作品が興味深く思えるというのは、作品が優れているというのとは違います。批評は、対象を優れていると褒める必要はありません。ものすごくひどい作品でも、いったい何が問題なのかなど、いろいろな論点があるはずです。批評というのは、そういう論点を明らかにするプロセスです。ひどい作品を見た後でそれに関する批評を読むと「そうそう、そこがこういう理由でひどかったんだ!」と思うことがあると思います。批評を読んだ後でもその作品はひどいままですが、ちょっとだけ興味深くなります。*2

(前略)ここでひとつ強調しておきたいのは批評をする時の解釈に正解はないが、間違いはある、ということです。よく、解釈なんて自由だから間違いなんかない、と思っている人がいますが、これは大間違いです。間違った解釈というのは、とくにフィクション内事実の認定に関するものを中心に、けっこうあります。フィクション内事実の認定というのは、ある物語の中で事実として提示されていることを正確に押さえられているかどうかです。たまに映画批評などを読んでいると「いや、そいつそこで死んでなくない?」とか「それ、説明する場面が最初にあったでしょ」みたいな突っ込みを入れたくなることがありますが、そういう誤読ですね。いくら解釈が自由だと言っても、作品内で提示されている事柄の辻褄がおかしくならないように読まなければなりません。*3

 

特に下の引用については、その昔映画刀剣乱舞が公開されたときに「この本丸の初期刀は蜂須賀」っていう長文独自解釈をツイートした人が大バズりあそばれになって、信者たちが「さすがの考察です!泣きました(涙)」とヨイショしている一方で、マシュマロなどで「映画に蜂須賀出てきてないんですが」と投稿されまくるというクソツイッター事件を覚えていた私にはなるほどと深く刺さる内容でした。”存在しない根拠で何か結論を出すのは、考察ではなく妄想”の精神で、まいりたいと思います。

 

なんか感想が出てこないんだよね

もともと事前情報は入れないようにしていて、それでも2人くらい、私より前に見た方の感想が流れてきたので薄目で見ていたのですが、2人とも褒めてはないな…とは思っていたので、結構、賛否ある感じなのかしら?とは思いながら観劇しました。

で、見始めてわりとすぐ「そういうことか~笑」と思いました。

なんか~いいところも全然あるんだけど~、悪いところもあるって感じで~、なんかこう…「どんな感想を持ったらいいの?」って感じの舞台でした。酷評するやる気もないけど、原作者や呪術廻戦のファンは、この内容でOKなのかな??ってかんじ。OKならいんですけど。

 

よくなかった部分があるかといわれたら

個人的な意見としては、不要なギャグパートが多すぎる上に全部つまらないっていうのがいちばんヤバかったなーと思います。最初のオカ研のくだり(オーバーな身振り手振りで喋ったり、全員で声をそろえてセリフを言ったり)からもう寒かったんだけど、そのノリがわりと定期的に出現するので、そう、これは…共感性羞恥!って感じでした。ギャグパートを観てるときに、「面白い」よりも先に「やらされてる役者がかわいそう」と観客に思わせた時点で、そのギャグパートはギャグとして成立していないのではと思います。

なんていうのか、本当にギャグパートが滑り続けてて、観てるほうもわりとしんどい。役者はちゃんとやってるんだけど客席が全然笑わない空間、だいぶ悲しい。

 

そして、今からシリアスシーンです!ってときにもギャグパートが挟まるので、観客としては感情が一旦そこで切れてしまうというか、集中できなくなるんですよね。物語にのめりこもうとさせてくれない空間を、まさか脚本側から提示されるとは…という感じでした。ナナミンの戦闘シーンの前のギャグパート、いるか?(そしてすいません、もうどんな内容だったか覚えてません)

 

あとこれは、舞台を製作している側の人たちにまったくそういう意識がないのであれば言いづらいことだけど、アンサンブルがでしゃばるとしらけるっていうのをちょっとでも心のどこかにとどめておいてほしい。稽古期間ずっと一緒にいて仲良くなって辛いこと一緒に乗り越えてきて、熱くなるのはわかる。でも、観客にとっては知らない人なんですよね…それをふまえてですが、じゅじゅステはなんでか知らんけど日替わりシーンっぽいギャグパート(ものすごくつまらない)がなぜかアンサンブルの人たちによってまわされており、この空間誰の需要があんの?????って思いました。

日替わりパートとかちょっとしたアドリブは、主要キャストが言うから楽しいのでは!?!?!

知っているキャラクターを演じているわけでもなく、知っている役者でもない人が、つまらないことをやっている時間。なにこれ?

せめて面白いならまだ見れるけど、本当にまじでめちゃくちゃものすごくつまらないので、怒りとか悲しみ通り越して「なんでこんなシーンを入れようと思ったんだろう?」と純粋に疑問がわきました。

 

だって、この世にローンチされているということは、誰かがこのシーンの脚本を書いたり、演出を決めたりしてるわけだから、誰かが発案して、それを多くの人間のチェックを通して世に出されてるんだと思うし、その過程で誰も「このパートはマイナスの影響が出る」って言わなかったのかな??っていう、プロジェクトマネジメント目線で不安になった。だって、天下の少年ジャンプの呪術廻戦ですよ!?!?!鬼滅の刃終了後の少年ジャンプを支える看板作品と聞いておりましたが!?!?!?!

コンテンツ制作のプロ集団(原作漫画も、舞台も)が関わっているはずなのに、すべての人間のチェックをすりぬけてこれがローンチされているので、関係者全員、寒いギャグが好きだった可能性はありますね。もしくは、反対した者は皆殺されてしまったのかも…

 

あとは、思った以上にミュージカルだったんですけど、歌唱パートの挟まり方も不自然で、ミュージカルってただストレートプレイと歌唱パートをテレコに入れればいいというわけではないという大前提を改めて思い返しました。よく、「ミュージカルは急に歌いだして不自然」とちゃかす人がいるけど、グランドミュージカルを観ているときに「いやなんで今歌いだすんだよwww」とは思わない私がじゅじゅステではかなり思ったので、とにかく、歌唱パートもほぼほぼいらなかったのでは???というのが個人的な感想です。

五条先生がラップしはじめたときは「りょんくんに変なことさせないでくださー--い!!」と3階席から叫んじゃおっかな?て思いました。

2年生紹介ソングの共感性羞恥は恥ずかしすぎます。キャラ崩壊大丈夫?

あと、ダンスシーンもかなり唐突と感じるものが多くて、特に「なんでこのシーンで、バックダンサーの衣装これなの?」みたいなチグハグ感があるとこも多々あり… 場面を華やかにするためにバックダンサーを用いたい部分があるのはわかるけど、違和感を感じてしまう箇所も多かったです。

 

それでも、「歌パート不自然すぎるけど役者がきっちりやってるから場として成立してるな」と思わせられるシーンもいくつかありました。野薔薇ちゃん登場シーンの、スカウトされたらどうしよ~の歌は、女優さんの歌のうまさで全部成立させてる力を感じました。

呪術廻戦って基本的に話も世界観も暗いから、ベッタベタコッテコテなミュージカル風にするよりも、もっと洗練された雰囲気のストレートプレイにしたほうが相性よかったのかもな~と思いました。

 

アニメーション演出は個人的には好きだったけど

ここも賛否分かれそうだな~と思ったのは、舞台上の幕(なんていうの?緞帳ではない、半分透けてるやつ)に映し出されるふんだんなアニメーション演出です。プロジェクションマッピングかな?個人的には結構好きで、「さすが漫画原作だな~!生身の人間と、アニメーションでしか再現できない演出が混ざり合うなんで、二次元と三次元の中間にある2.5次元舞台ならでは!」とか思ってたんですが、途中で他の三次元部分に思うところがありすぎたのと、アニメーション演出がたくさんたくさん出てきたことによって「じゃあアニメでよくない?」って感情になりました。笑

本当に別にこんなことは言いたくないんだよ私も

How do I live on such a field?こんなもののために生まれたんじゃない

 

キャストはみんなとてもよかった

主要キャストはほぼ全員、キャラクターにもハマってたし演技もうまく、とてもよかった!!特にやはり、りょんくんの五条先生は個人的には完璧だったので、彼の五条先生を観るためにチケット代8,800円払ったと思える。

悠仁役のりゅうじくんは安定のうまさ&かわいさ&ダークな少年ぽさ&主人公性。さすが。

野薔薇ちゃん役の豊原さんはうまかったし似てた~!お歌が上手。ミュージカル畑の方なんですね!あのクオリティは確かにちょっと2.5では異質。

2年生3人組もみんなよかったと思う。高月さんは(思い出のマーニーの人だ…!)って思いながら観たけど、背の高さや雰囲気がまきさんにあっててよく似合ってた。定本くんのおにぎり先輩も、あ~こういう役、定本くんやるのわかる~!ってかんじ。セリフ少なそうだが、地味に、どの場面でどの具材名言うか覚えるの大変そう。

ナナミン役わだまさなりは、わだまさなり節抑え目で(?)無表情で静かな雰囲気がちゃんと伝わってくる感じがしてよかった。

あとは夏油を演じてたふじたれーさんが、ふじたれーさんこんなのも上手いのね~!って気持ちに。てかなんか喋り方にかなりCV櫻井孝宏を感じて、そういうところもすごいと思った。穏やかで色気のあるしゃべりかた。

真人役のもっくんも安定のうまさで…お歌もうまいし、真人みたいなちょっと変わった色気のある役するとかわいい。

大穴で、順平役を演じていた福澤さんのお芝居好きだった。熱演!すごくうまいと思いました。

 

そもそも私は呪術廻戦ファンというわけではなく、アニメは一通り見たけど~くらいの知識しかなかったため、キャストを見なかったらおそらく舞台は観に行っていないと思う。なんで行ったかってそれはやはり五条先生をりょんくんがするからなのであった。

 

私は仮面ライダーオーズを通った人間なのでりょんくんのことを宇宙一美しい人と思っているのであった。

オーズのアンクはじめ、エリザベートのルドルフ、1789のロベスピエールマタ・ハリのアルマン、あとなんか色々、ドスのきいた声をするりょんくんを観る機会が多かったので、今回初めて「ひょうひょうとしたしゃべりかたをするキャラクター」を演じるりょんくんを観ることができてとてもよかったです。こんなしゃべりかたもできるんだ~!新鮮!!と思ったし、当たり前だが、「ひょうひょうとした喋り方で性格が悪い最強の男(主人公サイド)」っていう特大チート設定の五条先生をばっちり演じてみせたりょんくんはすばらしく最高でした。雰囲気に迫力があるとこが好きです。

五条先生が初めて瞳を見せるシーンはもう、そのちょっと前から(くる~~~!!)って肩に力入れてしまう感じがとてもよい観劇体験でした。みんな見たい、あのシーン。

じゅじゅステに懲りず(?)、もし機会があったら、これからも、ぴったしな役がきたら2.5にもたまに出てほしい… 人外美形の役とか…2.5にはよくいるけど現実に存在しない役…

 

どうしたらよかったのか?って話なんだけど

幸か不幸か、私の周りには呪術廻戦を死ぬほど好きで舞台超楽しみにしてた!という友達はあまりいないので、実際のところ呪術廻戦ファン界隈でこの舞台がどういう受けとめられ方をしているかはよく知らないんだが、だからこそ、繰り返しにはなるんですが、「原作者やファンの方はこれでよかったのかな?」って思う気持ちが結構ある。

実際、自分が大好きで大好きでたまらない作品が舞台化するってなって、じゅじゅステのような改変演出を加えられたら、演出家の実家の前で首吊るかもしれん。

だからこそなんでよりによって呪術廻戦でこんなこと起きんの??って気持ち。もっとマイナーな作品の2.5次元舞台なんていくらでもあるし、そういうのでこういった事故がおきるなら全然わかるのだが、呪術廻戦だよ??って感じ。笑

りょんくんのキャスティングにすべての予算を使ってしまったのだろうか…??

 

まじのそもそも論だが、今回舞台化された原作部分は、基本的には世界観説明パートであって、物語に起承転結があんまないと私は思っている。というか呪術廻戦自体、かっこいいシーンとかっこいいシーンをつなぎあわせた漫画という印象で、登場人物の感情の起伏や物語の起承転結で読み込ませるタイプの作品ではないと思っているから、だからこそ、どこに盛り上がりを作るかとかってかなり考えないといけなかったと思うし、メディアミックスというのは、同じ作品を違うプラットフォームに載せたときに違和感がないように加工するのもひとつの大事な作業だと思っている。

製作スタッフにとってそれが「ギャグパートを入れまくる」だったのだとしたら、Not for meだったな~と思うが、作品の私物化では?という気もする。そういう加工のやり方しか手数がないスタッフだったのだとしたら、アサイン自体が間違ってたのかもしれない(もっと適任はいたのかも)し、あるいは、アサインされた人たちがその中で努力する方向を間違えたのかもしれない。

わからん。

何もわからんが、なーんか、続編やりそうな気配を感じたので、キャストはそのまま、役者以外の製作スタッフは変えたほうが、全世界に幸せが訪れるのではないかと思いました。

 

キャストはとてもがんばってたし、雰囲気も合ってたと思うので、なんか、、人生ってままならないですね…

そういうこともある。

 

あるけど納得いかんこともある。

むなしいね~

 

終わりの言葉が何も思いつかないのですが終わります。キャストは健康に気を付けて最後まで走り抜けてほしいです。

 

【おまけ】

じゅじゅステのグッズにランダム系(アクリルスタンドとクリアカード)がいくつかあるんだけど、そのランダム具合が鬼すぎるので見てほしいwww 五条先生ほしかったけど悠仁か~!ならまだ納得できるけど、五条先生ほしかったけど漏瑚か~!が発生するランダムグッズ、神が許してもオタクが許さんのでは?

jujutsukaisen-stage.com

 

 

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*1:もちろん、ネガティブなことを書いたときに自分に返ってくる反応を第三者のせいにする意図はありません

*2:北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』P.9

*3:同上 P.12-13

サブスクを見直そう(2022.06)

サブスクを見直さなきゃな…と思い続け、早1年くらい経っとる。やばい!いったん、整理します。



 

 

 

解約するもの

hulu ¥1,026/月

www.hulu.jp

解約。元々は映画グランド・ブダペスト・ホテルが観たくて(当時、お部屋改造に凝っておりPintersetを潜りまくっていて、インテリアの参考にしたかった)1か月だけと思って入会。その後。仮面ライダービルドがガチで面白いから見てほしいという布教をされたのだがなかなか観終わらず、それが原因でだらだら退会せずにいたが、しばらく観る時間はなさそうなのでここはいったん退会する。しかも、今見たらアマプラに入ってた。ep5まで観たので*1、続きはまたいつか。

あとタイタニックを金ローで後半だけ観るという大罪を犯し、あまりに名作だったので前半も観たい!huluにあるやん!って思ってたのだが結局観なかった…まあ人生のどこかできっと観る。あとテッド・バンディの映画もhuluにしかなくて、ずっと観たかったけど結局観てない。2年後とかに時間ができたら観ることにします。

huluは、たまーに「huluにしかない」配信があることがあってそれだけ観てやめるくらいでちょうどいい。コナンに入門したときも一時期入ってたな。

 

@cosme プレミアムサービス ¥367/月

s.cosme.net

退会。仕事の関係で半ば強制的に入らされたのだが、入った当時はプレミアム会員になると週ごとのランキング推移を観ることができたのに、今は会員になってても観れないので、ガチで意味ない。会社の体制も変わったし、抜けちゃおう。毎月クーポン500円使えたみたいだけど、@cosme shoppingでコスメを買ったことも買いたいと思ったこと1回もないな…

 

ジャンプ+ ¥980/月

shonenjumpplus.com

退会。舞台呪術廻戦の応募のためだけに入った。そして、チケット当たった。入った意味あった!なんとなく舞台観終わるまで入っておこうかなとか思ってたけど、入金もしたしまあ大丈夫でしょう。せっかく入ったけど別に漫画読まなかったな… 結局月額利用料払ってても、最新話読めるものとそうでないものがあるのか?とか仕組みがよくわからなかった。そして、月額利用料、高!!

 

Fans’ ¥330/月

www.fansnet.jp

仕事のプロジェクトマネジメントで悩んでることがあって、ふとメン獄さんがキャリア関係のQAを受け付けてるのを見かけて投稿してみたら、有料コンテンツでの回答とされ…気になりすぎたので課金した。人間は、悩んでいることが解決しそうであれば金を払うのである(新興宗教マルチ商法情報商材は売れる理由はここに!)

回答としては課金分の価値はあったと思うけど、その後解約せずに何か月も払い続けたのは私の怠慢。

 

ムビステFC ¥330/月

movista-fc.com

入ってる認識がまったくなかった。怖!!これは前回より忍ミュがファンクラブ先行を始めたときに、このムビステとかいう謎のシステムに入らなくてはいけなかったのだが、忍ミュは一般でも普通にとれる。ただ、この先行で購入した12弾はかなり前方席で観劇出来た記憶もあるため、意味のある課金だったと信じたい…が、いつ入会したかも不明。さっさと解約しなかったのは普通にアホ。

 

シアターコンプレックス ¥770/月

theater-complex.jp

結構高いのに最近まったく観ていない無駄課金でした。やめます!これは、忍ミュに入門したときに過去作品の多くがこのサービスで観れるということで入ったんだよな。全部見終わらなかったからいつまでも入ったままにしてたわけですが、それでももうしばらくは観ないだろうからやめる。

とはいえこのサービス、意外にも、タイトルは聞いたことある2.5次元舞台が色々配信されているので、また何か気になる作品があったら再開しましょう。

 

FOD ¥976/月

https://fod.fujitv.co.jp/

怖いよ~~~ まったく観てないのに月額料金たっか。これは舞台ギヴンの予習復習で、映画ギヴンを観たくて入ったのであったが、後にも先にもそれしか観てない。けど、舞台に狂いすぎてて心のどこかで「また映画を観たくなるかも…」とか思ってすぐやめなかったんだろうな。それは余韻ではなく決断の先延ばしです。さよなら。

 

ABEMA TV ¥960/月

abema.tv

まじで課金した記憶がない。なんなんだこれは。私はそもそもこのクソUIの動画サービスが大嫌いであり、ABEMA TVをどうしても観なければいけなかったのはヒプマイ関連で入ったような気は…する。一方で、ヒプマイのライブ配信とかって1本買い切りだった気がするしなぜプレミアム会員なんぞになっているのか…なってるなら、しくじり先生観ておけばよかった。しかも、私iPhoneなのに、Google Playでの契約になってたりして謎すぎてカスタマーサポートにメールした。ら、「Google Playで契約されたようですね」とそっけない返事が返ってきて(見たらわかるわ)、本当に記憶ないけどGmailアカウントに記録が残ってたのでそこから解約。無駄すぎる。

 

ミュージカル刀剣乱舞有料会員 ¥330/月

musical-toukenranbu.jp

5年くらい刀ミュ観てて1回も有料会員なったことなかったのだが、友人のチケット協力のために初めて加入。まだ1か月しか経ってないし、らぶフェス終わるまでキャストブログとか読むかなーとも思ったけど、今やめないと気づけば軽く1年とか経ちそうなので一旦やめる。デジタル会員証は五月雨江を選んだので、雨さんの横に自分の名前があるの、いたたまれなかった(?)。いい思い出。

 

HYPSTER(ヒプノシスマイクオフィシャルファンクラブ) ¥5,000/年(たぶん)

hypster-fc.com

ついでに、月額でなく年会費のファンクラブだがこれの自動更新も停止しておいた。12月まで会員なので、どうせなら会報誌とかはもらっておこうかなっていう…これ、2年前の何かのライブ先行のために入って、本当は昨年末退会したかったんだけど、忙しすぎて退会手続きを忘れたのであった。愚か者。

ヒプマイと何があったとかでもないけどいま忙しすぎて、娯楽に優先順位をつけているのでヒプマイはしばらくお休み。でも去年のライブとかほんっとうに楽しかったし、ヒプマイを好きでいる時間ほんとーーに楽しいので、またいつか。

 

今はpending そのうちやめる

ニコニコチャンネル(キャストサイズ) ¥660/月

ch.nicovideo.jp

解約しとけよ!って思うが怠慢。そして、6月末にらぶフェス終わりのしょーごくんの配信があるため、そこまで観たら解約することをここに誓う。

 

dアニメストア ¥440

animestore.docomo.ne.jp

ドコモ利用料金の中に含まれているので、課金していることすら忘れていた。刀ミュ・ヘタミュが観れるのと、SK∞がいま私が加入してる動画サブスクだとdアニメストアでしか観れない…ということもあり、まじでたまに発作的に観たくなるときがあるのだが、やめてもいいような気がする。また必要になったら入ることにして、いったんやめようかな?

 

継続

バイリンガルニュース 読み放題プラン ¥240/月

bilingualnews.jp

結構ずっとサブスクしてる。まったく使わない月もあったと思うんだけど、最近はこの文字おこし使って英語の勉強したりもしてるので、便利。

 

NETFLIX ¥990/月

www.netflix.com

山ほどある見たいコンテンツを全然見れてはいないのだが、それでもほぼ毎日何かしらつけている気がする。

 

Spotify ¥980/月

www.spotify.com

毎日使ってる。インフラなので。好きな音楽をlikeしていったら毎週好みの音楽をサジェストされる(そんなに毎回どんぴしゃってわけじゃないけど)のも楽しいし、ムードにあわせたプレイリストもおしゃれで家でのBGMにも多用。

 

Amazon prime ¥440/月

www.amazon.co.jp

インフラなので、一生やめない可能性がある。もちろん動画も観てるんだけど、配送料無料が強すぎます。

 

iCloud+ 50GBストレージプラン ¥130/月

support.apple.com

50GBで最近容量パンパンなのだが、アップグレードしたくなくてあがいている笑 これを機に、データ断捨離実施中。

 

新規加入

Pocket premium会員
Pocket

Pocket

  • Read It Later, Inc
  • ニュース
  • 無料

apps.apple.com

実は今回私が重い腰をあげてサブスク整理しようと思ったきっかけは、Pocketの有料メニューを使いたいな…と思ったことだった。Pocketユーザーは結構いるだろうけどこの世にPocketを有料で使いたいやつなんていんのかよという話であるが、ここにいる。理由はたった1つで、「記事にマーカーをたくさん引きたい」から。Pocketは無料版だと1記事につきハイライトが3か所にしかひけない。たったこれだけの理由で月額500円っていうのも割に合わない気がするのだが、代替サービスどんだけ探しても出てこない*2ので、いまの無駄課金サブスクをやめたらこれに入る勇気もわいてくるかなと…

それにしても月額プランと年会プランあって、年会だと少し安くなるっていうのがさらにめんどうくさい。とりあえず月額で入ってみて、かなり使いそうだったら年会プランへの移行も検討したいと思います。

 

おわりに

総額でいくら無駄に払ったかを数えるのは恐ろしくてしませんが、勉強代だったと思うことにし、今後は

・毎月ちゃんとクレカ明細を観て、身に覚えのないサービスに課金していないか確認する(自分が「このサブスクに入っている」と認識できていないものはやめる)

・何か1つだけの目的のためにサブスクに入ったら、当月で退会を心がける

の方針でやっていきたいと思います。

 

 

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*1:全然観とらんやないか

*2:LINERというアプリがマーカー引き放題なのだが、Web記事を読んでいてPocketに保存→それをLINERで開いてマーカー→再度読むときにLINERで読まないといけない、っていう動作が面倒すぎるのと、LINERはWeb記事に広告が出てきて読みにくい

ウルトラマン偏差値0人間によるシン・ウルトラマン感想

「タロウとかセブンとか父とか母とか、色々なウルトラマンがいるが、彼らは別に家族というわけではない」という知識*1しかない状態で観たシン・ウルトラマン、おもしろかったです!

一緒に観たフォロワーがすでに4回目の鑑賞で、初代ウルトラマンのドラマシリーズも観てるファンだったのであれこれ解説してもらいましたが、後世のために「初見の感想」を残しておきます。当ブログでは、初見の感想は処女の生き血と同程度の価値があるという国際初見感想学会の提言への支持を表明しております。

 

初見の感想には処女の生き血なみの価値がある。私の好きな言葉です。

 

 

鑑賞前の私の知識

冒頭で「たくさんいるウルトラマンたち(?)たちは他人」ということだけ事前に知っていたと書きましたが、映画を見てぼんやーりと、あっこれはわかる、と思ってたことを念のため書きます。

 

・手をクロスにしてスペシウム光線が出せる

・3分たったら胸についてるタイマー鳴るとかなかった?(※シンウルトラマンには描写なし)

・バルタン星人とかいなかったか?(※シンウルトラマンには描写なし)

 

以上です。ご静聴ありがとうございました。

 

ウルトラマン知識0が見た初見の感想

・人間がウルトラマンになるという設定をガチで知らなかった

斎藤工が変身したとき「え!?!?!庵野さんのオリジナル設定なのかな!?!?!」ってめちゃくちゃ驚きながら観ましたが、初代のドラマ1話からこうだそうですwww

本当に知らんかった。ウルトラマンという宇宙人やと思ってました。というかウルトラマンという宇宙人であることは真実なんだけどこんな複雑な設定があったなんて…

 

ウルトラマンって味方なんだ…と思った

人間と意思疎通ができる生命体であるということも全然知らなかったし、シン・ゴジラ観たときも「ゴジラってこんな明確に敵なんだ!?」と思ったので、今回も「ウルトラマンって、設定上味方って決まってるんだ!?」って思いました。

よく考えたらウルトラマンには名言があるっていうのはおぼろげに知ってたはずだから、しゃべれるって知ってたはずなんだけど、映画見てウルトラマンが外星人同士でしゃべってるのとか見て、こんなに知性ある感じなんだ!?ってなんか思った。

ゴジラは完全に人間と意思疎通がとれない生命体(≒敵)として描いてたから余計に思ったのかも。

 

ウルトラマンって赤とシルバーのイメージだったけど、元は全身シルバーだったの??

そんなことはないらしい。

 

ウルトラマンって怪獣を倒す立ち位置なんだね

そもそも、怪獣は地球から(しかも日本の海や地底から)現れる生き物で、それを宇宙から来たウルトラマンがやっつけるという構図なの、初めて知りました。

シンゴジラが完全に人間vsゴジラだったから、ウルトラマンって立ち位置的にどこの人(人?)?と思ってましたが、そーいう設定なのね!と思った。

ウルトマランが多分善人(人?)であるというイメージはおぼろげにあったんだけど、人間は善サイド、ウルトラマンも善サイドとしたら、ウルトラマンは誰と何するんだろう?と思ってました。怪獣が出てきて、怪獣とウルトラマンが戦うんですね。

 

・そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン

上に付随する話ですが、なんでそんなに人間を好きでいてくれるの…?

ティザーポスターでも使われていたセリフなので本当に印象的でしたが、別に今回の映画に限らず、「ウルトラマンは人間を好きだから人間を守るために怪獣と戦っている」っていう設定自体に驚いた。

そんな自己犠牲的な宇宙人だったなんて…?

もちろん宇宙観点から見て平和を維持したいとか色々そっちの事情はあるんだと思うけど…それにしても…意外すぎる。なぜそこまで…

 

・そもそも今回の映画の脚本は初代ドラマと同じストーリーである

初代ゴジラのドラマ版をうまくつないで現代版にまとめた感じらしい。知らんかった。展開をまったく知らんかったので、全部新鮮に面白かった。*2

 

・青と金のウルトラマン、誰…

セブンとか父とか母とかがいることは知ってたのに*3本当に初めましてのウルトラマンがキーキャラで出てきたので、あっそんなタイプの方もいるんですねと思った。

 

ウルトラマンにはリピアという本名がある

まあ、言われてみればあるよね…と思ったが、こちらは庵野さんオリジナル設定らしく、もう初見には何が何だかでした。でもリピアって名前、涼やかでおしゃれだしあってる。*4

 

映画の全体感想

知識0でも普通にめっちゃ面白かったし、CGのクオリティとかもすごくて、お金かかってる重厚な映画を観たぞー!!という満足感、充実感すごかったです。怪獣モノが大好きなひとたちが作ったんだろうな~というロマンもたくさん感じました。

幼少期にまったく特撮を通ってこなかったため、怪獣ものも大人になってから後天的にちまちま観たくらいなのですが(でもシン・ゴジラとKOMくらいしか観てない)、そもそも「この世には『怪獣もの』というジャンルがある」ってことも最近知った身ではありますが、シン・ウルトラマンもなんていうか、こういうのが大好きな人たちが大人になって自分で企画製作して発表したんだなー!というのを随所に感じました。

初代ウルトラマンを知ってる人ならたっくさんオマージュシーンわかるんだろうな~と思うので、そういう小ネタ解説みたいなのあったら読んでみたい!

あと、結構各所で見かけた気がするセクハラ描写問題はあーこれかー!と思った。まぁ、きもいと思います。長澤まさみをこんなふうに撮るなんて失礼すぎるし観ててかなり居心地悪くなったから、これがなければ評価がかなり変わってたんじゃと思うだけに、なぜこんなことを??と思う。なぜ?って思うのは多分、シン・ゴジラでそういう描写が一切なかったっていう信頼感を裏切られたと感じるのかも。監督は庵野さんではないということがこういうところにも出てたりするのかなあ…。個人的にクリエイターが何かにフェティッシュを感じてそれを撮りたいと思う気持ちは大事だと思うのですが(宮崎駿がメカと美少女、新海誠が童貞ボーイmeetsガール、細田守が家父長制的日本家族とケモショタを、いつまでもいつまでも描いているように…)もちろん批判はされるべきだし、今回の長澤さんの撮られ方はどこも擁護のしようがないでしょう。代わりに怒ってあげたい。今後も庵野さんプロデュースで東映リメイク作品が続く気がするし、根幹には製作人の情熱とロマンを感じるし、邦画でここまでのクオリティのものってなかなかないから、改善してほしいなーと思う。

フェチ撮影でいえば、最初のシルバー版ウルトラマンはすっごく綺麗に撮ってるなあと思った!!!長澤さんが「…きれい…」ってつぶやくシーンがありますが私も同じことを思った。登場の仕方がかっこよすぎるし、スーツ(いや、あれが肌なのか?)の銀色の光沢感や、巨大なサイズ感とか、無表情でミステリアスな雰囲気、めちゃくちゃ強いのが観てて伝わってくること…などなど、すっごくこだわりを感じる美しさでした。

私は人生で初めて見た仮面ライダーで「仮面ライダーの顔が虫みたい」という幼稚園児感想を持ったレベルの特撮0偏差値人間なので、コスチュームものを見て「きれい」って思ったこと自体が初めてでどきどきした!!

あと、米津さんは本当に主題歌つくるのうまい~おしゃれすぎる~~

山本耕史は最高でした。二枚目なのに、あやしくておもしろい男も超似合うよね。

 

 

全体的には、シン・ウルトラマンも面白かったんだけど、「シン・ゴジラって本当に隙のない映画だったんだな…」とも思った。俳優の使い方も、日本映画に類を見ないキャスティングだし全部ぴたっとハマっててすごかった。政治劇・会話劇でエンタメをつくるっていう斬新さも驚いたし、ゴジラを311のメタファーとして描くことによるメッセージ性、日本発祥のコンテンツを使って、日本だけが2度経験した痛みを表現した、日本にしか撮れない映画を観たという実感も含めて、完璧な映画だったなと思う。

似た映画を期待して観に行ったけど、結構違うアプローチのものだったのかな?とも思った。シン・ゴジラは「スクラップアンドビルドで国を立て直そうとしてきた人間を信じる力」みたいなことを感じたけど、シン・ウルトラマンは人間焦点よりももっと、ウルトラマンと人間の関係性を描く話だったのかも。

これ以上は私の知識がないので描けないが、でも、ほぼ知識がない人でも「あーおもしろかった!!」って思える映画体験でした。

 

あとは、これはシン・ウルトラマンに限らずなんだけど、こういう賛否両論が出るコンテンツに対する自分の感想の持ち方について最近考えてたことについてより考えるきっかけになった。今日一緒に観たフォロワーはどちらかというと大絶賛したいらしく、そのぶん、賛否両論あるから称賛ツイートをしづらいらしい。私の周囲の友達の感想もわりとバラバラで「ストーリーはおもしろいだけに、セクハラ描写が不必要すぎて、逆になんで入れた?って思う」とか「ストーリーもキャスティングもシン・ゴジラの方が好きだった」とか、こう書くとネガっぽくなっちゃうが、とにかくまあ、どこに焦点をおいてみてるかでかなり感想が変わる映画なのかも、とも思った。私は「ウルトラマンの基本知識がない状態で観てびっくりしたこと」と「シン・ゴジラと比較しての感想」がメインの視点になっていると思う。

まあ人それぞれ感想が違うのは当たり前だし、長年オタクをやっていると「人が好きって言ってるものは否定しない」には気を付けているほうだとは思うのだが、それでも、うまく話せなかったなー思うことはいまだにある。やっぱり、自分の意見に同調してもらいたいって気持ちで話したときに相手から共感をえられないときの居心地の悪さってあるし、逆もまたしかり。

なんか、数年前くらいからインターネットって「誰も否定されない、優しい世界」が市民権を獲得しすぎてて、こういう、映画の感想も「全員が明らかに批判ポイントだと思った部分(今回でいう、長澤さんの撮り方やシャワーに関するくだり*5 )」以外は否定しづらい風潮はなんとなくある気がする。

それでも私は最近、自分が見て思ったことは自分だけの感想だし、有識者の考察読んで自分の感想みたいにしちゃってるほうがきもくないか?と思うようになった。感想に正誤はないが、考察/批評には正誤がある*6ため、つい、有識者の意見を読みたくなる気持ちはかなりあるのだが、最近はそういうことしないように気をつけよう、と思っていて、自分がそのとき思ったことは、そこに正誤をつけず、「そう思った」ってことを単純に大事にしたいなーと思うのであった。自分の感想に誰かが共感してくれるのはたしかに快楽なんだけど、そこに依存しないようにしたいと思います。

 

何の話?ってとこに飛躍しましたが、おわりです。

 

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*1:この情報すら1か月前にウルトラマンオタクの友人が唐突に語りだしたことで知った

*2:原作ではどっちも生き返るらしい。そうなんかい!?

*3:でも造形は思い浮かびません。すみません。母がツインテールだったような記憶はおぼろげにありますが、全然違ったら本当にすみません

*4:フォロワーの解説によると、外来種の花の名前で花言葉にもメッセージ性があってうんぬんかんぬんらしい、いいですね~!!

*5:シャワーに関するセリフまじで2回はいらんやろと思った

*6:存在しない出典や間違った読み解き方をもとにした感想は考察ではなく妄想

おじいちゃんとのお別れ

ここ数週間程で覚悟はしていたつもりだったが、母方の祖父が亡くなった。

 

 

おじい、倒れる

元々祖父はここ数年は認知症で、1年と少し前に祖母ともども施設に入居していた。私や母のことはわからなくなっていたものの、身体は健康で、長生きしそうだなとなんとなく思っていた。

状況が一変したのは4月中旬で、母から「おじいちゃんが転んで頭を打って、一時期は危篤と言われたんだけど、今は落ち着いて小康状態になりました」という連絡がきたのであった。あわてて電話で状況を聞いたら、転んで病院に運ばれたときは頭の中が血でいっぱいで止まらず、「あと24時間くらいだと思うので、ご家族の方を呼んでください」とお医者さんに言われるというガチ寿命宣告があったらしい。

ところが生命力のある私のおじいは自力で血を止め(!?)、翌日にはなんとおしゃべりまでして病院の大部屋に移されたのであった。戦前に生まれた人間の強さよ…(?)

それでも、この連絡が来てからはなんとなくずっと落ち着かず、仕事をしながらもふとおじいのことをが頭に浮かぶと鼻の奥がつんとする日々だった。その日が迫っている、という感覚。ここ数年は数えるほどしか会っていないおじいではあったが、それでも、死は喪失で、喪失は悲しみだった。私の母は、祖父が病院に運ばれてから亡くなるまでの数週間は、いつ夜中に呼び出されても運転できるようにお酒を飲まなかったといっていた。普段、キッチンドリンカーなのに…(笑うところ)

 

祖父の延命治療を、母が断る

祖父は一命をとりとめたものの、転倒して骨折もしていたり、あちこちに手術が必要な状況ではあったようだ。ただ、大掛かりな手術や骨折などの外科手術をするにもベースとなる健康(?)がいるのであって、私の母とそのきょうだい(母の姉、つまり私の伯母)は、今後流動食をするかしないか決めてくださいと言われたようだった。要は、延命治療をするかどうか、という質問だった。

数年前に父方の祖父が入院したときは、配偶者である祖母が元気だったので彼女の判断ですべてが決定したのだが、今回の母方の祖父の場合、配偶者である祖母も軽く認知症が始まってしまっており、祖父もなーんにもエンディングノート的なものを残していなかったため、子供たち(私の母たち)が決定しなければならない状況だった。という状況共有をさらっと言っていたけど、責任感の強い伯母は「こんなことを私が決めないといけないなんてーー!!!」とかなり精神的に消耗してしまったらしい。誰だって神様にはなりたくない、まして自分の親の命の決定権が急に自分にゆだねられたら怖いと思う。

その後結局どうしたかを母は私に電話してこなかった。そういうことを子供には共有しない人だ。母と伯母が二人で納得して決めたことならだれも何も言わないに決まっていたが、それでも、こういう判断を、しかも短期間で決定しなければいけない状況で、自分たちでそれを決定するってすごいことだなあとしみじみ思った。誰にも相談しないって、要は、決めたことをただ背負うということだと思う。法治国家に生きていると、自分が誰かの命の決定権をもつことなんてなくて、法が決めるのが当たり前と思っていたけど、本当は誰しもが人生で1~2回くらい、人の命の期限を決める瞬間があるのかもしれない。そういうことに人生で初めて気づいた。

 

お別れの日は突然に

もう少しでGW突入だ!という夜に母から、先ほどおじいちゃんの容体が急変し亡くなりました、というLINEがきた。連絡がきたときは外にいて、家に帰ってから母と少しだけ会話をしたがちょうど病院で色々手続きをしていたり、精神的な疲労もあってかかなり言葉少なだった。会社に忌引連絡をいれ、翌日の飛行機のチケットをとって、早めに準備して寝なくてはと思いながらもあんまり何も手につかなかった。なぜかふと、HIKAKINも最近おじいちゃん亡くなってたな…と急に思い出して、Youtubeで動画を見た。私はたぶん人生で初めてHIKAKINの動画を見たかもしれない(嫌いとかじゃなく単に通ってこなかった)。


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ああ~悲しい~と泣くHIKAKINを見て、私も涙がでた。高齢の祖父が亡くなるというのは、ある程度もう仕方ないことでもあり、人間ならみんな通る道で、辛くて悲しくて仕方ないということではなかったが、それでも素朴に悲しくて、まさにここでHIKAKINやSEIKINがしみじみ語るような「田舎のおじいちゃんが亡くなって悲しい」「ほんとにかっこいいおじいちゃんだったよねえ」っていうのとすんごい近い感情をもっていたので、この世に同じような経験をして同じような気持ちになっている同世代の人がいる、ということで妙に心を落ち着かせることができた。

 

コロナ禍でのお葬式

コロナ禍なので、通夜と葬式から初七日までを全部1日でやってしまうスタイルだった。最近流行ってるんだって。

施設に入居している祖母を当日の朝に迎えに行き、一緒に斎場まで向かった。もう行きの車の中から祖母が泣くので、それを見るのが一番胸が痛かったかもしれない。記憶にあるよりもずっと小さくなっていたおばあちゃんの、つるつるできれいな手を握って歩いた。幼いころはおばあちゃんが私の手を引いて歩いてくれていたはずで、いつの間にか私がおばあちゃんの歩く速度に合わせて手をつないで歩くようになっていた。切ない気もするけど、年を取る、老いるってこういうことだよなぁとしみじみ思う。コロナの影響もあり祖母の住む施設に行っても面会時間15分しか会えないので、1日中祖母と一緒にいられたのはよかった。こういう風に、長い1日をおばあちゃんと過ごすのは、もう人生で最後の一日なのかもしれなかった。

家族葬で、孫全員、ひ孫の一部も集まることができて、みんなで見送ることができてよかった。別に誰も泣く予定はなく、どちらかというと、大往生~!という感じだったのだが、おばあちゃんが出棺前に「私がワガママで迷惑かけたわね…」などと言ってしくしく泣くので、一族全員もらい泣き。笑

涙は流したものの、良いお別れだったと思う。

遺影を見ながら、母も祖母も、私のいとこたちも、おじいちゃんはかっこよかったと口々に言っていたのが印象的だった。たしかに、昭和の人にしては背が高く、鼻が高くハンサムな顔立ちのおじいちゃんだった。優しくて、自立していて、いつもおもしろいことを言っていた社交的なおじい。おじいちゃんのしゃべる筑豊弁、全部なつかしい、忘れないよ。

 

葬式も焼骨も、生きてる人のための儀式なんだな…

ひととおりお葬式が終わり、火葬場へ。焼骨の前も礼拝と最後の挨拶をして、棺を火葬炉へ運ぶ。そのときスタッフの方に、「焼骨開始ボタン(?)をスタッフが押しても家族が押してもいいけどどうしますか?」って聞かれて、叔母が「いや…お願いします(笑)」って言ってたのが、なんか、まぁそうだよなって思った。モリのアサガオを思い出す私であった(思い出すな)

1時間半ほど、控室で親族でダラダラしゃべり、さっそくからあげなどを食べた。昼間は精進料理しか食べなかったので、肉がうまかった。

そうして、骨になったおじいちゃんと対面。焼骨に立ち会うのは人生で2回目だったが、毎回、その凄みに感嘆する。頭部からだんだん足に向かって体の部位を1~2個ずつ、親族1人1人が箸で拾って壺に入れていくという作業は、まさに「儀式」という感じがして、頭の中にritualという単語が浮かんだ。全世界、未開の部族とかも含めて、どんな民族や宗教の人も、人が死んだら何かしら弔いをするのではないかと思った。いるのかな、この世には、人が死んだらその瞬間にモノとして扱うみたいな種族。世界のどこかにはいそうな気もするけど、おじいの骨を壺に納めながら、それでも私は、こうやってゆっくり骨を拾うという作業が大事なんだということをひしひしと感じていた。手厚く弔うっていうのを形にしたのがこの作業で、こういうのを弔いと呼ぶんだなぁという原始的な体感。この人のことが大切だったなぁという気持ちにしてくれて、死と向き合うことができる。

夜中に祖父を看取ってくれた当直のお医者さんから、体を洗ってくれた看護師さん、死化粧してくれた葬儀屋の人、火葬場で働いている方など、1人の死に何人もの方が関わっているのをこの目で見て、本当に頭が下がるな~と1日に何度も思った。普段あんまり見ることも意識することもないけど、人が死ぬと結構やらなきゃいけないことがあり、それを親族の代わりにやってくれる職業の方がこの世にはたくさんいる。普段あまり目にすることのない職務の方たちなので、単純に興味深かったし、静かに感謝の気持ちだった。

 

そして思考はあさっての方向へ…

こうして、おじいちゃんとお別れしてきました。

祖父の死という機会を通して久々に親族で集合し、普段東京で一人暮らししている自分がまったく考えていないことを色々考えた。いつか来る自分の両親の介護や死について、少しずつでも準備や勉強をしていかなきゃいけないんだなぁと思ったし、もちろん悲しみもあるけど、「人が死ぬときに必要な手続き」の話を前より聞くようになり、私も年をとってきているのを感じる。

母が祖父にしたことを、いつか私が両親にできるのだろうか。ていうか、するの?何もわからん。そして、「何もわからん」って言っていいのは何歳までなんだろう。

人は皆老いる。いつかは死ぬ。そして、私の家の場合は基本的に親族の仲も良好なので、介護や死の場面では配偶者や子供がその世話をすることになるでしょう。ひとりで地元を離れ、東京で独身の私は一体どのタイミングでこのコミュニティに入るのか?自問自答は尽きなかった。

 

他にも色々、仲の悪い親族との関係性に心かき乱されたり、家族からの重い期待にどこまで反応すべきなのかという問答で、東京に戻ってきてからも心に雑念ばかり生まれあまり集中できていない。仕事が始まったらまた東京モードの私に戻るんだろうなあ。東京と地元で、ますます二重人格が加速している。どっちも私だけど、どうせうまく統合できないなら、スイッチの切り替えくらいは素早くできるようになりたいね。

 

 

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中国のメイク変身Tiktokerがみんな使ってる、ハイライトとコントゥアが一体化したスティックを手に入れた!

こんにちは。

 

みなさん日頃ネットサーフィンをしていて、中国版Tiktokでメイクで大変身する方々を見たことがあるのではないでしょうか。見てて楽しいですよね。技術もすごいけどエンタメ性がすごいですよね。

そして何本か見た方は気になってくるのではないでしょうか。

「みんな同じアイテム使ってるな…」と…

 

私の観測範囲内だと、

・冒頭に顔中に泡を吹きかける洗顔

・紫の外観のチューブタイプの肌が白くなる下地(←これは中国にはこの下地しかないんかってレベルでみんな使ってる)

・YSLみたいなコンシーラー

などは使ってる方が多いことに気付くと思いますが、中でもダントツで気になるのがこちら。

 

この!ハイライトとコントゥア(ノーズシャドー)が2in1になってるスティック!!

まじで全員使ってないか!?!でも日本で使ってる人は見たことない!!!

 

本当にみんな使ってるし、普通に便利そうすぎてほしい。でも目を凝らしまくってもどこのブランドの何なのかわからん。「中国 ハイライト コントゥア スティック」等で検索しても類似品しか出てこないし、Twitterでワード検索しても私のように「中国のTiktokerが使ってるあれどこの何??」というツイートしか出てこない…

Amazon楽天はもちろん、Qoo10、BUYMAはおろか、Ali Expressでも出てきません。グローバル化した世の中、「めちゃくちゃ見るのに買えないもの」が存在すること自体が、もはや珍しい。

 

そんなアイテムを手に入れることができました。

やったー!!

 

SHEZI(奢姿)DELICATE FACIAL FEATURES MODIFICATION(8g)

と書いてあります。たぶん、ブランド名がSHEZI(奢姿)っぽい。

 

箱の裏にDELICATE FACIAL FEATURES(奢姿魅顔双色修容棒)と書いてあり、まったく読めないのになんとなく意味がわかるような気がするから漢字ってすごいですね。昔、漢字を伝来してくれた人ありがとうという気持ちになります。

顔を魅力的に修正・美容してくれる2色の棒!!

 

スウォッチ

結構見たままのクレヨンみたいな質感です。コントゥアは色が濃すぎず、シェーディング初心者の私も使いやすい!最近、小顔になりたいがあまりにシェーディングに興味が出てきているので頑張って練習したいと思います。

 

さてなんでこんな記事を書いているかというと、単にうれしかったので書いてるというのもありますが、日本語でまだあんまりこの世に情報がなさそうなので、インターネットの海に流そうかと思ったわけです。私のように検索している方がいるかと思うので商品名についてはご参考ください。

ここからがまったく参考にならない話なのですが、私がどうやってこれを入手したかというと、中国人の友達が帰省するタイミングで買ってきてもらいましたwww

 

中国人の友達が中国系企業に転職したのを機にちょっと帰省していたのですが、そのタイミングでLINEしてて「このコスメ知ってる?中国で有名?」と聞いてみたら、「知らん」という返答が。ただなぜかその数週間後に「もしかしてこれ?」と連絡がありました。

 


日本円にして1000円くらいのプチプラアイテムだそうです。日本でいうドラッグストアコスメ的な立ち位置なんかなぁ?と聞いてみたところ、彼女いわく「別に街中で見かけるブランドという感じではない。そもそも中国はなんでもネットで買える」とのことで、彼女が中国に滞在している間にアリババで購入してもらい、日本に帰国したときにお土産としてもらいました。

私のほうでもちょっと調べてみたのですが、日本からアリババを使うのはアリエクよりもハードルが高そうで、輸入代行や個人輸入するしかないのかしら…?と思っておりました。

ただ今調べてみたところ、「中国 ハイライト コントゥア スティック」とかで検索するとなかなか出てこないですが、「SHEZI」で検索するとQoo10や楽天ではヒットし、日本からでも購入できるようです。

もし気になっている方がいたら参考にしてもらえたらと思います。

 

おわり。

 

 

余談ですが最近、オタ卒してしまい(笑うところ)、本当にブログに書くコンテンツ感想がなくなってしまった…のですが、一方で日記とか備忘録的に、思考のログとして書きたいことはポツポツあるので、ちまちま書いていこうと思います。コロナ禍で考えたことって、老後読み返すと面白そうじゃないか?おてすきの方は読んでいただけたらうれしいです。

 

本当におわり。

 

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