この景色を見たかったし見てほしかった/ヒプノシスマイク7th LIVE SUMMIT OF DIVISIONS感想

DAY1はライビュで、DAY2は幸運にもぴあアリーナMMで観れました!ヒプマイにハマってから初めての有観客ライブで、現場入りできたことにただただ感謝… 

 

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私は簓くんの登場からヒプマイにハマった者で、今までも配信形式で何度もライブは見ていたけど全部無観客のスタジオ配信だけだったので、「観客のいる場でパフォーマンスするキャストたち」自体をリアルタイムで観るのは初めてで、そういう意味でもわくわくでした。ヒプマイの楽曲はコーレスの入っているものも多いし、声出しNGでどうなるかなとは思いつつ…

 

で、DAY1の1曲目が『Division All Stars+』だったんですけど、昴くん「そっちの調子はどうだい?」って放った1バース目でもう泣きました。笑 もちろんこの状況とは関係ない歌詞なんですけど、どうしても重なるっていうか、初めてインタラクティブな場で会えたね!!っていう感動があまりにも強くて…涙…

そのとき私は、自分がこのLIVEを見たかったという気持ちはもちろんあるけど、幕布が落ちた瞬間にキャストが見たであろうアリーナ一面に広がるリングライトを想像し、「キャストのみんなにこの景色を見て欲しかった」と本当に思ったのでした。

 

キャスト感想からいきまーす!

(OPムービーの作りがよすぎて、普段とクレジット逆順にすることでわくわく感加速だったので、その順でいきます!)

18人分書くってだけで腰が重くてLIVE後こんなに時間経っちゃった。笑

 

  

キャスト感想

 

ゴヤディビジョン

パフォーマンス観るたびにゴヤを応援したくなっちゃう。3rd、ほんと期待したい!!

 

波羅夷空劫(葉山翔太)

DAY1の衣装好きだったなー!サルエルじゃないの初?だよね?スキニーでもブーツカットでちゃんと空劫くんらしさ出ててよき。この一枚目のポーズあざとい…かわいい…

 

DAY2のサルエルも可愛かった… 毎回律儀に赤髪に染めてきてくれる葉山くんだけど、今回の髪型一番似合ってたと思う。

 

葉山くんの何がすごいって、ステージを掌握する力だと思うけど、同時に、なんといってもあの舞台度胸だと思います。まだ25歳ってマジか!?共演している先輩たちからも「憑依型」「意識するだけじゃあそこまで雰囲気を変えられない、先天的な才能だと思う」などなど言われている葉山くん。ステージ上で、カメラの前で、自分をどう魅せるべきかわかりすぎててすごいし、声優なのにってとこもすごい。どこかで習ったのか、それとも本当に天性なのか気になる。あの板の上での余裕すら感じさせる振る舞い方って本当に空劫そのものだし、ゴヤ全体どころかヒプマイ全体のパフォーマンスを底上げしてるとすら思います。

普段あんなふにゃふにゃしてるのに、空劫くんでラップしてるときドスきかせてお経みたいな読み方するの本当好きなんだよなー。。本当に、葉山くんを発掘してくれたヒプマイ製作陣に日々感謝。

 

四十物十四(榊原優希)

ゴヤって2番手十四であってる??笑

DAY1とDAY2、ちゃんと金メッシュ入れてどっちも衣装ゴシックで超かわいい!いつもこのポーズなの一生懸命でかわいい。笑

きーくん、たぶんキャストの中で一番地声とキャラの声に差があるひとだと思うんだけど(地声のまま演技するときもあるけど)、歌の中でも高い声のパートと低い声のパートあるから、使い分けるの難しそうって思う。

Nirvana!!の声かわいすぎる〜〜〜

明らか葉山くんがスター性あって目立つ中で、葉山くんがずっと「十四ががんばっててエモい」みたいに背中を押してるとこが空劫十四の関係性と重なるのがいいんだよねえ。年そんな変わらなそうなのに先輩後輩の関係が見えるのも一緒でかわいい。笑

 

天国獄(竹内栄治)

リア恋なんだわ*1

Glory or Dustの「特にアイツにゃ負けらんねえよ 結局根っこは曲げらんねえよ」の歌詞がめちゃめちゃ好きで、ってめんどくさい2択おじさんな面が目立つけど、それを”結局根っこは曲げらんねえよ”って言わせるの秀逸ー!

竹内さんもダンス経験がないって言ってたけど、見せ方うまいよなーって思う。ドスのきいたラップが好き!葉山くんときーくんといるとき女子校の先生みたいなポジなの超好き。笑

 

オオサカディビジョン

なんだかんだいちばん好きなキャラはかな〜〜〜って思ったので、オレンジのリングライト振りました。

 

白膠木簓(岩崎諒太)

今までスーツの衣装が多かったけど、このオレンジのゆるゆるめ衣装一番似合ってると思った!!

 

 初日のカメラスイッチミスももはやいい思い出。笑

 

 

岩崎さんと何もかも真逆!って思うときもあれば、マジでを感じるわ…って思うときもある、不思議なひと。

葉山くんとは対照的に、なんかずっとテンパってる岩崎さんなんですが、でもこの仕事のこと大事に思ってくれるのひしひしと伝わるから岩崎さんのヒプマイ仕事見るたびに大好きになっちゃう。笑 あと最近気づいたけど、質問に対して大喜利的に答えるのは苦手っぽいんだけど、誰かのボケにボケ風に突っ込むのはやたら上手くて、関西出身の底力感じます。笑

こんなに踊れないのに逆になんでラップ上手いんだよ!?!?!って毎回おもうw どこでリズムとってるんでしょうねえ〜。

 

躑躅森盧笙(河西健吾

 

河西さん、最初の方のヒプマイ仕事では標準語でしゃべってたのに最近は関西弁フルスロットルで出してくれるのうれしいーー。実際のところ岩崎さん以上に踊れなさそうなんですが、河西さんのプロだなと思うところは隙を見せないっていうか、照れを見せないところだと思います。

 

天谷奴零(黒田崇矢

 オーラ強!!よくこの仕事うけてくれたなーってしみじみ思う方。実際黒田さんがかなりひっぱてくれてると感じる。ブクロとのバトル曲で天ちゃんの後ろで昴くんが変顔してて黒田さんの顔が笑っちゃてたエピソードおもろすぎる。

 

シンジュクディビジョン

会場でシンジュクリングライト振ってる人心なしか少なくね?って思って、ますます、シンジュクって金使う客がついてそうという私の仮説に信憑性が増した(褒め言葉です)。

 

神宮寺寂雷(速水奨

 シンジュクのいいところって、3人とも落ち着いてて自然体で、木島さん伊東さんが素直に速水さんを尊敬してるっていう構図がまんまキャラたちの関係性と重なるとこだと思います。見てて安心するもん!オオサカでは黒田さんがかなり2人の兄貴ポジだけど、速水さんは2人と同じ目線に立とうと意識してる感じがして、そういうとこもそれぞれの関係性出てるなあって思う。

速水さん、いつも素敵な感じで、素朴なボケを毎回入れてくる感じツボw シンジュクだけでなく、なんとなくヒプマイキャスト全体を精神的に支えてるような感じがするのもすてき。

 

木島隆一(伊奘冉一二三)

 

木島さん、気持ちを文章におこすのがうまくて、厳しさ(自分にも他人にも)滲み出るツイートどきどきするよな…

最初のライブのときは自分は全然一二三になれてなかった、速水さん伊東くんが引っ張ってくれてキャラに近づけたって話す真摯なところ、緊張してしまう。一二三のことを理解する努力を惜しまなくて、かっこいい一二三を見せようと意識してくれるのが伝わってくるから!!チャラい喋り方もイケボな喋り方も自由自在ですごい。声出しOKになったらシャンパンゴールドかパーティーを止めないでで咲きたいよ〜!

でも今回会場入って気づいたんだけど、一二三のパートって声出せなくても手の振りだけでコーレス表現できるの多くて、やっぱ一番の盛り上げ担当やなーって思いました!!

 

観音坂独歩(伊東健人

落ち着いてて大人っぽい雰囲気が魅力的で今回の衣装も独歩らしくて似合ってた!木島さんと並んで速水さんを素朴に尊敬してて、矜持も伝わってくる。シンジュクの、他divと比較して地に足ついた雰囲気を牽引してるよなぁと思います。何回もシャウトするパートがあって喉飛ばさないのプロやなあ〜。

 

シブヤディビジョン

事前予想いっときますが、私、2nd Battleの優勝シブヤやと思います。笑

今回、チーム曲もバトル曲もシブヤがいちばん良い曲もらったなと思った!!!そしてストーリーの流れと、今回の楽曲と進むにつれて、キャスト3人の絆もキャラクターたち同様、どんどん深まっているのが見ててわかるのがすごい。勝たせてあげたいってファンに思わせる力が強いし、なんといってもキャスト3人が「シブヤの3人を勝たせてあげたい」って目線でキャラのことを想ってるのがすごすぎる。

 

飴村乱数(白井悠介

 

衣装どっちもよかったけど特にDAY2が好き!

しらいむって相当面白い人で自由人なイメージが強いけど、その一方でキャラクターのことを理解して表現する力が突き抜けてて、乱数のいちばんの味方であろうとしてることがびしばし伝わってくるとことが、声優さんやなあ〜!!って思うのです。前のLIVEのときに、勝ちたいじゃなくて「3人を勝たせてあげたい」って言い回しを使ってたことや、今回のLIVEでは「乱数がいて僕がいて、幻太郎とそうまがいて、帝統とのづがいて、3人で…6人でここまでこれた」みたいな言い回しで挨拶してたの、本当にすごいと思って感動してしまった。

そうまくんしらいむのことを「変なことばっか言ってるけど、だからこそなんかこの人についていけばなんとかなるって思える」みたいなこと言っててなるほどなぁと思いました。

 

夢野幻太郎(斉藤壮馬

 

Twitterアカウント持ってないからいっつもLIVEのときのづくんのアカウントからツイートして文末に(そうま)って書くツイート芸を披露してくれるそうまくん天才…

 

LIVEのたんびに、そうまくんのお顔があんんんんんんんまりにもかわいすぎて、「カワイー!!!!!涙涙涙」って叫びたくなる。こんなキラキラのルックスの持ち主で単体で歌手活動もしてるちょっと毛色の違う(?)声優さんなので、そんなそうまくんがリーダー格でもない幻太郎役で参加してくれてるの、なんか贅沢に感じるなあ。

DAY2のバトル曲のとき、「終わりの鐘がなる(バーン♡)」って小声でいってたの天才すぎて目玉ひんむいた。

今回、お衣装がユニセックスな感じで、幻太郎の中性的な雰囲気も出ててよかったし何より着こなしてるそうまくんがすごかった。

 まじで #そまコレ、何…?????

 

有栖川帝統(野津山幸宏)

 

マジでラップがうますぎる。こういうバトルものでメンバーの1人がド新人って結構心細くなりそうなとこだけど、のづくんだったら相当力強いよなーって思っちゃう!

私はBlack Journey「Jack the line!!必要ないJustify I wannaだけで構わない旅路」が超超超パンチラインだと思ってるのですが、歌詞もさることながらのづくんの言い方が超〜〜〜かっこいいから印象に残るんよ。英語の発音がうまいのと、文章のどこに力をこめるかがうまい。

あとバトル曲で「だが関係ねえだrrrrrろうラップには!」っていうとこ、CD音源聞いたときから巻き舌すごいなーと思ってたんですが、LIVEで音源そのままの発音しててたまげました。人って歌いながら巻き舌できるん…??

 

ヨコハマディビジョン

会場が横浜だったので、浅沼さんが「ヨコハマまで来てくれてありがとよ」的なことを仰ってくれて、その言葉を胸に生きていきます…て思った。

会場見渡すと青のリングライト目立ってた印象。

 

碧棺左馬刻(浅沼晋太郎

 完璧すぎる。似すぎかっこよすぎ美しすぎ。

 

ぎゃーーー!ってなった、全世界待望の碧棺兄妹ツーショット!!*2

いつかこの2人での曲も出して欲しい、絶対出して欲しい(2回言う)。

 

もはや2.5キャストより見た目が左馬刻に似ている奇跡の配役。左馬刻左馬刻たらしめるものってカリスマ感だと思っていて、 浅沼さんのこだわりぬいたビジュアルや音にあわせて銃でバンする振り、ヨコハマ専用カメラを導入するほど多彩なカメラ向けの演出…などなど、細部にわたるまでつくりこみがすごくて、だから完璧と感じるんよなあと思います。

バトル曲の迫力もダンチで、「仲間だからな!」のところCDよりかなり力込めてるのでこっちの体温も熱くなりました…!!

 

入間銃兎(駒田航)

ヨコハマ、3人の並びがマジでいちばん実写版みがあるんよ。

駒ちゃんの声って独特やな〜と思います。唯一無二の腹黒優等生ボイス !会場で聞くと余計に、よく通る声だなーって思いました。

「気苦労多いな極道(ベンチャー)は(笑)」のとこが元々好きなんですけどLIVEだと左馬刻と応戦してるのリアルに見れて楽しかった!!

 

毒島メイソン理鶯 (神尾晋一郎)

 良い話だな〜!!w

 

神尾さん本人は落ち着いてるかんじなのにTwitterの言い回しにオタク心を感じるの好き…笑

 

Reason to Fightで一番CDと歌い方変えてたの神尾さんだったと思ってて、いつも抑えた低音の理鶯パートがあんな熱くなっちゃうともう全体が激アツになっててすごかった…!アーカイブ配信で一番見たのReason to Fightだった。

 

イケブクロディビジョン

ブクロ西口世界の中心!!(号泣)

 

山田一郎(木村昴

 DAY1、3人でガチ色違い衣装やったの見た瞬間泣きそうになった!!

 

 

 2年ぶりの有観客ライブだったのね…

 

昴くん、老若男女すべての国民に好かれるお人柄だと思うのですが、今回イケブクロが勝ち上がった理由のひとつはやっぱり、ヒプマイファンどのDiv推しでもみんな少なからず昴くんの熱意に応えたいという気持ちがあるからじゃないかなと思います。

やっぱり昴くんありきの企画だと思うし、昴くん「ヒプマイはもう仕事と思ったことない」とまで言ってくれるほどの気持ちで取り組んでくれてることがひしひしと伝わってくるので、ライブパフォーマンスを見るたびにもっともっと昴くんを大好きになって、イケブクロデイビジョンを応援したくなるのであった。

冗談でも、「一郎の曲エミネムに書いてもらいてえ〜!」って言うひとのこと応援せずにいられんくない!?笑

ラップが上手いのはもちろんのこと、仕切りもうまくて、あんなにかっこいいのに顔芸もおしまないし、トークのフリオチも上手だし、本当にすごいとこしか出てこない。「泣きそうになったわ〜!」ってよく言うのに板の上で泣いてるとこ一回も見たことないのもプロだなあって思う。

明らかに一番上手いのに、いつもいつも「弟たちかっこよかったっしょ!?」って言うとこも人間できてるっていうか…はるちゃん天ちゃんのことをもう本当にほぼ弟みたいに思ってるのもだいすきポイントすぎる。*3 

シブヤはシンプルに「3人を勝たせてあげたい」って思うんだけど、昴くん&一郎に関しては「この人の夢を叶えてあげたい」って思わせる力が凄いなと思います。

昴くんがリーダーだから、はるちゃん天ちゃんもこの人についていこうって思えるんだと思うし、3人の絆の強さ尊いですよね…

 

 

山田二郎(石谷春貴

Re:start!!!はるちゃんセンターで歌ってるの見て、改めて、Re:start!!!って二郎の歌だったのかあと思いました。ブクロ一郎が絶対リーダーとして今までずっと引っ張っていく構図の歌ばかりだったので、ストーリーのターニングポイントでこの楽曲が出たのは象徴的。

 

山田三郎(天﨑滉平)

 

かわいい少年声とLIVE中のバチバチパフォーマンスでおなじみ天ちゃん

 OKついてくよ兄ちゃん たまには頼ればいいじゃん♩(号泣)

 

中王区

ショッキングピンクリングライト出して欲しいし中王区楽曲のときは会場ピンクに染めたいよ〜!!声出しOKになったら絶対に「乙統女様ーーー!!!!」って叫びたい!

3人のお衣装は前回と一緒だったけど、でもこの衣装、正解中の正解っていうか、最高すぎて言葉を失うレベルやから、また見られて嬉しかった。

 

東方天乙統女(小林ゆう

乙統女様〜〜〜!!!あ〜もう本当にかっこいい!!かすれた低音が総理声(?)なんよ…

いっつも小林ゆうさんの黒髪ベースのインナーカラーがおしゃれで素敵なので、最近、こんな髪色に変えました。笑 

 

勘解由小路無花果たかはし智秋

無花果様〜〜〜!!!!!!(泣)

見てるこっちがハラハラするほどのハイヒールを履きこなして完璧にラップする無花果さま…実写化レベル1位だと思う笑

HIPSTER会員誌のインタビューで「無花果は露出の多い格好だけど、男性のためでなく自分のためにしてる」って仰ってて、解釈素晴らしすぎて泣いた。多分たかはしさん自体がそういう考えのお方なのだと思うし、そう思ってくれるひとが中王区キャラクターを演じてくれてることはヒプマイファンの女の子にとってとても意味のあることだと思うので…

内閣総理大臣姫カットで、警視庁警視総監がビッグリボンにミニスカにハイヒールに大胆な露出した格好な世界って、今の日本を生きる私からすると普通に夢の国なとこがいいんよな。ヒプマイのファンは多数が女の子で、かっこいい男の子たちが領地を奪い合うのを応援してるわけだけど、諸悪の根源ポジである「女だらけの政府」をReolさんの最強の楽曲と声優キャスト3人の圧倒的魅力で、「いや…最高の政府やん??」って思わせてくれるのが中王区の最高なところ!!

 

碧棺合歓(山本希望

 このツイートいいなあ…

 

ブレスレッドの設定覚えてくれてることにも感動やし待望の碧棺兄妹ツーショをのじょちゃんもあげてくれてうれしいな…

このエピソード、アフタートーク浅沼さん側からも語ってたんだけどどっちかというと「マスターピースのさあ…ピースのとこ…なんか…シブヤなのぉ…?みたいになってお兄ちゃんとしては…ちょっと…なあ〜〜〜!!!って言ったら、本番で、変えてくれました(号泣)wwwww」みたいな言い方してたのも印象的だった。浅沼さん左馬刻がシスコンであるという設定を要所要所で出してくれるの罪深い、もっとやってください!

 

とにかくラップが上手いのじょちゃん!!いつか碧棺兄妹で曲出して欲しいし、欲を言えば一郎空劫合歓ちゃんの同い年トリオで出してくれんかな笑

割と他人とつるまないタイプに見えるので、今回たくさん写真あげてくれてうれしかった〜!

 

 

Reolさんとの4ショット良すぎて…なんかもうReolさんも、中王区にいそうな雰囲気なのがたまらん。

 

中王区が他の6Divより高い位置でパフォーマンスしたのは、文字通り、立場が上だからってことですよね。かっこいいよ〜

 

ゲスト

めちゃくちゃかっこよかった!!。突き刺さるように伸びる声、いきなり本職の人が登場した感すごかった。かっこいいのと可愛いのはフツーに両立できるっていうのを”表現”で証明できる力を感じて、こういう方だからあの神曲『Femme Fatale』作ってくれたんだなあと感動しました。

「Reolさん」って”さん付け”でトレンド入りしてたことにReolさんファンの方が嬉しそうにしてくれてたのもいい思い出。

 

今夜はブギーバック」を歌ってくれたとき沸いた〜!30年以上ラップしててこんなに歌詞を深読みしてもらうのは初めて、みたいなMCしてくださり、オタクがすいません…って気持ちになった。笑 でもこういう日本語ラップの先駆者が協力的でいてくださることでヒプマイというコンテンツが育ってると思うので、感謝感謝です…

 

意味わからんくらいカッコよかった(涙)

書き下ろしてくださったSHOWDOWN、あああーーーめっちゃヒプマイなのになんかDragon Ashだああああああーーーーってみんな思ったと思う!!ヒプマイメンバーがDragon Ashさんの伴奏で歌ってる世界、脳バグりそうだった。早く楽曲制作のインタビュー的なもの公開されてほしいし、早くフルで聞きたい!!

てかせっかくDragon Ashさんゲスト生演奏してくれてたんだからフルで聴かせてくれくれてもよくなかったか!?!?!

 

 

やばい、もう19,000字や。セトリ感想はもう書ききれないので、バトル曲だけ!

 

バトル曲感想

 

Joy for Struggle

終始落ち着きのないオオサカと、振りもちゃんとキメてるブクロの対比 笑

ブクロが「Go オオサカ Go オオサカ Go!」のとき腕組んで頷いてる振りとか、「腹の底から声出せ」でお腹ポンポン叩く振りとか見てて楽しい!

一郎がどういう関係だったかはまだ作中ではぼんやりしてる中で「一郎、血の繫りだけが絆やない」「俺は才能より努力」は良い歌詞だな〜っとしみじみしちゃいます。一郎に「俺は才能より努力」って言わせるの、逆説的にってdisられるとこそこなんだ!?っていう萌えがある。天才の簓くんが好きだから…

てか早くMCD4人の曲も出してほしいよ〜!!TDDの曲超よかったし、いつかMCDもある…よね??実は作中で一郎空劫左馬刻はまだ会話したことがない*4ため、次のシーズンはここの関係性にスポットライトが当たると信じている。

そして今回初めて一郎との応戦があり「親父のように自分勝手には生きらんねー」って歌詞が、ドラマCDですらまだ詳細に明かされてない一郎の関係性を端的に表してて大好きです。

 

Light & Shadow

最初は抑え目で、だんだん熱量上がっていくのがかっこいい!

シンジュク「自分の手の届く範囲なら惜しまず手を差し出して助けようとする人たち」ゴヤ「根本的に人は人を救えないから傍で支えると決めてる人たち」っていう解釈が圧巻すぎて、そういう切り口でこの2divを対比させるのうますぎる…

サビの「運命を共にするシンジュク麻天狼」「命張れる家族ナゴヤBad Ass Temple」、どっちも各divを一発で表すかっこいい言葉だなーと思います!!この2divは相手を倒したいというよりどっちも自分との戦いが主なのも納得性あって好きです。「我ら麻天狼こそがディフェンディングチャンピオンのところを伊東さんが「この部分はファンのみなさんがくれた歌詞」と仰ってて、なんでそんな素敵なこと言ってくれるの?(泣)って思った。笑

シンジュク、果たして本当にディフェンディングチャンピオンになるのか…なったらなったで本当すごいことなりそうだけどw たのしみ。

 

Reason to Fight

今回のバトル曲の中で一番好きで、マジでそれぞれのキャラクターが自分たちで書いたんじゃないか?とまで思わせるディティールの凝ったリリックが最高!!この曲もらったキャストさんたちも嬉しかっただろうなーと想像します。自然とバトルに対する思い入れも加速させてくれる熱量のある曲。

好きな歌詞たくさんありすぎるんだけど、「覚悟の強度が違うのだよ」「絆の強さが違うんだよ」「ハマじゃ1と1と1を足すと3じゃない」「シブヤの3は3つにゃ割れない」「バラバラだった運命が重なり一つの音になる」「あきらめかけてた運命も支え合い一つの音になる」をぶつけるなどなどの対比が本当うまくて大好き!!ヨコハマだと左馬刻理鶯のパートが特によくて、左馬刻って奪われ続けてる人だから本当に銃兎理鶯のこと大事に思ってるっていうか…二度と自分から誰も奪わせないっていう想いを強く感じる。 浅沼さんがインタビューで、左馬刻が一番キレてるのは「警官も軍人もヤっちゃうぞ」のとこ、と仰ってたの見て舌を巻きました。「仲間だからな!!」「聞いてんだろ?ぶっ潰す」の絶叫は、CDよりはるかに演者さんの熱量高まってるのがこっちにもつたわってきてうるうる。

そんなヨコハマの激強リリックの後「はあ?」から入るシブヤ、最高すぎて大好き。シブヤって他divと一番毛色が違うのは元々全員他人ってとこで、だから初期の頃はそれこそビジネスライクな関係だったんだけど、様々な経験を通して、寂しさを抱えた男の子たちが友情を深めてここまで来たっていうのが楽曲でもこれでもかと表現されてて熱い… それに伴って声優さんたちの絆も深まってるのが熱い!!最初の方、ライブ前に3人でする儀式特にないとか言ってたのがもはやなつかしいw(それはそれでぽっせらしくて面白かった)

 

このインタビュー本当によかった〜!

natalie.mu

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本っ当に楽しさの詰まった最高のライブでした!!早く円盤出して〜!!

 

 

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*1:一時期「竹内って入れると「竹内 リア恋」ってサジェスト出てたの強すぎる

*2:トレンド入ってたらしい

*3:「実生活で妹がいるんだけど、なんかもう感覚的には4人兄弟みたいな」ってヒプ生で言ってて、うわ〜〜〜!!!!!(涙)って思った

*4:よね?

漫画もアニメも見たことないのに実写映画東京リベンジャーズを観た罪人の感想

罪を犯したので、原稿用紙50枚分感想を書きます…

 

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漫画の実写映画をよく原作を知りもしないで観に行くのなんて、街にイオンが1つしかなくそこにある映画館しか娯楽がないマイルドヤンキーのすることだと思っていたのですが、身近に東リベに狂った友人がいると話が別です。全然違う用事で集合したのに「このあと暇?東京リベンジャーズの映画観にいかない?」と拉致られ、気づけば映画館に来ていました*1

「映画代は私が出すから!」とか言い出す人は大体もう手遅れの方です。

 

友人が三ツ谷隆くんのファンだったのですが、「私が唯一顔がわかるマイキーさんは、主人公ではない」「マイキーさんは、マイキーという名前ではない」「三ツ谷隆くんの尊敬する人はココ・シャネル」という事前知識だけで鑑賞しました。

 

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この時点で「マイキー」という単語を聞くたびに私の脳裏によぎっていたのは彼

 

以下、スーパーニワカ感想。

 

 

 

 

おもしろかったです(涙)

あまりにもヤンキー萌えがなさすぎてHIGH&LOWを2話で挫折した過去があり不安でしたが、面白かった!!

めっちゃそもそもの疑問なんだけど、ヤンキーって本当にあんな生活を送ってるの?ってことがただひたすらに気になってしまった。現在この国に生きているヤンキーの方々は本当に、チームごとにわかれていて、○月×日が決戦じゃー!とか言って喧嘩してるんですか?それともあれはファンタジーヤンキーなんですか??私には何もわからない…

 

たけみっちくん(北村匠海は、主人公顔やな〜って思いました。かっこよくも普通の男の子にも見える顔のバランスが絶妙!!喧嘩に弱くても仲間想いで根性だけはあるって、最高の主人公やん(涙)って思いました。私はマジで生まれて初めてヤンキーコンテンツに抵触した人間です。

 

マイキーくん(吉沢亮はなんかもう、マイキーくんのファンの方は吉沢亮くんキャスティングされて嬉しかったやろうなあ!!て思いました。背が低くて金髪で喧嘩が鬼強く、飄々としててでも彼なりに一本筋があるっていうヤンキーたちのカリスマ。吉沢亮くんは顔にカリスマ性があるのでそこにすべての納得性があり最高。TLでおぼろげに見た記憶がある”黒髪マイキー”の概念、そーゆーことね…って唇を噛み締めました(思わず、観賞後原作絵の黒髪マイキーを検索)。

 

ドラケンくん(山田裕貴はビジュアル的にもキャラクターの設定的にもこれはかなり山田裕貴くんにとって当たり役だったんじゃ?と思いました。原作絵見たら、顔そのものが超似てるってわけじゃないけど、あの独特の髪型と頭のタトゥーがあんなに似合うのは山田裕貴くんの力だと思います。マイキーとドラケンが並んだとき、三白眼の吉沢亮くんがクールなタイプ、黒目の大きい山田裕貴くんが情に厚いタイプなのは2人組の並びとしてすっごく美しいな〜と思いました。吉沢亮くんとは別の意味で華があって、右腕ポジが映えてたな〜

 

それはそれとしてマイキーとドラケンの関係性、尊すぎんか?一生一緒にいてくれや…

 

日向ちゃん(今田美桜、なんか勝手に食わず嫌いで今田さんのこと可愛いだけの人かと思ってたけど、ヒロイン力高くて可愛かった!あの大きな目、清楚だけど肝が座ってそうな雰囲気、北村匠海くんとの並びだと本当にかわいいカップルだった…。たけみっちくんと日向ちゃんの出会いのコンビニのシーンなぜか泣けた。こんなん好きになるに決まってるやんか!!!(涙)

「君はいつも急に来るね」って、本当かわいい台詞だけど… ふ、伏線…?

 

弟の直人くん(杉野遥亮、気弱な高校生verと刑事verの雰囲気がぐっと違って、本当に未来を変えた感が伝わってきて、よかった。すっごくかっこいいのでこの人絶対どこかで見たことある!どこ!?って帰ったから調べたけど、初めましてだったw これから注目したい、クールな雰囲気が魅力的な俳優さん。

東京リベンジャーズがタイムスリップものっていうのは知ってたんですけど、1回1回現代に戻ってこれるシステムなのは知らなくて面白かったです(10年前に一回戻ってそこからガッツリやり直す話かと思ってた)。なんで直人とたけみっちくんが握手したらタイムスリップすんの…?と思ったけど、これってもう「そういう設定だからそう」なの?それとも何かあるの?

 

友人の推しである三ツ谷くん(眞栄田郷敦)は銀髪でガタイもよくお顔も美しかったので、もっと出番あるところが見てみたかった!友人が「眉毛に剃り込みがないの(怒)」と怒っていたので、たしかになんであんなドラケンのヘア&タトゥーは完璧なのに三ツ谷くんの眉毛だけ違うんだろって思いましたw 

彼の尊敬する人はココシャネルっていう事前知識はなんの役にもたちませんでした。

 

きさき(間宮祥太朗ハンマ(清水尋也は、なにもわからんまま終わった…。ハンマくんに至っては名前すら認知できず今調べました。清水尋也さんが映ったときにえー絶対モブキャラじゃないじゃん!!と思ったものの台詞2個くらいしかなかったんだが!?ということは今頃漫画の中では中心人物なのかしら…と思いを馳せた。全然そんなことなかったら笑ってください。

間宮祥太朗さん、なんかいっつも敵ポジインテリメガネみたいな役やってない?他に何も観たことないけど…

 

あとキヨマサくん(鈴木伸之LDHの人で、ドルガバのモデルっていう知識しかなかったので、多分ヤンキーか、ヤンキーに支持されてるひとなんだろうな〜という印象だったんですが、こういう役やると本当に意地の悪いチンピラに見えますねー!笑

全然関係ないが、この世界において、ムカつく相手とか先輩のことも「くん付け」で呼ぶのは、作者のフェチなんですか?*2要所要所の設定にウッ…とくるものが多くて「作者本当に男?」って30回くらい聞きました*3

 

あっくん(磯村勇斗は5人組の4人の中で唯一俳優さんの知名度高かったのでなんかありそうと思ってたらなんかありました。少年刑務所に入る未来から、夢だった美容師になる未来に変わった世界の見せ方がよかったなー、こうやってちょっとずつ歯車を変えていくというSF脚本、面白いけど、ストーリー考えるのかなり難しそう。

 

最終的にドラケンくんも死なずにマイキーくんの右腕であり続ける未来に変わったし、日向ちゃんも生き残る世界線になったので、めでたしめでたし🎶これで私の東京リベンジャーズは完結です!🎶って感じだったのですが、帰り道に友人に「ねえ一個だけ聞いていい?あの世界で、タイムスリップできるの、たけみちくんだけ?」って聞いたら笑顔のまま無言になってしまったので、原作も読もうと思います!!笑*4

 

原作知った状態で見る実写化とか2.5次元舞台は答え合わせの感覚で見るけど、前知識ほぼなしで観ても単独て面白いと思えて、さらに「原作読みたい」って思わせてくれる映画体験ってのも、あるんだなーってことを知れて面白かったです。

俳優さんに関しても、見た目が似てるかじゃなく、キャラクターの魂を感じるかどうかだけで純粋に観ることってなかなかない経験なので楽しかった。漫画読んだら、また全然感想も変わったりするのかも。

 

とにかく最近急に流行ってるのを如実に感じるコンテンツなのでちょっと気になってはいたんですが、こんなきっかけでもなけりゃ触れることなくスルーしていたと思うので、観れてよかった!面白かったです。

 

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入場特典。実写キャストと同じ並びの原作絵、いい…

 

 

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*1:なんならこの日私はコンタクトを忘れていて、わざわざ薬局でコンタクトを買って臨んだ

*2:ジャニーズシステム?ってどうしても思ってしまうサガ

*3:作者が本当に男性だとしたら女オタクにマインドハックされてるとしか思えない設定がありすぎ

*4:なんか要所要所に…違和感っていうか…波動が…

真田丸のオタク的にも満点/【刀ステ】舞台刀剣乱舞 无伝 夕紅の士-大阪夏の陣-感想

めちゃくちゃ面白かったんですけど……

 

 

面白すぎて唸りました。話もすごい練られてて面白かったんですが、ステアラの4面の使い方が巧みで「舞台見たーー!」って充実感がすごかったです。天伝は話がワケわからず、清光の子がかっこいいってこと以外なにもわからなかったため*1、「もう刀ステとはお別れだ…」と思っていたのに、友達が譲ってくれたチケットでなんとなく見に行ったら超面白すぎて刀ステへのモチベ全部帰ってきました。

 

ちょうどこの作品観る前に以下のブログで「歴史物エンタメ作品は、その題材の史実的背景を知ってるかどうかで面白いと思うかどうかがかなり変わる」みたいな話を読んでて、なるほどーと思ってたので、私が无伝を超面白いと感じたのは大河ドラマ真田丸を観ていたことにより大坂の陣で誰に何が起きたかを履修してたからかもなと思った。

lillyssa.hatenablog.com

豊臣秀頼徳川秀忠、どっちが最終的な天下人になるか」っていう无伝のテーマは、真田丸のテーマだった『英雄を父に持つ二代目たちの物語』と大いに重なる部分があり、すんなり入ってきやすかったです。みんな、真田丸を見よう。

 

 

 

 

 

 

 

このままだと真田丸感想ブログになってしまうので、 キャスト感想からいきます!

 

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キャラ・キャスト感想

三日月宗近/鈴木拡樹

 

なんというか、やっぱり別格やな…と思う。安定感と、彼が舞台の真ん中にいるときのぴったり感がすごい。最後にひろきくんの三日月を観たのはたぶん悲伝なんですが、悲伝は刀ステ全体の核に迫る激重な内容で三日月も孤独でシリアスな場面しかなかった印象なので、今回は割と三日月の器が大きくておちゃめな部分(原点!)も見れて楽しかったです。なんか刀ステでも刀ミュでも三日月が歴史の特異点みたいなことにされてしまってるのであれなんですが、普通に本来の三日月ってこういうおちゃめなじじいだよなって思う。鶴丸と三日月の悪友っぽさが私は好きなので(虚伝のときはそこが観れて好きだったんだよな)、三日月のこういうおちゃめな部分は鶴丸と一緒だから出てるんだよなってよくわかるシーンが多くて楽しかった。

とはいえ今回の三日月もすでに”何かを背負ってる存在”ではあるので、私としては早く次の展開が見たいです。笑

「困ったことになったな」って言いながら顔がにこにこしてて全然困ってないのかわいい。

 

数珠丸恒次/高本学

がっくん……!(涙)

正直がっくんに関して私は客観的なコメントができません、なぜなら根底に彼自身をそもそも好きという気持ちがあるから。*2でもそう思わせる力があるのががっくんの良いところでしょ?

最初に数珠丸ががっくんってキャスト発表されたときは「マジで!?!?!」としか思えなかったものですが、仕上げてきてましたね…(涙) すごい数珠丸にビジュアルが似てるとか、踊りが上手いとかそういうこともないんだけど、ちゃんと数珠丸に見えて、え〜んがっくん(涙)みたいな気持ちでずっと見てた。キモすぎる。クレジット的に最後から2番目で番傘もってEDで出てくるがっくん出てきたとき感動してしまった。

なんか何も感想になってなくない?

 

骨喰藤四郎/三津谷亮

本当にすごい…うますぎる。すべてが。

一輪車で鍛えた体幹にも惚れますが(前後に開脚するスプリッツからのブレイクダンスみたいな回転、マジで凄すぎる)、骨喰のあの可憐で寡黙で一途な雰囲気がすごく上手くて、じ〜んとしちゃう…。骨喰、少女漫画みたいな台詞多くて「なんで俺はこんなことも忘れていたんだ」「もし彼女が敵なら三日月が切るより俺が切った方がいい」「三日月はいつも悲しい目をしている」「目を離すとふといなくなってしまう気がする、おかしなことを言ってるのは自分でもわかる」などなど、切なくて鮮烈な一撃の台詞が多く、骨喰って唯一無二のポジションだよなあ〜としみじみ思いました。

三日月との関係性が特別なのはまんば、鶴丸、骨喰など何振りかいますが、中でも骨喰のポジションは特別に切ない雰囲気がありますよね。まんばにとって三日月はメンターでありレジェンド、憧れ、いつか並んで一緒に世界を救いたいひとなんですが、骨喰にとってはもしかすると世界よりも三日月ひとりのことが心配で大切なのかも、って思うようになった。骨喰はそもそも「あんたひとりでそんなもの背負う必要がどこにあるんだ」ってスタンスなのかなと思ったり…した。まんばとは少し違う角度から三日月を想っていそうな雰囲気。

鶴丸に頭ぽんぽんされてるのかわいかったな…。

无伝観たあと骨喰への気持ちが高まってしまい、弊本丸(ゲーム)のばみちゃんを修行に出しました。

 

薬研藤四郎/北村諒

舞台ではすっごい久々に見た気がする北村くん…。

私はそもそも薬研藤四郎というキャラクターにあんま夢見たことないんですが、北村くんの薬研は薬研クラスタが夢見てる薬研そのものだなって思う。笑 兄貴肌で大人っぽい短刀って感じ? 

今回は長谷部とコンビなシーンが多く、北村くんも最後の挨拶で「長谷部は本当に手がかかる子」と仰ってましたが、たしかに薬研のほうが精神的に落ち着いて見えてましたね。豪快で前向きな性格もよく伝わってきてかっこよかった!「地金を見せろや!」「柄まで通ったぞ!」などの、戦場育ちらしい独特で勇ましいゲーム台詞もたくさん引用されてて舞台で聞けて嬉しかったです。

腹筋すごい。

 

へし切長谷部/和田雅成

わだべくん…。

親の顔よりジョ伝を観た女なのでダースベイダー如水と長谷部が刃を交えるシーンでは拳を握ってしまった。ジョ伝で初めて黒田官兵衛と対峙したとき、一言目に「御隠居様…?」という言葉が出てきたほど(その後刀を向けられても黒田家のひとには刀を抜かなかったほど)長谷部にとっては特別なひとだと思うので、如水であることに彼が気づくかどうかハラハラしたのですが今回は気づかず。大いなる伏線だと思うので次回作以降に期待!声を加工してても、前作以前で如水をやってた山浦さんの声だってわかってぐっときた。

わだくんも、腹筋がすごい。

 

大千鳥十文字槍/近藤頌利

いけめんの波動!!ヒプステの理鶯より理鶯に似てるからこのままヒプステにきてほしい(倫理観0感想)。

 

泛塵/熊谷魁人

 
 
 
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マンネラインだったの…?笑

真田十勇士の名前全員言うとことか、台詞覚えんの大変そ〜と思ってたら、本人も「最初からずっと長台詞ばっかりで…」って挨拶で言ってておもろかった。

 

鶴丸国永/染谷俊之

完璧すぎる。

圧倒的な華と美貌、キャラの特徴をよく掴んだ芝居、キレのある殺陣などもう何をとっても感動の一言。キャリア的にも本人のキャラクター的にも、本当に鶴丸できてくれて良かったって毎回思う。多分、他の役できてたとしても絶対上手かったと思うけど、それでも鶴丸で来てくれた巡り合わせに本当に感謝。。*3

台詞回しが洒落てて好きで「事情通のようだな」「そもそもそんなことができるのかという話でもある」「三日月の一度言ってみたい言葉とはなんだったか」とか印象的でした。

敵に囲まれたときに「いや何…三日月と一緒だと驚きが絶えんからな」って言うときの言い方がすごく好きで、鶴丸って三日月が何かしようとしてることに他の刀より先に勘づいてるみたいなので、なんかそういう…三日月への友情を感じる台詞だなあと思いました。何を考えてるかまで完全にはわからなくても、でも、腐れ縁なりの情を感じる。隣に立っていなくても同じ目的に向かってそれぞれのやるべきことをやる、っていうのを根底のところで共有できてる感じ。

放棄された世界にいる人間たちの話を、「ふぅ〜ん?」みたいな、口元は笑ってるんだけど実際に笑ってるわけではない微妙な表情で見てるとこがいつもゾクゾクして好き。これ、維伝のときから好きだった。

 

高台院/一路真輝

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なんでキャスティング声かけたんだよとも思うし、なんでうけてくれたんだよとも思う、一路さん!!笑

もー私にとって一路さんは日本初演トートであり東方版でエリザベートもやってた方であり…なので、なんかもうずっとすごかった。歌ってくださって大感動。ひとりだけ格が違うので、今まで基本的クレジット順は人間キャスト→刀剣男士キャストだけど、一路さん最後にしないなんてこと…あるのか!?と思っていたら、三日月とコンビでトリを飾ってて超素晴らしかったです!

三日月宗近が刀ステにおけるトップだし、その三日月を所持していたのが寧々さまなので、横並びで大正解!!と思えてすごく良かった。。刀ステって番手萌えだよなって改めて思いました。

 

あと、真田十勇士のキャラデザ本当にすごかった。監修に枢やな先生入ってないか!?と目を凝らしたものです。

 

 

全体感想

「どっちの2代目が最後まで立っているか?」というテーマに豊臣の終わりを描くという作品で真田丸オタクに刺さらないわけがなく…。

正当な後継者が継ぐべきだから、って思っている秀頼と、ただこの国を良くしたいと思っている秀忠という対比はわかりやすくて、私は徳川秀忠のそういうところが好きなんだ…と思いました。

 

すごいネタバレになりますが、最後の、あの、悲伝→陽伝の演出からの、あのお方顕現映像、ヤバすぎて、マスクの下で口ぽかーーーんでした…アツい、アツすぎる!!すでにキャスト決まってるんでしょうか…どきどき。私は刀ステで早く天下五剣揃って欲しいってたぶん4年前くらいから言ってるので本当に楽しみです。最近あんまり刀ミュ刀ステで、次回予告で燃やす演出しなくなってるので(個人的にはサプライズ告知大好きなんだけど、次回予告にすべての記憶持っていかれることもあるから塩梅だよね)、久々にこういう演出見れてドキドキしました!!

だから今回、あまり歴史背景と関係ない数珠丸出したんですね。

 

で、いつ陽伝あるのよーう!?と思っていたら、終演後に次回作綺伝の告知があり、あっ先にそっちがあったか…と思って肩の力抜けた。科白劇を配信で見たときは、キャストの半分に華がなくてすっごいビミョー…と正直思ったんですが、本公演見てからでないとわからない部分もあるので…観ようかな…

とか思ってたら、忍ミュで仙蔵役だったけんちゃんが出演することが発覚して心臓飛び出たので、人を殺してでも絶対行きます。

 

  

 

 

 

 

 

仙蔵をしてるけんちゃんがすごく好きだったから、違う役で出るけんちゃんを見れるの楽しみ…!個人的な体験としても、好きな役者さんが刀剣男士として新登場することはあっても人間キャストで出るのは初のことなので、また違った見方ができそうでわくわくしております。

 

今回、刀剣男士キャストがみんな上手くて、全員に見せ場があり、歴史部分もわかりやすく、人間と刀剣男士の絡みも観れて、私が舞台刀剣乱舞に期待してることほぼ全て観れた感じだったうえに、ステアラという新しい観劇体験まで堪能できてとてもワクワクできました!!

刀ミュ東京心覚に引き続き、ぐーっと引き込まれる作品が続くので、次回作も楽しみにしたいなぁと思います。

 

 

 

※別のブログに書いてた刀ステ感想記事こっちに移しました。過去の自分の方が語彙力ある感想書いとるのなんで

 

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*1:まさか加州清光役に対して「もしかして2.5次元を見てるとたまに現れる『原作よりかっこいい』タイプの方ですか?」と言うはめになるとは思わなかった。

*2:ヘタミュを履修してるからです

*3:最後の挨拶で、「また『鶴丸国永役の染谷俊之です』って言いたい」とまで言ってくれて本当に嬉しかった。。一瞬キャス変したの本当になんだったのか、詳細は全部闇の中である。笑

五月雨江の美貌に狂った/ミュージカル刀剣乱舞ー東京心覚ー感想

刀ミュ東京心覚の千秋楽配信から1週間、どうした?ってくらい急に心覚に狂ってしまったので、感想メモ…。もはや2年近くまともに刀剣乱舞を追っておらず、心覚は生で見たにもかかわらず「ふーん、いいじゃん」くらいだったのに… 千秋楽配信見ても、「楽しかったね〜」くらいだったのに…なのに…なのに…

 

 

この壁ドン写真が衝撃すぎて、気絶してしまい、1週間「なんで壁ドン………?????」とずーーーーーーーっとフォロワーとLINEしまくる羽目になってしまった。2.5次元俳優さん、舞台終わってもTwitter残業させられて可哀相だと思ってたけど、Twitter残業って大事なんだね…しみじみ…。せめて直接口座に残業代振り込んであげたい…。

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動揺するフォロワーと私

私、生で見たときも千秋楽配信見たときも、村雲江の天性っぽいアイドル性に目を奪われまくりで、MVPはむらくもくんやな〜!って思っていたのに、この壁ドン写真見てからの1週間、アーカイブ配信見てても五月雨江のことしか見えなくなってしまった。笑う。今まで何見てたんだよ。

 

ただ、東京心覚は、キャストは100点なんだけど脚本に減点ポイント多すぎっていうのが私の感想なので、そういう意味で、あんまり感想を書きたくないようなところもある。また、個人的な話だが、もはやあんまり熱意をもって追ってないジャンルの2.5次元舞台を見るという行為は、「見る側のフィルター(信じる力)がない」ということでもあると思うので、そういう体験も含めての感想。

 

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■もくじ 

 

キャスト&キャラ感想

今回、刀ミュの中では歴代最高メンバーでは…?と思うほど平均的にみんなうまく、ビジュアルもかなり似てた。私は2.5次元は何よりもまずビジュアルと思うタイプの観客です。

あと今回の登場人物8人は全員シンメで、そういうとこもドルヲタ心をくすぐられた。1部見た後「感想に困る」とフォロワーにLINEしたけど、2部見た後「歴代最高の2部」ってLINEした。多分そういうことです。

2部での見せ方が上手い人ばっかりで、みんな本業アイドルなのかな?とか思ったけどそういうことでもなかった。2.5次元は男の子をこういうふうに育ててしまうの…??と思ってドキドキした。つらい。

 

大典太光世役/雷太 ソハヤノツルキ役/中尾暢樹

 

 

三池兄弟は既に2振りとも刀ステに出ており、その2人とも、個人個人も似てる&どっちも上手い&関係性も良いみたいな感じでぎゃーぎゃー騒いだ思い出があるのだが、刀ミュの三池兄弟もマジで似すぎ&両方上手い&関係性良良良、ということで、三池のオタク、本当におめでとう…となった。4人も当たり役引き連れてくるなんて、2.5推しててこんなにラッキーなことはないでしょう!

雷太さん本人が多才なのは見ててわかったけど、観劇前まで何の前情報もなかったので、2部のボイパは初見で大爆笑した。ウケる!!刀ミュがたまにやる、キャラとの関連性はなくても中の人の特技だから出すっていう演出好きです*1。なんかもう見慣れたら、大典太ボイパできそうやもんな…って思うようになった*2

 

中尾さんはもう骨格が二次元と思うお顔立ちですごかった。眉毛が、二次元でしかありえない目の近さから生えている。切れ長の瞳メイクの似合うこと…!ご本人が特撮出身という情報をあとから知って、どおりで体の動かし方のダイナミックさとかが舞台上で映えるなー!なんて思ったものです。

 

私は三池兄弟が、性格真逆なのにお互いを信頼してて普通に仲良しなとこが好きなので、刀ミュでもその関係性がよく表れてて好きでした。最後のバクステで雷太さんが中身全然光世じゃなさそうなこともわかって面白かった。劇中の好きなセリフで、同じシーンの相方のセリフを言い合うなんて大サービスすぎるありがとう…って気持ちと、中の人たちも良い関係性築けたっぽいとこにじーんとした。同じくらい踊れる相方なの、嬉しかっただろうなーって思う。

 

豊前江役/立花裕大 桑名江役/福井巴也

 ヒィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(悲鳴)

 

豊前くんっていつからミュにいたんだっけ…?と振り返ろうとしたが結局思い出せず。TLで「彼氏の擬人化」「初恋の付喪神など言われ始めたのがいつ頃だったのかもう本当に思い出せないが、マジのマジのマジの逸材すぎて、手を合わせることしかできぬ…。

豊前江というキャラクターは、原作キャラがTHE二枚目といういでたちなので、役者大当たりなの本当にすごいな…ってしみじみ思いました。なんか立花くん、顔がまじイケメンというだけでなく、言動の二枚目っぽさまで超板についてるので、豊前で刀ミュにきてくれてよかった〜〜〜!(涙)と毎日思うのであった。

豊前くんって「大学一年生のときにサークル幹事やってた三年生の先輩を思い出させる」みたいな形容をされてるのをよく見るけど、本作の豊前くんのあのシーンで私の心臓も止まりまして、ただの爽やかな青年というわけではなく、刀なんだよな、と思うなどした。こういうとこで、”彼らは人間ではない”と見せつけてくる演出好きです…。

 

千秋楽カテコで、良いこと言ってるはずなのに、なんか、「私死ぬのかな…?」みたいな不穏な気持ちになった。なぜか死の匂いが漂う豊前くん。パライソ観たいよぉ〜。

 

 

似すぎ。本物?

地に足ついた落ち着いた性格とか、どっしりした体格とか全体的にめっちゃ似てたと思う。2.5見てて、「似てる〜」って思うキャラと「本物?」って思うキャラってちょっとニュアンス違うと思うのですが、彼の桑名くんは「本物?」とまで思う系だった。

作中唯一のメカクレキャラで、舞台でも目元はウィッグでちゃんと隠れてましたが、どうやって見て動いてたのか気になる…。

 

水心子正秀役/小西成弥 源清麿佐藤信

 

 

水心子くんと清麿くんが出た特命調査を丸ごとサボっているので彼らの性格や来歴をよく知らない。ここを知らずに見てしまったので、今回の話の軸を私がちゃんとわからなかった可能性はある。水心子くんの「自分がどこにいるのかわからなくなる」っていうのが公式設定なのか、刀ミュオリジナル設定なのかもわからずに見たのはミスだったかも…と思う。

佐藤さんの顔がとにかく垢抜けてて可愛くてすごかった。あんな目の下のピンクチーク、白×紫のふわふわヘアというゆめかわテイストが似合う生身の男の人がこの世にいるの凄すぎる…って彼が画面に映る度に思った。本当に、お人形のようなきれいなお顔。落ち着いた振る舞いもよくて、2部ではちゃんとアイドル。うまかったな〜!

水心子と清麿の「親友」って関係性、新しいですね…。

 

今回の舞台設定は『東京』で、新々刀の2人を主軸に話が進むという構成、オシャレ!!と思うとこもめっちゃあったのだが、うまく生かしきれてないと感じるところも結構あった。後述。

 

五月雨江役/山﨑晶吾 村雲江役/永田聖一朗

もはや私は、五月雨江のことを好きなのか山﨑くんが演じる五月雨江を好きなのかよくわからないが、千秋楽終わってから1週間、文字通り寝ても覚めてもあめさんのことしか考えられなくなってしまった。つらい。

こんなに「誰かのことを24時間考える」「考えてるだけで心臓がどきどきする」「夢に出てくる」みたいな状態になるの、いつぶり…?って感じで、もう本当にやばい。語彙力なくなるのも許してほしい。何が言いたいかというと、2年ぶりに1日10時間くらい使って秘宝の里走ってます*3

 

 

この二振りがいつからいるキャラなのかもまったく知らず、観劇前にちょろっとキャラの予習してから見に行ったくらいなのだが(くもさんがタイプだなとは思ってた) 、初観劇のときから、そもそも私はブルベ美形キャラが好きというのもあり、くもさんあめさんコンビ、キキララみたいで終始かわいいな〜!推し〜!と思ってました。

今回くもさんMVPだ!!って思うとこ何個もあって、永田くんが踊れる人なことと、女を狂わす表情筋の使い手だというところがデカかったです。なんかたまに高橋一生を彷彿とさせる、見てるこっちを不安な気持ちにさせる目の演技がうま…って思います。自分の中の感情の揺れが観客に伝わってくるような視線の動きが雄弁。あと、止まってポーズから動き出すときに必ず片足を折って踏み出すのが、立ち絵意識してるのか、センスあるぅ〜って思いました。

 

例の壁ドン写真以降、五月雨江のカッコ良さに気づいてからもう五月雨江のことしか見えなくなってしまい……

山﨑さんのクールな美貌があめさんの佇まいとマッチしすぎている。ずっと無表情なのが無愛想ではなく美しく見えるお顔立ちなのが本当に凄いと思います。無表情ながらに観客をジッ…と射抜く視線を送ったり、口元をギュッとつむる仕草もかわいくて綺麗。照れたり動揺したりするときに首元のスカーフ(?)で口元を隠す立ち絵意識な仕草してくれるのときめきました。くもさんのことを大事に思っているのが伝わってくるのもいい。

こんなに美しい刀なのに豊前くんに「汚れ仕事は私の役目です」って言うのちょっとびっくりしたんだけど、忍び属性がついてるからなんですね。それに対する豊前くんの「俺はできればお前には歌だけ詠ってて欲しいよ」というアンサーは、「江……何……?????」って思った。忍び属性があるためか、殺陣で敵の足を払ったりする動きが個性的でかっこいいです。

あと、2部でも基本無表情を貫くあめさんですが、千秋楽配信のときカメラに抜かれたタイミングでハッキリ笑顔になるの破壊力すごすぎた…!情緒おかしくなった。

 

バクステで永田くんが「あめさんとくもさんが二人でちゃんと会話するシーンは最後しかない」って言ってたのが衝撃で、でも見返すとたしかにそうで、ちゃんとこの二人がコンビに見えてたのは登場曲の印象かもな〜って思う。二人の名前に「雨」と「雲」が入ってるのをうまく組み込んだかわいい曲だなって思った。あめさんが人差し指シーッてしながら動く振りが個人的に好きなのと、くもさんが脱力っぽく、でもきれきれに踊るのすごいなって思う。

最後のくもさんの「そうだったらいいなってこと」が、「くもさんが歌に詠みたいと思ったのは山吹の花を見て喜んでいるあめさんの姿の想像」ってサラリと話してて、あんまりにもサラリと言ってたので最初聞き流してたんだけど、バクステで公開していいレベルの情報じゃなくね?って後から気づいて時間差で爆死。

あめさんくもさんは”誰も触れない二人だけの国”って空気感がほんとよくて、1部でも(ほぼ会話がないにも関わらず)その関係性がちゃんと見えたし、2部では舞台の奥で二人きりになってわちゃわちゃするサービスカットいくつも見せてくれて私はときめき大爆発でした*4

「俺が手なんか振っても誰も喜ばないよ」「くもさんが手を振ってくれたら私が嬉しいです」って会話、すごくない……?

そして千秋楽挨拶で「犬は裏切りません、わん」ってキリリ顔してくれるのめちゃくちゃ可愛かったし、「俺なんにもできないけど、おなか、見る?……うっそ!見せないよ〜」は天才すぎて目玉ひんむいた。ノーベル天才で賞。どっちもゲーム台詞引用してるのも超いいなって思います…!

 

ストーリー感想

なんかもう本当に感想を書きたくないというか…疑問点ばっかあるんだけど、疑問に思ってるのは私の頭が悪いからかもしれないし…でももはやTwitterで人の感想や考察を見たいとも思わなくなってしまった*5ので、本当に、何の知識もなく、その後調べもしなかった人の所感となります。

 

まず、全体の雰囲気は私はかなり好きでした!ひとつの時代ではなくひとつの”地域”を軸に、平安時代関東平野で活躍した平将門江戸城を築城した太田道灌徳川家康の側近として宗教的に携わった天海、そして江戸城無血開城の立役者勝海舟の4人を出すっていう新しい見せ方はなるほどー!と思ったし、途中で明らかに現代と思われる映像(信号機とか)が差し込まれるのも洒落てると思った。私たちの生きる東京と地続きである歴史上の出来事なんだと思わせられる仕掛け。

ただ、テーマが「東京」なのはわかったんだけど、それによって何をいいたいのかはよくわからなかった。「そこを生きる人々は移り変わるけど、土地はただそこにあってずっと人々の営みを見つめてる」的なことがいいたかったのか…?と思ったけど、これは私が宙組の『神々の土地〜ロマノフの黄昏〜』を見たから思うだけであって*6実際にそこまで東京心覚で描写されていたとは思いません。せっかくいい舞台設定なのに、構成が足りてなくてもどかしいとさえ思った。

ここの描写が作り込めてなかったので、終盤の境界線のくだり、たぶんコロナ禍での舞台観劇について言ってるんだろうな…とはわかったものの、急すぎて今回のストーリーと繋がってないように思った。そもそも演劇は東京だけのものではないし…。なんか、演劇界隈の人が「コロナと観劇」をテーマに組み込みたくなる気持ちはわかってあげたい、と思う一方で、もっと上手く本筋に絡める方法はあったのでは?と思う。

 

そんで一番フラストレーションだったのは

・序盤からずっと示唆的に出てくる能面の子の正体が最後まで明かされない(くせに、水心子くんは「ようやく君が誰なのかわかったよ」とか言ってて、言えよ!!!!!となる)

・三日月が「新々刀の役目」「江の役目」を言ってくるのだが、急だし、謎

豊前くんが「どうやら俺たち江は…!!」と言ってその続きをおしえてくれない

の3点に尽きるのかなと思います。別に言ってもいいのに、なぜ言わない?となる。なんかさ…こういうのはさ…「明言しなくても見てる人にはわかる」か、もしくは「想像にまかせてもストーリーに影響はない」なら言わなくてもいいと思うんだけど、私的にはここを言わないのはさすがにマナー違反では……と思うレベルのぼかしに感じました。うまくいえない。ここを曖昧にすることが演出として上品だと感じたり、考察が捗るなぁ!!て思えるようなうやむやではなく、「言えよ!!」ってムカつく時点で、言わなくてよかった部分だとは思えないです。not for meだったのでは?と言われればそれまでなんだけど…。

作り手が「この舞台を通してこういうことを伝えたい!」という意思が見えてこないのはかなりフラストレーションだし、舞台を好意的に見れなくなってしまうのであんまり好きな脚本じゃないな…と思いました。

今回、テーマ設定や、映像やライティングの使い方、キャストの芝居はかなり好みだったので、余計に悔しい……。面白いか面白くないかでいうと「面白かった」と思えるので、余計になんか、「悔しい」って思う。もっと脚本が練られてれば神作品だったのでは?って気持ちがめっちゃある。とはいえ、「辻褄が合ってても面白くない作品」か「細部が意味不明だけどトータルでは面白い作品」だったら後者の方が私は好きで、東京心覚は明らかに後者寄りの作品だったと思えるので、そういうのも含めて、感想に困る。

キャラを好きだったから最後まで見れたのかもとも思う部分もある。歴史上の人物も今までに比べるとはるかにマイナーで、ある意味では「観客を信頼してる」のかもしれないし、悪く捉えると「どんな内容でもある程度集客が見込める2.5次元舞台だから制作陣がキャラを人質に自分らのやりたいことをやりすぎてる」ようにも見えてしんどかった。

2.5次元舞台は演劇ではないとはまったく思わないが、一番はキャラクターと原作の再現では…と私は思うので*7、難しいところ。前ほど刀剣乱舞自体に異常な愛を注いでないので諦めることもできるラインなんだけど、めちゃくちゃ原作を好きだったらこういう2.5次元舞台は個人的にはキツい。原作にストーリーがないからこそ、面白い脚本の中でキャラクターの活躍やキャラクター同士の関係性を描いて欲しいというのが原作ファンの期待だと思う。

こんだけ謎を残したのでこれが今後への伏線だったらいいな…と淡い期待を描くのであった。あんまり期待してないけど…。

 

などと文句を言い出したらキリがないのだが、一方で痺れるほど好きだったシーンもある。起承転結の転くらいのシーンで、平将門太田道灌、天海がそれぞれ歌った後、人間キャストはセットの下段、刀剣男士キャストは上段で「歌わずにはいられない 終わりなき花の歌」って歌うシーン!フォロワーが「小池修一郎のミュージカルみたいな演出」と言ってて、うわ確かに!!!!!と思いました。フランス革命ミュージカルだと、上段にいるのは貴族、下段にいるのは市民たちですが、刀ミュでこの構図を使うのは人間の戦いを上からただ見てる刀剣男士たちは神の領域という暗喩かなと思います。

基本的に刀剣男士は「見守ることしかできない」のかも。「歴史修正主義者を斬る」のに加えて、ミュやステでは「歴史が間違った修正をされていたら正しく死ぬタイミングでその人間も殺す」のも仕事に加わっているようですが、マイナスを0にするのが仕事であって積極的に関わるのはタブー。だから、刀剣男士たちがどう働こうとその時代に生きてる人間たちはきちんと自分たちの生活を営み生きることしかしないし、刀剣男士たちもそれを少し離れたところから見守ってる。

本当は「歌わずにはいられない」のは人間の性なのでは?と私は思ってて、刀剣男士の中にも歌が好きな子はいるけどそれもそもそも人間の真似事から始まってると思うし。歌というのは、人生を生きて、感情が動いた者しか歌わないと思うので、「歌わずにはいられない」という歌詞は人間たちにのものだったのではないかなと思いました。その懸命に生をまっとうする姿を見て刀剣男士たちも心が動いたかもね。

刀剣男士たちは基本的に人間が好きなんだろうなと思うので。

 

私は千秋楽後に五月雨江に狂ってしまい、「もっと早く五月雨江に気づきたかった、舞台通いたかった」「こんなに好きになったのにもう金を払う先がない」「でもこんなに好きになるの苦しすぎるからいっそ終わってから好きになって正解だったかも」と妄言を吐き続けていますが、とにかくまずは自本丸に村雲江と五月雨江を呼びたい*8という気持ちなので、在宅勤務しながら秘宝の里を回す日々です。

あと、徳川美術館で五月雨江展示されるんですね!もうこの「日本刀に会いに美術館に行きたい」という感情が久々すぎて、新鮮。

 

刀剣乱舞からはもう足を洗ったつもりでいたのですが*9、あめさんくもさんのために出戻ってて、つくづくキャラ萌えゲームなんやな、と思わされました。好きな属性のキャラがいるからゲームをするというシンプルなソシャゲ。

でもって、これは刀ミュのいっちばん最初、阿津賀志山を見たときに、「ミュを見たあとそのメンバーで出陣させたくなる」みたいな、ゲームと2.5が相互作用してるのもしみじみ感じてます。明らかに、ミュを見たからゲーム再開してるし。

 

一方で、刀剣乱舞から気持ちが離れてたときに見た刀ステ綺伝・天伝では正直あんまり心が動かなかったので、私にとって2.5は「原作を好きだから見るもの」であって、原作の世界観がどれくらい膨らんでるかを期待して見てるんだな、と思いました。ただその一方で、今回の刀ミュ東京心覚も最初はそんなに原作愛ない状態で見たから、役者がめっちゃ上手くて話も面白かったら原作愛ごと戻ってくるのか?とも思ったり。個人的な観劇体験としてもおもしろかったです。

原作を異常に好きな状態で見てるときは「原作に出てくる台詞を上手く脚本に組み込んでほしい」「役者がキャラクターに似ててくれと祈る気持ち」「このキャラとこのキャラの会話が見たい」「このキャラに見せ場が欲しい」らへんの気持ちがかなり強く、ある意味、観客として「このラインが正解」っていうのがあったりもする。演出家が作るよりも前に、観客には正解の姿がおぼろげにあるっていうのが他の演劇と違うところだと思う。そのうえで、観客が登場人物たちのことを既に愛してる状態で見るので、多少不自然なところや、技術的に物足りない部分があっても”好意的に見るフィルター”が備わってるんだなとも思った。そういう特殊な装置があるのが2.5の醍醐味かなって思う。

これは多分「熱狂のど真ん中」にいる人だけが知ってる感覚で、私も今その渦中にいるからわかるし、だからこそ五月雨江を大好きになって世界が一転したし。そしてこの熱狂から抜け出したら「なんだったんだあれは」って思うかもしれないこともきっとわかってる。

だから書いた。この気持ちを覚えておきたい。オタクしてて楽しいのってこういう感覚のことだと思うから。

 

ありがとう東京心覚!!早く円盤出して!!!

 

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おまけ(自分用)すてきな写真たち

自分がいつでも見返せる用。

 

 

 

 

 

永田くんのこのタグ芸すごすぎて泣いてる。日々感謝。何かのタイミングでお金払わせてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目の形が二次元すぎて本当にすごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:堀川くんのギターソロ歌唱とかさ…

*2:絶対できんやろ

*3:ただでさえゲームがつまらん刀剣乱舞の中でもダントツでつまらんのが秘宝の里だと思っていたのだが、2年ぶりに秘宝の里を開始したら私の知っている秘宝の里ではなくなっててびっくりした。相変わらずクリックするだけではあるんだけど、なんか、ゲームみたいになってた

*4:こういう二人組に昔から弱い。刀でいうと源氏兄弟的な…

*5:老化かもしれないし、数年前に比べて、Twitterで人と絡むことへの興味が失せた

*6:オタクはすぐに自分が見たことあるものと繋げてしまう

*7:ただこれを言い出すと、刀剣乱舞は原作にほぼストーリーがないからでは問題にぶち当たるのでそうなるともう何も言うことはできない

*8:いねーのかよ

*9:飽きた理由は色々あるのだが、映画刀剣乱舞小林靖子さんの脚本が完璧すぎて、もうこれ以上刀剣乱舞について考えることは何もないと思ったのもある

楽天お買い物マラソンで買ったもの 〜インテリア熱ぶち上がり中編〜

こんにちは。ヒマすぎません?

 

も〜何しててもヒマです。本読んでても、Netflix見てても、運動してても、料理してても、掃除してても、勉強してても、ネットショッピングしてても、SNS見てても、もう何しててもヒマ。ヒマすぎる。目と手が忙しくても、脳がヒマ。マジで暇。

 

「何か楽しいことなぁ〜い?」と口にする女にだけはなったらあかん!!と思っとる私ですが、そんな決意も揺らぐほどもう口の前歯くらいまで出かかっとる。この言葉が。

 

ヒマ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

という話を友達にしたら、「想定内のことしか起きないからじゃね?」って言われて、あーーーーそういうことか!!!と思いました。本や映画のようなエンタメを摂取してすらヒマなのは、予想外のことが起きないというか(展開がどんでん返しじゃないとかそういうことではなく)、本を読む、楽しい、終わり。映画を見る、楽しい、終わり。という規程どおりの楽しさだから、だから脳がヒマなんか!と。

 

ちょっと脱線するけど、だからみんな芸能人の不倫ゴシップ好きなんだね!と思いました。ゴシップって、「秘密を覗きたいという窃視の欲望を満たす」とか「怒ったり叩いたりしてるとき脳には快楽物質が出る」などの理由でみんな好きなんだと思ってたけど、もうひとつの理由は、「思いもしなかったことがおこると人間はわくわくする」んですね。理解。

 

日常が忙しすぎると人間はパズドラしかできなくなるといいますが*1、今って逆で、刺激がないと脳が死んでしまう状況に私は置かれているのではないか?と思います。

唯一想定外っぽいことがおこるのは「他人とのおしゃべり」なんだなって最近気づいた。仕事嫌いなのに、次のテレカンがちょっと楽しみになりはじめてとって、やばい。

 

もう本当にどうしよう…このままやとドキドキ文化部*2を始めてしまうかもしれん。

関口メンディーがマルチにハマりそうとかいうちんけなゴシップではもう私の脳は蘇りません。どうしたものか。

 

 

ということで、前回楽天お買い物マラソンでの購入品紹介。

ヒマすぎてインテリア熱ぶち上がりすぎて、一日中楽天AmazonとQoo10とInstagramIKEAアプリを往復する日々です。なりたいテイストが毎日変わるので、何も定まらない上に、我が家は小さな賃貸ワンルーム。頭悩ませまくりです。模様替えしたい!!!

 

楽天経済圏にずーっと入ってなかったのですがこのたびいろいろあって入ることになり、その話もブログに書きたいなと思ってたらなんか数ヶ月くらい経ってたし経緯忘れました。楽天roomも始めたのでよかったら!

room.rakuten.co.jp

 

ではいきます。

まずは韓国のかわいいマグカップグラス。

コスメに飽きたアラサー女は次は食器を集めだす。これってトリビアになりませんか?

 

マグカップ、死ぬほど持ってるのにまだ買うんかい問題。だってべらぼうに可愛かったから…

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これは2層カフェラテを作る技術を習得してうきうきしたものの、写真をかわいく撮る技術がなさすぎたときの写真です。

 

次、スマホの保護フィルム。

 

ずっとフィルムがばっきばきだったので、マラソンを機についに替えた。

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ばきばき。

替えたら一気に見やすくなって、早く替えればよかった…と思いました。当たりまえ体操。

続きましてノートパソコンスタンド。

今まで買ってなかったんかい!!という感じですが、まさかこんなに在宅勤務が長くなるとは思わず、けちな私はずっと段ボールの上やら分厚い本の上やらにPCを置いて実に1年3ヶ月も頑張ってきたのです。

ですがそろそろつもりにつもった微妙な姿勢の歪みが限界にきとる…と思ったし、あと普通に安かったので買いました。めっちゃ楽になりました。ほんと早く買えよ。

 

最後に枕。

heysisterさんがおすすめしてたので買ってみました。「ホテルみたいな枕」って宣伝文句、いいよね。

私ずっと枕いらない派で(頭が低い方が姿勢的に楽だと感じるから?)10年近く枕なし生活だったのですが、なんか最近、自粛で体が凝ってることも関係してか、枕が欲しくなりまして…

結論からいうと、ホテルみたいにふかふかの枕は実にトレビアン!なんですが、自分の好み的にはもう少し固い枕でもよかったかも、と思わなくもない。

けどでかいので抱き枕にもできるし、何より枕があることで部屋の美観が5割増になりました。

 

今日からのお買い物マラソンでもちまちま買おうと思います。

買い物って、楽し〜!けど、インテリアは、店で見てえ〜!!

 

 

最近みなさんどんなことして過ごしていますか?

ヒマすぎるので、みんなが何してるのか気になってます。生活を豊かにするヒントください。笑

 

それではまた。

 

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*1:あの映画見てないのに引用してすみません…

*2:昨日夜中にググって死んだ

推しを持たぬ私が『推し、燃ゆ』を読みまして

”推し”文化がダルくなってきた(推しのために浪費してナンボ!みたいな)頃にこんなタイトルの本が出てきて、なんとなーく避けていたのだが、芥川賞をとったとのことで俄然読みたくなって手に取りました。短いのでするする読めた。

 

文藝 2020年秋季号

文藝 2020年秋季号

  • 発売日: 2020/07/07
  • メディア: 雑誌
 

文藝で読んだ。

 

 

※超ネタバレあり

 

この本、”推し”文化を知らない年上の人たちは、今の若者はこんな文化に浸かっているのかあ〜と興味深いだろうし、”推し”文化のど真ん中にいる人は自分語りしたくてたまらなくなる装置だろうしで、罪深いテーマ設定だなと思います。笑

そして私はもちろん後者目線で読みました。

 

「推しが燃えた」というキャッチーな書き出しから始まるのですが、この本の中でおきることは、推しが炎上して、ざわついて、なんやかんやで芸能界を引退するという、ただそれだけの話で、かなりありふれた内容です。

読みはじめて、本題はこっちだったのか〜と思ったのが、主人公の”あたし”ことあかりちゃんが、「生きづらい人」という設定でした。はっきりと病名は出てきませんがいわゆる発達障害なんだろうな、と抉るように伝えてくる細かな描写がえぐくて、脂汗かきながら読みました。

推しに起きたことと、あかりちゃんに起きたこと。この2つが最後まで交わることはなく、あかりちゃんは社会からはじき出されたまんまで終わるのがリアルで…。あかりちゃんのように、何もできないけど、”推し”について語る文章力と観察眼がすごくてTwitterのフォロワー数やはてなブログ購読者数がやたら多い人って、わりとリアルにいそうな感じで絶妙。ただ、可視化されている、そういう「文章がうまいオタク」って、自己表現がうまいから可視化されているのであって、世の中、どんだけ推しを推しまくっていても、特に誰からも注目されてない人の方が大多数だとも思う。普通、オタクは消費者なので、生産側と同じ土俵には立たないので。

あかりちゃんは純粋に推してて、欲も見栄もない。周りのオタクの言動にも興味がなく、ただただ推してて、それに文字通り命をかけてる。もう少し実生活とバランスとってうまくやれれば…と読者の私は思うのだが、かの上野千鶴子先生も仰ってました、「がんばったら報われると思えている時点ですでに環境のおかげ」なのであった。*1

 

ここから自分語りも入っていきますが…

あかりちゃんの飲食店バイトの描写が私に脂汗だったのは、大学生のとき飲食店でバイトしてた私と重なりすぎたからなのでした。私は「臨機応変な対応」が本当に苦手で(今でも苦手です)、教えてもらったことはすぐ忘れるし、愛嬌があるタイプでもないので「笑顔、笑顔」って言われるのもキツかったな…みたいな…。気が利かないタイプの人は愛嬌が備わってないとじわじわ周囲の人から嫌われ始めるというのを肌で感じていたので、本当はヘラヘラしてバカっぽく振る舞うのがいやなくせに、2択でどっちをとるかをせまられて、結局頭悪いのは自力ではなおせないから、処世術として愛嬌を選択せざるをえなかったのも、すんごい嫌でした。

私の通ってた大学はど田舎だったので、飲食店くらいしか学生のできるバイトはなく、そして大学生だった私は、飲食バイトという「誰でもできること」ができない、ということについてあんまりちゃんと考えたことがありませんでした。大学のクラスでははきはきしたキャラで通ってるのに、バイトに行くとバカキャラにジョブチェンジしなきゃいけないのはなんでなんだろう、みたいな。

 

あかりちゃんがバイト中に注意されてることのしんどさは私は体感としてかなり共感できて、ただあかりちゃんのように「欠勤の連絡を数日完全に忘れる」まではなかったなー…とも思って、あかりちゃんの置かれてる状況の深刻さもじわじわ伝わってきた。

あかりちゃんのような生きづらさを抱えている人はどうすればいいのか、ということも考えながら読んだし、本書の中では回答が用意されていない。あかりちゃんは勉強についていけず高校を中退し、就職活動のやり方もよくわからなくて放置して、つまりきちんと生きていく方法をよくわからないまま生きてる人なので、「生きていけなくなったら死ぬ」みたいなことしか出てこない。ふてくされてるのではなく、本当に筋道がたてられないんだと思う。見通しをたてられない状況って人生でいちばんきつい。

推しを懸命に推すことだけはできるのに、友人のように「推しとつながる」みたいなラッキーチャンスも彼女にはこない。なんなら、推しがファンを殴った理由さえ彼女にはわからないままで、彼女の”背骨”は推しなのに、推しと彼女にはなんのつながりもないままだ。

けど宇佐見さんは、あかりちゃんに対して何の救いもないまま終わらせようとしなくて、推しを推した時間と熱量が今も彼女の中にあって、それが彼女の今後の生きる糧になる可能性を残したので、かなり考えさせられる終わりだった。彼女は推しを推しすぎて人生が破滅していったタイプではなく、もともと滅茶苦茶だった彼女の生活をなんとか成立させていたのが「推しを推したい」というエネルギーだったのに、その推しが芸能界をやめてしまったので、今後あかりちゃんの人生を立て直せるものはなんにもなくなってしまったように思える。でも、そうかもしれないけど、そうじゃないかも、っていうニュアンスを私は感じた。推したことが自分の人生と重なるなんて自己満足って思う人もいるかもしれないけど…でもたしかに、あかりちゃんのものでしかないあかりちゃんの肉体や衝動に、推しの気配は0ではないと感じたのであった。

 

とはいえ、彼女には絶対何かしらのサポートが必要なので、どうにか社会と繋がってほしいと願わずにはいられないのであった。私は無力であった。

 

私はあかりちゃんみたいに「普通にできない」部分も多数もってるけど、でも、どうにか「普通にできる」ことをかき集めて綱渡りみたいな人生を歩んできてると自覚している。ラッキーだっただけだと思うし、この先、何か1個重大な欠落によって、一気に転がり落ちるかもって不安は常にある。そしてそういう生き方が、精神を蝕むこともよくわかるので、他人事とは思えないのであった。

生きるって、難しい………

 

ちなみに私はあかりちゃんのように誰か一人の人間を推したことはありません。

オタクではあるのだが、作品が好きで何回も舞台を見るということはあっても、「誰かひとりの人を猛烈に好きで全部をつぎ込む」的な推し活はしたことないので、その現場にしかない空気感や切実さみたいなものは実感としてはわからないけど、近い庭にいるのでなんとなく想像できる…みたいな感じ。

もう何年か前になるけど、リアルタイムで追ってた舞台の出演者のひとりが彼女との写真が流出して、しれっと舞台降板になったときに、私は生まれて初めて「2.5次元舞台見に行ってる人って、作品ファンだけじゃなくて、俳優単体のファンもいるんだ!!!!!」ということを知ったのでした。2.5次元舞台なんて、原作知らない人が見るもんじゃないと思ってた。作品ファンは彼の見た目のそっくりさや演技のうまさが好きだったので、「降板なんてしなくていいのに…」「俳優のプライベートなんてどうでもよくない??」と言ってたのに(私はそう思っていた)、一方で俳優ファンは「私たちがどんだけ彼に金積んだと思ってるんだ」「あの舞台しか見てないやつらは黙ってろ」的な感じで怒ってたので、「え!!!原作を好きで見てる人の方が”下”ってことになってんの!?!?!」とかなり驚いた思い出があります。

今なら、なんとなくあのとき彼のファンたちが言ってたこともわかる気がするけど…

 

時は流れ、Twitter学級会ほどこの世で意味のないものはないと悟った私はそういった虚無な争い事から離れて久しいですが、私がおたくをやっているジャンルに関わるすべての人が、健やかに働いてくれることをただただ祈るのみです。

幸せな気持ちになりたいから推してるのであって、推しのことでしんどくなりたくない。その点、あかりちゃんの「閲覧数なんていらない。あたしは推しを、きちんと推せばいい」という言葉はがつんと響きました。

 

書いてあることはよくあるちんまりした芸能ゴシップとオタク女の匿名はてなダイアリーの語りみたいなことなのに、宇佐見さんの圧倒的筆力にぶちのめされた一冊でした。

 

推し、燃ゆ

推し、燃ゆ

 

 

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何回観ても楽しい、それが忍ミュのサイコーなところ!/ 忍ミュ第11弾再演感想

忍ミュ11弾再演観てきました!!初演(昨年10月)は役者さん一人も知らない状態で見てたのでストーリーに関する感想メインで書いたのだけど、「2.5は中の人について検索し出したら終わり」というフォロワーの予言どおり、終わってしまったので、キャストの感想中心に書いてみたいと思います。

 

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↑普段マスクしてるとこしか見ないので、このポスターで「みんなこんな顔なんや」としみじみ 笑

 

最初に言いたいんだけど、忍ミュのいいところって

・短い

・ストーリーに起承転結がありわかりやすい

・チケットが取れる

・チケット買ったらもれなく千秋楽配信も見れる

などの点、心から素晴らしいと言える。チケット激戦のわりに最近脚本が意味不明ワールドに突入している刀ミュ刀ステや、チケ代2倍払う代わりにいらんグッズ*1を大量に押し付けられるヒプステに泣かされてきた身としては、舞台に集中できるし心が浄化され、安らかな気持ちになります。

休憩なしで、本編2時間で終わるの、見やすいし、十分満足感得られて幸せ。

 

全体コメント。

めっちゃそもそもなんだけど、忍者って霊払えるの?って急に思った。笑 どこからきた設定なんでしょうか?でも呪文(?)唱えて除霊する六年生はかっこいいので、なんかまあいいや…という気持ちになる。

気になった点としては、貧乏神のシーン全部切っても成立する脚本だな…て初演のときから思ってたので、終盤の貧乏神との別れのシーンがなんと追加されててびっくりした。いらない時間では?それに付随して、小梅さんの演技がtoo muchと感じるところが何回かあり(この人いい人なんです、のところとか)、2.5の難しいとこだとなと感じる。基本的にキャラクターを見に行ってるので、脇役が必要以上に前に出ようとしてると本筋の邪魔に感じてしまうのだが、そのへんのバランス感覚が製作陣と合わないと結構ストレスだなーと思った。脇役の方がベテランなので「あんまり脚本以上のことしないでください」って言うの難しいのかな〜とか思っちゃったり(全部想像ですが…)。ただまあ私は忍ミュを最近見はじめた身だし、2.5次元舞台にキャラクターを見に行くか演劇を見に行くかの観劇者のモチベの差だよなとは思います。

終盤に長次vs小平太の戦闘シーンが追加されてたのはすっごいよかった!!6人の絆もある六年生だけど、やっぱり、長次を救うのは小平太であってほしい…よね。六ろのふたりに言葉はいらない…と理解してたので、長次が最後「すまない」って謝る追加シーンはいらないのではと思ったけど、まぁ最後小平太に「細かいことは気にするな」って言わせたかったんだろうな、と思った。

化物屋敷へ行け!の歌が乱太郎センターで終わるのほんとにいい。そして、恐怖の荒れ屋敷〜♩の歌、ウルトラミラクルハイパー振付かわいいので、全員の定点カメラほしいよう!!ここも立ち位置変わってましたよね。

 

 

 

キャスト感想いきまーす!

 

 

なんでみんな同じ型の制服着てるのに六年生6人集まってると「うわー華やか!!」って思うんだろうね…

 

 

でも四年生は本当に「キラキラしてる」。すごい。アイドル学年の名は伊達じゃない!!

 

 

 

 

初演を観たときから、物語の中心にいるのは長次なんだけど今回の話って六ろふたりが主役なんだなぁと思ってて、今回もとにかく小平太のかっこよさをしみじみ噛みしめました。

今回は同室以外の六年生同士の関係性も見えて楽しかったなー!小平太が文次郎のこと「もんちゃん!」って言うの、わかる言いそう!ってなったり、仙蔵に怒られた文次郎が伊作の後ろに隠れるのとか、伊作が仙蔵に「置いてかないでよおーー!!」って甘えギレしてるのとか、全部よかった。

 

 

ナチュラルに壁ドンする小平太…

 

いつも長次のほうが大人っぽくて小平太を諭すような関係だけど、小平太の性格や生き様が長次の道を照らす光なのもすごくすごくわかる…六ろは、言葉やセリフではなく、エピソード自体が二人の関係性をいちばん雄弁に物語ってるなあと思ってて、今回のミュもそのひとつの解だと思った。

悪霊に取り憑かれて、仲間がわからなくなって武器を振り回す長次の目だけを見続ける小平太。花形の体育委員長で誰よりも恵まれた戦闘能力を持つのに、長次に対して自分は武器を取らない、そういうことができるのが小平太の強さであり特別性だと何度も思いました。

 

パーソナルスペースの狭さもだけど、この「目」が小平太だよなって思います。捕食者の目だよな。この瞳に射抜かれたら絶対嘘つけないと思わせられる、力強い目。

 

11弾を観てて、小平太って誰がどう見ても”特別な男の子”であって、そんな小平太にとって長次は特別なんだなーて思うのでした。小平太のことは一言でうまく描写するのが難しく、本能型の戦士だと思うときもあれば、太陽の子供だと思うときもある。抜群の身体能力というひとつの才能が突出してて、前に進むことにしか関心がないひと。天才だし、唯一無二の存在すぎて、長次は小平太を尊敬する気持ちがずっとあるんだろうな。でも六ろってどこまでも対等で、お互いを思い合う優しさがあり、お互いをリスペクトしてて、誰が見ても特別な関係なんだとわかる、そんなコンビですごいなあと思う。大親友すぎてすごい。ずっと二人で歩んできたんだね。

 

24期63話『細かいことは気にしないの段』で小平太が金吾に「体育委員なら前に進むことだけ考えろ!」って言ってたのが私はとても好きで、小平太の本質ってそこだよなって思います。”細かいことは気にするな”が彼の代名詞だけど、11弾終盤で長次が自我を取り戻すのに全身全霊をかけ、戻ってきたらもう何も聞かない、そういうの、小平太の強さであり優しさですよね。強すぎて優しいのよな。

 

「泣かないで 大丈夫 私がついているよ どこにいても一緒さ ずっと」本当にいい歌詞だな〜って思います!初演のとき、生徒の過去描写ってタブーじゃないん!?と思ってビクビクしたけど、今回の六ろの回想シーンは原作者の尼子先生も脚本に参加したと知って、じゃあもうほぼほぼ二人の間に本当にあったことなのか…と思って…じーんとしました。*2

まさたかくんの美しい手で長次の傷をなぞる仕草、すごくよかった。武士にとって顔の傷は名誉だけど、長次にとって顔の傷は小平太との絆の証であり、幼い頃に交わした約束の名残みたいなものなのかも。

 

スタイル良すぎるんじゃ…

 

私、小平太は小柄で機動力高い体躯なんだろうなと夢見てるのですが、まさたかくんの演じる、生まれつきの背の高さゆえの余裕を感じる小平太はそれはそれとして大好き。小平太はただでさえガチ恋の化身なのに、まさたかくんがガチ恋力高すぎて、ほんとにガチ恋ボルテージが大変なことになっています。 

 

二人ともウインクキメ顔できる体育すごい!!さすが花形だわ。まさたかくん、ホネホネしたガチ恋の手をしてるけど、りゅうとくんも男の子の手だな〜ときめき。

今回、小平太と滝夜叉丸が会話するシーン全然ないんだけど、みんなで文献を探すシーンで小平太が座ってる滝夜叉丸の肩を上からギューっとしてるの、二人の関係性をよく表してて好きでした!笑 細かいとこまで演技プラン練ってくれてて感謝。中の人たちが年齢差逆なの、舞台観てるだけだと全然わからないからすごい。

 

 

体育会計はTwitter営業がうますぎる。口座番号教えてください!!

(私も持ち上げてください!っていう三木ヱ門も、かっこよく持ち上げられない文次郎も解釈一致すぎて怖)

 

 

これは長次のかわいさをわかっている人のツイートです。

EDできり丸から長次をぎゅーってしてるの本当かわいかった…この二人だいすき。

 

 

 

初演のとき、仙蔵あんま似てないなって思った気がするんだけど(仙蔵にしては顔立ちが濃いって思ったのかな)、もう今となってはめちゃ仙蔵に見える。目かな?けんちゃんの天然エピソードが好きすぎて忘れてたんだけど、板の上に立つけんちゃんが完璧に仙蔵で感動した。他のキャストに比べて動きに無駄がなく落ち着いてるとこが仙蔵だなって思う。歌もうまい。ラブです。

 

「文次郎は少し黙っててくれないか!」って怒るとこ超すき。「長次はすでに自分の意思で動いていない可能性がある」「そうなる前に…手を打たねば」など、渦中にいる人物の中で他の子よりも”最終手段”も頭にあるようなセリフがあるのが仙蔵なのがとてもよかった。小説版でも仙蔵が一番、目の前にある事象から導き出すべき冷静な判断を下していたのが印象的だったので、六いはどっちも学年のリーダーポジションだけど、どちらかというと仙蔵のほうが現場判断が得意なんだろうな、と夢見ています。

 

なんかそういう…*3

 

 

六いは仲良くて最高です。

かずさん演じる文次郎は、かっこよくてかわいくてずっと見てたい。今回、六いは少し俯瞰して状況を見てるなぁと思う場面がちょくちょくあり、仙蔵が「やはり竹虎の亡霊が…」長次の異変を最初に伝えるのは文次郎なんやなってことにどきどきしたりしました。

 

 

そりさんに伊作成分はかけらもないのに*4、舞台の上だと優しくておっとりした伊作にしか見えないのがすごい。語尾のニュアンスが伊作だな〜って思う。すべてがかわいい。顔があまりにもかっこいい。

長次がいなくなった!ってなって、すぐ飛び出すのが文次郎と留三郎で、「武器とってくる」ってなるのが仙蔵と伊作なのすごいわかる。

 

留三郎は本来もう少しかっこつけててしっかり者なんじゃないか?と思うのですが、ゆうたくんがあまりにも天然不思議ちゃん系なので、留三郎がボケにまわりすぎててウケた。生まれたての鹿クォリティ高すぎるの何w

留三郎だけお化けに全然気づかないのおもしろいですよね。わかる、霊感なさそう。

文次郎に「お前のようなやり方じゃ下は育たん」って言われてケンカするシーン好きです!!犬猿って中身ほぼ一緒なのに後輩への接し方が真逆なとこ大好き。

 

 

 

 

 

現実の四い(現実の四い?)とは関係性が全然違うりゅうとくんとかずとくん。こういうサービス精神や自撮りのたびに毎回違う決めポースを見せてくる滝夜叉丸に対し、全部の写真が同じ顔な綾部、ぽい。笑

 

りゅうとくん、初演のときから似てるな〜と思ってたけど、改めて、ほんとに似てる。顔の彫りが深くて立ち姿に華があるとこ、滝夜叉丸度高い!!ダンス未経験だったと後から聞いてかなりびっくりした(うまいなと思ってた)。元から運動神経よかったんだろうなという気もする。

 

綾部の「タカ丸さんのせいにしてる?タカ丸さんのせいにしてる〜」のところ本当に大好き。

綾部はかずとくん含めて過去キャスト3人くらい見たことあるけど、見た目も演技も完璧に似てる!!って思ったひとまだいないな。歴代綾部の中でベストと言われてる人は誰なんだろうと思った。ひょうひょうとした美少年、って2.5次元俳優なら得意なひといそうだけど、なかなか難しいんだろうか。いつかすっごい綾部と感じる綾部に出会ってみたいものだ。

 

四ろキャストのじゅんぺーくんと岬くん、初演のときあんまTwitter営業しないタイプなんかなと思ってたので、今回同室芸多すぎてどきどきしました。いつからこんなに仲良くなったんだろ〜!!って思うのと同時に、本物の四ろ(本物の四ろ?)もいつの間にかめっちゃ仲良くなってそうな感じあるので、幻覚見える。

三木ヱ門と守一郎、お互いに初めての友達って感じがかわいいんだけど、二人見てると、ほんと仲良しだな四ろは〜!!って気持ちになれてサイコーです。

なんでもない日が特別な日になるのは、二人が親友だからだよ…

 ろ組の僕の相方(ろ組の僕の相方)…

 

 みき……(??????)

ありがとうな。。

 

じゅんぺーくん、さすが元アイドルっていうか、オタクの心を掴むツイートがうまくてえらい。「夜もギンギンに頑張っていきましょう!」が出てくるのえらすぎる。夜公演のこと言ってるんだけど、いつも委員会で徹夜してる会計だからダブルミーニング

そんで、会計の身長差、ほんとかわいい…

作中で「そんな大事なこと早く言え!!!!!!」て文次郎が三木ヱ門の首根っこ掴んで「すみません…」て言うところ、会計の軍隊みが凝縮されてて大好きなシーン。

 

 「輪子ちゃんもまぁなかなかだけど」って言葉が出てくるのまじえらい…。じゅんぺーくんの笑うと目が細くなるところ、アイドル力感じて、三木ヱ門だなって思う。

 

 

ようしゅんくん、ほんとにちゃらそうなのと、鬼コミュ強そうなところも含めて、ハマり役だな〜って思います。声を似せるのが上手いのと、タカ丸っぽいおっとりしたしゃべり方も、間の取り方もうまい!彼のタカ丸さんで久々知くんとしゃべってるところが早く見たいなぁと思います。

「みんなで化け物屋敷行って絆を深めよう」って提案するのも、先輩の勘ちゃんに「肝試しは二人1組で行くものだよね」ってさりげなく誘導する感じとか、モテ男なタカ丸さんがにじみ出てて笑っちゃう。

 

タカ丸ウインクうっっっま…!と思った1枚。

滝夜叉丸と三木ヱ門がウインク上手いのは必然として(?)、タカ丸さんがウインク上手かったらそれは反則でしょう!!!

ところで、滝夜叉丸が並行二重で三木ヱ門が末広二重なの、めっちゃわかる。

 

 

私が観に行った回でサイコーのアドリブかましてくれた勘ちゃん! 

五年生キャストがすっごい仲良しと知って(私は五年生メイン回を映像でしか見たことがありません) 、今回役作り難しかっただろうな〜と思ったり、早く肉眼で五年生たちを見たいと期待高まったり。この丸い童顔な感じも勘右衛門に見えてきた…。

 

コロナ禍で飲み会行ったりすることもできなくなった分、同室キャストはよく電話してたってエピソードが本当にきゅん…。私の最推しである六いのおふたりは本当によく電話してたらしい*5。きゅんです。

 

 

初演からキャストのこと知りはじめて、学園祭見て、チコちゃんコラボ配信も見て、再演を現場でも見れて、役者さんの配信コンテンツもちょくちょく見たりして、ここ半年くらい忍ミュを好きになって楽しいことたくさん増えてうれしかったー! 

千秋楽が無観客配信になってしまって、自分のことのように辛かったけど、、でも、いっぱいいっぱい幸せもらったと思える。

 

次は何があるんだろうなー、楽しみ楽しみ。

 

 

おまけ。公演期間に湧いたツイート。

 

 

11弾初演の感想はこちら。

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*1:消費者センターとかに取り締まってほしいレベルでいらん

*2:

spice.eplus.jp

*3:要は、エルヴィンタイプが文次郎で、リヴァイタイプが仙蔵なのかなっていう謎妄想なんですが…

*4:そりパでじゅんぺーくんも言ってました 笑

*5:かず茶のけんちゃんゲスト回で話してた