2020年に忍たまにハマった女が2011年のキャラクター人気投票”初春の陣”を振り返るの段

キャラクター人気投票。いい文明ですよね。推しの順位が高かろうと低かろうとそれを肴に一生しゃべれる。

一応子供向け教育アニメという位置づけであろう、忍たま乱太郎も今から9年前にキャラクター人気投票を実施しているようで(当時Webサイトを見た記憶がおぼろげにある…)、忍たまにハマった今見ると、へええー!おもしろーーー!!と言いたくなるものがたくさんなので、今日はそれについてあーだこーだ言う回です。

 

ちなみに!当時、結果発表を掲載していた公式Webページはすでになく、ランキングを知れるのはピクシブ百科事典と当時のファンサイトのみ、というのもまた渋い。

10年前くらいに忍たまハマってたわ〜って友達に、今さらながら忍たまハマったんですが…と申告したら「先人たちの遺産と共にがんばれ」と言われたのですが、もうまさにそれ。少し調べたいことがあってググると、こんなブログサービスあったなーーー!!ってものがわんさか出てきます。当時、インターネットに記録してくれて、そしてサイトを残してくれて本当にありがとう……!!!これ、次のおけけパワー中島物語のネタにならんかな。*1

現在進行形のジャンルではあるものの、漫画の連載開始が1986年、アニメ開始が1993年の激長期コンテンツの真髄をのぞいている気持ちです。

 

ということで順位はこちら!

dic.pixiv.net

 

得票数まで書いてくださっているファンサイトがありましたので引用させていただきます!本当にありがたい… コメントの熱量もめちゃくちゃ素晴らしく、何回も読んじゃった。

ameblo.jp

 

リアルタイムで追ってた人のコメント読めるのめちゃくちゃありがたい。インターネットありがとう!!

 

ちなみにですが、ただの人気投票ではなく、上位のキャラは特別エピソードを放送、という公約が事前になされていたそうなので、こりゃあみんな燃えたんじゃない?ってにやにやしてしまいます。出番が少ない子に票が集まったりしたんだろうか?

 

 

 

 

下級生グループ 

なんと下級生グループは、そもそも誰にでも投票できるわけではなかった、というのがびっくり。ピクシブ百科事典によると、エントリーされたのは下記メンバーだったようです。

忍術学園の生徒は、一年は組と上級生(四年生~六年生)は全てエントリーされていたが、
一年は組以外の下級生(一年生~三年生)のエントリーは鶴町伏木蔵、池田三郎次、神崎左門のみ。

まずもう、そこで選抜されたのが伏木蔵三郎次左門なんだ!?ってとこにもびっくり。 伏木蔵はわかるとして(後述)、三年生からひとり選ばれるのは伊賀崎孫兵じゃないんだ…ってとこにもびっくり。左門、私は覚えるまでに時間かかったけど、キッズからは人気だったのかしら…。2年生からも一応エントリーあったんだなってとこにもびっくり(二年生ファンの人ごめんなさいw)。まあ二年生からひとり選ぶなら三郎次は妥当かな。映えあるTOP5はこの5人!!

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1位 摂津のきり丸 16,334票(総合3位)

2位 猪名寺乱太郎 7,962票

3位 加藤団蔵 6,093票

4位 鶴町伏木蔵 4,091票

5位 黒木庄左ヱ門 3,622票

 

きり丸強ぇーーーー!!!www というのが最初の感想。人気だろうなとは思っていたけど、主人公にダブルスコアで勝つのは強すぎる!!!きり丸が人気なのって体感では超わかるけど言語化が意外とむずかしいよなーって最近思っています。というか大人になった今なら、そりゃーきり丸人気やろうなあ!ってわかるけど、このアニメの対象年齢であるキッズたちはきり丸のどういうところが好きなんでしょうね?聞いてみたい。

黒髪つり目、自分でバイトして学費を払ってる、命より銭が大切と言い切るほどドケチ、休暇中は担任の先生(初恋泥棒)の家に居候してる、意外と友達思い、戦で村を焼かれて家族を失った戦災孤児作中で唯一苗字がないキャラ(家族も地元ももうないから)という設定、女装姿が可愛いなど、属性てんこ盛りな10歳。

 

 田中真弓さんの声がもうめちゃくちゃかっこいいのです!!!大好き。

 

・主人公の意地、乱太郎が2位!主人公が人気投票上位に入る作品はよいものだ。私は乱太郎が喋ってると、本当に高山みなみさんの少年声ってかわいくてきれいだなーって毎回しみじみしちゃいます。コナン君がぶりっ子してるときの声をさらに高くかわいくしたかんじ。笑 

同級生のみならず、先輩や外部の者などからトラブルの相談を受けて、いつも話の渦中にいるところがさすが主人公。でもよく考えると、乱太郎ってものすごく特徴的なキャラでもないので、なんで主人公を彼にしたんだろうねー?って思うこともたまにある。ただ、映画(忍術学園 全員出勤)を観たとき、なるほど〜そういうことね〜って思った感覚も確かにあるな。いつも人に優しく一生懸命なところがいいところですよね。彼はなんでもできるようなスーパー主人公ではないけど、いつもがんばるので、周りの人もみんながんばる、そういう、周囲を巻き込む力があるところが彼の主人公性なのかな?って思ったりもします(実写映画観たときそういうことを思った)。

あと、彼だけクラスで唯一「一流の忍者になる」という明確な目標を持って入学してきた子なんですよね〜(なのになぜ勉強しないの?と毎回思う。笑)

一人称が「私」なのが育ちの良さを感じて好き。そう考えると、主人公3人の一人称って乱太郎が「私」、きり丸が「俺」、しんべヱが「僕」でみんな違うんだな。性格出てますね〜。

 

・3位は一年は組の団蔵!!団蔵がなんでここまで人気なのかいまいち私は把握しきれてないんですけど(←笑うところ)、忍たま好きの友達が「団蔵は馬に乗れるんよ!!そして後継ぎだから若旦那なの」と力説していたので、まあ、そういうことなんでしょう。部屋が汚くて字が汚いというイメージしかないので、THE 男の子っぽいところがかわいいのかなぁと思います。まぁ将来モテそうな感じはわかるよ。

なんかすごい最高のエピソードがあったりするのかな?情報求む。

 

・4位、来ました、一年ろ組の伏木蔵!!笑(私、1ヶ月前は一年ろ組の4人とも同じ顔に見えていたのに、もう全員わかる…人は成長する…)主人公が所属している一年は組以外から堂々のランクインですが、伏木蔵が頭ひとつ抜けて人気な理由、それはきっと雑渡さんという闇の力が背景にあるから…www

でもな、そりゃあー人気やろなあー!!!って言いたくなります。かわいいもんな。少し震えているようなかわいい声、頬がもちもち、あやしい男になついている(ヤバい)、すごいスリルぅ〜〜〜。大運動会で雑渡さんに無駄におもちゃにされている描写を観て私は何かを理解しました。36歳の曲者忍者と10歳の忍者のたまご…。

あと主人公乱太郎と同じ保健委員で出番が多いのも、彼を識別しやすいポイントなのかも。

 

・5位、庄左ヱ門!!わかりますわかります。子供の頃、乱太郎きり丸しんべヱ以外で認識してるの、喜三太庄左ヱ門だけだった。庄左ヱ門は太眉にまんまるお目目で、顔が本当にかわいい。男の子のかわいい顔、って感じする。それでいて冷静な性格(ドライともいう)なところ、あんまり他人に情とか持たなそうなのに、は組の問題児たちの面倒をみているところ、結構頭よさそうなのになぜかは組にいる謎なところなど、推せるポイントがとても多い。クラスメートからたまに「庄ちゃん」と呼ばれているところもかわいい。大人になって思うこととしては、声がめちゃくちゃかわいい

 

上級生グループ

まず言わせてくれ、六年生から入ったの伊作だけなんだーーー!?!?!爆笑

すごいなあ。票割れたんかなあ…という気持ちと共に、四年生強!!!とも思います。アイドル学年の愛称は伊達じゃない…そんな強豪ひしめく上級生グループの中で、映えあるTOP5はこの5人!!

 

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1位 善法寺伊作 7,176票

2位 綾部喜八郎 6,399票

3位 斎藤タカ丸 6,135票

4位 竹谷八左ヱ門 5,788票

5位 平滝夜叉丸 5,099票

 

 

・堂々1位の伊作先輩、さすがすぎます!2011年1〜2月がこの人気投票で、3月がアニメ映画公開月だったということなので、この時期本当に伊作が特別に人気だったんだろうなあと思います。私は映画忍術学園全員出動のクレジットを観たとき、ほぼ全生徒が学年ごとに名前が出てくるのに、伊作だけクレジットが最後に出てくることにめちゃくちゃ衝撃を受けました。あの映画って実質伊作が裏主人公だったんだなあ、と思ったし、伊作というキャラクターが「主人公の直属の先輩であること」の意義について考えさせられるストーリーでした。優しくて戦いを好まない性格の忍たまには、そういう子にはそういう子なりに進むべき道があるということ。

伊作ってさらにいうと同室の留三郎との特別な絆が描かれる”同室シリーズ”なんて連載(?)持ちなのもすごいよなあと思います。六年生はどこの同室も唯一無二の絆を持つ二人組だと思いますが、伊作と留三郎に関してはお互いに無償に尽くす心というか、お互いへの愛情が深いところの特別さにいつも感動してしまう…28期の「同室の秘密の段」では、留三郎のために知略を図る伊作という、超レアな切れ者な一面を見せていただけて大感動でした。

そしてもちろん雑渡さんとの不思議な関係も。伏木蔵といい、タソガレドキと保健委員の組み合わせは、最初に知ったとき唸ったものです。

 

・2位、出番そんなに多くないのに2位なのがさすがな綾部喜八郎!!!私も忍たま入門して1週間で「推しは綾部先輩やな…」と思ったくちなので、多分、みんな好きなんでしょう。CV石田彰さんであることの素晴らしさを日々噛み締めています。無表情で棒読み、ひょうひょうとした性格、人を罠にはめることにかけて天才的、グレーのウェーブヘアー、作法委員会であの立花先輩の直下の後輩、あの滝夜叉丸の同室、意外とい組など、ステータスが盛り盛りなかわいい男の子。

私は作法委員会が好きなので、立花先輩綾部が直の先輩後輩であることを何かの奇跡なんじゃないかと思ってしまうのですが、さらに綾部って同室が滝夜叉丸というミステリアスさが魅力を加速させていると思います。部屋で二人で何話してるんや。仲悪そうだし実際に喧嘩してましたけど(四年生の頂上決戦の段、神回すぎた)、”無表情で棒読みの綾部の感情が滝夜叉丸にはわかる”という、ウソみたいな公式設定があることは何度でも声に出して言いたい。

他人にまったく興味なさそうではあるが、彼もまた忍術学園のよいこなので、乱きりしんの話をちゃんと聞いてあげり、守一郎の歓迎会の準備にちゃんと参加したりしてるのもまたかわいい。

 

・3位、忍たまにはこんな隠し玉がいたのかと思ったタカ丸さん!!「訳あって途中編入したので、年は同級生の2つ上」って設定は作者が天才すぎると思った。四年生が並んでいるとき必ずタカ丸さんだけ背が高く描かれていること、五年生タカ丸さんに対して敬語で話していることなども、天才の所業すぎる。

そして、ウソみたいな公式設定「くの一に1番モテる」「それを本人も自覚している」という罪深すぎるキャラ設定もすごい。なのに本人はチャラいというわけではなく、穏やかでのんびりしたまともな性格なのもかわいい。けど、金髪(最高)。一人称が基本は「僕」だけどたまに「俺」になる瞬間も好きです!

四年生の中では穏やかな性格なので、協調性0の四年生たちが集まってるときはみんななんとなくタカ丸さんのことをお兄さんと思ってる感じ(明確にそうってわけではないけど、なんとなく滲み出る感じ)がめちゃくちゃかわいいなあと思います。四年生のことは下の名前呼び捨てで読んでて、五年生と六年生は苗字+くん付けなのもかわいい(六年生の呼び方はまだ忍ミュでしか見てないので違ったら教えてください!)。

そして特筆すべきは同じ火薬委員会の久々知くんとの関係性だと思います。成績優秀で委員長代理までも務める五年生の久々知くんは、年上の後輩であるタカ丸さんを抱えて、ただでさえ人数の少ない火薬委員会を率いており、久々知くんタカ丸さんって育ちも性格も真逆だろうに、一緒にいるのをよく見れるのも嬉しいです。久々知くんタカ丸さんに対して敬語だと知ったときは興奮しました。CV浪川さんの甘く震えるボイスが「くくちへいすけくぅ〜ん」って言ってるときの「く」のかすれ方がたまらなく色っぽくて好き!!!

 

・4位、五年生のから唯一のランクイン、竹谷先輩!!ほんとびっくりしました。五年の一番人気はてっきり久々知先輩かと思っていたので…。この投票期間にすごいサイコーなエピソードがあったとかなのかな。竹谷先輩の「生物委員会であること」「下級生だらけの委員会の委員長代理であること」「久々知くんのお豆腐料理をちゃんと食べること」などの環境要因から導き出される「(たぶん人間に対しても)面倒見のいい性格」ってとこがなかなかツボです。「いったん生き物を飼ったら最後まで面倒を見る」がモットーってめちゃくちゃよくない!?五年の中ではろ組ですが、委員長代理同士で久々知くんとは特別な友情がありそうなところもかわいいです。

私は竹谷先輩孫兵のコンビエピソードを切望しているのですが過去に何かありましたら教えてください!!

 

・5位、忍たま知らない人もこいつのことはなんとなく覚えてる古残キャラ・滝夜叉丸!!滝夜叉丸といえば「ウザくてナルシストな先輩」というイメージしかなく、実際そうなのですが、体育委員会の中での滝夜叉丸先輩に従順で意外と後輩の面倒見もいいという最強のギャップを見せつけてくれることを大人になって知れたのは衝撃の収穫でした。みんなアニメ映画で、滝夜叉丸喜三太の入ってる桶をこっちに引き寄せる1秒のシーン、100回観たやろ。

七松先輩の前で無力な滝夜叉丸は本当に本当にかわいい。滝夜叉丸は基本的に体育会系気質なんだな〜と思います。七松先輩の方は滝夜叉丸にあんまり興味なさそうなところもツボ。四年生たちは先輩の前で性格が変わるっていうのが忍たまの関係性萌えの醍醐味だと思いますが、滝夜叉丸はたぶんその代表格。迷子になる三之助をいつも縄で引っ張ってるのも滝夜叉丸の面倒見のよさだよねぇと思ってかわいい。

同室の綾部が不思議ちゃんなので、滝夜叉丸が意外と世話焼いてんじゃないか?と妄想を膨らませていたら、勝手に部屋に自分のポスターを貼り綾部がキレて戦輪の輪子ちゃんをとられていたのには笑った。普通に仲悪そうでもあり、マイペースな二人があんだけ正面きって大喧嘩してるのはある意味仲の良さにもみえるので、四いは不思議空間である。

四年みんな綾部のことは喜八郎って呼ぶけど、それでも滝夜叉丸喜八郎呼びはなんか、この子たち同室なんだな…って思っていつもこそばゆいです。 口を開けば自慢話しかしない男と同室で暮らすなんて、スルースキル相当高くないと無理だと思うから、同じくらいメンタル鋼で他人に興味も愛情もない綾部くんが同室だったのは采配が絶妙すぎる…!と思います。

たまに優秀な一面を見せるときも好きなんですが、そこに夢見過ぎてると普段のウザキャラっぷりに現実に引き戻されることがよくある、そんな滝ちゃん。 

 

 

忍術学園グループ

1位、彼がとらずして誰がとる感はありますが、さすがさすがの。総合得票数でも1位というダンチの人気を見せつけてくれました!!

あとこのへんからランクインしてるキャラたち的に「ちゃんと子どもの票が入ってるんだ…」と謎に安堵した。映えあるTOP5は!!

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1位 土井半助 25,989票(総合1位)

2位 小松田秀作 8,502票

3位 ヘムヘム 4,470票

4位 トモミ 3,564票

5位 山本シナ 2,656票

 

・1位、初恋泥棒でお馴染みの土井先生!!もうね、私定期的にTwitterで「土井先生 初恋」でサーチしてるくらい、土井先生が一定世代の女たちの初恋って話を聞くのが大好き。土井先生、リア恋でもガチ恋でもなく「初恋」なの、言い得て妙すぎる。この世で一番初めに「初恋は土井先生」って言った人、目の付け所よすぎない!?

 

 

 

 

 

 ※これは28期第31話「危険な近道?の段」の土井先生がやばすぎて夜までTwitterトレンドに入っていたときのつぶやき

 

 

2011年の人気投票でダントツの得票数ではありますが、2020年現在でも定期的に謎のネットニュースで「二次元の初恋キャラは?」というアンケート記事で彼の名前が上がってるのを見てはにやにやしてしまう。

土井先生って大人になってから見ると、本当に、完璧な男ではないんだよな。練り物食べれないし、アホのは組に手を焼いていつも胃痛、戦うときに武器じゃなくてチョークと出席簿を使う、などなど、いわゆるスマートなTHEイケメンキャラではないんだけど、でも、生徒への愛情深さと、忍者としての実力がほんものなところ、25歳にして老練しすぎなところ、などなど、噛めば噛むほどおいしいキャラである…。

彼だけ家の長屋の設定やら、忍術学園に来るまでの来歴やらが詳細に決まりすぎなのも、人気キャラゆえだなぁと思ってときめきます。

 

そんな土井先生が!記憶喪失になり敵の軍師となって忍術学園の生徒に刃を向けるという、公式が放った同人誌とまでいわれている『小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』という小説版があるのですが(作者はアニメ忍たまの脚本家さん!)、これがもう本当に…すごくて……… 絶対映画化する!!というファンが願い続けて早7年が経っているみたいなのですが、果たして祈りは届くのでしょうか?!

もう映画が無理ならスペシャル版(『さらば忍術学園の段』的な)のでもいいから映像化してほしい…!!!!!

奇しくも現在、土井先生のCV関俊彦さんは、鬼滅の刃で無残様を演じておられるということで、土井先生の顔から冷たい声が発される瞬間に余計期待してしまうのであった…。

 

・2位、私はまったくツボじゃないけど人気だよね〜の小松田さん。私はドジっ子萌えがないのだ。笑 お兄ちゃんがいる弟であると知ったときは、「どおりで〜」と思った。

 

・3位、ヘムヘム!ヘムヘムが入ってると、キッズ票の存在を感じる。ヘムヘムは学園長と会話できるようになりたくて”ヘムヘム”と発音するようになった犬であるという設定を友達から聞いたとき、おもしろすぎて超笑った。

 

・4位、トモミちゃん!ユキちゃんの方が目立つ印象だけどトモミちゃんの方が人気なんだね。子供の頃は、ユキちゃんと乱太郎、トモミちゃんときり丸、おシゲちゃんとしんべヱがコンビなのかなあとなんとなく思っていた。髪色かなあ…? 

 

・5位、山本シナ先生。憧れますよね、わかる!実写版の杏ちゃんが妙にそっくりで綺麗だった。

 

 

その他グループ

忍たまはとにかくサブキャラも数が多いのでどこまでエントリーされていたのか気になるところですが、1位はさすがの得票数。 2020年の今から見ると、兵庫水軍の若い衆が一人も入っていないのも気になります、兵庫水軍がよく出るようになったのって最近のことなのかな…??私には何もわからない……

 

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1位 山田利吉 25,354票(総合2位)

2位 雑渡昆奈門 8,512票(2位グループ最多得票)

3位 錫高野与四郎 6,925票

4位 大木雅之助 3,038票

5位 兵庫第三協栄丸 2,211票

 

・1位、初恋は土井先生って話が出ると必ず一定数の人が「私は利吉さんでした!」と言ってくるでおなじみの利吉さん!私は忍たまに利吉さんというキャラがいることは覚えていたものの、誰なのかさっぱりわかってなくて、大人になってきちんと忍たまに入門して、山田先生の息子ってことが判明して、そうなんだー!!と思いました。

ほんとに全然忍術学園に関係ない人物なのに、忍たまのよいこたちに対して面倒見がいいところも素敵なお兄さん。ルックスもかなりの男前ですが、忍者として優秀なこと、家族想いなことなどもかっこいいですよね。土井先生と山田家の出会いが明かされた回では、12歳のときの利吉さんが見れるというサービスシーンがあり、超かわいかったです。土井先生との関係性も気になる。土井先生から「利吉くん」って呼ばれてるのかわいい。

忍たまに「こんにちは」って言われたとき「はい、こんにちは」って最初に「はい」をつける落ち着いた喋り方にきゅんときます!!

 

 

 

・2位、忍たま界きってのチートキャラ、雑渡さん!!アニメ映画を初めて見たときに「この存在感のある謎の人は…誰…!?!?!」となって、忍たまおたくだった友達に問い合わせたものです。雑渡さん、途中から出たキャラのわりに、土井先生ばりに過去設定が色々決まってて、大人のお姉さまたちに人気なんだろうなあと思います。右目しか出ないのに、実写版で谷原章介が演じていたという事実がもうおもしろい。

雑渡さんは声もかっこいいんですが常にテンションが低く、作中に出てくるキャラの中でも屈指の切れ者であるという設定、たまらないです。ボソボソおもしろいこと言ってくるのもツボ。タソガレドキ忍者隊から異様に慕われているのもすごくよくわかります。あんな人がトップにいたらついていきたくなるよな。

 

 

 

 

・3位、与四郎先輩!実は与四郎先輩が活躍するエピソードをまだ見たことがない。おすすめあったら教えてください。

 

・4位、大木雅之助先生!かっこいいけど、まだよく知らない、すいません!笑 ライバルの先生がいるっていう設定はかわいい。

 

・5位、兵庫第三協栄丸さん!この人も幼少期の記憶にあったなあ。おちゃめな人だけど、組織の上に立つ器だなーと思うことはよくあって、兵庫水軍オーディションの回とかめちゃめちゃ好きでした!最近兵庫水軍のみなさまも覚えたくて格闘してるんだけどまだまだ名前が入ってこないです…網問くんがかわいいのはわかります。

 

 

 

最後の方駆け足になってしまったけど、年内に書くことができてよかったです。9月から書いてたので前半と後半でテンションが違うかもしれませんがおゆるしください!!(キャラへの理解とかもこの3ヶ月でだいぶ変わっている気がする…笑)

 

2020年下期は突然忍たまにハマり、もう忍たまの思い出しかないです。よき1年でした。来年もいっぱい楽しむぞ〜!忍ミュ学園祭も楽しみです!!

 

 

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【大・感・動!】あったかもしれない歴史、いたかもしれないお姫様/宝塚宙組『アナスタシア』感想

宙組の『アナスタシア』を観てきました!最初に書いておくけど、今年観た全エンタメの中でベストです!!!本当に全部が好きすぎて胸がくるしい…涙が止まらない…

 

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2020年は東急シアターオーブでも宝塚でもアナスタシアやるで!ってのは知っていたのですが、全然興味なくてスルーしていた。たまたま関西旅行で空き時間ができるので、どうせなら人生で一度行ってみたかった宝塚大劇場に行ってみたいな〜からの、今やってるの宙組さんなんだ、まあ宙組全然知らんし演目もようわからんけどなんでもいっか!くらいの気持ちでチケットをとったら…衝撃の大誤算だった…

1幕終わった時点で、一緒に観てた友達と顔を見合わせて「いや、面白!?!?!」と叫びました。

 

もうとにかくめちゃくちゃおもしろいんです!!!

前情報0で行ったからあとで調べて知ったんですけど、ブロードウェイの輸入ミュージカルとのことで、「だからか…!!」と思いました。なんかもう、脚本も演出も音楽もスケール違いすぎる。ミュージカルって、ただ歌って喋っての繰り返しじゃなくて”舞台芸術”なんだなあ…ということをしみじみ感じました。よく練られたロマンティックな脚本、そしてそれを”表現”するための様々な演出の工夫、そしてストーリーを盛り上げる、どこかディズニーみたいな雰囲気もある耳に残るドラマティックなメロディ…全部がきれいに組み合わさって、「これがミュージカルなんや!!」とビシバシ伝わってきて本当に感動しました…。

 

ミュージカルを仕事にする人なら、こんな演目に携われるの本当にうれしかっただろうなあ、と思ってしまいます。もはや、「この演目やれた宙組生の人たち、嬉しかっただろうな」と、謎に演者側に感情移入。

宝塚観た感想として正しいかはわかんないんですけど、「劇団四季みたいで面白い」って思いました。いわく、演者を誰も知らなくても、前知識0で観ても面白い。学生が修学旅行で観ても絶対面白い。

どっちがいいとかではなく……なんか、普段私が宝塚に感じているときめきポイントとは結構違うところで感動しつつ、宝塚らしい豪華な衣装、キラキラ感、ロマンティックなラブストーリーまで堪能できて一石二鳥みたいな…(?)

 

あと私はそもそもディズニーオタクでもあるので、アナスタシアは元々がFOXの制作した長編アニメーション映画とはいえ、作った人がディズニー出身ということもあり、多大にその影響も感じられたり…でもブロードウェイ作品になることで歴史モノとしての骨子もきちんとある作りになっていて、全部が全部ほんとうにすごかったなあ、と思います。お見事すぎました。オーブ版も観たかった…再演に期待します。

 


宙組公演『アナスタシア』初日舞台映像(ロング)

 

印象的だったシーンと音楽

まずもう、冒頭の、少女アナスタシアとおばあさまがベッドでオルゴールに合わせOnce Upon a Decemberを歌うシーンから、絵本の1シーンのような美しさなんですけど、私が最初に釘付けになったのは、ロシア皇室の舞踏会での写真のシーンです。

よくミュージカルで見るフランス王室ものとは確かに違う、ロシア皇室の衣装やセットの美しさや独特の寒さに胸をときめかせるものの、みんながにこにこ踊っているのになぜか不穏な空気がつきまとう。アナスタシアの弟が転んで…みんなで写真を撮って…3枚目の写真のシャッター音が革命の弾丸の音と重なる、なんて、凄すぎて本当にびっくりした…一瞬で心臓を貫かれました。「ロシア皇室は革命に倒れて一家全員が殺された」ってことを、こんな表現で表せるんだ…!!ってことに感動。

 

そして『A Rumor in St.Petersburg』、本当に大好き!!私はそもそも、「アンサンブルみんなが歌で状況説明を一気にしてくれるミュージカルソング萌え」があるので、この歌ドンピシャでした…。美女と野獣の”Belle”とか、そういうやつ。ぎゅうぎゅうづめ〜♩

 

『In My Dream』で、星風さんの歌のうまさに聞き惚れる。歌の上手い方という噂は聞いたことあったけど、納得の上手さだった!アーニャは歌がうまくないとできない役だと思うので、星風さんがトップ娘役でよかったなあ。「誰だってつらい人生よ」「誰だって自分じゃない誰かになりたいって思う」などのセリフが結構印象的で好きです。(余談だけどディズニープリンセスにも結構「私の本当の居場所はここじゃないどこかにあるはず」系のテーマを持つ女の子は多いですよね、ベルやラプンツェル、モアナなど… 普遍的なテーマなんでしょうね)

初めてディミトリにオルゴールを渡されるシーンで、ロシア皇室の人たちと踊り出すシーンの幻想的な美しさ…。なんかこう、ハプスブルク家とフランス王室以外の、悲劇の王室を見る機会があんまりないのでずっとどきどきしていた。

 

こんな曲もあるのが奥深さだなあ、と思うのが『Stay,I Pray You』。そもそも、汽車に乗るシーンをどう表現するんだろう、街の風景みたいに映像で流すのかな?と思いながら観ていたら、がっつり駅のセットに、汽車の舞台装置まで出てきてスゴー!!と思った。作り込みが…すごい!!

(余談なんですけど最近鬼滅の映画見て、この無限列車編、「列車の中」っていう舞台設定がそもそも萌えるって話を友達としてて、なんかよくわかんないけど、”ここではないどこかに連れていってくれる閉鎖空間”、という舞台装置としての”列車”に私はときめきがあるみたい。絶対ハリー・ポッターのせいだ…)

 

2幕から登場するリリーさんのLand of Yesterdayは圧巻!!私、本当に宙組さんのことを全然知らず、配役も見ずに行ったので、「宙組、こんなに迫力あって歌が激うまな娘役さんいるんだ!!誰!?次のトップ娘役の人とかかな!?!?!」とスーパーニワカ感想をぺちゃくちゃ友達と喋りながら帰路についてしまったので、近くで聞いていた人は大層やきもきしていたことでしょう!!笑 私は宝塚が好きだけど詳しくはないのだ。あとから、和希そらさんという男役スターさんが今回女性役を務めていたのだと知りました。ど、どおりであの存在感…!というか、だから階段下りもしてたんですね…。(花組のCASANOVAのちなつさんのときも思ったけど、番手上の方の男役さんが、こういう、めちゃくちゃ迫力ある女性役を完璧にこなしてるの、言葉にできないドキドキ感がある…あとお得感もある…)

リリーなんて、エリザベートでいうマダム・ヴォルフ的なポジションでさらに出番がその10倍ある感じなので、ほんとおいしい役だし、この役みんなやりたいよな…なんて思っちゃった。ロシアのことをLand of Yesterday(過去の国)とか言っちゃうオシャレな歌詞。後ろ向き自虐をいう高潔なロシア人たちらしさが最高です。このシーン、衣装の雰囲気はロシア民族の情緒があり、踊りもちょっと民族舞踊っぽい(コサックダンスするときの腕の組み方かな?と思ったりした)のとかほんとにときめく!!

 

www.instagram.com

 

公式インスタにLand of Yesterdayの写真あがってた〜!(2枚目)ほんときれい…

オーブ版、堀内敬子さん観たかったな…

 

このあと、アーニャとディミトリがまさかの、幼少期に会ったことがあるというTHE王道少女漫画設定が明かされるのですが、も〜〜〜!!!そんなことする〜〜〜!?!?!?!と叫びたくなった。ロマンティックすぎる!!!マジ泣き。ディミトリが幼い頃たった一度だけ会った、心を奪われた女の子の記憶と、その話を聞いたアーニャが、徐々に思い出していく断片的な記憶が、デュエットソングで折り重なる美しさ。「私が微笑んだら彼はおじぎをした…」「俺、それは言ってない…」「でも私、覚えてる…!」ああ本当にいいシーンだなあ…運命の恋だなあ…!!お姫様と少年が、時を超えて巡り合う…ロマンだね…。

(ちなみに原作だとディミトリは王宮で働いてた少年でアナスタシアを逃がした張本人であり、だからオルゴールを持っていたことになっている。。そっちの設定の方がすきかも!!)

 

メインキャストがバレエ鑑賞するシーンで実際に白鳥の湖をバレエで踊るっていう構図がすごい『Quartet at the Ballet』。いろんな人の視線と想いが交差してどんどん盛り上がっていくかっこいい音楽!

 

マリア皇太后とアナスタシアが部屋の中で二人で問答するシーンは涙なしには見れなかったです。「私の家族に起こったことをあなたに説明される必要はありません」「大事なものを一瞬で奪われたの」「本当のさようならになるなんて、私たちにはわからないのよ」…畳み掛けるようにマリアがディミトリやアーニャに投げかける言葉が、つらくて、つらくて…。マリア皇太后はお茶目さもありつつ、彼女のプライドや痛み、そして底無しの孤独もすごーく伝わってきて、魅力的なキャラクターで大好きでした。

 

とにかくずっと大好きのツボを押されまくってた私が、最後の最後に「どわ〜〜〜!!」ってなったのが、アナスタシアは最後、いなくなるというエンディングを迎えることです。

ディミトリとくっつくだろうとは思っていたけど、まさか、再会できたおばあさまと離れ、「二度と戻らない」という決断をさせるとは思わなかった…けど、全部納得できる作りになっていた。マリア皇太后とグレブが交互に「この歴史のゲームには決着がつきました」「アナスタシアは人々の願望が生み出したお伽話だ、軍はこれ以上夢物語に付き合う時間はない」という言葉で消息をうやむやにすること。ここで私は、「あ、アナスタシア、本当に史実を基に作った話なんだ」と本当の意味で実感したのでした。

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

 

世界史の知識皆無なので、観劇後にWikipediaを見たりしたんだけど、3人の姉と弟がいて、本当に生存説が根強く囁かれていたお姫様であることを知る。マリア皇太后は、息子一家処刑後、本当に一人だけ生き残ったことも。

私はこういう、史実と史実をうまくつないで「あったかもしれない歴史」「いたかもしれないひと」を上手に描き出す歴史物の作品が大好きなので、史実上アナスタシアは殺されたけど、長い間、死の確固たる証拠が見つかっていなく、彼女の祖母は生き残り、生存説の囁かれる孫娘という都市伝説を耳にしていたであろうこと…から、こんなに美しい物語をつむげるなんて、とものすごく感動した。だからこうやって、みんなの目の前から姿を消す終わりだったこと、でも、愛する人と二人でどこかで静かに暮らしたかもしれないね…という、観客に歴史のロマンを残すハッピーエンドなのも本当によかった。

最後のディミトリのセリフが「俺は自分を愛してくれない人を、想い続けることは、できないから…」なのもよすぎてグッときました。流れ的に一生君を想い続けるよ、って言うかと思っていたので、そーーーくるのおおおお!!!と思ったというか。こういうとこがディミトリのかっこよさですよねー。

そういうプリンセスが本当にいたのかも。歴史の間に飲み込まれた真実があるのかも。という、想像の予知を残してくれる美しい終わりが本当に素晴らしかった!! 

 

キャスト別感想

1回だけ観たことある宙組では、演目がnot for meすぎて誰の良さも輝きもわからないままだったのですが、ようやく5人くらい判別できるようになった!!

 

www.instagram.com

 

真風さん、背が高くてめちゃくちゃナチュラルにかっこよかった。ちょっとした仕草や表情の作り方が男役のプロすぎて、冒頭の『A Rumor in St.Petersburg』でシッて人差し指で”静かに!”ってする振りや、誰かが話してるときに(なんか言ってら〜)みたいなにやにや顔するのとか、「王子様ではない男の子」のかっこよさが一挙一動に表れてて素敵だったなあ…!星風さんがヒールの靴履いていても身長差があるの、シンプルにすごい。この世に、男役という職業があって、彼女がそこに応募してくれてよかったなあ…としみじみしてしまった。

なんか結構、落ち着いた佇まいが魅力のスターさんなのかなって思いながら観ていたら、最後のショーパートで、バチンッ☆て音がしそうなくらいの特大ウインクかましてくれてギャップに死亡。

 

星風さんは本当に歌が上手!!アーニャは歌がうまくないとできない役だったと思うのでぴったりだったな…。掃除婦もお姫様もできるのすごいね。ものすごい童顔なので可愛い系のひとなのかなと勝手に思ってたんですけど、結構声低いしハキハキ喋る感じなので、アーニャの強くて知性のあるプリンセス感にぴったりだったと思いました。

(余談だけどまあやちゃんでも観てみたいなアーニャ…退団後やってくれないかな)

 

芹香さんは顔が小さく足が長いので軍服が似合いすぎでした!!塩顔で端正なお顔立ちのひと。アドリブもお見事すぎて笑ってしまったよ。

 

あと、桜木みなとさんは本編ではずっと三枚目の髭のおじさんなので、ショーでいきなり金髪のアシメヘアを流しながらキラッキラにキザに踊りまくってて脳がバグりました。えっ、普段はかっこいい系の人なの…??私には何もわからない…!!

今回認識した和希そらさん、フィナーレショーでも娘役として踊っててどきどきした!リリーは本当に当たり役だったのではないでしょうか?次に見るときは男役なのかなあ…わくわくすぎる…。

あと、アンサンブルの中でも表情豊かで目立つ人がいるなーってずっと思ってたら、その方がエトワールだった。花音舞さん。上手い人って群衆の中にいても目に留まるんだなーって思うなどした。

 

物語の終盤はただただ寿さんのマリア皇太后が圧巻で、この人なしにはこの作品は成立しなかっただろうなあと何度も何度も思いました。宝塚に組長制度があって本当によかった…(?)。マリアはミュージカル女優としてキャリアを積む人ならみんなやりたい役だろうし、寿さんが宙組にいて、この役に巡り合ったことについてまで思いを馳せてしまった。 

 

あと、気になったけど誰かわからなかった方!

・汽車のシーンで薄水色のドレスを着てたお姫様みたいな顔の娘役さん
白鳥の湖で黒い格好で踊ってた男役さん(バレエうますぎ)

 

心当たりのある方は教えてください…笑

marshmallow-qa.com

 

 

ということで、こんなに自分の大好きが詰まったミュージカルに出会えた幸福感に包まれています。早く日本語版音源出て欲しい…!Spotifyにブロードウェイ版サントラが入っているのでずっと聴いてます。

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こんなに大好きって思うミュージカル、天使にラブソングを以来かもしれない。つまり私はブロードウェイ型のミュージカルが好きなんだな、ということをしみじみ感じました。 これがエンターテイメントじゃあ!!!!!みたいな作品が好きなんだと思います。

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ああ〜〜東京公演も観たいよお〜〜宝塚ってどうやったらチケット取れるんだよお〜〜〜と既に病んでいますが、がんばりたいと思います。コロナがこれ以上悪化せず、無事に公演できますように…

 

 

過去の宝塚感想

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関西旅行の話

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【忍たま】尼崎聖地巡礼がとんでもなく楽しかったレポ

忍たまに出てくるキャラクターの苗字は尼崎の地名からとっている」という有名な逸話から、落乱/忍たまファンの聖地巡礼の地として大変有名であるという尼崎に行ってまいりましたので、レポです!!!

 

めっっっちゃ楽しかったです!!ハマったタイミングで行けてよかったーー!!

 

 

1日目

金曜日に午後休をとって羽田空港へ。16:30頃、伊丹空港を出て、タクシーで爆速で向かった先は!

 

尼崎市役所

「本当にここ…???」と不安になるTHE市役所な建物(地元のおじさんが「いつまで待たせんねん!!」と怒鳴ってらっしゃって尼崎の洗礼を感じた)の1階をうろうろし、恥を忍んで案内所の方に「あの〜、市役所の中に忍たまの何か…スポットが…あるとお伺いしたのですが…」と聞いたところ、「7階の観光振興課ですよ」と教えていただく。

すると…!!

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絶対この入口や…!という入り口があった

すごい…!!全部忍たま……!!

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わくわくするものしかないカウンターの上

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カウンターの下もこのとおり!

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グッズのクリアファイルやら、落乱全巻やら

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グッズ、忍ミュキャストサイン、実写映画で乱太郎を演じた加藤清四郎くんのサインも!

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尼崎が生んだ大スター・まっちゃんよりも多くのスペースを占める忍たま

もうとにかくどこもかしこも忍たまだらけのすごい観光振興課でした!!こんな職場で働きたい!!ポストあいてませんか!?

カウンターのところで「初めて来たんですけど…」と申告すると、光の観光大使に任命され、なんかいろいろもらいました(曖昧)。

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右下のハガキサイズのものはラミネート加工になっていて、3種類の絵柄が楽しめます!私が六年生推しなので、六年生の絵柄が見える角度で撮ってみました。文次郎かっこいい!!
その上の名刺サイズの紙はスタンプラリーのシートで、裏に名前と来訪日を書いたらスタンプ(なんと苦無型)を押してくれるというものでした。たしか全キャラから名前を選べたと思うんですけど、そこで「潮江でお願いします…」って言うの、照れた。ちなみにこのスタンプラリーは5回きたら一学年進級というシステムだそうで、卒業するには30回来なきゃいけないという豪快さでウケました。人生ジャンルだね……

真ん中のリーフレットは、落乱聖地とは関係なく、尼崎の寺町を乱きりしんの3人がガイドする漫画を尼子先生が描き下ろしたものだそうです。すごいねー!

 

本当は土曜から観光する予定だったのですが、いい時間の便がなく金曜午後の便で行ったものの、結果として、尼崎市役所は平日しかあいていない」ことに後から気づき、こんなに素敵な場所なら行けてよかったなーと思います!市役所に着いた時点で17時をすぎていましたが(閉館は17:30)、10〜15分もあれば楽しめる場所なので(じっくり見たい人は30分くらいみていてもいいと思う)、行けてほんとによかった。

あと、イラストを描いた人には缶バッジをあげるという企画?をやってて、数々の神絵師のイラストが飾られていてすごかったです…!

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ホワイトボードもファンアートで埋め尽くされていた

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かわいすぎる六ろパネル

 

市役所を出て、ホテルに向かうバスの案内板に竹谷小学校の文字が!

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絶対飼育委員会ある

 

 1日目は阪神尼崎駅のビジネスホテルに泊まった。 阪神尼崎駅は繁華街?っぽいんですけど、道にある店の5割がパチスロで緊張。でも治安が悪いって感じではなく、尼崎ってこんな街なんだなぁ…みたいな感じ。

 

2日目

2日目からが本番です!とりあえず阪神尼崎でモーニング食べたいなと思って検索してたらここが結構出てきたので行ってみた。

tabelog.com

尼崎にあって、モンパルナスというフランス風の名前で、名物がピロシキというおもしろいお店なのですが、ゆでたまごも食べられて美味しかったです。店内は昔ながらの喫茶店な雰囲気で、ゆっくりさせてもらいました。

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そしてJR尼崎駅に移動し(阪神尼崎駅とJR尼崎駅はバスで10分!!注意!!)今回の旅の友たちと合流。

旅の友①:私の妹の友達。推しは一年ろ組・下坂部平太

旅の友②:①の妹で、私とは尼崎で初対面だった。推しは三年ろ組・富松作兵衛

 

生まれて初めて、初対面の人と旅行に行きました。行けるもんなんだね。

 

JR尼崎駅

噂の案内看板!!!

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すごいすごい!!これが見たかったんです!! 浜くん参入前から聖地スポットだったんだろうけど、浜くん入って本当に全部キャラの名前になってるー!すごいすごい。

ただの案内看板をパシャパシャ写真撮る女たちの光景ももう地元の方には慣れっこだったりするんでしょうか…。

 

別の方向には今福って書かれた案内看板もありました。彦四郎〜!

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そしてJR尼崎駅からわくわく隣駅へ。その名も…

 

JR立花駅 

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立花駅です!私は仙蔵の華やかさが好きで、数ある地名の中から”立花”を彼の苗字にしたのはとてもとても合っているなあ…と毎日思ってるんですが、そんな思いを馳せてる土地に降り立つことができ、非常に感動でした。

まあ立花駅仙蔵が絶対に住んでなさそうな雰囲気なのもまたわびさびでした!!笑

 

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全然脳内で結びつかない「パチンコ」と「立花」がこの街では結びつく

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ファンにはおなじみ(?)、フェスタ立花

立花駅を出てそこから10分ほど歩きます。

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地名関係ないけど、一平って店があったから撮った

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これも地名関係ない上に一文字足りないけど撮った

立花の中に喜八(郎)があることに意味があるのだ。


向かった先は…!

松八幡神社

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松八幡神社!!地元の小さな神社って感じで、ここだよな…?ってそろそろ入ってみたんですけど、絵馬がもう七松先輩のファンアートだらけで絶対ここやとなりました。現忍ミュ七松小平太キャストの木村くんの絵馬もあってどきどき!!

 

※余談だけどこの前日に木村くん(とかずくんとけんちゃん)が100点満点なTwitter芸を披露してくれていたので余計どきどき…木村くんほんとに小平太の素質ありすぎるしガチ恋すぎる…

 

 

 

 

 

 

 

若い神主さんが対応してくださって(尼崎聖地巡礼レポで有名な人だ…)となりながら楽しくおしゃべりさせていただきました。学年カラーになんとなく寄せているお守りやら、なんとなぁくキャラみがある柄のお守りやら、ダマでやってんねん感がおもろかったです。お守りの中に波と鳩の柄があって「この柄のキャラクター、いるよね?」って聞かれて、下級生にしか興味のない連れが「まさか…三治郎の私服…!?」とか言ってたんですけど、兵庫水軍でした(でしょうね)。

 

勝手に作ったという尼崎探訪ガイドマップ(地名が学年カラー対応!!)ももらい、お守りをひとつ買いました!

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全学年カラーというファン仕様のお守り、買うしかなかった

しかもこのあと神社を出て、次のバスどれ乗ればいいのかな?とかうろうろしてたら、後ろから私服姿でチャリに乗ったさっきの神主さんが通りかかって、「どこ行くん?」「富松に行きたくて…」「富松反対やで!てか尾浜うどんも行きたいなら昼で閉まるから先行ったほうがいいで」とか行って、なんと午後の予定まで考えながら道案内してくれて、神対応(神社だけに)というか、オタク慣れしすぎていてすごかったです。こんなによくしてもらっていいのか?

「”七松神社”で日々エゴサしている」と仰ってたのできっとこのレポも読んでくださっていることでしょう、その節はありがとうございました!!笑

 

そして予定を変更して向かったのが、

尾浜うどん(風車の郷)

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バス停「尾浜」の目の前にあるのですが隣駅は「久々知」!!五い!!

営業時間内のはずなのに「準備中」の看板が掛かっていて、まさか定休日…!?と思って電話したら普通に営業しており、「看板を開店中にするの忘れとったわ、裏返しといて」と言われて笑いました。

 

ここもお店の中忍たまグッズ&ファンアートだらけでした!!ファンの子が置いていくらしい。

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食満とうふがセットでつけられる上に、その豆腐にかけるのが利吉醤油という、まあよくわかっていらっしゃる…な、お商売でございました。あと、奥に写ってる水を入れるコップも忍たまグッズで、選んでいいよ〜って最初に何個か見せてくださったので、綾部くんにしました。笑

同じ時間にお店に来ていた親子も聖地巡礼と仰っていたので、うどん屋の女将さん込みでいろいろおしゃべりできて楽しかったです。ここでGotoクーポン使ったよ。

 

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久々知・川西・尾浜が1つの画角に写ってるんですがわかりますかね…

 

そしてそこから徒歩で10分ほど歩く。

 

尾浜八幡神社

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滞在時間1分。

このあたり一帯が「尾浜」なんですが、のどかな街でのんびりした気持ちになりました。

 

そして、次の目的地に向かう途中で私たちにはミッションがありました。

 

下坂部(交差点など)

下坂部ゲットだぜ!!平太ぁぁぁぁ!!!

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下坂部尾浜久々知と近く、バスの中からとか、どこか降り立ったたとこからとかで看板の写真を撮ることができました。平太にまで会えてうれしい気持ち。

 

そしてバスで向かった先は…!

 

久々知須佐男神

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ここも聖地として有名なスポットなのですが、通常なら久々知兵助くんのイラスト入りの看板が立て掛けられているとのことだったのですが、今はなかったようです…かなり探したけどなかった、残念!コロナの影響でお守りや御朱印の受付も停止中とのことだったので、撤去されていたのかも。

 

そんでまたバスに乗って富松に向かいます!余談だがこのとき乗ったバスでいいもん撮れた。

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立花・上ノ島・富松!!!

 

富松に降り立ち、富松神社に向かう道で、わくわくな看板を発見!!

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子供とび出し注意wwwww

あの子たちに注意する作兵衛の声が聞こえてくるようだ。

 

富松神社

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すごく立派な神社でした!最近建て直したのかな?新しめできれいでした。七五三で来ている地元の子どもたちもちらほらいて、とてもかわいかったです!

 

富松城跡

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富松神社から歩いたとこに富松城跡があり、ここに「3−ろ用具委員会」と書かれた看板があると聞いていたのですが見つけられず…残念。

近くに業務スーパー富松店があり、「従業員さん責任感ありそう」というどうでもいい話をしました。
 

その後、バスでJR尼崎駅まで戻ります。バスからの道中見たもの。

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上ノ島は通り過ぎるだけになってしまってバス停もぶれぶれなんだがどうにか撮れた。他にも上ノ島団地とか、地名がつくものいくつか見たように思います(多分…)。

そしてまた戻ってきた立花エリア。立花小学校通いたすぎるー!!笑 「ここに通ってる子全員完璧なんかなぁ」という与太話をしました。

あと、全然地名関係ないけど、いぶき歯科医院www 

たしかこのバスに乗っているときにスナック浜(しかも店構えが紫)というお店を見た気がします。油断していて写真撮れず。

 

JR尼崎駅に戻る前に向かったのは!

 

潮江交番

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似合いすぎるーーー!!!笑

交番にいる文次郎、想像できすぎて楽しいっ!!

 

晩ごはんまで少し時間があったので、駅前のキューズモールで、持ってくるの忘れた眉マスカラやらヒートテックやらを普通に買い物して過ごし、そこからまたバスで向かいましたのは…

 

喜三太(居酒屋)

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美味しい大衆居酒屋さんでした!!めっちゃ食べたけどリーズナブルで幸せ。

 

そして本日のお宿!!駅を降り、ほんとにこの道?みたいな細くて暗い道をてくてく歩いていった先にあったのは…

 

竹家荘旅館

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びっくりするほど風情のある、古民家の宿です!!この旅館の名前は竹「家」なんですが、この辺一帯の地名が竹谷なんですよね。

忍たま聖地巡礼で来ました〜って言ったら女将さんが快く対応してくださいました!受付の横に、尼子先生直筆の竹谷くんイラスト入りサインや、松八幡神社のイラスト付き絵馬(今はもう作っていないもの)が飾ってあってテンション上がりました!!

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通されたお部屋も情緒があってわくわく!タオルが心なしか一年生カラーに見える…。

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3人で横に布団並べてこんな感じなのかぁ、じゃあ三ろ部屋はもう少し広いのか…という謎会話をしました。

 

古民家をそのまま使っている宿なので廊下とかは寒かったですが、部屋の中は暖房もきいてるし布団もふかふかだし、夜は熱いお茶、朝はコーヒーもサービスしてもらえてくつろげました。ただトイレとかはガチで寒かったので冬よりは春夏秋のほうが快適かもです。

すぐ寝りゃいいのにすごいくだらない話(兵庫第三共栄丸さんと山ぶ鬼の関係性など…)して夜は更けていくのであった…。

 

3日目

気合で早起きしてさっそく向かったのはこちら!

 

杭瀬駅

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大木雅之助先生がらっきょうを作ってるのが杭瀬村ですね〜!

そして杭瀬にはもう1つ目的が。

 

浦風小学校

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いいなー!!浦風小学校!!みんなちゃんと予習してるのかなぁ??笑

 近くに学校だよりが貼ってある掲示板もあって、「委員会活動」の文字があってにやにやしてしまいました(だが冷静に考えて、知らん土地の知らん子供が通ってる学校だよりを読みにやにやしている成人女性は相当不審者なので、早めに立ち去る…)。

 

マックの横を通りかかったらマックが食べたくなってしまったので、予定にはなかったが朝マックを食べた。笑

そうこうしてたら乗るべきバス停がわからず、右往左往していたら、見知らぬおっちゃんが「バス停あっちやで!!」と声をかけてくれたおかげで乗ることができました。尼崎の人は普通に話しかけてくれる方が体感多くて、いい街だな…と思った。

 

バスで神崎工業高等学校を通り過ぎ…

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神崎工業高校、部活強っ

写真撮れなかったけど、このバスで神崎交番も通りすぎたと思います。神崎交番、道案内できるのか。

このあたり一帯が神崎なんでしょうな。

 

そして潮江に降り立ち、しばらくてくてく歩く。余談ですが潮江の住宅街を歩いてる途中で表札が田村さんなお家がありました。もう思い残すことはない。

 

潮江公園

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すごく広くて、ファミリーや学生さんたちの姿もちらほら。住宅地にこんな開放的な公園あるのうれしいよな〜と思うような公園でした。朝からすがすがしくて、鍛錬日和!

 

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潮江公園なのに、火気厳禁なんかい!ってとこに六いみを感じてはしゃいだ。

 

そして、潮江公園に来てやることは一つ!そう!おにぎりを食べる!!

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鉄粉おにぎりにするか迷いましたが(迷ってません)、確か戦場でかやくごはんはお米とおかずを別々で用意する必要のない画期的なごはん!という話が何期かの何話であったような気がするというおぼろげな記憶がよみがえったので、かやくごはんにしてみました。そんな話なかったらすみません。

 

そして次に向かったのは…こちら!

 

潮江素盞鳴神社

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ここ超すごかったです!THE聖地!!

 

まず、お賽銭箱がそろばん!!

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尼崎市はそろばんが強くて有名なんだそうです。

 

そして本殿の中に、尼子先生が奉納してる巨大絵馬が飾ってあります。

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文次郎〜〜〜〜〜!!!!!!かっこい〜〜〜〜〜!!!!!

 

しかもその横に、袋槍そろばんが奉納されてる。なんちゅうこっちゃ。袋槍とそろばんがあるってそれはもう文次郎なのでは?

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そして令和元年に奉納されたという一年は組イラストも飾ってありました!かわいい!!

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もともとこの神社は素盞鳴尊(すさのおのみこと)という、ヤマタノオロチを退治した戦の神をまつってる神社であり、素盞鳴尊は日本で最初に和歌を詠んだ人ともいわれてる文化・学問の神様でもあるので、つまり文武両道の神様をまつっている神社なんだそうです。

なので、神社の方いわく「文次郎さんも袋槍を持って戦ったり、算盤を持って計算したりしてるでしょ、だから文武両道というところがたまたまですけど合って、それでこうして一緒にお取り組みさせていただくようになったわけです」みたいなことを仰ってくださりました。急に私の男が褒められて勝手にドキドキしながらお話を聞きました。

 

東京から忍たま聖地巡礼で来たんです、ということをお話すると、社務所をご好意で開けていただけました!(元々平日は社務所があいてないみたいなんですが、私が行ったときは日曜午後しか開けていないと注意書きが貼ってあったような…コロナの影響かも?)通常期は中まで入れるらしいですが今はコロナ対策で人を中に入れられないので、外からでも見れるようにグッズや忍ミュキャストさんのサインを可能な限り外から見える場所に持ってきてくださってるとのこと。ありがたい…

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忍ミュキャストさんの絵馬やサインもありましたよー!潮江文次郎役のかずさんはもちろん、立花仙蔵役のけんちゃん中在家長次役の新井さんのものまで…忍たま愛にあふれててすごかったです。

 

建物は新しめできれいな神社でした!

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ちなみにここ潮江ダウンタウンのガチ地元だそうで、神社建て直しのときにお二人が寄付されたので、ダウンタウンの名前の玉垣(石の柵のやつ…名前あってるのかな)がありました。

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高須さんのものある

そろばんの玉がついているお守りを買いました!紐も心なしか六年生カラーでかわいい…

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ちなみに、潮江素盞鳴神社からは神崎病院の看板が見えます。会計ライン!興奮。

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心ゆくまで潮江素盞鳴神社を堪能した私は、すぐ横のお寺で誰かのお葬式をしてるのを見て、「私が死んだらここで火葬にしてくれ」と友たちに頼みました。

 

私「ここで火葬にしてほしいし、墓石はそろばんの形にしてほしい」

友「それもう文次郎の葬式ですよ」

 

 

てくてく歩きます。建物までは見に行けなかったけど、案内板に浜小学校の文字が!生徒みんなめっちゃ笑ってそうでいいなあ。

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次に乗るバス停はこちら!

 

次屋・浜(バス停)

バス停撮れました!!次屋が隣同士なんですね。

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次屋神崎が近いのもかわいい。(今気づいたけどなんで崎の字違うんだろう…ネットだとちゃんと神崎北団地で出てくる)

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そしてバスで向かう先は!

 

園田駅

映画の舞台になった園田村でおなじみ、園田です。

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園田村というと私が一番思い出すのはきりちゃんの「園田村ってお金持ってんだなあ」というセリフなのですが、彼に後ろ姿でこのセリフをつぶやかせた製作陣の手腕がすごいという話は長くなるので今回はおいといて…

ここから徒歩で向かうのが!

 

善法寺橋

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伊作せんぱぁーい!!!

本当に超のどかな川にかかってる橋でした。下は緑豊かでところどころに黄色い花が咲いており、伊作乱太郎が薬草詰みに出かけて留三郎が苦労した同室回を思い出すなどしました。他の人のレポによると”善法寺”って漢字で書かれたものもどこかにあるっぽい。

 

そしてまたバスに乗り、向かった先は…

 

食満豆腐 おおもと

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まさかの、日曜定休日ーーー!!!

ここまで順調だったのに、ここにきて初の不運でした…!調べておけばよかった〜!!

 

仕方ないので食満先輩豆腐小僧で写真を撮る。

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この辺一帯が「食満」なんだと思います。食満って名前のつくものいろいろあった。

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食満交番、たまらないですね…♡潮江交番とはまた違う昂まりがあります。なんのこっちゃ。

 

それにしても、善法寺食満は同じ方角にあるんだなぁとしみじみ…長期休暇のときは途中まで一緒に帰ってるのかなとか妄想が膨らみました。

 

本当はこの日のお昼は食満豆腐の予定だったのですが、食べられなかったので、目の前のパン屋(おいしかったです)でパンを買い、食べながら歩く。

 

20〜30分くらい歩くと、猪名寺エリアに入ります!!

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摂津国 猪名寺廃寺跡

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主人公ズの苗字を掲げる石碑…感無量です!きり丸の名前についてる”摂津の”は厳密にいうと苗字ではないということで、広義ではみんな”摂津の”人たちってことなんかなぁ?とか考える。

ここにたどり着くまでの道のりも不思議すぎて、とても古そうな建物から、新築でファミリーが住んでそうな一軒家までごちゃまでに建ってる住宅街の奥深くにあり、尼崎って本当に不思議な街…としみじみ思いました。ちょっと昔の日本の街並みがそのまま残っているような。うまくいえない。高層マンションがほぼないんですよ。趣がすごくて…どこか懐かしく、美しくてすてきな街です。

 

そこからまたバスに乗り、再度、尾浜久々知を通り過ぎまして…

 

乱太郎とグッズの世界 その壱(あまらぶ アートラボ A-Lab)

たまたま旅行で行った期間にやっていたので行ってきました。期間限定開催の展覧会です。忍たまの数々のグッズが陳列されていました。

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♡文次郎と長次がお出迎えしてくれる♡

 

おもしろかったのが、一年は組の教室を再現したエリア。

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すご〜〜〜!!

そしてちゃんと土井先生の等身大(?)パネルがある〜〜〜!!!

は組のよい子になった気分で、推しの席に座ったりしてはしゃぎました。

 

あとはひたすら過去のグッズ(カレンダー、アクキー、キーホルダー、ぬいぐるみ、CD、DVD、書籍、スマホケース、etc...)が大量に飾ってありました。忍たまに入門して驚いたことのひとつがグッズの多さと、グッズが出るたびに新規絵なことなので、こうやって過去のグッズを一気に見れる機会をもてたのは新規ファンとしてはとてもおもしろかったです!

でもこんな展覧会、オタク以外誰が行くんやろと思いましたが、結構地元の親子とか、おばあちゃんたちとかも見にきてて、国民コンテンツなのかな…??と思ったりもしました。いや、尼崎コンテンツなのかも…。

まじでグッズがひたすら陳列されているだけで、何年にどういう経緯で製作されたグッズなのかとか何も教えてもらえません。本当に誰が何のために開催してるのか謎な催しでした。私はオタクなので堪能しました。

ここでグッズ売ってくれたらめちゃくちゃ買うのに…!!!

 

勘ちゃん×尼崎城のカードもらった。

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本当はここまでしか予定をたてていませんでしたが、フライトまでまだ少し時間があったので、JR尼崎駅に戻り、そこから徒歩15〜20分ほど歩きます!

 

中在家緑地

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緑地って何!?と思っていましたが、ふつうに公園でした!!長次〜!!

 

そして再びJR尼崎駅まで戻る途中に、DOI BUILDINGを見つけました!!

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地名関係ないけどやったー!!

この建物は、レポによって入れてる方たまに見るかな?くらいなので、偶然見つけてびっくりしました。しかも私は気づかず通り過ぎようとしてたのを友が見つけてくれました。友よ、ありがとう。

 

金楽寺

そういえばこのあたりで金楽寺通ってる。というか金楽寺はこの道中何回か通ってるんだけど、ここで初めて写真を撮りました。ここで予算会議(と書いて合戦と読む)が行われたんやっ…!!

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そしてJRに乗り、JR猪名寺駅を通り過ぎながら、向かった先は…

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スーパー二年生エリア突入!!

 

JR川西池田駅

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左近三郎次、二人の名前がひとつの駅に…!! 

 

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二年生カラーのバス!!

 

そして、ここからつながっている隣の阪急の駅名は…

 

阪急・能勢電鉄 川西能勢口駅

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こっちは左近久作の名前がひとつの駅名です!久作なんて能勢電鉄というひとつの電鉄の名前になっててすごい。

 

交差点の名前も川西能勢口駅西でしたよー!

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そんでここからタクシーで5分(フライト時間がせまっていたので私たちはタクりましたが、多分歩いても行ける)ほど乗って向かった先は…

 

アニメイト川西店

ここ、尾浜うどんの女将さんが「日本のアニメイトの中で一番忍たまグッズが充実している」と仰っていたので急遽行ってみることにしたのです!

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夢の忍たまエリア…!!忍ミュグッズもありました。

 

向かい側にはこんなものも。聖地巡礼オタクに優しい!!こうやってイラスト付きで並べられると、改めて、本当にみんなの名前、尼崎の地名からとってるんだな〜ってしみじみ…当時の人の苗字ってそのまんま出身地のことだったんじゃないかな〜と思ったりするので、みんなこのへんの子供たちだったんだな、と思うとわくわくしますね。

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自由に持ち帰りOKな聖地巡礼MAP4種類も置いてあったから、伊丹空港から来る人は最初にここに寄ってみるのもいいかも!

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奥には能勢久作池田三郎次の等身大(?)パネルが。

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わーきゃー言いながら写真撮りながらも、「えっここ川西店なのになんで左近いないんだろ…」「まさか人気上位TOP2までしか飾れなかったとかじゃ(何それ)」とかガヤガヤしてたら、通りかかった店員のお姉さんが「川西くんはレジの横にいます〜」ととてもダルそうに教えてくれました。同じこと1日100回案内しとるんやろうな。ありがとうございますwww 店員さんの”川西くん”呼び、かわいい。

 

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はい、川西くん。小さくしろちゃんも!「時友」もそんなに遠くない場所にある地名なんですけど、今回1回も写真におさめられなかった…一回、時友なんちゃら不動産みたいな広告見たのに!!撮っておけばよかった〜〜!!

 

17時半頃解散。これにて私の初めての尼崎聖地巡礼は終了です!!

 

行けなかった場所

2日間歩きまくり、結構回れたのではないかと思います!次回行きたい場所をまとめておきます。

  • 食満豆腐 おおもと

行ったけど定休日だったので。尼子先生の直筆留三郎サインがあるらしいので、次回は絶対行きたい…!

  • 七松温泉

尼崎市役所の近くにあると聞いていて、行きたかったんだけど時間の都合で行けず。行ってみたかったなー!

一ろもみんな地名なんですね…!「鶴町」は、なぜかややはずれた場所にあるため今回は断念。会いたかったよ伏木蔵…!

初島は新地なんですねぇ。

  • 時友

今度こそエリアまで行って写真を撮りたい。

  • 三反田

場所的に絶対何回か通ってるし、シャッターチャンスも何回かあったはずなのになぜか1枚も写真撮ってないwww この忘れられやすさ、まさに数馬じゃん!!と笑いましたが、次回はちゃんと写真撮りたいです!

  • 綾部

路線図見てたら見つけた、京都の駅名。もしかしたら喜八郎の地元なのかも…と思った。尼崎から超遠そうだけど、いつか行ってみたいね。

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関西の路線図見てたら、この地名もしかして…??みたいなの結構あった。尼崎の地名じゃない苗字を持つキャラクターたちの由来を妄想するのもまた楽しいなあと思うのでありました。

 

次回への学び

  • 2日ちょっとで6万歩歩き、足が死んだ。次回はスニーカーで行く。
  • MAPなど、紙モノをもらうことが多かったので、クリアファイルが1枚あるとよかったかも。
  • 目的地の定休日は事前に確認して行きましょう。
  • Google Mapで目的地にピンすると旅仲間と共有できるというライフハックを今後も使う。

 

おわりに

忍たま聖地巡礼は、キャラにゆかりのある何かがあるとかでなく「地名を歩く」ものだというのは前から聞いたことがあって、何それ楽しいんかよwと思っていたのですが、めちゃくちゃ楽しかったです!!コンビニのレシートもいちいちとってしまった。

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キャラの地名がついた土地を歩くことって、本当にキャラがそばにいるような感覚になれ、こういうとこで生活してたんだなぁとしみじみ思いを馳せられるような、もうそこにいるだけで幸せな気持ちになれる、すっごく満たされた聖地巡礼でした。

初めて訪れた尼崎のことを大好きになったし、本当に帰りたくなかった!!

Twitterで「尼崎にずっといたいよ〜」とつぶやいたら、尼崎出身の友人に「そんなこと言う人生まれて初めてみたwwwww」と言われましたが、私は本気です!!帰りにSUUMOで尼崎の物件見ながら帰りました。

尼崎の不思議な魅力に包まれ、本当にふわふわとずっと幸せでした。室町時代と私たちが地続きなんだと思わせてくれる独特の空気感は、実際に現地に行ったからこそ味わえたものだなぁと思います。

絶対再訪します!!

 

忍たまと落乱の歴史が長すぎて、いろんな方のレポがインターネットに落ちており、ものすごく参考にさせていただきました〜。

note.com

nh12.hatenablog.com

lillafarfr139.hatenablog.com

 

あと、リンクは貼りませんが、pixivで #尼崎聖地巡礼 タグで漫画形式でわかりやすくレポってくれてる方の作品もたくさん読みました!!ありがとうございます〜!

 

今年1番の思い出かも、な尼崎聖地巡礼レポでした!

 

〈2021.08.20追記〉

再訪して、行けなかったところ巡ってきました!続編はこちら。

aonticxx.hateblo.jp

 

 

 

 

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3ヶ月前に急に忍たまにハマった話はこちら

aonticxx.hateblo.jp

 

忍ミュを観た話はこちら

aonticxx.hateblo.jp

 

 

 

 

 

2020年夏に読んだ本

 以前、こんなエントリを書きまして。

aonticxx.hateblo.jp

 

書いたからには、読んだ本もメモっていきたいなあ〜とおぼろげに思っていたのですが、まあ本読まなすぎなので、だいたい3ヶ月に1回、季節めぐったかな?って思ったら書いていこうと思います。笑

 

ということで、今年の夏(6〜8月)に読んだ本たち。

 

 流浪の月/凪良ゆう

流浪の月

流浪の月

 

唯一読んだ本らしい本。あらすじや帯のコピーを見て多分好きそうと思って買ったのですが、序盤8割くらいは私の苦手な要素が多すぎて(少女わいせつ、監禁、DV、モラハラ彼氏など)、あ〜好みじゃなかったかも…となりつつ、続きが気になりすぎて一気に読んだ。とてもしんどく、重くて痛ましい物語で、読み終わったあと1日くらいずっと引きずってつらかった。終盤の「彼のはなし」で描かれる文の想いは本当にまぶしかったです。最後がどうにかハッピーエンドなのもすごい。

「愛ではない、でもそばにいたい。」は、なるほど帯コピーにするよなあと思う名文。更紗と文の関係性に名前はなく、それでも圧倒的に特別な関係性ですごい。この世には恋愛や性愛を伴わない特別な関係性があるということを、私は今でも信じていて、それを圧倒的な筆力で描いてくれた感じがする。

実写映画で観たいような観たくないような作品だけど、もし実写化するなら、文を本郷奏多くんがしてくれるならもはや他のキャスト誰であろうと許すレベルで本郷奏多くんしか考えられない。。

紙の本で買いました。友達に貸せたし、紙でよかったような。でもつらい話でもう読み返さない気もするから、本棚に置いておきたくないような。

 

 

ゴールデンカムイ18〜22巻

エントリ書いた。今期やってるアニメ、このへんまでするかもな〜楽しみ。 

aonticxx.hateblo.jp

 紙で集めてます。

 

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Official Guide Book 初回限定盤

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Official Guide Book 初回限定版 ([バラエティ])

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Official Guide Book 初回限定版 ([バラエティ])

  • 発売日: 2020/09/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

中王区CDが欲しくて書いました。けど内容もフルカラーで、新規情報も盛りだくさん!楽しめたので買ってよかったです。何年もファンの間で言われていた、物語の中核になるあの人とあの人は親子なんじゃ疑惑が、さらっと発売前情報で出てたの笑った(まあ今回のCDで明かされるとはいえ…)。あと個人的にはキャラクターの新しいワードローブが好きでした!あさぬまさん、次のライブのときこの新衣装オマージュできてくれ〜〜!!個性的でかわいい服のキャラもいれば、強烈に私服ダサいキャラがいるのもヒプマイクォリティ。

中王区CD、女尊男卑社会設定、ヒプマイ製作陣覚えとったんかい!!!がまず初めの感想になるほど急に詳細に描かれて笑ったんですが、意外にも(?)ジェンダーの基本のキをおさえた内容となっておりましたw あの内容聞いちゃうと、もはや女性顧客として乙統女さまと無花果さまに感情移入しないことはできないので、次のライブで中王区も歌うと思うと楽しみだなー!ピンクのペンライト振って、乙統女さまー!って言いたい!

冷静に考えて、49歳の女性が総理大臣になってる政権を、今日本で生きてる我々女たちが支持しない理由なくない?って気づかされたとこが面白ポイント。

今期のスーパートンチキアニメも最高です。

 

Cut 7月号 

Cut 2020年 07 月号 [雑誌]

Cut 2020年 07 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/06/19
  • メディア: 雑誌
 

 これもヒプマイ目当てで買った。キャストさん18人のインタビューがあって、「演じるキャラクターと1日一緒に過ごすなら何をしたい?」と「所属するチームの関係性をひと言で表すとしたら?」がみんなとてもいいのでハッピーです。鬼龍院翔Creepy Nuts、Nobodyknows+など、新たに作曲で加わったアーティストさんたちのインタビューも超よかった。Nobodyknows+さんが、最初はもっと簡単なラップの曲を提出して書き直しになっていたこと、ABEMAライブは子を見守る親の気持ちで観ていたことなど、ありがたいことたくさん知れておもしろかった!

 

 

え!?まじで夏、これしか本読んでないんですけど…笑

活字の本1冊しか読んでない!!

 

読書の秋はもうちょい文章を読むように励みたいと思います。

それではまた。

 

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桁外れに華やかであることは才能/花組『はいからさんが通る』感想

花組はいからさんが通る』を観劇しました!

友達の友達が花組生徒さんのファンクラブに入ってるというご縁があり、生まれて初めて、「開演前にファンクラブの代表の人の元に行ってチケットを受け取る」という儀式(?)に参加させていただきました、緊張した…

 

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このタイトル画面、いいですよねー!カラフルで、原作漫画の名シーン盛り盛りでかわいい。

私(20代後半)からしたら、『はいからさんが通る』を宝塚でやるなんて、大正ロマンの風情あるし懐かしい少女漫画だしでいいチョイスだね♩って感じなのですが、客席を見渡して、もしかして大多数のお客様にとっては「少女の頃リアルタイムで読んでいた漫画の実写化」みたいな感じなのかも…!?って思いました。私でいったら、30年後に宝塚でNANAをやるみたいな感じなのか(?)

 

私、初めて柚香光さんを認識したのは、何かの2幕のショーで、当時2番手だった彼女が舞台の下から上がってきたときなのですが、そのときあまりの輝きに「”顔が派手”って才能なんだな…」と打ちのめされたことをいまだに覚えています。

今回のもオープニングからもう心臓貫かれた一瞬があって、それはYoutubeにもあがってるこの踊り!

 


花組『はいからさんが通る』初日舞台映像(ロング)

 

この、0:29の瞬間!!!!!

とにかくめちゃくちゃダンスが上手い人なので、すべての瞬間で指先までものすごく綺麗なのですが、この帽子のつばを人差し指でさらって流す振りが色っぽすぎキザすぎかっこよすぎで私はこの1秒で心臓ぶっ刺されてなぜかボロ泣きしました。笑

 

 

伊集院少尉の”THE 少女漫画に出てくる男の子”、な「整ったルックスで、キザで、ちょっとSで、でも一途に愛してくれる男の子」 があまりにれいちゃんの佇まいにハマりすぎていて、本当にかっこよかった!!すべてのシーンがキラキラでした。足が長くて軍服が似合いすぎだし、彫りの深い顔立ちなので金髪のハーフという設定もぴったり。お披露目で再演したのもうなずける、ものすごい当たり役だなぁと思いました(初演観たことないんですよね…観たい…)ソファドンのシーン、キュンキュンすぎます!!

 

 

れいちゃんのイタキス入江くん、見たすぎんか!?笑

 

はなちゃんの紅緒も圧倒的な当たり役!カラッとしてサバサバした明るいヒロインな紅緒と、はなちゃんの思い切りのいい芝居は相性が超いいなぁと思いました。

作中で着る袴姿も、モンペも、西洋風ワンピースも、職業婦人のショートパンツも、ぜーんぶかわいかったな。はなちゃんってやっぱり顔がものすごくかわいい。

あと、はなちゃんは芝居の人、だと思っていたけど、歌も結構うまいんじゃないかと思いました。声量は弱めかもですが、声質がきれいなので、デュエットのはなちゃんパート、声が透き通ってきれいで聞いてて気持ちよかったです。

 

れいはなコンビ、バランスよくなんでもできる優等生コンビではないとこが逆に人を惹きつけるんだなぁと思います。半官贔屓もあるかもしれないけど私はずっとこのコンビのことが好きです。

元ツイートが見つけられなかったんだけど、どなたかが「みんなができることをその人ができなかったとしても、みんなができないことをその人だけできる、そういうものを持ってるかどうかがトップスターの資質」と言っていて、なるほどなあ…と思いました。

 

あと気になったのは蘭丸役の聖乃あすかさん!若手スターとしてお名前は知っていたんですが、若手な上にとってもお顔がかわいいので、「女の子みたいな顔をした年下の男の子」の役がぴったりでした。

そもそも私は蘭丸みたいな男の子が好きっていうのあると思うんですが、歌舞伎役者志望の年下の幼なじみで、ヒロインを大好きなかわいい男の子、って、おいしい役だよねぇ…。2017年アニメ版では、蘭丸のCV梶裕貴さんですからね!(何理論や)

www.youtube.com

 

↑この動画超かわいいんです…!0:30〜、かわいすぎてきゅんきゅん。

 

あと、音くり寿さん!なんでもできる娘役さんという噂はかねがねお聞きしていたのですが、最初から最後まで出まくりの準ヒロイン役で、エトワールまで務められて大活躍ですごかった!!歌も踊りもお芝居も全部めちゃくちゃうまくて芸達者すぎる。突き抜けるような歌声が素晴らしすぎて、ずっと彼女の歌を聞いていたいと思わせる力のあるひとだと思います。お顔が超童顔なんだけど、キビキビした動きと凛とした張りのある発声で、ちゃんと「リベラルな考え方を持つ華族のお嬢様」にめちゃくちゃ見えた。音ちゃんが出てるシーン、安心感さえある。すごかったなー。環、今の花組だと彼女にしかできなかった役かなぁと思うほどの完成度でした。

 

そして水美舞斗さんの鬼島軍曹、女の子をキューンとさせるツボをつきまくりですごい!私が上であげたオープニング、正直れいちゃんにしか目がいかなかったけど、実は横でマイティーさんウインク飛ばしてますからね。か、か、か、かっこいーーー!!!涙

 

 

紅緒の写真を見て反応に困ったり、本物の紅緒を見て「なんだよ写真と一緒じゃねえか!」っていうとことか、育ち悪そうだけど義理人情もあるぶっきらぼうな男前、この人も少女漫画的男の子で最高でした。環が鬼島軍曹を追って満洲に行く終わり、よかったねえ!

 

花組って今、瀬戸かずやさん2番手なんだねぇ…なんかすごいねえ…。フィナーレで煙草持って出てくるのかっこよかったなぁ。れいまい同期コンビの現代的な華やかさと、渋くて品のある花男あきらさんが中心にいることで、これが宝塚だ!ってのを強く感じられていいなぁ〜と思います。

 

次期雪娘トップに決まった朝月希和さんのことも観れてよかった〜!かわいくて品があってなんでも器用にできそうな娘役さんなので、今後も楽しみです!ほんと宝塚人事ってドキドキさせてくれますねー。

 

 

 

今回の花組を観劇して、「圧倒的な華があることは才能」と強く強く思いました。私は、アイドルグループなんかでも、大体「スター性のある人」を好きになることが多くて(苦労人とか、フレッシュな若手とかよりも、どちらかというと生まれながらのスタータイプに惹かれる)、れいちゃんを観てると、どういう道を辿ったとしても絶対にトップになるひとだったなぁ、と思うし、真ん中に立つ運命を背負った人の強さと美しさを感じられていつもどきどきする。誰かと比較してどうではなくて、その人が真ん中に立っていると納得感がある、というのは、やはり特別な才だと思うし、「舞台人としての技術と同じくらい本人の持つスター性も重視して役付きを決める」っていうのが、宝塚の独特でおもしろいところだと思うので。はなちゃんは、トップになるべくしてなったというタイプではないかもだけど、それでもたくさん選択肢の果てに今真ん中でれいちゃんの隣に立っていて、それがこんなにもしっくりきてるっていう、数奇な運命を歩むひと。宝塚において「歌の上手さ」「ダンスの上手さ」「ルックスの美しさ」以外の評価点、「演技の上手さ」が人より秀でてるスターって珍しいからそういう意味でも気になるお方です。

 

これからの花組も観ていきたいなー!

 

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六年ろ組は大親友すぎてすごい/忍ミュ 第11弾 忍たま恐怖のきもだめし観てきました!

 忍たまハマったタイミングで忍ミュもやってたので、せっかくだから観に行ってみるか♩と軽い気持ちで観に行った忍ミュが楽しすぎたので感想書きます!

 

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忍たまにも2.5次元ミュージカルがあることはおぼろげに知ってたんですけど、全然観たことがなく。dアニメストアで5弾だけ観て、まあめっちゃ面白いってわけでもないしレベルが高いわけでもないけど、大きいお友達向けの優しいコンテンツだな〜♩くらいの感じで思っていたのですが、生で観た11弾、めちゃくちゃおもしろかったし、舞台装置や脚本もすごい完成度高くなっててびっくりしました。子役のレベルにも左右されてそう。笑

 

前情報なんにもなして観たので、中盤から「うわあ、これ六年ろ組が主人公なんだ…」って気づいたときどきどきしました。今回の主役は長次と小平太!

 

 

「六年生がいちばんかっこいい」が絶対的価値である忍たまの世界観

 

忍たまのおもしろいとこ、「良い意味で縦社会が絶対」ってとこだと思っていて、後輩は先輩に頼ってるところ、先輩は後輩を絶対に見捨てないところ、がどんな性格の生徒であっても共通してるのが好きなとこなんですけど、ミュはそれを5割増しにしてくれてるなぁと思いました。大人のオタクとしては「こういうのが見たかった」を見せてくれるコンテンツだな〜…感謝…としみじみ。

アニメの中で五年生と六年生の関係性は結構如実に描かれてる気がするけど、案外四年生と六年生の「学年同士の意識」みたいなのってわからないので、ミュで四年生が「どうせ六年生がかっこよくキメちゃうんでしょー!」みたいにぷりぷりしてるのかわいかったな。

最初に四年生が5人で出てくるところ、さすがアイドル学年…!!と唸るような華やかさと個性でキラッキラなんですけど、そのあと六年生が出てきたときの「真打登場!!」感がすごくて、この感覚ってアニメ観てるときもいつも思うから、いついかなるときでも「いちばんかっこいい」と思わせてくれる六年生ののことが本当にだいすき!って改めて思いました。

お化けが現れたときにとっさに「四年生!一年生を!」って託して自分たちが戦う判断を下す六年生。これが忍たまの六年生なんだよなあ。

 

四年生が5人でいるときのかわいさ何

 

編入生を2人抱えている個性派学年の四年生の魅力爆発な脚本で楽しかった!滝夜叉丸と三木ヱ門がずっと喧嘩してるとこ、綾部が滝夜叉丸に天然な態度をとること、タカ丸さんの「ボケなのに年上」という特殊な立場などなど、見所もりだくさん!

タカ丸さんが編入してくる前の3人だった頃、一体どうやって学年でつるんでたのかまったく想像できないんですが、タカ丸さんと守一郎が入ってからは「とにかくバラバラで団結力が皆無」と言われてるわりには5人で仲良く行動もしてるっぽいのが超かわいいなって思います。滝夜叉丸、綾部、三木は単体だとボケなのに、タカ丸さんと守一郎がさらにボケなので3人がツッコミ役に回らざるをえなくなる感じもかわいい。もうなんでもかわいい。

 

ひそかにずっと気になっていた「六年生とタカ丸はお互いになんて呼んでいるのか」を知れて楽しかったです。潮江くぅ〜ん、立花くぅ〜ん…!

タカ丸さんが5人におかっぱの変装仕掛けるのは、『学園長対四年生の段』のオマージュですよね?たぶん。

 

なんで五年生から尾浜くんだけ出たの!?笑

 

勘ちゃんのこと好きだけど、それはそれとして、五年生からこの脚本で1人だけ出すとしたら勘ちゃんなんだ〜!?っていう。。笑 特に四年生と絡みあるイメージもないし、タカ丸さんと同じ委員会の久々知くんとか、後輩の面倒見良さそうな竹谷くんとか、長次の委員会の後輩である雷蔵でも成立しそうと思ったけど、キャストさんの関係とかかな?過去作の流れを知らんけど、歌も踊りも上手だなぁと思いながら見てた。六年生には超低姿勢で、四年生の前ではしっかり者の顔になるという点で、このポジションに勘ちゃんはバランスが良いよね。

勘ちゃんが文次郎にビビリすぎてるのかわいすぎ!笑

 

原作では描かれない「生徒の過去」に踏み込むことに緊張

私、アニメ忍たまと忍ミュのものすごく大きな違いのひとつは、「生徒の過去や未来に踏み込むか否か」なんじゃないかと思います(落乱ではどうなんだろう?)。上級生が下級生だった頃とか、きり丸が学園に入る前具体的にどういう生活をしていたかなど、生徒の過去については想像の余地にまかせるのが忍たまの暗黙の了解なのかなぁとなんとなーく思っていたので、六年ろ組の一年生時代を回想シーンで挟むことにめちゃくちゃ緊張しました。どのくらい原作者の尼子先生が内容に関与しているのかよく知らないけど、これを公式と捉えるかどうかは個人的にはぼんやりさせておこうかな…と思いました。笑

だってだって、「長次の顔に傷ができたのはいつなのか」「そのとき小平太はどこにいたのか」「顔に傷をおった長次に小平太はなんと声をかけたのか」「長次は自分の顔の傷についてどう思ってるのか」なんて、ものすごくものすごく重大情報すぎて、こんなもんここで公開しちゃっていいの〜〜〜!?!?!ってなりません!?その一方で、マジで見たい部分でもあったので、回想シーン始まったときはマスクの下で唇を噛み締めたもんです。長次のソロ曲の中にある「いつかは言える 傷は名誉だと」という言葉がやたらと印象に残っています。

 

あと「タカ丸は将来忍者と髪結いどっちになる気なのか」みたいなのも、なにげに、アニメでは踏み込まないとこだよなぁと思いました。「僕としてはどっちでもいいんだ〜♩」とか言うタカ丸さんは解釈一致すぎる。

 

六年ろ組の”大親友”感、本当にすごすぎる

 

アニメでも六年ろ組って本当に”大親友”って感じがすごいな…といつも思っていて、*1今回の脚本はそんな長次と小平太の唯一無二の友情をものすごく描いてくれて大感動でした!!デュエットソング始まったとき何事かと思っちゃった。。「明るい君と優しい君」って、言葉にしちゃうと、うわ、そうだよね六年ろ組…ってなる。なっちゃう。

六年生は、い組もは組も名コンビだけど、ろ組って一番「大親友」って感じするんだよな。性格は真逆だけど、どこまでも対等で、お互いにお互いのことを一番大好きで、一番信頼してて、お互いに認め合ってる、そんな男の子たち。

ぱっと見、いけどんな小平太と見守る長次に見える2人だけど、今回の話は、長次がいなくなったと知った途端に武器も持たずに1人で駆け出したり、「長次を連れていかないでください!」と頭を下げ続けたり、取り憑かれた長次に首元に刀を振り下ろされてもよけずに目をそらさなかったりなどの、小平太側の深い愛にしみじみと泣かされました。無口で無表情の長次の気持ちが小平太にはわかる、っていうの、特に言語化されてないけど、アニメやミュのいろんなシーンで感じることがあって、そういう2人の絆の深さをものすごく感じて心臓が痛かったです。

最後の「山が綺麗だな」は、月が綺麗ですねと同じ文脈かなぁと思いました。2人で乗り越えた試練だったと思います。

 

小平太の役者さんが運動神経の塊!って感じで動きがめちゃくちゃ小平太だった。苦無をくるくる回すところかっこいい!小平太って本当にガチ恋ですよね…

ろ組は2人とも歌がうまくて、デュエットソング超〜〜よかった!!

 

他の4人も「あなたたちにも仲間がいるように僕たちもずっと一緒に過ごしてきた大切な仲間なんです!」って命がけで助けにいくの、六年生の絆だなぁと思って最高でした!六年生が6人でいるとき本当に最強だなぁ。

 

勇気100%一番爆笑したんですけど

ヘタミュ観たときも思ったんですけど、「原作の代表曲を舞台のカーテンコールで流す」という胸熱演出が大好きなので、忍ミュも勇気100%するんだぁ!!ってすごいわくわくしたのですが、サビで客席が一斉に踊り出したの、マジで知らんくてめちゃくちゃびっくりしました!笑

振り覚えたいのに、権利関係かなんかで配信では見れなくて超残念… でも四方八方肘鉄砲はやってくれてハッピーハッピーでした。いい歌だなぁ〜

 

印象的だったキャストさんの感想!

役者さんひとりも知らなかったんですけど、全体的にみんな歌も踊りもうまくて見応えありました!!忍者たちなので、基本みんな動きにキレがあってかっこよかったなー。

 

個人的MVPはタカ丸さん!タカ丸さんはあの甘く震えるような浪川ボイスがキャラの魅力を200%増しにしてると思ってるんですけど、役者の坂下さん、びっくりするくらいタカ丸さんの声でびっくりした…!「斉藤が読むとおとぎ話に聞こえる!!」ってセリフは笑った。

ついでにTwitter営業もお見事。残業代あげたい。 

 

 

なんか本当にタカ丸さんが使ってそうな絵文字の使い方ですごい。室町時代の男に「絵文字の使い方」の幻覚を見てるの意味わからんけど私は概念の話をしているんですよ!!!

ライブシーン?かなにかで、指ハートつくるシーンがタカ丸すぎてすごかった…あと最後の挨拶でみんなが頭下げるとこでタカ丸だけおじぎせず手を振ってるとことかもキャラ解釈うますぎる。

 

滝夜叉丸のひとは歌がうまいなと思いました。さすが学年1位…(?)

 

 

なんとなく立ち姿がきれいで華があるところ、滝夜叉丸っぽい。キャラ的に四年生5人でいるとき大体滝夜叉丸がセンターになるので、ハマってるなと思った。

 

文次郎の役者さんは顔が似てる!なんか、目のギラギラ感が文次郎。

 

 

 

 

 

良い幻覚をありがとうございます。

 

飛沫対策でみんなマスクしてたんですが、忍者装束だから違和感なくてよかったです。しかしこれって、学年みんな同じ衣装の舞台で顔を隠すってことなので、「客席全員が、眉毛とウィッグだけでキャラを見分ける能力を身につけていること」を前提とした対策なのがすごいなって思いましたwww 

 

あとは、舞台上に全学年揃ってるときは気づけば委員会ごとに近くにいてわちゃわちゃしたりのファンサもばっちりで目が足りなかったです!多分今回、直接会話するセリフはなかった小平太と滝夜叉丸もしっかりわちゃわちゃ芸してくれててありがたかった… 会計・作法・体育の六年四年コンビは、会話してなくても近くに寄っていくだけで高まるから強すぎる。そして最後に土井先生がきり丸を姫抱っこしたとき叫びました。

 

シアターGロッソ、初めて入ったんですけど、舞台が3段あるので後ろの方の席でもなんだか近く感じてすごくいい劇場だなーって思いました!コロナになって、舞台もライビュや配信でも見れるし私は十分配信でも楽しめるほうだと思ってたんですけど、忍ミュは生で観た方が断然楽しいと感じました。メインで喋ってる人以外の演技も細かいし、推しがたくさんいるから全体を全部観たいし、ほんとに久々にこんな生観劇でわくわくできたな。。

 

ちなみに、初見感想としては、ドクタケの登場時間この半分でよくない?笑 ってことと、子役もうちょい上手い子キャスティングできんのかなってことがどうしても気になるんですが、ずっと観てる人は特に気にならないのかなあ…どうなんでしょ。今回の貧乏神とかいなくても話成立するよなぁと思いながら観ていた。観にきてる人の9割はメインキャラクターを観たくて来てるのが2.5だとも思うので、難しいとこですよねー。なんか、まあ場合によるんですけど、アンサンブルが盛り上がりすぎちゃってる舞台って観てる側にはわかっちゃうし、気が散るので、個人的にはこういうの気になっちゃう。。笑

 

とか、思うとこもありましたが、全体的に多幸感すごすぎました、本当に観に行ってよかったです!!10月仕事忙しすぎて、公演開始時間直前まで仕事の電話してるようなギリギリ観劇だったのですが、忍ミュ観たあとずーっと体がぽかぽかしてて、なんとか10月を切り抜けられたので、まさに「趣味のおかげで人生頑張れる状態」になれました。

最後にこれだけは言いたいんですけど、観劇チケットに千秋楽の生配信と1ヶ月アーカイブの権利がついてくるっていうのホスピタリティすごすぎんか!?!?!他の2.5次元舞台をそこまで見ているわけじゃないけど、ここまでしてくれるのは個人的には初ですごくありがたいコンテンツだと思いました!

忍ミュ、過去のも全部見たいのでシアターコンプレックスの配信サービス入っちゃおっかな〜♩と思っています。

 

忍たま好きになって2ヶ月が経ったけど、平日毎日アニメあるし、ミュも観れたし、ほんとに毎日楽しいです♩

 

 

 

忍たまにハマった経緯の話(書いててよかったな〜と思う、いま読み返すとキャラへの認知が薄すぎておもろい)

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最近観た2.5次元舞台の感想はこちら 

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*1:『六年ろ組の挑戦の段』は神回

ハイキュー!がおもしろすぎて生きるのがツラい【シーズン1〜2感想】

ハイキュー!を履修中です。さすが少年ジャンプの看板作品だけあって、もう毎話MAXにおもしろい。少年ジャンプって本当にすごいな…と毎回思ってる。

 

ハイキュー!!(第1期)】アニメ無料動画の全話フル視聴まとめ | アニステ

 

シーズン1の1話からめちゃくちゃおもしろいですからね。私は第1話からフルスロットルでおもしろい作品が好きで、逆にいうと序盤そんなに面白くないけど後半めっちゃおもしろくなるから!みたいなものを見るのがタルすぎて苦手です。

 

めちゃくちゃどうでもいい話なのですが、私は社会人になるまでオタクではなかった(?)ため、部活が主軸のストーリーというものを生まれて初めて見ています。スラムダンクも、テニスの王子様も、タッチも、黒子のバスケも、弱虫ペダルも、あひるの空も、Free!も、マジでひとつも見たことがないため、めちゃそもそもなんですけど「部活って…まぶしい…!!」という気持ちになっています。

 

もっともそもそもなんですけど、”ハイキュー!”ってタイトルがもう勝ちっていうか、スポーツの種目名ずばりを作品タイトルにするって、「そのスポーツ漫画の代表作」にしか許されないことだと思うので、原作者の古舘先生の力量と少年ジャンプ編集部の力をビシバシ感じます。

 

で、今セカンドシーズンを見終わったんですけど、もうツラすぎて連休最終日が吹っ飛びました。青葉城西が負けたことがツラすぎて何も手に付かない…ツラ…と思っていたらなんか1日が終わってた。

1期で烏野が負けたときも何も手につかなくなって、ほんとにハイキューはメンタルをゴリゴリに削ってきて仕事に支障が出るから一気に見るのはやめようと思っていたくらいなのに、おもしろすぎるから見ちゃう。続きが気にならない回が1回もなくて、毎回盛り上がりポイントがあって、強さへの憧れも、弱さへの恥ずかしさもえぐるように描いてくるので私のメンタルもズタボロです。私、人生でこんなに何かをがんばったことねえ…まぶしすぎる、こんなにおもしろいもの見せてもらってるのに私がハイキューに返せるもの何もなくてツラい。

 

まず主人公の名前がもうすごい。「日向翔陽」って名前、主人公すぎてすごい。日向、翔、陽ですよ!?!バレーボール選手としては致命的に背が低いけど、圧倒的バネと運動神経、あとメンタルの持ち主っていうキャラクター設定が、うわああああジャンプだなあああああと、ジャンプをよく知りもしないくせに思う。

そんで主人公の相棒ポジなのかなと思ってたら、それはそうなんだけどどちらかというともう1人の主人公として置かれている子の名前が「影山飛雄」なのもまじですごい。陽と影。そして名前のとおりな髪の色をしてて、1話の時点ではお互いのことをライバルだと思ってて、その2人が同じ学校に進学したことから物語が始まるって、も〜〜〜すごいな〜〜〜!!!って思います。1期の時点で、お互いに大いなる欠点と突出した長所があり、お互いにしか補い合えない、でもお互いがいれば最強なんだって文脈で2人を描いて、それだけでもう最強主人公ズじゃん!!って思ってたのに、なんと早速2期で、それだけじゃダメってなってお互いがもっと成長しなきゃ…って展開なのもすごい。

烏野のユニフォームがオレンジと黒で、日向と影山の髪の色がオレンジと黒なのめちゃめちゃいいなあと思いながら見ています。2人で立ってると世界観が完成されているような熱さがある。

 

ちなみに私は1期の2話くらいからもうずっと影山くん推しです。私は天才の男に弱く…。あと多分、黒髪ツリ目が好きなのかもしれない(類似例:忍たまのきり丸)。

影山、あんななのにバカなのマジで愛おしい。作者の力量すごい。

 

陽と影で主人公コンビなんだなー、と思ってたら、主人公チームに「月」の名前が入ってる子がいて、日向と対になっている(身長は高く技術もあるがクールなタイプ)のもすごい。月島くんのこと当たり前にめっちゃ好きで、彼が東京合宿で一皮剥けたっぽいのも、多分まだ覚醒してないのもずっと気になっています。この先月島くんの物語もあるんだろうな。彼が試合で活躍しているシーンがあるとつい巻き戻して見ちゃうので、好きなんだと思う。

大地さん・旭さん・スガさんの3年生3人組も最高です。もしかしてもうスガさん、試合に出ることないのかなー(同じポジションでスガさんより上手い影山がいるから)と思ったりしてたら、最初の青葉城西戦で、そうくるのおおおという使い方をされてておもしろすぎて大興奮でした。すべてのキャラのポジションと性格や学年に意味があって、メンバーの采配で試合の流れが変わるのもバレーボールのおもしろさなんだなって思った。

エースがメンタル弱めって設定もおもしろいなーと思う。最初の伊達工戦で、あさひさんが過去のトラウマをチームの力で乗り越えたパイプのシーンは圧巻すぎた!あと、春高代表戦で、基盤が大事なんだよなという雰囲気を作ったところで大黒柱の大地さんが試合から抜けてしまうのも。。うわーーーーそんなことする!?ってめっちゃ思ったし、視聴者の私でさえ不安になったからチームの不安感たるやだと思った。

山口がなかなかサーブ打てないのもよかったな。見てるこっちはつらいわけだけど、多くの部活経験者は日向影山ではなく山口側だろうとも思うので(なんなら山口にすら届かない人の方が多いはず)。日向影山のようなスーパー主人公たちは見ていて気持ちいいけれど、山口や縁下のような人たちの弱さと成長も描いているのが、苦しいけどまぶしい。部活ってなんなんだろう。

 

あと、出てくるキャラクターたちが、出会い頭にまず身長を聞く感じが、今の私にはもうない価値観だけど、あの頃の一定の層には確かにめちゃくちゃ重要なことだったんだ…という感じで、痺れてしまう。スポーツには生まれつきの才能というものが存在するのは事実で、けど生まれつきのものだけでは決まらないのも本当。

 

で、こんなに烏野のみんなのことが好きなのに、及川さんに本当に決勝にいってほしかった 。及川さんと岩ちゃんのあの攻撃、決めさせてあげてほしかった。牛若との高校最後の対決、実現させてあげたかった!!!!!!私は無力…

”あれを決められずに 何がエースだ!!”は本当につらいけど象徴的すぎる名シーンだと思う。及川さんと岩ちゃんの絆について思いを馳せてしまう。

 

及川さんというキャラクター、好きにならん人おる!?って感じで、も〜〜〜、こんな2個上の先輩いたら絶対憧れちゃうってわかる。影山がこの人に憧れたのも、この人に一生勝てないかもって思うのも、だからこそ絶対勝ちたい、この試合でしか超えられるチャンスがないって思うのも、めっちゃわかる。そして、”及川徹は天才ではない”のももうすごい(これ、秀逸タイトルすぎる)。こんなに巧くて、かっこよくて、かなわないっておもう人なのに、この人は努力の人なのだという立ち位置に置くことで、この人の魅力がより強調されていると思った。

インハイ予選で、ピンチのとき及川さんは絶対岩泉さんに上げる…!って読めた影山が、最後逆に日向に上げるのを及川さんに読まれてしまう展開、アツすぎおもしろすぎでうなされました。。。

 

私は昔から幼なじみ萌えの人間なので、バレーボール漫画、「小学校から一緒にやってるコンビ」がたくさん出てきて超楽しい…!そんな中、主人公コンビが高校で出会ってるのもまたわびさびだと思います。

そもそもなぜハイキューを見始めたかというと、友達にキングダムの話してて、「元は敵同士だった王様と兵士が同じ目的のために手を組むとこから始まるんやけど…」みたいな説明をしたら、「ハイキューやん」って言われたのがきっかけだったな。

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
 

 

私は人と何かのコンテンツの話をしてて、「実質○○やん」とシナプスが繋がる瞬間が好きです。

 

音駒の黒尾と研磨くんもすっごい好きなので今後公式戦で当たるんだろうなーと期待が膨らんだり、今後3年生抜けちゃうの…?とか、九州や関西の選手の名前が出てきた以上いつか白鳥沢に勝って全国大会に行くんだろうか…とか、今後の展開がどこまで広がるのか、日向と影山はどこまでいって、どういう終わりを迎えるのか、気になりまくりです。漫画も読みたいな〜。

 

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

まずは白鳥沢戦見ます!

Amazonプライムで観てるよ。ちょうどOADOVAも配信開始したとこらしい。赤点とった日向影山の裏話おもしろかった…

 

 

私は子供の頃から運動神経がめっちゃ悪く、スポーツをしない人生を歩んできたのですが、ハイキューを見てると、本当に、部活をがんばった人生の人への憧れが高まるいっぽうです。

あと、ハイキュー見てると本当に「私はこんなに一生懸命に何かを頑張ったことがあるだろうか!?」といやでも思わされるので、この活力とヒリヒリする危機感を何かに役立てなくては、と思っている…。仕事でもなんでもいいんだけど。私はもう学生時代には戻れないのですが、彼らが部活に向き合うときの「絶対1番にはなれないのわかっててなんでそんなに頑張るの?」「そんなもん、プライド以外に何が要るんだ!」やら、「弱いからつまんねーんじゃね?」やら、「逃げる方がつらいってわかってる」やら、「究極言ったら、努力してないやつだって負けたら悔しい。けどこの悔しさを3日で忘れたらずっと勝てない」やら、そういうのって、部活以外の人生のいろいろなことにも当てはまるなぁ……と思うから、何か、私ももっと人生をがんばらなきゃ、と後ろめたい気持ちでひっそりと思うのであった。

 

全然どうでもいい話なんですが、いま同時並行で忍たま乱太郎を履修しているため、及川さんが岩ちゃんにぶりっこしてるときの喋り方、絶対最近聞いたことあるううううううと思っていたら、なんとタカ丸さんと同じ声でした。あのタカ丸さんの特徴的でかわいすぎるへにゃへにゃボイスが大好きなので、これは私としては大ニュースでした!

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及川さん、こんなにかっこいいのにチームの中ではいじられキャラなのもさじ加減素晴らしすぎる…

 

 

いまさら入門シリーズ、過去エントリはこちら。

 

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