「忍たまに出てくるキャラクターの苗字は尼崎の地名からとっている」という有名な逸話から、落乱/忍たまファンの聖地巡礼の地として大変有名であるという尼崎に行ってまいりましたので、レポです!!!
めっっっちゃ楽しかったです!!ハマったタイミングで行けてよかったーー!!
1日目
金曜日に午後休をとって羽田空港へ。16:30頃、伊丹空港を出て、タクシーで爆速で向かった先は!
尼崎市役所
「本当にここ…???」と不安になるTHE市役所な建物(地元のおじさんが「いつまで待たせんねん!!」と怒鳴ってらっしゃって尼崎の洗礼を感じた)の1階をうろうろし、恥を忍んで案内所の方に「あの〜、市役所の中に忍たまの何か…スポットが…あるとお伺いしたのですが…」と聞いたところ、「7階の観光振興課ですよ」と教えていただく。
すると…!!
すごい…!!全部忍たま……!!
もうとにかくどこもかしこも忍たまだらけのすごい観光振興課でした!!こんな職場で働きたい!!ポストあいてませんか!?
カウンターのところで「初めて来たんですけど…」と申告すると、光の観光大使に任命され、なんかいろいろもらいました(曖昧)。
右下のハガキサイズのものはラミネート加工になっていて、3種類の絵柄が楽しめます!私が六年生推しなので、六年生の絵柄が見える角度で撮ってみました。文次郎かっこいい!!
その上の名刺サイズの紙はスタンプラリーのシートで、裏に名前と来訪日を書いたらスタンプ(なんと苦無型)を押してくれるというものでした。たしか全キャラから名前を選べたと思うんですけど、そこで「潮江でお願いします…」って言うの、照れた。ちなみにこのスタンプラリーは5回きたら一学年進級というシステムだそうで、卒業するには30回来なきゃいけないという豪快さでウケました。人生ジャンルだね……
真ん中のリーフレットは、落乱聖地とは関係なく、尼崎の寺町を乱きりしんの3人がガイドする漫画を尼子先生が描き下ろしたものだそうです。すごいねー!
本当は土曜から観光する予定だったのですが、いい時間の便がなく金曜午後の便で行ったものの、結果として、「尼崎市役所は平日しかあいていない」ことに後から気づき、こんなに素敵な場所なら行けてよかったなーと思います!市役所に着いた時点で17時をすぎていましたが(閉館は17:30)、10〜15分もあれば楽しめる場所なので(じっくり見たい人は30分くらいみていてもいいと思う)、行けてほんとによかった。
あと、イラストを描いた人には缶バッジをあげるという企画?をやってて、数々の神絵師のイラストが飾られていてすごかったです…!
市役所を出て、ホテルに向かうバスの案内板に竹谷小学校の文字が!
1日目は阪神尼崎駅のビジネスホテルに泊まった。 阪神尼崎駅は繁華街?っぽいんですけど、道にある店の5割がパチスロで緊張。でも治安が悪いって感じではなく、尼崎ってこんな街なんだなぁ…みたいな感じ。
2日目
2日目からが本番です!とりあえず阪神尼崎でモーニング食べたいなと思って検索してたらここが結構出てきたので行ってみた。
尼崎にあって、モンパルナスというフランス風の名前で、名物がピロシキというおもしろいお店なのですが、ゆでたまごも食べられて美味しかったです。店内は昔ながらの喫茶店な雰囲気で、ゆっくりさせてもらいました。
そしてJR尼崎駅に移動し(阪神尼崎駅とJR尼崎駅はバスで10分!!注意!!)今回の旅の友たちと合流。
旅の友①:私の妹の友達。推しは一年ろ組・下坂部平太。
旅の友②:①の妹で、私とは尼崎で初対面だった。推しは三年ろ組・富松作兵衛。
生まれて初めて、初対面の人と旅行に行きました。行けるもんなんだね。
JR尼崎駅
噂の案内看板!!!
すごいすごい!!これが見たかったんです!! 浜くん参入前から聖地スポットだったんだろうけど、浜くん入って本当に全部キャラの名前になってるー!すごいすごい。
ただの案内看板をパシャパシャ写真撮る女たちの光景ももう地元の方には慣れっこだったりするんでしょうか…。
別の方向には今福って書かれた案内看板もありました。彦四郎〜!
そしてJR尼崎駅からわくわく隣駅へ。その名も…
JR立花駅
立花駅です!私は仙蔵の華やかさが好きで、数ある地名の中から”立花”を彼の苗字にしたのはとてもとても合っているなあ…と毎日思ってるんですが、そんな思いを馳せてる土地に降り立つことができ、非常に感動でした。
まあ立花駅は仙蔵が絶対に住んでなさそうな雰囲気なのもまたわびさびでした!!笑
立花駅を出てそこから10分ほど歩きます。
立花の中に喜八(郎)があることに意味があるのだ。
向かった先は…!
七松八幡神社
七松八幡神社!!地元の小さな神社って感じで、ここだよな…?ってそろそろ入ってみたんですけど、絵馬がもう七松先輩のファンアートだらけで絶対ここやとなりました。現忍ミュ七松小平太キャストの木村くんの絵馬もあってどきどき!!
※余談だけどこの前日に木村くん(とかずくんとけんちゃん)が100点満点なTwitter芸を披露してくれていたので余計どきどき…木村くんほんとに小平太の素質ありすぎるしガチ恋すぎる…
とりあえず…
— 渡辺和貴 (@kazukkyyy) November 20, 2020
ランニングでも行ってこよう。
風強いなぁーーーー
夜ご飯も何食べようかな〜
おっ👀💕
— 木村優良 オフィシャル (@teyanday_MK) November 20, 2020
ランニング部入部希望者ですか?✨
即廃部になりましたw
— 渡辺和貴 (@kazukkyyy) November 20, 2020
みんなで走ったあの道を
— 木村優良 オフィシャル (@teyanday_MK) November 20, 2020
僕は絶対忘れません。
あなたの姿がすぐにどんどん見えなくなっていきました。
— 渡辺和貴 (@kazukkyyy) November 20, 2020
けんちゃんと、彼とランニングをするのはもうやめようと誓いましたw
若い神主さんが対応してくださって(尼崎聖地巡礼レポで有名な人だ…)となりながら楽しくおしゃべりさせていただきました。学年カラーになんとなく寄せているお守りやら、なんとなぁくキャラみがある柄のお守りやら、ダマでやってんねん感がおもろかったです。お守りの中に波と鳩の柄があって「この柄のキャラクター、いるよね?」って聞かれて、下級生にしか興味のない連れが「まさか…三治郎の私服…!?」とか言ってたんですけど、兵庫水軍でした(でしょうね)。
勝手に作ったという尼崎探訪ガイドマップ(地名が学年カラー対応!!)ももらい、お守りをひとつ買いました!
しかもこのあと神社を出て、次のバスどれ乗ればいいのかな?とかうろうろしてたら、後ろから私服姿でチャリに乗ったさっきの神主さんが通りかかって、「どこ行くん?」「富松に行きたくて…」「富松反対やで!てか尾浜うどんも行きたいなら昼で閉まるから先行ったほうがいいで」とか行って、なんと午後の予定まで考えながら道案内してくれて、神対応(神社だけに)というか、オタク慣れしすぎていてすごかったです。こんなによくしてもらっていいのか?
「”七松神社”で日々エゴサしている」と仰ってたのできっとこのレポも読んでくださっていることでしょう、その節はありがとうございました!!笑
そして予定を変更して向かったのが、
尾浜うどん(風車の郷)
営業時間内のはずなのに「準備中」の看板が掛かっていて、まさか定休日…!?と思って電話したら普通に営業しており、「看板を開店中にするの忘れとったわ、裏返しといて」と言われて笑いました。
ここもお店の中忍たまグッズ&ファンアートだらけでした!!ファンの子が置いていくらしい。
食満とうふがセットでつけられる上に、その豆腐にかけるのが利吉醤油という、まあよくわかっていらっしゃる…な、お商売でございました。あと、奥に写ってる水を入れるコップも忍たまグッズで、選んでいいよ〜って最初に何個か見せてくださったので、綾部くんにしました。笑
同じ時間にお店に来ていた親子も聖地巡礼と仰っていたので、うどん屋の女将さん込みでいろいろおしゃべりできて楽しかったです。ここでGotoクーポン使ったよ。
そしてそこから徒歩で10分ほど歩く。
尾浜八幡神社
滞在時間1分。
このあたり一帯が「尾浜」なんですが、のどかな街でのんびりした気持ちになりました。
そして、次の目的地に向かう途中で私たちにはミッションがありました。
下坂部(交差点など)
下坂部ゲットだぜ!!平太ぁぁぁぁ!!!
下坂部は尾浜や久々知と近く、バスの中からとか、どこか降り立ったたとこからとかで看板の写真を撮ることができました。平太にまで会えてうれしい気持ち。
そしてバスで向かった先は…!
久々知須佐男神社
ここも聖地として有名なスポットなのですが、通常なら久々知兵助くんのイラスト入りの看板が立て掛けられているとのことだったのですが、今はなかったようです…かなり探したけどなかった、残念!コロナの影響でお守りや御朱印の受付も停止中とのことだったので、撤去されていたのかも。
そんでまたバスに乗って富松に向かいます!余談だがこのとき乗ったバスでいいもん撮れた。
富松に降り立ち、富松神社に向かう道で、わくわくな看板を発見!!
子供とび出し注意wwwww
あの子たちに注意する作兵衛の声が聞こえてくるようだ。
富松神社
すごく立派な神社でした!最近建て直したのかな?新しめできれいでした。七五三で来ている地元の子どもたちもちらほらいて、とてもかわいかったです!
富松城跡
富松神社から歩いたとこに富松城跡があり、ここに「3−ろ用具委員会」と書かれた看板があると聞いていたのですが見つけられず…残念。
近くに業務スーパーの富松店があり、「従業員さん責任感ありそう」というどうでもいい話をしました。
その後、バスでJR尼崎駅まで戻ります。バスからの道中見たもの。
上ノ島は通り過ぎるだけになってしまってバス停もぶれぶれなんだがどうにか撮れた。他にも上ノ島団地とか、地名がつくものいくつか見たように思います(多分…)。
そしてまた戻ってきた立花エリア。立花小学校通いたすぎるー!!笑 「ここに通ってる子全員完璧なんかなぁ」という与太話をしました。
あと、全然地名関係ないけど、いぶき歯科医院www
たしかこのバスに乗っているときにスナック浜(しかも店構えが紫)というお店を見た気がします。油断していて写真撮れず。
JR尼崎駅に戻る前に向かったのは!
潮江交番
似合いすぎるーーー!!!笑
交番にいる文次郎、想像できすぎて楽しいっ!!
晩ごはんまで少し時間があったので、駅前のキューズモールで、持ってくるの忘れた眉マスカラやらヒートテックやらを普通に買い物して過ごし、そこからまたバスで向かいましたのは…
喜三太(居酒屋)
美味しい大衆居酒屋さんでした!!めっちゃ食べたけどリーズナブルで幸せ。
そして本日のお宿!!駅を降り、ほんとにこの道?みたいな細くて暗い道をてくてく歩いていった先にあったのは…
竹家荘旅館
びっくりするほど風情のある、古民家の宿です!!この旅館の名前は竹「家」なんですが、この辺一帯の地名が竹谷なんですよね。
忍たま聖地巡礼で来ました〜って言ったら女将さんが快く対応してくださいました!受付の横に、尼子先生直筆の竹谷くんイラスト入りサインや、七松八幡神社のイラスト付き絵馬(今はもう作っていないもの)が飾ってあってテンション上がりました!!
通されたお部屋も情緒があってわくわく!タオルが心なしか一年生カラーに見える…。
3人で横に布団並べてこんな感じなのかぁ、じゃあ三ろ部屋はもう少し広いのか…という謎会話をしました。
古民家をそのまま使っている宿なので廊下とかは寒かったですが、部屋の中は暖房もきいてるし布団もふかふかだし、夜は熱いお茶、朝はコーヒーもサービスしてもらえてくつろげました。ただトイレとかはガチで寒かったので冬よりは春夏秋のほうが快適かもです。
すぐ寝りゃいいのにすごいくだらない話(兵庫第三共栄丸さんと山ぶ鬼の関係性など…)して夜は更けていくのであった…。
3日目
気合で早起きしてさっそく向かったのはこちら!
杭瀬駅
大木雅之助先生がらっきょうを作ってるのが杭瀬村ですね〜!
そして杭瀬にはもう1つ目的が。
浦風小学校
いいなー!!浦風小学校!!みんなちゃんと予習してるのかなぁ??笑
近くに学校だよりが貼ってある掲示板もあって、「委員会活動」の文字があってにやにやしてしまいました(だが冷静に考えて、知らん土地の知らん子供が通ってる学校だよりを読みにやにやしている成人女性は相当不審者なので、早めに立ち去る…)。
マックの横を通りかかったらマックが食べたくなってしまったので、予定にはなかったが朝マックを食べた。笑
そうこうしてたら乗るべきバス停がわからず、右往左往していたら、見知らぬおっちゃんが「バス停あっちやで!!」と声をかけてくれたおかげで乗ることができました。尼崎の人は普通に話しかけてくれる方が体感多くて、いい街だな…と思った。
バスで神崎工業高等学校を通り過ぎ…
写真撮れなかったけど、このバスで神崎交番も通りすぎたと思います。神崎交番、道案内できるのか。
このあたり一帯が神崎なんでしょうな。
そして潮江に降り立ち、しばらくてくてく歩く。余談ですが潮江の住宅街を歩いてる途中で表札が田村さんなお家がありました。もう思い残すことはない。
潮江公園
すごく広くて、ファミリーや学生さんたちの姿もちらほら。住宅地にこんな開放的な公園あるのうれしいよな〜と思うような公園でした。朝からすがすがしくて、鍛錬日和!
潮江公園なのに、火気厳禁なんかい!ってとこに六いみを感じてはしゃいだ。
そして、潮江公園に来てやることは一つ!そう!おにぎりを食べる!!
鉄粉おにぎりにするか迷いましたが(迷ってません)、確か戦場でかやくごはんはお米とおかずを別々で用意する必要のない画期的なごはん!という話が何期かの何話であったような気がするというおぼろげな記憶がよみがえったので、かやくごはんにしてみました。そんな話なかったらすみません。
そして次に向かったのは…こちら!
潮江素盞鳴神社
ここ超すごかったです!THE聖地!!
まず、お賽銭箱がそろばん!!
尼崎市はそろばんが強くて有名なんだそうです。
そして本殿の中に、尼子先生が奉納してる巨大絵馬が飾ってあります。
文次郎〜〜〜〜〜!!!!!!かっこい〜〜〜〜〜!!!!!
しかもその横に、袋槍とそろばんが奉納されてる。なんちゅうこっちゃ。袋槍とそろばんがあるってそれはもう文次郎なのでは?
そして令和元年に奉納されたという一年は組イラストも飾ってありました!かわいい!!
もともとこの神社は素盞鳴尊(すさのおのみこと)という、ヤマタノオロチを退治した戦の神をまつってる神社であり、素盞鳴尊は日本で最初に和歌を詠んだ人ともいわれてる文化・学問の神様でもあるので、つまり文武両道の神様をまつっている神社なんだそうです。
なので、神社の方いわく「文次郎さんも袋槍を持って戦ったり、算盤を持って計算したりしてるでしょ、だから文武両道というところがたまたまですけど合って、それでこうして一緒にお取り組みさせていただくようになったわけです」みたいなことを仰ってくださりました。急に私の男が褒められて勝手にドキドキしながらお話を聞きました。
東京から忍たま聖地巡礼で来たんです、ということをお話すると、社務所をご好意で開けていただけました!(元々平日は社務所があいてないみたいなんですが、私が行ったときは日曜午後しか開けていないと注意書きが貼ってあったような…コロナの影響かも?)通常期は中まで入れるらしいですが今はコロナ対策で人を中に入れられないので、外からでも見れるようにグッズや忍ミュキャストさんのサインを可能な限り外から見える場所に持ってきてくださってるとのこと。ありがたい…
忍ミュキャストさんの絵馬やサインもありましたよー!潮江文次郎役のかずさんはもちろん、立花仙蔵役のけんちゃん、中在家長次役の新井さんのものまで…忍たま愛にあふれててすごかったです。
建物は新しめできれいな神社でした!
ちなみにここ潮江がダウンタウンのガチ地元だそうで、神社建て直しのときにお二人が寄付されたので、ダウンタウンの名前の玉垣(石の柵のやつ…名前あってるのかな)がありました。
そろばんの玉がついているお守りを買いました!紐も心なしか六年生カラーでかわいい…
ちなみに、潮江素盞鳴神社からは神崎病院の看板が見えます。会計ライン!興奮。
心ゆくまで潮江素盞鳴神社を堪能した私は、すぐ横のお寺で誰かのお葬式をしてるのを見て、「私が死んだらここで火葬にしてくれ」と友たちに頼みました。
私「ここで火葬にしてほしいし、墓石はそろばんの形にしてほしい」
友「それもう文次郎の葬式ですよ」
てくてく歩きます。建物までは見に行けなかったけど、案内板に浜小学校の文字が!生徒みんなめっちゃ笑ってそうでいいなあ。
次に乗るバス停はこちら!
次屋・浜(バス停)
バス停撮れました!!次屋と浜が隣同士なんですね。
次屋と神崎が近いのもかわいい。(今気づいたけどなんで崎の字違うんだろう…ネットだとちゃんと神崎北団地で出てくる)
そしてバスで向かう先は!
園田駅
映画の舞台になった園田村でおなじみ、園田です。
園田村というと私が一番思い出すのはきりちゃんの「園田村ってお金持ってんだなあ」というセリフなのですが、彼に後ろ姿でこのセリフをつぶやかせた製作陣の手腕がすごいという話は長くなるので今回はおいといて…
ここから徒歩で向かうのが!
善法寺橋
伊作せんぱぁーい!!!
本当に超のどかな川にかかってる橋でした。下は緑豊かでところどころに黄色い花が咲いており、伊作と乱太郎が薬草詰みに出かけて留三郎が苦労した同室回を思い出すなどしました。他の人のレポによると”善法寺”って漢字で書かれたものもどこかにあるっぽい。
そしてまたバスに乗り、向かった先は…
食満豆腐 おおもと
まさかの、日曜定休日ーーー!!!
ここまで順調だったのに、ここにきて初の不運でした…!調べておけばよかった〜!!
仕方ないので食満先輩と豆腐小僧で写真を撮る。
この辺一帯が「食満」なんだと思います。食満って名前のつくものいろいろあった。
食満交番、たまらないですね…♡潮江交番とはまた違う昂まりがあります。なんのこっちゃ。
それにしても、善法寺と食満は同じ方角にあるんだなぁとしみじみ…長期休暇のときは途中まで一緒に帰ってるのかなとか妄想が膨らみました。
本当はこの日のお昼は食満豆腐の予定だったのですが、食べられなかったので、目の前のパン屋(おいしかったです)でパンを買い、食べながら歩く。
20〜30分くらい歩くと、猪名寺エリアに入ります!!
摂津国 猪名寺廃寺跡
主人公ズの苗字を掲げる石碑…感無量です!きり丸の名前についてる”摂津の”は厳密にいうと苗字ではないということで、広義ではみんな”摂津の”人たちってことなんかなぁ?とか考える。
ここにたどり着くまでの道のりも不思議すぎて、とても古そうな建物から、新築でファミリーが住んでそうな一軒家までごちゃまでに建ってる住宅街の奥深くにあり、尼崎って本当に不思議な街…としみじみ思いました。ちょっと昔の日本の街並みがそのまま残っているような。うまくいえない。高層マンションがほぼないんですよ。趣がすごくて…どこか懐かしく、美しくてすてきな街です。
そこからまたバスに乗り、再度、尾浜や久々知を通り過ぎまして…
乱太郎とグッズの世界 その壱(あまらぶ アートラボ A-Lab)
たまたま旅行で行った期間にやっていたので行ってきました。期間限定開催の展覧会です。忍たまの数々のグッズが陳列されていました。
おもしろかったのが、一年は組の教室を再現したエリア。
すご〜〜〜!!
そしてちゃんと土井先生の等身大(?)パネルがある〜〜〜!!!
は組のよい子になった気分で、推しの席に座ったりしてはしゃぎました。
あとはひたすら過去のグッズ(カレンダー、アクキー、キーホルダー、ぬいぐるみ、CD、DVD、書籍、スマホケース、etc...)が大量に飾ってありました。忍たまに入門して驚いたことのひとつがグッズの多さと、グッズが出るたびに新規絵なことなので、こうやって過去のグッズを一気に見れる機会をもてたのは新規ファンとしてはとてもおもしろかったです!
でもこんな展覧会、オタク以外誰が行くんやろと思いましたが、結構地元の親子とか、おばあちゃんたちとかも見にきてて、国民コンテンツなのかな…??と思ったりもしました。いや、尼崎コンテンツなのかも…。
まじでグッズがひたすら陳列されているだけで、何年にどういう経緯で製作されたグッズなのかとか何も教えてもらえません。本当に誰が何のために開催してるのか謎な催しでした。私はオタクなので堪能しました。
ここでグッズ売ってくれたらめちゃくちゃ買うのに…!!!
勘ちゃん×尼崎城のカードもらった。
本当はここまでしか予定をたてていませんでしたが、フライトまでまだ少し時間があったので、JR尼崎駅に戻り、そこから徒歩15〜20分ほど歩きます!
中在家緑地
緑地って何!?と思っていましたが、ふつうに公園でした!!長次〜!!
そして再びJR尼崎駅まで戻る途中に、DOI BUILDINGを見つけました!!
この建物は、レポによって入れてる方たまに見るかな?くらいなので、偶然見つけてびっくりしました。しかも私は気づかず通り過ぎようとしてたのを友が見つけてくれました。友よ、ありがとう。
金楽寺
そういえばこのあたりで金楽寺通ってる。というか金楽寺はこの道中何回か通ってるんだけど、ここで初めて写真を撮りました。ここで予算会議(と書いて合戦と読む)が行われたんやっ…!!
そしてJRに乗り、JR猪名寺駅を通り過ぎながら、向かった先は…
スーパー二年生エリア突入!!
JR川西池田駅
左近と三郎次、二人の名前がひとつの駅に…!!
そして、ここからつながっている隣の阪急の駅名は…
阪急・能勢電鉄 川西能勢口駅
こっちは左近と久作の名前がひとつの駅名です!久作なんて能勢電鉄というひとつの電鉄の名前になっててすごい。
交差点の名前も川西能勢口駅西でしたよー!
そんでここからタクシーで5分(フライト時間がせまっていたので私たちはタクりましたが、多分歩いても行ける)ほど乗って向かった先は…
アニメイト川西店
ここ、尾浜うどんの女将さんが「日本のアニメイトの中で一番忍たまグッズが充実している」と仰っていたので急遽行ってみることにしたのです!
夢の忍たまエリア…!!忍ミュグッズもありました。
向かい側にはこんなものも。聖地巡礼オタクに優しい!!こうやってイラスト付きで並べられると、改めて、本当にみんなの名前、尼崎の地名からとってるんだな〜ってしみじみ…当時の人の苗字ってそのまんま出身地のことだったんじゃないかな〜と思ったりするので、みんなこのへんの子供たちだったんだな、と思うとわくわくしますね。
自由に持ち帰りOKな聖地巡礼MAP4種類も置いてあったから、伊丹空港から来る人は最初にここに寄ってみるのもいいかも!
奥には能勢久作と池田三郎次の等身大(?)パネルが。
わーきゃー言いながら写真撮りながらも、「えっここ川西店なのになんで左近いないんだろ…」「まさか人気上位TOP2までしか飾れなかったとかじゃ(何それ)」とかガヤガヤしてたら、通りかかった店員のお姉さんが「川西くんはレジの横にいます〜」ととてもダルそうに教えてくれました。同じこと1日100回案内しとるんやろうな。ありがとうございますwww 店員さんの”川西くん”呼び、かわいい。
はい、川西くん。小さくしろちゃんも!「時友」もそんなに遠くない場所にある地名なんですけど、今回1回も写真におさめられなかった…一回、時友なんちゃら不動産みたいな広告見たのに!!撮っておけばよかった〜〜!!
17時半頃解散。これにて私の初めての尼崎聖地巡礼は終了です!!
行けなかった場所
2日間歩きまくり、結構回れたのではないかと思います!次回行きたい場所をまとめておきます。
- 食満豆腐 おおもと
行ったけど定休日だったので。尼子先生の直筆留三郎サインがあるらしいので、次回は絶対行きたい…!
- 七松温泉
尼崎市役所の近くにあると聞いていて、行きたかったんだけど時間の都合で行けず。行ってみたかったなー!
- 初島
- 二ノ坪
- 鶴町
一ろもみんな地名なんですね…!「鶴町」は、なぜかややはずれた場所にあるため今回は断念。会いたかったよ伏木蔵…!
初島は新地なんですねぇ。
- 時友
今度こそエリアまで行って写真を撮りたい。
- 三反田
場所的に絶対何回か通ってるし、シャッターチャンスも何回かあったはずなのになぜか1枚も写真撮ってないwww この忘れられやすさ、まさに数馬じゃん!!と笑いましたが、次回はちゃんと写真撮りたいです!
- 綾部
路線図見てたら見つけた、京都の駅名。もしかしたら喜八郎の地元なのかも…と思った。尼崎から超遠そうだけど、いつか行ってみたいね。
関西の路線図見てたら、この地名もしかして…??みたいなの結構あった。尼崎の地名じゃない苗字を持つキャラクターたちの由来を妄想するのもまた楽しいなあと思うのでありました。
次回への学び
- 2日ちょっとで6万歩歩き、足が死んだ。次回はスニーカーで行く。
- MAPなど、紙モノをもらうことが多かったので、クリアファイルが1枚あるとよかったかも。
- 目的地の定休日は事前に確認して行きましょう。
- Google Mapで目的地にピンすると旅仲間と共有できるというライフハックを今後も使う。
おわりに
忍たまの聖地巡礼は、キャラにゆかりのある何かがあるとかでなく「地名を歩く」ものだというのは前から聞いたことがあって、何それ楽しいんかよwと思っていたのですが、めちゃくちゃ楽しかったです!!コンビニのレシートもいちいちとってしまった。
キャラの地名がついた土地を歩くことって、本当にキャラがそばにいるような感覚になれ、こういうとこで生活してたんだなぁとしみじみ思いを馳せられるような、もうそこにいるだけで幸せな気持ちになれる、すっごく満たされた聖地巡礼でした。
初めて訪れた尼崎のことを大好きになったし、本当に帰りたくなかった!!
Twitterで「尼崎にずっといたいよ〜」とつぶやいたら、尼崎出身の友人に「そんなこと言う人生まれて初めてみたwwwww」と言われましたが、私は本気です!!帰りにSUUMOで尼崎の物件見ながら帰りました。
尼崎の不思議な魅力に包まれ、本当にふわふわとずっと幸せでした。室町時代と私たちが地続きなんだと思わせてくれる独特の空気感は、実際に現地に行ったからこそ味わえたものだなぁと思います。
絶対再訪します!!
忍たまと落乱の歴史が長すぎて、いろんな方のレポがインターネットに落ちており、ものすごく参考にさせていただきました〜。
あと、リンクは貼りませんが、pixivで #尼崎聖地巡礼 タグで漫画形式でわかりやすくレポってくれてる方の作品もたくさん読みました!!ありがとうございます〜!
今年1番の思い出かも、な尼崎聖地巡礼レポでした!
〈2021.08.20追記〉
再訪して、行けなかったところ巡ってきました!続編はこちら。
3ヶ月前に急に忍たまにハマった話はこちら
忍ミュを観た話はこちら